私の生還者アカデミア   作:佐倉実鈴

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では早速本編です!


戦闘訓練!!

そうして本鈴は鳴り響く

 

今日の披露会の進行はすべて私に任されている

 

私はステージの入口のドアを勢いよく開けた

 

 

実鈴「さぁ午後のヒーロー基礎学、始めるよ!」

 

私の一声で先程まで雑談していたであろう生徒は静まり私に注目する

 

実鈴「今日のヒーロー基礎学はお披露目会!内容は…私VS全員!!みんなの勝利条件は私を行動不能にするかカフスをつけるか!逆に私は全員を行動不能にするかカフスをつけるかね!」

 

静まっていた生徒はざわつき始める

 

飯田「佐倉先生!いくら今朝ヒーロー免許を取得したとはいえ一年と約半年間ヒーロー科として鍛錬をこなしてきた20名の相手は無理がありませんか!」

 

八百万「実鈴さん!我々とて遊んでいたわけではありません!舐めてもらっては困りますわ!」

 

ビシッと手をきれいに上げた二人はそれぞれ意見を出す

 

実鈴「飯田さん、百。お二人の意見は分かりますが貴方たちもわかりますよね?ヒーローは無理をしてやる職業。常日頃プルスウルトラをしなければならないということを!そして私も貴方方に勝つ算段が整っています。そちらこそ私を舐めてもらわないでほしいですね。」

 

私の言葉でハッとしたのか二人は謝罪をする

 

飯田「僕が言ったことはヒーローである先輩に対して侮辱の言葉…!申し訳ございません!」

 

八百万「実鈴さん、申し訳ありません!」

 

私はそんな二人に少し微笑む。

 

こうやって少しずつ成長していく生徒を見るのってすごく楽しいんだな。わあしは全国の教師の気持ちが分かった気がした

 

実鈴「よーし、じゃあ早速始めようか!5分後に開始予定だからみんな話し合ってね!」

 

パンッと手を叩けば生徒たちは端に集まって話し合いを始める。

 

実鈴「ではオールマイト、ここは任せました。私はスタート位置に居るので5分が経ち次第生徒をスタート位置に並ばせて開始合図をお願いします」

 

未だ入り口付近にいたオールマイトに生徒のことを任せて私は私でスタート位置にて準備をする

 

さて、どんな面白い作戦を思いつくのかな?

 

 

 

 

 

ー緑谷sideー

 

佐倉先生に話し合いをするように言われた僕らは円を囲むようにして話し合っていた

 

轟「緑谷、どうする?」

 

爆豪「ハッ!そんなのぶっ飛ばせばいいじゃねぇか!」

 

相変わらずのかっちゃんの思考に苦笑しつつも僕は話し合いを進行する

 

緑谷「うん、佐倉先生は勝つ算段があるって言っていたから多分身体強化系の個性だと思う。だから前に出るのは近接戦闘ができる僕、かっちゃん、轟君、飯田君、障子君、砂糖君、切島君、尾白君でお願いしたい。みんないいかな?」

 

「了解」

 

「うむ!それがいいだろう!」

 

「テメェに命令されなくともできるわ!」

 

「承知した」

 

「いいぜ!」

 

「押忍!」

 

「わかった」 

 

近接戦闘は一番負傷者が多いのにみんな笑顔で引き受けてくれて僕は安心し次に話をすすめる

 

緑谷「近接戦闘の援護役は常闇君、瀬呂君、上鳴君、峰田君、梅雨ちゃん、八百万さんにお願いする」

 

「暗黙の承知…」

 

「任せとけ!」

 

「俺の電気に当たるなよ!」

 

「なんで近接じゃないんだy「峰田ちゃん、いい加減にしなさい。それと緑谷ちゃん。わかったわ」

 

「頼まれましたわ!」

 

峰田君に苦笑しつつも僕はまた安心する。

 

さて決め手をどうするかだ。カフスを着けるにはそれなりに困難だろう。けれどこの場にはそれに特化した人物がいる

 

緑谷「決め手は麗日さんだ。」

 

麗日「えっ、ウチ?」

 

麗日さんの疑問に僕はうなずいて肯定する

 

緑谷「僕ら近接戦闘組で佐倉先生の隙を作るんだ。そして口田君の個性で鳥たちにまぎれて佐倉先生に触れて無重力にする。そうすればカフスをつけれるだろう。」

 

みんなも確かに…と納得する

 

緑谷「残った青山君、耳郎さん、葉隠さん、芦戸さんはもしものときがあったときの麗日さんの護衛。4人が最後の砦だ。」

 

「僕のキラキラで倒しちゃうよ☆」

 

「私達の出番なしで終わりそうだな」

 

「護衛任されました!」

 

「りょーかい!」

 

そしてちょうど5分が経ちオールマイトにスタート位置につくように指示をされる

 

飯田「よし、では…2年A組、出動!」

 

 

ー緑谷side 終ー

 

 

オールマイトによる開始合図が鳴り響きそれと同時に愛剣の『アイスソード』を取り出す

 

実鈴「さぁ、みんなの力、見せてもらうよ!」

 

ステージに私は剣を構えて立つ

 

目線には近接メインの男子たちが攻めてきている

 

まぁ、そうなるよね

 

緑谷「先生、すいません!SMASH!!」

 

爆豪「ぶっ飛べ!」

 

轟「わりぃ」

 

各々が各々の個性を全力で私にぶつけてくる

 

実鈴「ソードスキル スラント」

 

私は宙に浮いている爆豪さんに一撃を与え地面に落とす

 

そして緑谷さんの右足を軸とした回し蹴りと轟さんの氷が迫ってくる中もう一度ソードスキルを発動する

 

実鈴「セレーション・ウェーブ」

 

剣を地面に打ち下ろせば全員多少のダメージが入り隙ができる。

 

うん、上出来

 

私はソードスキルの強さを改めて実感しつつもカフスを取り出し砂糖さんに着ける

 

爆豪「チッ…徹甲弾 機関銃(A・P・ショット・オートカノン)!!」

 

その才能故誰よりも先に行動可能となった爆豪さんは威力を圧縮したまるで弾丸のようなものを飛ばしてくる

 

あれは斬れない

 

瞬時に理解した私は体術スキルでそれらを避ける

 

んー、どうしたものか

 

爆豪さんの攻撃を避けている間に全員行動可能になり再び構えている

 

私はメニューウィンドウを開き装備欄を開く

 

爆豪「なんだぁその指の動きは!剣技の次は魔法かぁ!?」

 

私がウィンドウを漁っているうちに再び接近してくる

 

どこにしまったっけ…

 

飯田さんの足が私の目の前に現れたとき、私はそれを見つけた

 

『ナイトシールド』

 

水色、青系統に対して黒の盾

 

私はこの装備がお気に入りだ

 

突如私と飯田さんを遮るかのように出てきた盾に飯田さんは蹴りを入れ後ろへ退く

 

飯田「くっ…僕の全力でもだめなのか!」

 

緑谷「一人でだめならみんなでだ!…芦戸さんと障子君交代!芦戸さんはあの盾を!」

 

すかさず仲間に指示をする緑谷さん…つまり貴方を抑えれば秩序が崩れるんですね?

 

盾を一旦戻し私はまた構える

 

実鈴「ヴォーパルストライク」

 

足に力を込め一気に緑谷さんに接近する

 

緑谷「っ…はやい!」

 

緑谷さんは避けるのを諦め構える

 

轟「駄目だ!避けろ!」

 

轟さんは何かを感じ取ったかのように叫ぶが時すでに遅し

 

緑谷さんは私のスキルを直に受け吹っ飛んだ

 

緑谷さんは気絶。戦闘不能…

 

立ち上がらない緑谷さんを見て私は一息つく

 

実鈴「ふぅ…さぁ第二の指揮者は誰でしょうねぇ?」

 

青い瞳を光らせ私は近接戦闘者に目を向けた

 

 

ー3分後ー

 

緑谷さんを失った近接戦闘は一瞬で片付けれた

 

轟さんが牽制しようと氷を出すがそんな意図も汲み取らず突っ込んで来る爆豪さん。

 

仕方なく飯田さんも前に出てきて爆豪さんと息を合わせようとするが爆豪さんは一人で私を倒そうとしてチームアップは最悪

 

飯田さんを片付けたあと爆豪さんにも気絶してもらおうと剣を振れば切島さんが庇う

 

気がつけば残りは爆豪さんだけ

 

けれど誰一人として爆豪さんを責めなかったのはそれだけ人望があるということだろう

 

爆豪さんの一直線な戦闘を見抜くのなんて容易だった

 

実鈴「もっと周りと、仲間と一緒に戦わないと後悔するよ」

 

ストンと手刀を落とし近接戦闘組を片付け終える

 

よし、あとは近接戦闘の援護組とそのさらに後ろにいる組だけか!

 

ー5分後ー

 

葉隠「実鈴ちゃん強いぃ!なんで私の場所わかるの!?」

 

私が無事勝利条件を達成し一息ついていると気絶させずにカフスをつけた極数人のうちの透が私に聞いてきた

 

実鈴「あぁ、透は気配を消そうと頑張っていたけどそれが逆に『気配を消そうとしている気配』をだだ漏れにしていたよ」

 

そして私はそのままお茶子のもとに跪く

 

実鈴「ごめんねお茶子。綺麗な手に傷を負わせて」

 

私はお茶子周囲の護りが硬かったためうっかり力加減を違え剣を振ってしまい結果摩擦によりお茶子は少し血を流す怪我を負ってしまった

 

アイテム欄から回復ポーションを出す

 

実鈴「お茶子、上向いて口開いて?」

 

お茶子は私の指示どおりにしてくれて空いた口にポーションを流し込む

 

麗日「がぼぼぼぼ!?」

 

実鈴「大丈夫だから飲み込んでいいよ」

 

お茶子は最初こそは驚いていたが私が安全ということを伝えれば落ち着いてポーションを飲み込む

 

麗日「なんか、体がポカポカする?…って傷口が治っとる!?!?!?」

 

驚くお茶子を見て私は苦笑する

 

実鈴「回復ポーションだよ。」

 

どうだった?と尋ねればお茶子はレモン味で美味しかったと答えた

 

実鈴「それは良かった!よし、じゃあみんなのことも起こそうか」

 

 

 

ー5分後ー

 

緑谷「ごめんね、僕の作戦が弱かったせいで…」

 

飯田「いや、緑谷君の作戦に頼ってばかりいた僕らにも非がある!」

 

轟「緑谷、すまねぇ」

 

各自反省会をしているのを見て私は少し黙っておく。

 

反省会をすることはいいことだからね!

 

 

更に5分後

 

 

芦戸「…結局実鈴の個性ってなんなの〜?」

 

一通り反省会が終わったみんなは私の個性についての話題になっていた

 

実鈴「ん?私の個性は…詳しくは秘密だけど剣に関係するよ!」

 

SAO対策本部へ相談したところ教育上などで悪影響を及ぼす可能性があるから誰にも言わないようにと指示された私は剣に関係するということだけ伝える

 

麗日「? でもさっき回復ポーションをくれたよね?」

 

実鈴「あれはもともと作ってたやつだよ〜」

 

お茶子がいいところを突いてくるが教えることはできないため嘘を教える

 

そしてそんなこんなして授業が終わった

 




んー、多分出久ならもっとすごそうな作戦考えるんだろうなぁ…わたしはこれが限界だった…
ふぅ、ではまた次回!
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