歌の項
目覚めると、そこは砂浜であった。僕の故郷のものを思わせる潮風に晒され、海水が緩やかな波を生み出しながら砂の上を滑り、砂を削り取って海へと戻っていた。ここの海水はとても澄んでおり、自分が白の世界にいるということを暫しの間忘れていた。
徐々に記憶が戻ってくると、ドヴェルグたちと別れ、金色の狐と共に天を舞い、闇を裂く光に包まれたところで、記憶が途切れていることがわかった。あとには忘却が広がるだけだ。でも、長い旅をしてきたような気がする。あの時スノトラや狐が喋っていたことが確かなら、自分は過去の世界に行っていたのだろうか。ちょっと信じられなかった。
もしかしたら、自分の星に帰ってきたのだろうかと思い、砂の上に立ち上がって周囲を見回したが、すぐにそうではないことを思い知らされた。
海岸には無数の塔が立っており、幾つかの塔の内部から見上げるほど巨大なヤドカリが顔を出し、こちらを探っていた。自分よりずっと小さな僕のことを警戒しているらしい。そのヤドカリから眼を逸らし、海の方を見ると、ここからそう離れていないところに島があった。なにやらごつごつしており、岩の塊のようにも見えた。その上部には何羽かの海鳥たちが空を舞っていた。
ふと、海の向こうを黒い影が横切った。その影は急速に大きくなっており、こちらに近づいて来ていることは明白だ。その影が日の光を反射させ、くっきりと姿を現した時、僕は恐怖に駆られた。あの形状は紛れもない、竜である。この世界を襲っている虚龍かもしれない。
僕がその場から急いで離れようと砂浜を駆けている間にも、竜は接近しつづけ、僕の上を一気に通過した。少し時間がたってから、ソニックブームの轟音が僕の耳をつんざいた。やがて鋼の飛竜がゆっくりと舞い降り、僕の眼前に着地した。
飛竜は僕のことをじっと見つめ、小さな電子音を一度だけ発したのち、黙ったまま立っていた。僕の中から恐怖心が薄れていった。今まで出会った虚龍ならば、その多くが問答無用で襲いかかってきたが、この竜にはその気配が見受けられない。周辺のヤドカリたちも特に意に関しておらず、この竜が脅威になるとは思っていない様子だった。
飛竜はもう一度電子音を発したが、僕には意味が伝わっていないと理解したらしい。機械の翼を羽ばたかせると、ジェット機のような轟音を響かせながら、天へと昇っていった。見たところ、空を飛ぶのに翼を動かす理由はあまりなさそうであったが、おそらく生身の竜であったころの名残なのだろう。
ここにいてもしかたがないので、僕は浜辺を離れ、木々がまばらに生えている陸地の方へと足を運んだ。
一帯の植物は自然のままのものもあるが、やはりこの世界の異変は避けられなかったらしく、不自然に硬質化したものも混在していた。時折、銀色の小動物が僕に驚いて駆けだし、遠巻きにしてこちらを見た。
見たところ、僕の故郷のシマリスなどの齧歯類を思わせる動物であった。似たような獣は至るところにいたが、中には機械化から免れたまま生き延びているものもいた。ここの環境のおかげなのだろう。
前方には森林が広がっており、その向こうには巨大な火山が聳えているのが見えた。尖った山の頂上からは黒い煙が噴き出しており、活火山であることを物語っている。あれが噴火すれば、ここもひとたまりもないのではと、不安になった。
同行者のドヴェルグはおらず、スノトラの姿もない。周囲には僕の言葉を理解できる者などいそうにない。見知らぬ土地で一人さ迷うのはこれまで何度も経験したことであるが、やはり頼りになる同行者と別れたことで、僕は心細かった。
しばらく歩いていると、たわわな銀色の果実をつけた大木を見つけた。ここにきて、自分が空腹感を覚えていることに思い至ったが、とても食べられそうにない。それでも近づいてみたが、果実からは冷たい金属の匂いが漂っており、これを食べると思っただけでぞっとした。
スノトラからもらった携帯食糧があることを思い出し、持っている鞄の中身を探ってみたところ、それはちゃんとあった。僕はほっとすると、木の根元に腰を下ろし、瓶の中に入っているビー玉のような形の食べ物を一粒取り出し、口の中に放り込んだ。どういう素材であるかはわからないが、それはラムネ菓子のような味がし、食感は心地好いものであった。僕はしばらく口の中でそれを転がし、自分の舌を満足させた。
近くで物音がした。木の後ろの方から何者かの気配を感じ、ふり返ってみたが、誰もいなかった。不思議に思いながら、立ち上がろうとしたとき、不意に自分の身体が浮き上がった。冷たい腕が僕を持ちあげている。見ると、それは氷のように冷たい金属質の装甲を備えた機人であることが知れた。そしてこの機人から感じられる、形容しがたい異質なオーラは、これまでに何度も遭遇したものであった。
「【虚無】……」
機人はその言葉に一瞬反応した。それきり押し黙ったまま僕を抱えると、森林の方に向かって疾走した。景色が高速で通り過ぎていき、僕はめまいを覚えた。機人の腕をふり放そうともがいたが、がっしりと固定された腕の前には無力であった。
やがて、僕を抱えた機人は森林に囲まれた火山の岩肌に辿り着いた。しばらく値踏みでもするかのように、固まった溶岩の上を慎重に歩いていたが、側の赤い崖の中腹にある亀裂に目をつけたらしく、一気に跳躍すると、その内部に入り込んだ。
亀裂の中は予想以上に深い。機人が全身で発光し、内部を照らしているのは、人間の眼でものを見ている僕のためであるような気がした。そうでなくとも、機人の眼光は常に鋭い光を放っており、前方を目で見て知覚することは容易いものに思えたからだ。
しばらくの間、機人は内部へと歩を進めていたが、歩みを止めると、僕の身体をそっと平らな岩の上に下ろした。僕が起き上ってその機人を見ると、驚いたことにその機人は、僕が生まれ育った星の人間がそうするように恭しく頭を垂れ、喋り出した。
「このような手荒なまねをして申し訳ない。あの場では獣たちを恐れさせるかもしれなかったのでな。……あなたは私のことを知らないであろうが、私の方ではあなたのことを知っている。あなたは今まで五つの世界を、生きたまま旅した放浪者……ロロ殿であられるな」
この言葉に、僕はさらに驚かされた。僕にはまだ恐怖心があったが、好奇心がそれに勝った。恐る恐る尋ねてみた。
「あなたは、何者なのだ」
機人が答える。
「私の名前はデュラクダール。あなたの言う虚無の軍勢の一員だ。そして、知将ゲンドリル殿よりあなたの命を狙うよう、命令されている。だが、私はそんなことなど不可能であるということを知っているのだ。ロロ殿、あなたは不死の実を口にしている」
一体この虚無の軍勢を名乗る機人は、どこまで知っているのであろうか。僕が何故、そのようなことまで熟知しているのか尋ねると、機人はあっさりと答えてくれた。
「私は五つの世界に一人ずつ配備されている、神器の称号を持つ騎士の一人なのだ。神器の騎士とは紅蓮のラ・ディアブロードを師とし、その門下生、藍紫のブリュナグオン、緑眼のデルファングス、黄道のパオ・ペイール、青嵐のガラドルグ、そしてこの私白夜のデュラクダールの五人によって構成されている。師のラ・ディアブロードを含めた我々六人は、お互いに次元を隔てての意思の疎通を可能としており、このたびの異世界侵略において、絶えず情報を交換し合っていたのだ。それでロロ殿、あなたが六つの世界に同時に存在しているという事実がすぐにわかった。もっとも、あなたが不死者になっているという情報は、パオ・ペイールとガラドルグがそれぞれ、友軍の光帝竜騎アルカナジョーカーと海帝竜騎ヴァン・ソロミューから聞かされたことであったが」
中には知っている者の名もあった。僕が黙っていると、デュラクダールは本題に入った。
「パオ・ペイールとガラドルグから得た情報によると、あなたは世界が【虚無】に呑まれて消滅していく光景を、目の当たりにしたそうであるな」
「……はい。確かに私は世界の崩壊を目の当たりにしてきた。ただ、あれで本当に全世界が滅んでしまったのか、急いで門を潜ったので真偽はわからない。……それはあなた方がやったことでしょう」
僕がそう言うと、デュラクダールは頭をふった。
「いや、世界の消滅は我々の望むことではない――我々とて生きているのだよ。隣り合わせに生きてきた【虚無】を武器として利用することもあるが、同時に【虚無】は我々が最も恐れているもの。我々は【虚無】から逃れるため、神の命令に従い、他次元侵略という行為に及んだが、あなたの仰ることが本当であるなら、我々の未来もまた絶望しかない」
虚無の軍勢が、本当は【虚無】を望んでいないという話は、僕にとって意外であった。もしかしたら、僕を欺こうとしているのではないかという疑いもあったが、そうだとしてもこうして僕に語りかける【虚無】の騎士の行動は解せない。
「パオ・ペイールの情報が伝達された時、我々はそれがすぐには信じられなかった。しかも、パオ・ペイールとの交信はすぐに途絶え、別の筋から得た情報によると、パオ・ペイールは我々を裏切ったと聞いた……」
暫し、デュラクダールは黙していたが、やがて話を続けた。
「我らの中で一番同胞たちを案じていたパオ・ペイールに限って、そんなことがあるなど到底信じられなかったよ。その後、事態は予想だにし得なかった方向へと進んだ。ブリュナグオンからの交信が唐突に絶たれ、ガラドルグがパオ・ペイールと同じことを言い、これもすぐに途絶えた。聞いた話によると、ガラドルグは命を落としたらしい」
そう言うデュラクダールは頭を落とし、とても悲しそうだった。僕は彼らの同胞に対する想いを感じ、それは僕が見てきた世界の者たちと同種のものであった。
「残された我々の誰もが、パオ・ペイールが正しかったのだと思うようになっていた。……だが、このことを神に進言した我らが師ラ・ディアブロード、それにデルファングスが、神の怒りを買った。……その後何の連絡もない。そうして、残されたのは私一人となってしまったのだ」
デュラクダールの眼光が私を見た。その瞳の輝きには哀願の情すらも感じられた。
「我々は神には逆らえない。だからロロ殿、あなたの力を貸して欲しいのだ。何故かは知らないが、あなたは間違いなく【星創る者】に導かれている」
【星創る者】、その名を何度も聞いてきた。何故か、今の僕にはそれがとても身近な存在に感じられた。
「……しかし、私は一人の無力な人間に過ぎない。私が救おうとした世界もすべて滅びの道を辿ってしまった」
「いや、あなたが現れてから、明らかに何かが変わりつつある。不死の実の話など、私や私の仲間の多くは信じていなかったが、あなたが不死者となったことで、私はその考えも改めた。私は、あなたがいれば――たとえ他の世界が手遅れだったとしても、この世界を救うことができるかもしれないと信じているのだ」
デュラクダールの話の真偽のほどは定かではないが、伝わってきた熱意は僕の心に深く響いたということは確かである。僕はこれまでの世界で、愛すべき仲間と世界を救うために行動してきた。その何れもが己の無力さを痛感するに終わっただけであったが、デュラクダールの決意を思うと、僕の中でもまだこの世界を救うために、自分のできることをしようという意志が、再び頭を持ち上げ始めていた。
「あなたは、魔界の貴族が支配していた暗黒の世界が、その後どうなったかもご存じであられるか」
デュラクダールの言う世界が、紫の世界であることはすぐにわかった。僕は頷いた。
「私は紫の虚神が現れ、世界中を【虚無】で呑み込んでいく様子を目の当たりにした。既に世界のおよそ九割は消滅し、私は間一髪のところで、魔族が暗黒の館に造った門をくぐり、【虚無】から逃れることができた。……おそらく、残された世界も虚神に滅ぼされたのだと思う。あの世界に、神に立ち向かえる力など残されてはいなかった……」
「紫の神。やはり……怖れていたことが……」
デュラクダールの驚愕は尋常ではなかった。しばらく、茫然自失としていたが、徐々に落ち着きを取り戻すと、語り出した。
「ブリュナグオンとの連絡が取れなくなり、あの世界を攻めていた同胞たちからの交信まで途絶えてしまったことで、我々一同は共通の不安を抱えていたのだが……紛れもない真実だったのか。……ロロ殿、紫の神、蛇凰神バァラルは他の神とは根本的に異なる存在だ。あの神の本質は【虚無】そのものであり、紫の帝、闇帝オプス・キュリテ様の力によって制御されることで、藍紫の地を維持することができたのだ。そのバァラルが解放されたとなると……破滅だ」
デュラクダールから感じられるものは絶望であった。だが、己の先ほどの決意がその絶望に対する抵抗を始めたらしく、激しく頭をふった。
「他の神と異なる存在という、バァラルとは何者なのだ」
僕がそう言うと、デュラクダールは少し間を置いてから答えた。
「バァラルとは【虚無】そのもの。【虚無】によって存在する【虚無】という矛盾。【虚無】の意志とは万物を消滅させ、【虚無】一色に染めることだ。そこには如何なるものも存在することを許されない。故に、バァラルはあらゆる存在を否定し、【虚無】に還す者。バァラルにとって、一番身近にある消し去らなければならない存在とは、バァラル自身に他ならない。だが、バァラルはこの世界が存在し、【虚無】が存在として認識される限りは存在しつづける。だからバァラルは全世界を消滅させるまで戦いを止めないのだよ、自分自身を永久に存在させないという目的を果たすために」
まさに真なる【虚無】の本質を知らされた瞬間であった。デュラクダールの言うとおりであるなら、【虚無】とは全世界の存在にとって共通の敵であることに間違いはない。
「ロロ殿、私はそろそろ立ち去らねばならない。感づかれてはまずいのでな……。それに私には、まだやるべきことがある」
デュラクダールが空間を捻じ曲げて、そのまま立ち去ろうとするので、僕は慌てて呼び止めた。
「あなたは私に力を貸して欲しいと言った。私にどうすれば良いというのだ」
デュラクダールがふり向いた。
「それは【星創る者】が導いてくれる筈。私は何より、真実を知り、あなたにも現状を知ってもらいたかったのだ。あなたはまもなくここを訪れるであろう、歌姫たちと行動を共にするのが良いと思う。私が仕えている白の神の行動にも解せないことが多すぎる……ロロ殿、心するのだ」
デュラクダールの全身が空間と共に歪み、消えた。発光が失われたことで、視界が闇に埋め尽くされた。
デュラクダールの話が本当であるとしたら、虚無の軍勢も、この世界の侵略者や、他の世界でも見てきた、それぞれの思惑でお互いに争っている種族たちと大差ないものであるのかもしれない。ただ、僕がこれまでの世界で見てきた虚無の軍勢の行いを考えても、デュラクダールの言葉をすぐに信用するのは考えものだった。
僕は手探りでもと来た道を引き返し、岩のごつごつした地面を慎重に歩みながら、亀裂の外へ向かった。
僕は亀裂の外に出てから、一帯の地形を把握するため、適当な足場を見つけて岩肌を登っていき、火山の火口付近へ向かった。
頂上から見渡してみると、どうやら僕のいるここは、他の陸地から遠く離れた島であるらしい。この島の側には、前に見たものと同じ岩の島が一つだけあったが、その島が微かに動いたように見えたので、僕はおやっと思った。
海の向こうから、飛行する影が近づいてきた。あの機械の飛竜かと思ったが、どうも違うらしい。慎重に眼を凝らしていると、見覚えのある竜の姿が映った。あれは、この世界に訪れた時に出会った虹竜アウローリアだ。
島の中からあの機械の飛竜が飛び出し、アウローリアと対峙した。一瞬、冷や冷やしたが、飛竜は島へと引き返し、アウローリアを島の中へ招き入れた。アウローリアもそれに従い、島の一部に広がる平原に下りて行くのが見えた。
それを見届けたのち、僕は火山を下り始めた。あのアウローリアの背には、ドヴェルグがいるかもしれない。最初に出会った時がそうであったように。
僕は一抹の希望を胸に、アウローリアの下りた場所へ急いだ。
「デュラクダールめ、連絡が滞っているではないか」
ゲンドリルの顔が歪んだ。
放浪者の調査のため、デュラクダールと騎士を数名送り込んだが、未だにこれといった成果は得られていない。
一度、放浪者と行動を共にしていたことがあるという、この世界の道化ドヴェルグと接触したという情報が、デュラクダールと行動を共にしていた騎士の一人から送られてきた。だが、とり逃してしまったと言う。ゲンドリルは取り逃したという話は信じていなかった。
放浪者の一件があってから、デュラクダールが妖しい動きを見せている。他の世界の神器の騎士の一件もあり、デュラクダールにも気をつけねばなるまい、とゲンドリルは考えていた。未だに神がそのことを捨て置いているのも解せなかった。
できれば、自ら乗り出して放浪者の調査に赴きたいが、自分には神から与えられた別の使命があり、おろそかにするわけにもいかない。その使命とはこの世界の制圧の際に障害となり得る芽を、一つ残らず摘んでおくというものであった。
「だが、ちょうど良いかも知れぬのう。ドヴェルグを追わせておいた一軍が発見したもの、絶望壁の要塞と連中は呼んでおったが――あれが消えれば未だ抵抗しつづける地上の者どもも、真の絶望がどういうものか思い知ることになるじゃろう」
ゲンドリルが腰をかけている機械の塊が妖しく発光した。それに共鳴するかのように、大気圏外に並ぶブリシンガメンの首飾りが順々に光っていく。作業に従事していた緑色の粘土状の物体がブリシンガメンの首飾りから離れ、目的を失い、さ迷うように浮遊した。
ゲンドリルが自分が腰をかけている機械を持っている杖でこつこつと叩くと、それを合図に粘土状の物体が集合し、次なる指示を待った。
「ようやくエネルギーも溜まったようじゃの。では、次の標的は絶望壁の要塞、それから鋼葉の樹林じゃ。あそこを叩けば我らが神も大分楽になる筈」
虚無の騎士たちではすぐに攻め落とせないと判断した場所には、ゲンドリルが自ら赴き、制御しているブリシンガメンの首飾りで消滅させる。歌姫の加護が十分に届いていなければ、ほんの一瞬で消し去ることができた。
セイたちが戦った、侵略者からゼンマイ平原と呼ばれていた獣の聖地も、そうやって消滅させた。あそこが聖地と呼ばれていた理由は、天命を終えた獣たちが来世での再生を祈り、眠りにつく地であったからだが、ゲンドリルの知っていることではなく、仮に知っていても興味のないことであった。
ゲンドリルが杖を振るうと、大気圏外に浮かぶブリシンガメンの首飾り全体が移動を開始し、その速度は急速に早まっていった。
関連カード
●ゼンマイ平原
名所千選566。
獣たちの墓場であり、
虚無の軍への最初の抵抗の始まりの地。
巨獣の森もまた、ゼンマイ平原と同様に墓場である。
自分の小説では獣機セイ・ドリルが
ブリシンガメンの首飾りの超エネルギーを受けて獣や機械と融合した地という設定。
後に侵略者と歌姫が手を組む象徴となる者が、
虚無の軍勢に乗っ取られた兵器の攻撃を受けながらも、
獣や機械の魂と合わさることで誕生したことが、虚無への抵抗の始まりという解釈。