転生3妖精?   作:蟲鳥獣

6 / 12
第5話

「これは一応」

「こっちはどうしようかな?」

「これはいらないよね」

 

 ガヤガヤしながら、私は荷物をリュックに詰め込んでいた。

 ちなみに今のリュックの中には

 

ハンター証課金用4個
拳銃とりあえず持ってく2丁
水筒水入り・気分転換用3個
生命力と言うべき何か(オーラ)を纏うナイフ257という番号が刻印されている1個
四腕熊の毛皮毛布として2個
サバイバルナイフ特に無し1個
折り畳み傘雨天用3個
爆弾薔薇のマークが描かれている1個
携帯電話電池切れて使えないゴミ15個
フライパンなんとなく1個
宝石の付いた装飾品課金用4個

 

 が入っている。

 こうして旅の準備みたいな事をしているのは、ついに何者かが近くまで来たからだ。

 精度を上げたスターの能力で、その何者かは確実に人間だ。と確信している。

 

「よし、いくぞー」

「「おぉー」」

 

 詰め込むもん詰め込んで、とっとと樹洞から出ていく。

 出入り口を出て見える景色は死屍累々、この場所の主である熊夫婦が死んでから今日まで、未だに新たな森の主が決まっていない。

 どこもかしこも動物の死骸だらけだ。

 

「「「うぇー」」」

 

 長らく見ていなかった森の景色を見て、あの綺麗な森はもう無いのだと感じた。

 

「ぐぉお」

 

 ゴリラっぽい何かが現れた。

 沢山の猿やらゴリラやらを従えている。

 

「ぎゃぁあ」

 

 カラスっぽい何かが現れた。

 大量の鳥の大群を従えている。

 

「ぐるぁ」

 

 オオカミっぽい何かが現れた。

 四足獣に分類される大量の動物が、群をつくり一匹に従っている。

 三つ巴のアニマル戦争が始まった。

 

「うわっ」

 

 ゴリラ?が石を投擲し、私は回避する。

 

「ひゃっ」

 

 鳥の大群が突撃してくるのを回避する。

 

「どわぁ」

 

 オオカミは前足を振って、斬撃を飛ばしてきて、それを回避した。

 

 どの攻撃も私に向けての攻撃では無い。

 なぜなら私は、サニーの力で姿が見えていない。

 声もルナの力で消している。

 匂いで見つかる事も無い。

 念の「円」を用いても気配を感じる事は不可能だと、あの日の出来事で分かっている。

 

「「「くそがぁ、邪魔すんなぁ」」」

 

 戦争が激しくて中々先へと進めず、イライラが溜まった私は、勢いに任せてスペルカードを発動させた。

 

「日・月・星熱『アイスディゾルバー』」

 

 私はこれを発動させた。

 内容は、空へと舞い上がり、空から大量の星型弾を降らせて、さらに三妖精からはコメット弾が放たれると言うものだ。

 そしてどこからともなく現れた弾幕によって、この瞬間の戦争は混乱を招いて、休戦となった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。