あれから数年が過ぎた。
えっ?時間が飛びすぎだって?でも変わり映えのない光景が続くだけだし、問題無いよね。
まぁとりあえず、この数年の間スターの能力に慣れる事を頑張った。
頑張った結果、慣れる事ができた。
本当につらかったけど、毎日少しずつ制限時間が、延びていったのは嬉しかったな。
今は能力の微調整を頑張っている。
微調整の練習で分かった事は、スターの能力の範囲は、既に最小単位だったと言う事だ。
最小単位は感覚的に大体直径1㎞程で、これ以上範囲収縮は見込めなかった。
正直扱いに困る。もうちょっと範囲狭くならないかなぁ~なんて・・・はぁ。
あっそうそう、話は変わるけど、あの熊夫婦はいなくなった。
理由?簡単だ。人に殺された。
なんで死んだのかが分かったのは、スターの能力だ。
感知範囲をどうにかもっと狭く出来ないかと思って、試しに逆に範囲を広げてみたら、殺された事を感じとれたからだ。
近くには人サイズの人型の何かが、動いている気配がしたので、間違いは無いだろう。
スターの能力で分かっていたけど、母熊は子どもを妊娠していた。
まだ本当に小さい受精卵だったけど、アレは殺されさえしなければ産まれてくる命だった。
別に何も思っていないけど、冬場においては最高のあったか毛布だった。
そして季節は秋、そろそろ冬へと変わる頃・・・
その時、私に電流が走った。
「私の毛布に何しとんじゃ貴様ぁ」
って感じにね。
えっ、人間はどうなったかって?四眼の黒く体格のいい狼集団に喰べられたんじゃない?
ちなみにその人間のお陰で、この世界がどこなのか漸く分かった。
『HUNTER×HUNTER』だってさ。
「ぐわっ・・馬鹿な、俺の念がきかねぇ・・だと・・・」ガクッ
とか言っていたからね。ハンター証(☆無し)も手元にあるし、間違いないでしょ。
売れば億単位のお金が、手に入る代物だっけ?身ぐるみ剥いで、残りは言わなくても分かるか。
まぁ分かった所で、時系列が何時なのか、サッパリ分かっていないけどね。
それと人間は1人じゃなく複数で、内1人は12本足の蜘蛛みたいな刺青が彫られていたね。
厄介事の香りがする。
そして熊親子が狙われた理由は、やっぱり毛皮だった。
資料にそう書いてあったからね。
熊親子ぐらいだと億単位取引だってさ・・・
綺麗にはぎとられて、完璧な処置がされてたよ。最高のモフモフ具合だ。
テントやら、何やらを回収して、樹洞内は快適になりました。
ん~そろそろ3つの身体を、同時に操作できるように練習を始めようかな~?