「これは一応」
「こっちはどうしようかな?」
「これはいらないよね」
ガヤガヤしながら、私は荷物をリュックに詰め込んでいた。
ちなみに今のリュックの中には
| ハンター証 | 課金用 | 4個 |
| 拳銃 | とりあえず持ってく | 2丁 |
| 水筒 | 水入り・気分転換用 | 3個 |
| 257という番号が刻印されている | 1個 | |
| 四腕熊の毛皮 | 毛布として | 2個 |
| サバイバルナイフ | 特に無し | 1個 |
| 折り畳み傘 | 雨天用 | 3個 |
| 爆弾 | 薔薇のマークが描かれている | 1個 |
| 携帯電話 | 電池切れて使えないゴミ | 15個 |
| フライパン | なんとなく | 1個 |
| 宝石の付いた装飾品 | 課金用 | 4個 |
が入っている。
こうして旅の準備みたいな事をしているのは、ついに何者かが近くまで来たからだ。
精度を上げたスターの能力で、その何者かは確実に人間だ。と確信している。
「よし、いくぞー」
「「おぉー」」
詰め込むもん詰め込んで、とっとと樹洞から出ていく。
出入り口を出て見える景色は死屍累々、この場所の主である熊夫婦が死んでから今日まで、未だに新たな森の主が決まっていない。
どこもかしこも動物の死骸だらけだ。
「「「うぇー」」」
長らく見ていなかった森の景色を見て、あの綺麗な森はもう無いのだと感じた。
「ぐぉお」
ゴリラっぽい何かが現れた。
沢山の猿やらゴリラやらを従えている。
「ぎゃぁあ」
カラスっぽい何かが現れた。
大量の鳥の大群を従えている。
「ぐるぁ」
オオカミっぽい何かが現れた。
四足獣に分類される大量の動物が、群をつくり一匹に従っている。
三つ巴のアニマル戦争が始まった。
「うわっ」
ゴリラ?が石を投擲し、私は回避する。
「ひゃっ」
鳥の大群が突撃してくるのを回避する。
「どわぁ」
オオカミは前足を振って、斬撃を飛ばしてきて、それを回避した。
どの攻撃も私に向けての攻撃では無い。
なぜなら私は、サニーの力で姿が見えていない。
声もルナの力で消している。
匂いで見つかる事も無い。
念の「円」を用いても気配を感じる事は不可能だと、あの日の出来事で分かっている。
「「「くそがぁ、邪魔すんなぁ」」」
戦争が激しくて中々先へと進めず、イライラが溜まった私は、勢いに任せてスペルカードを発動させた。
「日・月・星熱『アイスディゾルバー』」
私はこれを発動させた。
内容は、空へと舞い上がり、空から大量の星型弾を降らせて、さらに三妖精からはコメット弾が放たれると言うものだ。
そしてどこからともなく現れた弾幕によって、この瞬間の戦争は混乱を招いて、休戦となった。