消えゆく白の群像   作:来星馬玲

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第三十ニ章 絶望壁の要塞

 陸の項

 

 

 例え絶望しか見えなくとも、

 守り続ける小さき者たち。

 いつか報われる事を信じて。

 

 

 空気が変わった。さほど長時間ではないにしろ、歌姫の歌声が届き、それは確かな成果を生み出した。

 

 あれから虚無の軍勢は散発的にではあるが、何度も襲ってきた。その度に全滅を覚悟していたのであるが、近隣の獣たちが加勢したこともあり、どうにかして退けることができたのだ。今日こそ敗北は決定的になると思われたが、歌声がそれを覆してくれた。

 

 キマイロンとスコールは肩を並べて完成した音叉の塔を眺めていた。

 

 音叉の塔は役目を全うし、歌声を響かせてくれた。今までの苦労も無駄ではなかったのだ。二体の鎧装獣は、ウル・ディーネたちがソールと協力し、皆を救ってくれたことを感謝した。その一方で、今回の戦いで散っていった多くの仲間たちが、この光景を見ることができないのが残念でならなかった。

 

 アウドムラが散り、その遺志を継いだヘイズ・ルーンもまた先の戦いで命を落とした。生き残った鎧装獣はキマイロンとスコール、それにもう一人。

 

 キマイロンたちのもとへ一体の獣が駆け寄ってきた。硬質化した強靭な皮膚に覆われ、槌の如き鼻を備えた逞しい体躯。昨日、鋼葉の樹林の獣たちを導く戦士として新たに任命された、鎧装獣オオヅチであった。王であるベア・ゲルミルは既に亡くなっているため、任命したのは王の側近だった鎧装獣キマイロンである。

 

「キマイロン殿。一大事です」

 

 オオヅチはキマイロンたちの側に辿り着くと、慌てた様子で言った。

 

「どうしたのだ」

 

 キマイロンが面と向かって尋ね、スコールもそちらを見やった。

 

「侵略者の一団が突然現れ、あなた方に面会したいと申しているのです」

 

 思いがけない言葉に、キマイロンは驚いた。

 

「侵略者だと。……今はそうではないと聞くが、眉唾物ではあるな。しかし、どうやってその機械たちと意思疎通ができたのだ」

 

「それなのですが、侵略者は我々の同胞を仲間に引きこんでいるらしいのです。侵略者と我々の同胞、両方の特性を持った者がいて、その者が相互の言葉を話しておりました。どうやら、ただの機械化とも違うらしいです」

 

「……どうする、スコール殿。奴らはつい先日まで我らの命を脅かす敵だったのだぞ。これは罠かもしれない」

 

 キマイロンはスコールの意見を求めた。スコールは少し考え込む仕草をしてから言った。

 

「会うべきだな。これまでの侵略者からのやり口からしても罠とは思えない。どの道、連中に総攻撃をしかけられたら、今の我々では全滅するだろう。それに、【虚無】に対抗できる何らかの糸口が見つかるかもしれぬ」

 

「……そう思うか。よし、ならば我々の腹は決まった。オオヅチよ、その者たちのもとへ案内してくれ」

 

「はい」

 

 オオヅチが踵をかえして鋼葉の樹林へ向かい、キマイロンとスコールが後ろからついていった。後には、塔の見張りに立っている何体かの獣が残された。

 

 

 

 面会を求めたのは二人の機人、それと彼らの技術で【虚無】に対抗するために改造されたというグリプドンたちであった。

 

 グリプドンは、南の戦士と双璧をなすと言われている、高い硬度を誇る甲羅を持つ四足の獣であった。その者たちがこうして侵略者たちと肩を並べているという事実が、キマイロンやスコールたちにとって意外だった。

 

 二人の機人はどことなく似た容姿をしているが、片方は白い甲冑のような装甲を備え、もう一人は全身が黒い装甲で覆われていた。形状こそ違うが、共に瞳には緑色の光を宿している。

 

「キマイロン殿、我らの申し出は他でもない、あなたとスコール殿に我らが根城、絶望壁の要塞まで来てもらいたいのだ」

 

 一体の大柄なグリプドンが仲間を代表して言った。

 

「絶望壁の要塞……ここから少し離れているな」

 

 キマイロンは唸った。鋼葉の樹林には、戦う力のない多くの獣たちが残されている。その者たちを守護する使命を帯びた鎧装獣である自分たちが、樹林を離れることには抵抗があった。

 

「ここの防衛は我々と機械の者に任せてくれ。あなた方をお送りする者はこちらにおられる」

 

 グリプドンが目配せをすると、一体の白豹がキマイロンの側に近づいてきて、一礼した。

 

「私は守護機獣スノパルド。キマイロン殿、それにスコール殿。ぜひ彼らの言葉に従い、私についてきてもらいたい」

 

 キマイロンは、スノパルドの名に聞き覚えがあった。そして、それをすぐに思いだす。

 

「あなたは、スノトラ様の守護獣。もしや、ヘイズ・ルーンが見たというドヴェルグ殿の件と関係があるのでは」

 

「そのとおりだよ、キマイロン殿。……実は、スノトラ様とドヴェルグ殿はある友人のもとへ向かおうとしていたのだが、【虚無】の襲撃に遭い、離れ離れになってしまったのだ。おそらく、ドヴェルグ殿が君たちに力を貸したことで、敵に感づかれてしまったらしい」

 

「そうであったか……」

 

「スノトラ様には守護巨獣ガラパーゾがついている。それに、歌姫の塔にいるヘルが遠方からとはいえ助力をしてくれている。おそらく、大丈夫だとは思うのだが……」

 

「それで、ドヴェルグ殿は、今はどこにおられるのだ」

 

「ドヴェルグ殿は絶望壁の要塞におられる。【虚無】の狙いはドヴェルグ殿だったらしい。奴らはスノトラ様ではなくドヴェルグ殿を執拗に狙ったのだ。……ドヴェルグ殿も本当はこちらにこられるおつもりであったのだが、重傷を負っているためそれもかなわず、今は養生なされている」

 

 ドヴェルグが重傷を負ったという話を聞き、キマイロンとスコールはむろん、周囲にいた獣たちの面持ちも暗いものとなった。

 

「実は、あなた方に来てもらいたいというのは、他でもない、ドヴェルグ殿の望みであるのだ」

 

 スノパルドがそう言うと、キマイロンとスコールは顔を見合わせた。そして同時に頷く。

 

 キマイロンがスノパルドの方へ向き直り、言った。

 

「わかった、スノパルド殿。では、そちらの言葉に従い、絶望壁の要塞へ参るとしよう」

 

 スノパルドは二体の鎧装獣たちが了承してくれたことに感謝した。それから、スノパルドは奇妙な電子音を出し、二人の機人に鎧装獣たちの了承を得たことを伝えた。

 

 キマイロンとスコールにはわからなかったが、それは、ソールを守護するヘイル・ガルフがファーブニルや二ヴルヘイムとの交信に使ったものと同じものであり、ミッドガルズがベビー・ロキと意思の疎通を行った電子音もまた同様のものであった。

 

 移動砲獣と化したグリプドンと機械たちに鋼葉の樹林の防衛を任せ、キマイロンとスコールは、スノパルドと護衛にあたっている二体のグリプドンと共に、絶防壁の要塞を目指した。鋼葉の樹林に唯一残った鎧装獣であるオオヅチは、己に課せられた責任に不安があったが、スコールに勇気づけられ、気を落ち着かせた。

 

 樹林を出るとき、キマイロンとスコールは、入口を守護していた銀燐竜ニーズホッグがもういないことを改めて意識してしまい、気を落とした。先の戦いでニーズホッグに救われ、何とか生き延びることができたラタトスカがそのことを察し、悲しげに鳴いた。それでもラタトスカは、精一杯の明るさをとりつくろって鎧装獣たちを見送った。

 

 

 

 絶望壁の要塞とは、グリプドンの一族が古くから住んでいる、天然の要塞とでも呼ぶべき場所であった。

 

 断崖絶壁に広がる威容が、見る者を圧倒する。侵略者が現れるよりも遥か昔、かつてこの世界で大きな大戦があった頃、この難攻不落の絶壁は、攻め落とそうとする者たちに絶望を与えた。敵対する者からは畏怖の念で、グリプドンたちからは敵に与える絶大な恐怖を称賛する意味で、いつしかそこは絶望壁の要塞と呼ばれるようになったのである。

 

 キマイロンたちが辿り着いた要塞は未だその威容を誇っており、その圧倒的な迫力に、キマイロンは思わず身震いした。スコールは感心するように天然の要塞を見渡している。

 

 三体のグリプドンが、客人である鎧装獣と帰還した同胞たちを迎えた。黄色の眼を光らせるグリプドンたちを覆う強固な甲羅には、やはり機械の筒が備えられており、この要塞の威容を際立たせていた。

 

「待っていた、友たちよ。さあ、こちらに参られい」

 

 キマイロンたちとともに来た二体と、番をしていたグリプドンの内二体をその場に残し、出迎えた一体のグリプドンがキマイロンたちを絶壁の内部に招き入れた。絶壁に穿たれた空洞では、多くのグリプドンや彼らと志を同じくする獣たち、それに機械が防衛にあたっている。

 

 地下深くへと傾斜している、不気味に変質した鋼鉄の岩石に覆われた隧道を進んでいくと、外からの光がほとんど届かなくなったが、微かな燐光を放つ茸が生えており、内部を照らしていた。

 

 内部の岩壁は外側とは違い、本来あるべき自然なものであることをキマイロンは見抜いた。キマイロンは、未だ汚染されていない環境がこうして残っていることに感動を覚えていた。スコールも感嘆の声をもらし、地上から離れた地下深くに未だ侵されていない自然が残されていることを嬉しく思い、それを護りぬいてきた絶望壁の要塞の獣たちに感謝の念を抱いていた。

 

 周囲には岩と土を横にくり抜かれた房室が、ちらほらと見受けられた。それらの内部にはそこで暮らす獣たちの姿があり、それは地上から避難してきた者たちだった。その多くは機械化と環境の変化に適応しきれていない獣であり、絶防壁の要塞の戦士たちはこの者たちを守っているのであった。

 

 案内役のグリプドンが一つの部屋の前で立ち止まると、横に退いた。スノパルドがキマイロンとスコールに中へ入るよう言い、先にその部屋に入っていった。キマイロンとスコールもつづいて中に入る。

 

 内部ではどういう原理か判別できないが、天井に大きな岩の塊があり、そこから光が放たれ、部屋全体を地上の昼間と思われるくらいの明るさで照らしていた。部屋の奥には明らかに道化のために造った寝台が置かれており、その上にドヴェルグが横たわっていた。

 

 スノパルドがドヴェルグの傍らにしゃがみ、その耳元で何かを囁いた。ドヴェルグは頷き、上体を起こすと、眼の前の二体の鎧装獣を見た。キマイロンとスコールは、亡き王ベア・ゲルミルの親友だった道化に敬意を表し、恭しく頭をたれた。

 

 ドヴェルグはしばらく黙って親友の部下であった獣たちを眺めていたが、やがてドヴェルグの体内からほのかな光芒が広がり、ドヴェルグの口が開かれた。

 

「待っていた、次世代を担う若き鎧装獣たちよ」

 

 ドヴェルグが言葉を発したことで、キマイロンとスコールは驚いた。ベア・ゲルミルから聞かされた話では、過去の大戦でヘルがドヴェルグの持つ歌声に眼をつけ、その声を奪おうとしたことがあったという。歌声の魔力を奪うことは叶わなかったが、ドヴェルグは言葉を失い、歌声の魔力の大半も喪失した。そのドヴェルグがこうして喋っているというのは、実に不可解なことであった。

 

 キマイロンたちの当惑を見てとったその存在は、それを振り払うように言った。

 

「私はドヴェルグではない。私はドヴェルグの体内に封じ込められている者。ドヴェルグの身体を通して、君たちに語りかけているのだ」

 

「……あなたは何者なのですか」

 

 キマイロンが尋ねると、その存在は答えた。

 

「私の名はフレキ。かつて君たちと同じ鎧装獣だった者であり、ロキによって生み出されたフェンリルの半身だ」

 

 鎧装獣フレキ。その名をキマイロンとスコールは聞いたことがあった。過去の大戦において、ベア・ゲルミルともに世界に災厄をもたらす存在と戦ったという、伝説の鎧装獣、双子の狼フレキとゲリ。その大戦で、フレキとゲリは命を落としたと語られていたのだが……。

 

 キマイロンが己の疑問を口にすると、フレキはすぐに答えた。

 

「私の肉体はあの時の戦いで、ゲリと共に滅んだ。だが、先代の【勇者】天戒機神グロリアス・ソリュートとロキの協力で、私はドヴェルグ、ゲリは樹氷の女神エイルの体内にその魂を封じこまれ、今日まで生き延びてきたのだ。来るべき【虚無】との戦いのために」

 

「【勇者】、それにロキとは何者なのですか」

 

「それはいずれわかる」

 

 ドヴェルグの体内にいるフレキはそう言うと、キマイロンから目を逸らし、スコールの方を見た。フレキは、スコールの獅子の如き金色のたてがみに覆われた顔の中で煌めいている瞳を、じっと見つめた。その瞳に宿る強い意志の輝きを見たフレキは、ドヴェルグの身体で大きく頷いた。

 

「君の名は何というのだ」

 

「スコールと申します」

 

「そうか、ではスコールよ。君に頼みがある」

 

「何でしょうか」

 

 スコールは内心困惑していた。おそらく、今鎧装獣の中で一番の実力者であるキマイロンを置いて、自分に向けられた頼みというものがどうにも解せなかったのだ。

 

「私の魂は、ドヴェルグの体内にいる限り、無力な存在に過ぎない。だから、それ相応の器を備えた選ばれし獣に、私の魂を託したいのだ。その獣とは……君、スコールに他ならない。君こそが私の魂を受け継ぐに相応しい」

 

「何ですと。し、しかし……」

 

 スコールには、自分が選ばれたということが信じられなかった。確かに戦士としての己の力には自信があり、鎧装獣の一員であるという自負もある。それでも、自分が世界の命運を賭けるこの戦いに置いて、伝説の鎧装獣の魂を受け継ぐというほどの大器だとは思えなかったのである。

 

「私よりもこちらにいるキマイロン殿の方が相応しいのではないでしょうか」

 やっと口を出た言葉であった。

 

「確かにキマイロンも素晴らしい意志と力を持っている。これからの鎧装獣を導いていくことができるのはキマイロンを置いて他にはいないであろう。だが、私の魂を託すというのはそれとは別の問題だ。魂とそれを宿すコアの相性とでも言うべきかな、それがあっている獣は、スコールよ、君を置いて他にはいない」

 

「……私にそのような大役が務まるのでしょうか」

 

 スコールがいつになく落ち込んだ面持ちで言うと、傍らのキマイロンが言った。

 

「いや、スコール殿。あなたは自分で思っているよりも素晴らしい才能と内なる力を秘めている。長年ともに過ごしてきた私にはそれがわかるのだ。それに、この私も、フレキ殿とスコール殿の魂のオーラには、やはり共通する何かを感じる」

 

「キマイロン殿……」

 

 王の側近であったキマイロン。かつてスコールが鎧装獣ではなくその下の一介の戦士に過ぎなかった頃、王を補佐し共に戦うキマイロンに対して憧憬の念を抱いていた。その後、義理の弟であるハティは鎧装獣の特性を持たなかったため、その一員に加わることは叶わなかったが、スコールは鎧装獣に選ばれた。それからは、スコールにとって、キマイロンは憧れの的ではなく、共に戦う親友へと変貌していったのである。

 

 今、スコールがキマイロンに激励され、その瞳を見た時、かつて自分が憧憬の念で以て見ていたキマイロンの雄姿が思い起こされた。スコールは、自分が憧れたキマイロンがここにいて、自分を認め、それが更なる高みへ臨むことを願っていることで、自分がそれだけ成長したのだという実感が湧いてくるのを感じた。それは、スコールの決意を後押しし、スコールは意を決し、ドヴェルグの体内にいる伝説の鎧装獣フレキの魂と面と向かった。

 

「わかりました、フレキ殿。私はあなたの魂を受け継ぎ、必ずや【虚無】との戦いに勝利してみせましょう」

 

「そうだ、スコール。その決意、忘れるなよ」

 

 ドヴェルグの全身が強い輝きに包まれた。その輝きはドヴェルグの身体から抜け出し、様々な色を持つ虹光の塊となり、宙を舞った。そして、光の塊はスコールの身体へと下り立ち、その全身を眩いばかりの輝きで満たした。

 

(我が魂、受け取るのだ。そして、我が導きに応え、もう一人の半身ゲリのもとへ向かえ)

 

 光はスコールの体内に吸い込まれていき、やがて収まった。

 

(ゲリ……そうか)

 

 フレキの魂を宿したスコールには、誰のもとへ向かえば良いのかわかっていた。スコールの脳裏では、弟の銀狐ハティの姿とゲリの姿が重なって見えた。

 

「私は行こう……我が弟ハティのもとへ」

 

 スコールが呟いた。

 

 

 

 絶望壁の要塞の至る所で喧騒が起こっていた。防衛にあたっているグリプドンたちが砲を構え、攻め寄せてくる敵に備えた。

 

 虚無の軍勢は要塞に近づくまで、その気配を察知されなかった。突如空間を突き破って現れると、絶壁に向かって進軍を開始した。たちまち砲撃戦が開始される。

 

 絶壁の上空からも虚無の騎士たちがわらわらと降下してきた。獣と共闘している機械の飛行物体たちがこれを撃ち落とそうと襲いかかったが、虚無の騎士の装甲は固く、さらにあまりにも膨大な数であったため、次々と要塞に侵入してくる軍勢を食い止めることはできなかった。

 

 傷ついたドヴェルグを地下に残して、外に出たキマイロンとスコール、それにスノパルドは、事態を理解するとすぐさま苦戦している仲間たちに加勢した。

 

 絶望壁の要塞を以てしてもこの敵を絶望させることはかなわないのか……とグリプドンたちの多くが思った。だが、諦めようとは決してしない。絶防壁は自分たちにとっては希望である。戦うことのできない小さな命を守護する砦。何があっても、自分たちの心まで絶望に染まってはならないのだ。

 

 同胞の命を救い、共に生き延びるため、絶壁の獣と機械たちは、虚無の軍勢に立ち向かった。




関連カード

●鎧装獣オオヅチ
白の巨獣・戯狩。
鎧装獣の一体。
フレーバーテキストでは、天空より飛来した虚神に立ち向かっている。
「新たな力の到来」を信じており、刹那ではあるが時間を稼いだ。
カードにおいては黄の軽減シンボルと黄のスピリットを回復する効果を持つことから、
同弾収録の氷雪の勇者皇ウル等を補助するデザインと思われる。
その為、「新たな力」は勇者皇となったウルのことかもしれない。

●移動砲獣グリプドン
機獣。
絶望しか見えなくても報われることを信じ、小さき者たちを守っている。
絶望壁の要塞のイラストで、要塞を守護しているのはこのスピリットたちであるが、
こちらのフレーバーテキストではグリプドンの方が絶望に抗っている。

冒頭の一文はこのカードのフレーバーテキスト。



●絶望壁の要塞
名所千選601。
天然の要塞。
これを攻め落とそうとすれば絶望を知るという。
イラストでは複数の移動砲獣グリプドンが砲を構えている。
なお、星座編では火星神龍アレス・ドラグーンが絶望壁の要塞を焼き、守備隊を全滅させている。
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