特急「北斗」ニセコ・積丹殺人事件   作:新庄雄太郎

2 / 7
今回は、南が公安隊に配属した頃の事件を書いてみます


身元照会

次の日、特急「北斗12号」で起きた殺人事件は公安特捜班に伝えられた。

 

「はい、わかりました早速調査いたします。」

 

と、捜査主任の小林洋介は電話を切った。

 

「おい、南、小泉、北海道警から捜査協力の要請だ。」

 

と、メモを渡す。

 

「早速、調べて見ます。」

 

と、言って南と小泉は捜査をする事になった。

 

「本当に、「北斗」に乗ってたのかな。」

 

「道警では、女と一緒に乗っていたと言っているんだ。」

 

「しかし、その女性が函館で消えたと言ってるんだ。」

 

「とにかく、調べて見るか。」

 

「ああ。」

 

南は、時刻表を見て特急「北斗12号」の時刻を調べて見た。

 

「小泉、これが「北斗12号」の時刻だ。」

 

「なるほど、千歳線と室蘭本線と函館本線を経由して運転するのか。」

 

「ああ。」

 

「調べて見たら、犯人は長万部で下車したって事は考えられるな。」

 

「それもありますね。」

 

「そこからは、普通列車って事も。」

 

「それは考えられるな。」

 

その頃、函館では「北斗12号」殺人事件の捜査本部である函館中央署に、ある人がやって来た。

 

「すいません、この死体は同僚ではないかと。」

 

「何ですって。」

 

霊安室に行くと。

 

「あっ。」

 

「知ってるんですか。」

 

「はい、下川達郎です。」

 

「遺体は下川に間違いないですね。」

 

と、杉刑事は言った。

 

「はい、間違いなく下川です。」

 

その後の道警の調べで、特急「北斗12号」で殺害されたのは北國開発公団の秘書・下川達郎と判明した。

 

「えっ、被害者の身元が分かった。」

 

「ああ、北國開発公団の秘書・下川達郎と道警の調べで分かった。」

 

「でも、どうして特急「北斗」に乗っていたんだ。」

 

「洞爺で、仕事に行っていたそうだ。」

 

「それで、「北斗12号」に乗っていたって事か。」

 

「死因は、ナイフによる出血し。」

 

「それで、殺害された場所は。」

 

と、小泉は言う。

 

「車内のトイレだそうだ。」

 

「ほう。」

 

そして、彼女は函館から青函連絡船に乗り、青森駅から常磐線経由の寝台特急「ゆうづる6号」が入線して来た。

 

彼女は、「ゆうづる」に乗ると、寝る仕度をしていた。

 

ジリリリリリリリリリリリリ

 

と、発車ベルが鳴り、寝台特急「ゆうづる6号」は青森を発車した。

 

ピィーッ!

 

と、警笛を鳴らした。

 

上野と青森を結ぶ、寝台特急「ゆうづる6号」は21時19分に発車し、夜の青森を走り去っていった。

 

寝台特急「ゆうづる6号」のヘッドマークは赤色に鶴が描かれている、この列車は東北本線ではなく、常磐線を経由して運転されているのだ。

 

寝台特急「ゆうづる6号」は、青森を21時19分に発車し、途中停車駅は野辺地、八戸、盛岡、仙台、水戸、終着上野には6時40分に到着する。「ゆうづる」には客車タイプと電車タイプの2種類がある。この「ゆうづる6号」は583系といわれる昼夜兼用特急である。

 

そして、この「ゆうづる6号」で殺人が起きるのだ。




そして、犯人は?

どんな、トリックを使ったのか?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。