いよいよバレンタイン狂騒曲も最終回です。楽しんでいただけたでしょうか?
果たして真犯人は誰なのか?そしてその動機とは?
お楽しみいただけたら幸いです。
それでは、どうぞ!
☆断章 6☆
―――来る。
匂いが近づいてくる。
やれやれと体を起こし、マスターが来るのを待つ。
協力者も身構えているが、その表情は読み取れない。
さぁ、バレンタインを終わらせよう。
☆一方そのころ☆
ぐだ 「さて、じゃあ行こうか」
マシュ 「どこへですか?」
ぐだ 「いつもは霊体化してるかシミュレーションルームだけど…」
ぐだ 「多分シミュレーションルームだね」
マシュ 「?いつもそこにいるサーヴァントの方っていましたっけ?」
ぐだ 「いるよ。一人だけ」
ぐだ 「いや、正確に言えば、一人と一匹、かな」
☆というわけで☆
マシュ 「シミュレーションルームに来ましたけど…」
ぐだ 「ん?どうしたの?」
マシュ 「どうやってあの人とコミュニケーション取るんですか?」
ぐだ 「あれ?マシュしゃべったことないの?」
マシュ 「私の知っているあの人はしゃべれないどころか首から上ないんですけど」
ぐだ 「そうだったんだね。じゃあついてきたらわかるよ」
マシュ 「ちょっと!?先輩!!置いて行かないでくださーい!」
☆in洞窟☆
ぐだ 「やぁ、真犯人さん。会いに来たよ」
ぐだ 「大体は予想がついてるんだけど教えてくれないかな?」
??? 「………………」
ぐだ 「ねぇ、へシアン・ロボ?」
ロボ 「ッガルゥゥゥ……」
マシュ 「やっぱりしゃべれませんよ!ナーサリーさんもエルキドゥさんもいないのに!」
マシュ 「どうやって話すんですか!?」
へシアン 〔なんや嬢ちゃん。ワイと話すのはじめてかいな〕←プラカード
ぐだ 「こうやって」
マシュ 「え、ええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!?」
☆いくつ突っ込めるかな?☆
マシュ 「待ってください理解が追い付きません!!」
マシュ 「まずなんでプラカードなんですか!?」
マシュ 「〇魂のエリ〇ベスかなんですか!?」
マシュ 「意外と達筆なのも驚きましたし!?」
マシュ 「そしてなんでエセ関西弁なんですか!?」
へシアン 〔なんやこの嬢ちゃんえらい突っ込みますなぁ。もしかして、ワイと同郷かいな?〕
マシュ 「いや絶対違いますしあなた関西圏の生まれじゃないでしょう!?」
へシアン 〔いい突っ込みやなぁ。ボケがいがありますな〕
マシュ 「うるさいですっ!」
☆本題☆
ロボ 「ガルゥゥゥウウ……」
ぐだ 「漫才はそこまでにして、マシュ。一応真犯人の前だよ」
マシュ 「悪いの私ですか!?」
へシアン 〔せやでー。いちいち突っ込んどったらキリがないさかい〕
マシュ 「元凶が何を!?」
ぐだ 「で、ロボはなんでこんなことしたの?」
へシアン 〔んー。コレ言うてええのん?〕
ロボ 「がうぅ」
へシアン 〔りょーかい。んじゃ、伝えますな〕
☆独りぼっち☆
へシアン 〔まぁ一言で言うと嫉妬やさかい〕
へシアン 〔コイツはまぁ。ワイ以外を主人として認めてない〕
へシアン 〔せやけど、新宿のときに縁が結ばれて、もう一人の主人、マスターを得たわけやな〕
へシアン 〔どうもそれが嬉しかったらしいねん。一緒にいられる人間を見つけたことが〕
ぐだ 「………………」
マシュ 「それなら、どうしてこんなことを……?」
☆シリアスが続かない☆
へシアン 〔ちょ、待ちーや嬢ちゃん。いちいち書くのも楽じゃないんやで?〕カキカキ
マシュ 「もっと他にいうことがあるのでは!?」
へシアン 〔ジョーダンやがな。この子ホンマにおもろいなぁ〕
ぐだ 「でしょ?僕の自慢のサーヴァントだよ」
マシュ 「こんな時じゃなかったら素直に喜べたのに…!」
☆要は…?☆
へシアン 〔まぁでも、コイツはどうも気に入らんイベントがあってな」
へシアン 〔気づいとるやろうが、コイツはバレンタインが嫌いや〕
へシアン 〔動物故に何を贈ったらよいかわからへん。動物故にチョコレートを食べたら死に至る可能性もある〕
へシアン 〔それはサーヴァントになっても同じや。どーしても超えられん壁みたいなもんやな〕
へシアン 〔じゃがマスターは、他のサーヴァントからはチョコをもらいお返しにとチョコを贈る〕
へシアン 〔それがどーも気に入らんねん。コイツはな」ナデナデ
ロボ 「がるぅ……」
マシュ 「そうだったんですね…」
へシアン 〔要は今流行りのツンデレ、ちゅーやつかいな!〕
マシュ 「それは違いますよ!」
☆ぐだからロボへ☆
ぐだ 「そうだったんだね、ロボ」
ロボ 「がるるぅぅううぅ……」
ぐだ 「じゃあさ、お願いがあるんだ」
ロボ 「?」
ぐだ 「僕をさ、キミに乗せて疾駆してほしいんだ」
ぐだ 「あの新宿の時のように、風のように速くさ」
ぐだ 「それじゃあダメ、かな?」
☆断章 7☆
醜い嫉妬だとわかっていた。
自分が関われない。だがマスターは他の奴らと楽しくやっている。
それが許せなかった。それなのに。
このマスターは、自分にそんなことを望むという。
それがお前の望みであるならば
それに応えよう
お前の、サーヴァントとして
☆これにて、バレンタイン狂騒曲、一件落着!☆
マシュ 「その後、私たちはへシアンさんが持っていた解除薬をカルデアの皆さんに届けに行きました」
へシアン 〔いやぁ、こんなしゃべり方やさかい。普段はあまりしゃべらへんのんよな〕
マシュ 「あのエセ関西弁の謎は後で絶対に解き明かすとして」
マシュ 「こうして、みんなが動物になったバレンタインは、終わりを迎えました」
マシュ 「皆さんチョコが食べられなくて嘆いていましたが」
マシュ 「え?私もマスターにチョコを上げてたじゃないかって?」
マシュ 「そのチョコはどうしたんだって?」
マシュ 「………ふふ」
マシュ 「たまには知らないこともあってもいいんじゃないでしょうか?」
マシュ 「あ、こら!そんなところにおしっこしちゃだめですよ!」
マシュ 「すいません。ちょっと犬を飼い始めて」
マシュ 「お世話が大変なんですね!知らなかったです!」
マシュ 「ね、先輩?」
最後はホラー風味の終わり方になってしまいました…
バレンタイン狂騒曲はこれで終わりです!次回からは普段の投稿に戻ります!
明日一日お休みをいただきますが、明後日からまた投稿を開始する予定です!
それでは、お読みくださりありがとうございました!
以上、ふわんて でした!