「到着しました。人間の町ー」
「「いえー」」
はい、到着しましたよ。人間の住む町にね。
文字は読めないけど、『パドキア共和国』の近くでしょ、いやだって目の前に『天空闘技場』が見えておりますからね。
さぁて、どうしようかな?
人間の町に辿りついてからの事を、一切考えていなかった。
てきとーに動こうにも、土地勘無いからすぐに迷うだろうしなー。
・・・どうやら、286期ハンター試験をやる時期らしい。
主人公が確か、287期ハンター試験を受けていた様な気がする。つまり来年の試験を主人公一行は受ける訳だ。
うーん、興味は無いけど、一応行って見るかぁ。
はい、と言う事で、ハンター試験会場に来ちゃった。
試験会場に到達するのは、楽勝だったね。だってヒソカ見つけちゃったから・・・。
後をつけて行ったら、試験会場に辿り着いたよ。
しかし未だに姿を見せていないから、参加資格になるナンバープレートを貰ってない。
姿を見せたくは無いし、見せたら面倒事が確定しそうなので、こっそりとプレートを貰っといたと言うか、スリ取っておいた。もちろん、きっちり3枚ね。
しかしこのナンバープレート、生命力を纏っている。やっぱりこれ、オーラだよなぁ。
ヒソカを見る限り、ソレっぽいからね。
おっと、どうやら試験が始めるらしい。
最初の試験は、『鬼ごっこ』ね。
試験官から一時間を、逃げ切れば良いみたい。
隠れても無駄なんだろうな、プレートの発するオーラって、目の前の試験官と同質のものみたいだしさ。とりあえず、天井に貼りついておこう。
ここなら見つからないだろう、だって試験官が小さい円を発動したからね。
天井にピタッと貼りついておけば、円に触れる事も、感知される事も無いと判断できる。
おぉ、凄く速い。ただ実力さえあれば、避ける事は容易いだろう。
現に何人かは、簡単に避けてる。
ヒソカは単純に、身体能力で避けているね。
よし、1時間経った。
めっちゃ退屈だったなぁ、いや見てる分には面白かったけどさ。張り合いってものが無いから、めっちゃ暇になるんだよね。
おっといけない、いけない。気を抜くのは駄目だね。
会場を移動するらしいから、ついて行かないとね。
どうやら、私の事には、存在だけ気がついているみたい。だが一体何者なのか、分かっていない様だ。正体は可愛い可愛い、常時1人3役の妖精さんです。
まぁ最終試験とか、1VS1とかになるまで、姿を見せる気は微塵も無いわけですけどね。
おっと、どうやら第2試験会場に到着したみたいだね。
さぁ、適度に頑張るぞ。