グランダムの愚王   作:ヒアデス

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第1話 闇の書

 『グランダム王国』

 ベルカという世界を治めんと乱立した国々の一つで、俺たちが住む祖国だ。

 俺はケント・α(アルファ)・F・プリムス。年は18。この国の第一王子として生を受けた。

 右眼は金、左眼は緑の虹彩異色(オッドアイ)

 この左右異なる瞳の色は、ベルカに点在する王族の証。王族以外にも偶然虹彩異色が顕れる者もごく稀にいるが、一般の人間は一代止まりなのに対して、王族は代々虹彩異色を受け継いでいる。ちなみに茶色の髪は瞳と違って特に意味はない。

 母は幼い頃に亡くなり、兄弟姉妹は()()()()()()()()いないため、肉親は父だけだ。

 しかし、この国の王である父に妾や庶子がいるとの噂は俺も何度か耳にしている。もちろん、父に聞けるはずもないが。

 

 

 

 

 

 俺を先導してきた文官は俺に待つように目配せしてから、扉の前にいる衛兵に何事か告げて一足先に謁見の間へ入っていき、しばらくして別の文官が入ってくるように促した。

 無駄な形式だなと心中でこぼし、一呼吸いれて開かれたままの扉をくぐり抜ける。

 

 

 

 

 

 謁見の間には、入り口から玉座の手前の階段までの両脇に貴族が並んで俺を値踏みするような目で迎え、その奥に玉座とそこに座るこの国の王、俺の父がいた。

 貴族たちには目もくれずに歩を進め、玉座の手前で立ち止まり父に向かって顔を伏せて膝をついた。

 

「ケント・α・f・プリムス、御前に参りました」

 

「おもてを上げよ。我が息子よ」

 

 どうせ上げさせるのに無駄な作法を。

 

 そう思いながらも「はっ!」と言ってから、俺はその顔を上げ父の方に向けた。

 そこには髭をたっぷりたくわえ、俺と同じ金色の右眼と緑色の左眼で俺を見据える父がいた。

 父はニ・三ほど数える間俺を見てから口を開く。

 

「ケントよ、なぜこの場に呼ばれたか知っておるか?」

 

「存じません。よろしければご教示いただけないでしょうか?」

 

 言った通り全く心当たりがない。下手に思い返してやましいことがあると思われる方が後々障りが出ると考え、即答で聞き返すことにした。

 父は玉座の前に並ぶ貴族たちの中で最も座に近い場所に立っている宰相を見て、彼の名を呼び目を合わせてから大きく頷いた。

 宰相はニ三歩歩み寄り、一礼して告げてきた。

 

「つい昨日、我が国に隣接するディーノ王国から陛下の元へ宣戦布告の書状が届きました。これに先立ってディーノからは様々な条件を突き付けられましたがとても飲めるような内容でなく、陛下はこの国と民の安寧を守るため自ら軍を指揮し、侵略者たちを迎え討つことをご決断されました。聡明な殿下ならここまで申し上げればお分かりでしょう?」

 

 ――ついに来たか!

 

 ディーノ王国。

 このグランダムの西隣に位置する国で規模はこの国と変わらない。

 しかし、ディーノはどの勢力からも独立しているグランダムと違って『ダールグリュン帝国』に与し、その庇護を受けている。

 

「私もその戦列に加われと?」

 

 俺の返事に父はうむと首を縦に振った。

 

「このグランダムの寵児たるお前の晴れ舞台だ。この戦をもって、ベルカを平定するのはあの聖書に選ばれたお前のいる我がグランダムであることを全土に知らしめようではないか!」

 

 右手を握りしめながらそう息巻く父に対し、俺は一度目を伏せてから尋ねる。

 

「恐れながらお尋ねします。ディーノはどのぐらいの兵を我が国に向かわせてきているのでしょう?」

 

 戦の準備をしている最中とあって頭に入れているのか、宰相はよどみなく答えてくれた。

 

「三万ほどですね。布告を届けて帰国する使者殿を()()()()するのと同時に放った、斥候から報告を受けています。ディーノ王自ら指揮する軍が自国の領内を進行しており、数日後には我が国との国境に到達するものかと」

 

 動員できる兵をほとんど向けられている状態か。確かに帝国を敵に回す危険を冒してまでその構成国を攻撃しようとする国など、帝国と敵対している()()()()()以外にはおらず、あの国々も帝国と戦う準備が整ったとは聞いていない。だから今の小康状態が続いていたのだ。

 

「恐れながら陛下、私から陛下に申し上げたき議がございます」

 

「申してみよ」

 

 この戦に際しての意気込みを聞かせてくれるものと思い、父は笑みすら浮かべて俺を促してくる。……余計言い辛いな。

 

「敵国ディーノは自国の守りを宗主国ダールグリュン帝国に任せ、兵のすべてを侵攻に回している状態。それに対し、我がグランダムは他の国々からの守りを固めるため、多くの兵を自国に残さざるを得ません。敵国と我が国の規模は同等、どうしても我が国の方が兵力は少なくなります」

 

「……何が言いたい?」

 

 俺が言おうとすることを察したのだろう、父は笑みを消していく。この時点で俺にはこの話が辿る流れが最後まで読めてきた。

 しかし、今更引くわけにもいかない。

 

「陛下、ここはディーノの軍勢と戦うのではなく、敵軍を止める手を打つべきだと思います。我が国が『聖王連合』か『ダールグリュン帝国』、このうちどちらかの傘下につくことを表明するのです! 聖王のもとにつけばディーノを圧倒する援軍が、皇帝ならばディーノへ侵攻停止の勅命が届くでしょう。一刻も早く飛行魔法を習得している使者を、聖王か皇帝のどちらかに――」

馬鹿者!!

 

 俺が提案を告げた瞬間、父は玉座から立ち上がり怒鳴り声をかぶせてきた。

 おもわず身をすくめた俺に対し、父は玉座に座り直し一転諭すように言ってきた。

 

「これしきのことで今さらそんな真似ができるものか! ケントよ、連合と帝国がしのぎを削る中、我が国がどうして今まで独立を続けてきたと思う? それはお前が()()()()()に選ばれたからだ。生まれたばかりのお前のもとに現れたあの書が、完成した暁には神に準ずる力を主に与えるという――あの“闇の書”がお前のもとにあるから」

 

 

 

 《闇の書》

 それは太古のベルカで作られた、あらゆる魔導を収集し、666ものすべての頁を埋めた時には主に絶大な力をもたらす魔導書。

 その反面、その書は独自の意志を持って動いており、自ら主と定めた者のところへ現れ、その側を離れることはないという。伝説上の書であり実在すると思う者はほとんどいない。

 しかし、その実在しないと思われていた闇の書は俺の手元にある。

 

 俺が生まれたばかりの頃、闇の書は赤ん坊だった俺のそばにいつの間にかあった。

 父はその書に興味を持ち自身の手元に置こうとしたが、その書は宙を浮いたり転移したりして、最後は必ず俺の元へ戻ってきた。

 その書は鍵穴がない錠から巻かれている鎖で封印されており、主だと思われる俺でさえ中を見ることはできない。

 父が強引に錠を破壊しようとしたこともあったらしいが、物理的手段でも本が破損する覚悟で放った魔法でも、錠にも本にも傷一つつけられなかったという。

 ここに至って、父や周りの重臣は錠に封印されている書物が伝説の闇の書だと確信した。

 それ以来俺は闇の書に選ばれた者と見なされ、書の主にふさわしい魔導師とするべく、ひたすら魔法の修練と勉学を施されてきた。

 

 

 

「闇の書の力があれば《ゆりかご》も恐るるに足りん。ベルカを平定するのは聖王を名乗るゼーゲブレヒトでも、己を雷帝などと呼ばせているダールグリュンでもない。書の主として生を受けたお前なのだ! お前と我らグランダムが戦乱を終わらせ、ベルカの世に平和と光をもたらすのだ。その手始めにこの戦で書の力を解き放ち、ベルカの覇者として名乗りを上げる! 

 お前はもうよい。部屋に戻り戦までに一つでも多くの魔法を習得せよ。後で武具と魔導鎧を持って行かせる――下がれ!」

 

 父に一喝され、俺は何事か告げてから謁見の間を後にした。

 

 

 

 馬鹿な! 中の頁を見ることもできない魔導書の力をどう解き放てというのか?

 そんな当てにならないものを国家存亡の危機に繰り出そうというのか!

 俺はこれまでの人生で最も強く父である王に憤った。

 そしてこれが、俺が父に対し強い感情を持った最後の瞬間となる。

 

 

 

 

 

 

 その数日後、グランダム軍は進行を開始し、俺も軍勢の中で馬車ではなく馬に騎乗するよう言いつけられ、そのまま国境まで同行させられた。未だ封印されたままの闇の書を持って。

 それからさらに一週間後、グランダムとディーノそれぞれの王が指揮する軍が、両国の国境線と定義づけられた森林を挟んで一時停止していた。

 ベルカの空はいつものように黒い雲に覆われ暗い。

 

 ディーノ軍三万に対しグランダム軍は一万近く。

 数に勝るディーノ軍は、森林の前に広がる平野であえて軍をとどめているのだろう。

 こちらが功を焦って森林を抜けたが最後、二万もの数の差を付けられたディーノ軍と、視界が広がる平野で野戦を繰り広げれば勝機はない。

 

 

 野戦だけは避けなければならない。しかし敵も自ら動いてくる愚は犯さない。

 敵が焦れて森林に踏み込ることがない限り、戦が始まることはないだろう。……この戦長くなるな。

 

 

 

 

 

 

 一方、グランダム軍とは森林を挟んで反対の自国領の平野に布陣するディーノ軍。

 

 その奥では数百以上の天幕が張られ、そこから戦場で敵軍を待つ兵士と、天幕で休息する兵士が出入りしていた。どの天幕も兵で埋まっており、どうしても入れない場合は外で寝ることを強いられている者もいる。

 貴族将校が居るいくつかの天幕を除いては。

 

 その一番奥の天幕にこの軍の総大将ディーノ王がいた。

 もっとも広いこの天幕には椅子に鎮座する王と、彼に戦況を報告するために出入りを許された伝令兵のみがいる。

 

「グランダム軍は国境沿いに到着しましたが動きません。このままだと数週間、あるいはひと月はかかるやもしれません。付近には村もありますが時間をかければ避難をすませてしまい、糧食を挑発することもできなくなるでしょう。如何いたします?」

 

 略奪するかと問うてくる兵に王は首を横に振った。

 

「好きにさせておけ。長期戦に備えて兵站は十分用意しておいた。国から輸送されてくる分も含めてふた月はしのげる。故にそんな()()()()()必要はない。……お前も知っているだろう。ダールグリュン皇帝が略奪を許さぬことは」

 

「……」

 

 皇帝の名を聞いて兵士は唾を飲み込む。

 

 

 

 帝国、そして帝国に服従する国々では有名な話だ。

 数年前、即位間もない皇帝は自ら一軍を率い、ある独立国に攻め込みその国を併合した。

 その戦の前に皇帝自らが、村や町などの非武装な場所への略奪や攻撃を禁じる命令をだし、その命令は全軍にいきわたった。

 

 しかし、ある部隊が国の端にあるため敵味方双方の目につきにくい村に踏み込み、虐殺、略奪、強姦などの無法を犯してから村や民を焼き払った。

 だが、わずかな村人が燃える村から逃れて帝国本軍に保護され、自国の兵の所業が明らかになったのである。

 これを知った皇帝は激怒。村人の証言や行軍記録をもとに村を襲った部隊を特定、部隊に所属する兵士をすべて捕らえ、王都だった街にて大衆の前で磔にした後、自らの雷撃魔法をもって足を切断、その後も死なぬ程度の苦痛を延々与え、力尽きかけたところを空から降り注いだ雷撃が消し炭にする。

 そんな処刑を一日おきに数人ずつほとんどの者に行い、強姦を犯した者に至っては、ここでは書けないほどの厳罰の末に命を落とした。兵たちは例外なく命乞いならぬ死に乞いを繰り返したという。

 

 それから皇帝は逃れてきた元村人の本国への移住などの保護と、併合した国の民を自国民として扱うことを約束。その国を帝国領とするすべての手続きを踏んだ後、本国から来た領主に明け渡し、自身は本国へ帰還していった。

 

 この話が伝わるにつれ、ダールグリュンは多くの民から恐れられる一方、民の保護者として帝国や属国の民から慕われるようにもなった。

 独立国の民の中には密かに、くだらないこだわりから独立を続ける王より、民思いで強い力を持つ皇帝の支配下に入り庇護を受けたいと考える者もいる。

 ただしこの皇帝、明らかに戦を楽しんでるふしもあるので、帝国民の中には皇帝とゆりかごという切り札を持つ聖王がいる限り、戦は終わらないのではと不安視する者も少なくないのだが。

 なお、ダールグリュンの別名《雷帝》は歴代の皇帝が雷撃魔法を主に使うことから貴族や一部の兵からそう呼ばれていたのだが、先ほど述べた処刑を行う際にこの魔法をふんだんなく使用したため、一気に民草にも広がった。

 

 それから帝国軍はもちろん、属国の軍でも略奪は名実ともにご法度となった。

 とはいえ、さすがの皇帝も属国の王や兵士を処刑する権限はないため、あの苦痛刑を課されることはない。しかしそれで皇帝の不興を買えば、来たる聖王連合との決戦において、自分たちが最前列に立たされ聖王軍に潰されることは想像がつく。

 

 

 

「グランダムの地と民は無傷のまま皇帝に捧げねばならん。案ずるな。王宮なら制圧するのが当然であるし、使用人に手をかけなければそこの宝物を奪うことくらいは許されるだろう。グランダムの地と引き換えに頂く皇帝からの恩賞は計り知れんし、グランダムの統治も任せてもらえるかもしれん。採算は十分採れる!」

 

「……」

 

 兵は口を閉ざす。

 ダールグリュンのもとでは略奪はむしろ危険な行いだ。それはわかる。

 食料を買い取ってもいいのだが、貧しい村から余り物を貰ってもたかが知れている。

 また、兵士相手だとどうしても村人を委縮させてしまい、後々略奪だと誤解されかねない。

 ゆえに、このまま延々と軍を遊ばせて食料を浪費していいものか。

 そんな兵士の考えを王は察して言ってやる。

 

「問題ない。あの策が通じれば嫌でも戦端は開く。敵が座して滅んでいくか破れかぶれにこちらへ突っ込んでくるか、我らはそれを待てばよい。……それより国境にいる軍にあやつはいるか?」

 

「――あっ、はい! グランダムの王子も王の補佐として戦場に出ている模様です」

 

 兵の返事に王は笑みを浮かべる。

 

「奴は黒い魔導書を持っていたか?」

 

「ええ。あの魔導書が闇の書と呼ばれるものかはわかりませんが、下馬した際には必ず抱えながら歩いていたと斥候と間諜から」

 

 そこまで聞いて王はふむとうなった。

 

「本当に持ってきていたとは、真偽はともかく敵の王は余程あれを旗印にしたいと見える。……今から各指揮官に伝えよ。グランダムの王子は必ず殺せ。持っている魔導書はわしの元へ持ってくること、燃えたなら残骸でも構わん。王子の首と黒い魔導書を持ってきた者には莫大な褒美を取らせる。よいな」

 

「はっ! 直ちに」

 

 兵は王の指示を各指揮官に伝えるべく天幕を出ていく。

 王はそれを見てからこの戦の趨勢を考える。

 

 ディーノ王の最大の目的は《闇の書》だった。

 数月前、グランダムの宮殿に勤めていた使用人だった女がディーノに亡命してきて、ディーノと雷帝への忠誠の証として、王子の部屋にあるという黒い魔導書の事をあるディーノ貴族に漏らしたのだ。

 それはすぐさま王に伝わりグランダム侵攻のきっかけとなった。

 

 正直期待は薄い。

 自由に飛び回り、自分の意志で主を決める本などはっきり言って胡散臭い。

 何より一冊の書にいくら魔法を記述したところで、ゆりかごを凌ぐ力など手に入れられるものか。

 しかし、グランダム王が何らかの確信を持ってその本と主となったらしい王子に、ベルカ統一の悲願を注いでいるのも確か。ならば一応王子を殺して闇の書も自分の手元に置いておくか。

 それにもし万が一、闇の書が伝承通りの力を持っていたら雷帝も聖王も下し、自分こそがベルカを支配できるかもしれない。

 そんな妄想を思い浮かべ王は思わず口を吊り上げた。

 

 

 

 

 

 

 グランダム軍は国境に到達してさらに数日間、逗留を余儀なくされた。

 王子である自分さえ天幕暮らしが慣れてきたところだ。すし詰めになっているという兵士たちよりはましなのだろうが。

 待つしかない。

 備蓄を減らした敵軍がやむなく森林に足を踏み入れるまで、あるいは侵略をあきらめるまで。

 だが、宣戦布告をして準備までしてきた敵軍がこんな事態を予想せずにいたのだろうか?

 嫌な予感が強くなってきたその時!

 

敵襲!! 敵襲!!

 

 前方からの叫びに思わず俺は天幕から出た。

 天幕から出た俺の前に、緑色の魔導鎧を着た見なれぬ兵が斬りかかってきた。

 体を横にそらし、間一髪敵の剣を避ける。

 

「シュヴァルツ・ヴァイス」

 

 持っていた魔導媒体を兼ねる剣、《ティルフィング》に魔力を込める。

 そして鞘から剣を抜き、紺色の魔力光が帯びた刃で敵兵を斬りつけた。

 

「ぐっ」

 

 俺の一撃は敵兵の肩から下にかけて入ったが、鎧に守られ深くはなかったようだ。

 敵は己の剣を構え直してくる。

 俺もそれを見て構えを取ったが、

 

「コメットキャノン!」

「ぐあっ!」

 

 側面から飛んできた火矢を頭に食らい、敵は頭部を消し炭にして命を落とした。死体からは勢いよく煙が上がっている。

 

「殿下! 御無事ですか?」

 

 俺を助けてくれたのはやはり黒の鎧をまとった自軍の兵士だった。

 

「ありがとう。しかしもう敵が攻めてきたのか?」

 

 味方の兵は困惑の色を浮かべながら頷く。

 

「飛行魔法を使える敵兵が千人以上、しかし……」

 

 兵はそれ以上は何も言わなかった。

 戸惑うのも無理もない。ディーノは飛行魔法に関する教育が進んでいるとは言えない。むしろ苦手なはずだ。

 実際今の兵士が言った通りなら攻めてきたのは千人くらいらしい。一万はいる自軍には圧倒的に足りない。

 そんな兵力差でなぜ攻撃など仕掛けてきた?

 そんな疑念は次の瞬間に吹き飛ぶ。

 

「も、森が――森が枯れているぞぉ!!

 

 声に従い森の方を見ると森の木々が黒く変色し、木々が細くなっていった。

 

 これはまさか……やられた!

 

 

 

 

 

 この時グランダム軍は一切の勝機を失った。常識で考えられる限り。

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