ストライクウィッチーズ Nと行くROAD to BERLIN! 作:Dr.クロ
2人を助けるために歌を力に変える乙女2人が今戦場に舞い踊る。
ミーナ「出てきたわ!」
魔法陣が出現した事でストライカーを履いてすぐさま迎撃できる体制を取りながらミーナは注意する。
バルクホルン「まさかアントウェルペン港で出現した船型ネウロイが基地にやってくるとはな」
エーリカ「しかもウルスラの考えた奴で来るって気分良くないな」
顔を険しくするバルクホルンの隣でエーリカはぼやく。
シャーリー「出て来たぞ……っておい、アレ!」
リーネ「よ、芳佳ちゃん!?」
出て来た幽霊船の船嘴に縛られている芳佳とエイラを見てリーネは悲鳴を上げる。
私もいるゾ~と主張するエイラの後に同じ様に魔法陣を潜り抜けてペリーヌ達が合流する。
ミーナ「なんで二人があんなところに!?」
ペリーヌ「それが、船に居た蜘蛛型のネウロイの糸に宮藤さんが囚われてしまい、助けようとしたエイラさんも囚われてしまいました。下手に触ったら2人の二の舞です」
確認するミーナにペリーヌは報告して注意する。
ミーナ「ならまずその蜘蛛型のネウロイを倒さないといけないわね」
バルクホルン「宮藤!今助けるからな!」
エイラ「私もいるからナ!!」
このシスコン!!と叫んで揺らすエイラに芳佳はあわわとなる。
それに誰もが攻撃を仕掛けようとした時、幽霊船は紫色に怪しく光った後に浮かび上がる。
ルッキーニ「浮かんだ!?」
シャーリー「なにするつもりだ……?」
誰もが警戒してると幽霊船は回転を始め……縦横無尽に光弾や糸を飛ばして行く。
ハイデマリー「なっ!?っ!」
エーリカ「うわっととと!?」
攻撃の嵐に誰もが慌てて避ける。
ミーナ「このっ……!」
リーネ「……っ!」
反撃とばかりにミーナは他のメンバーと同時に銃撃、リーネは狙いを定めてマストを破壊しようとするが勢い良く回転する事で弾かれてしまう。
エイラ&芳佳「目が回るぅぅぅぅぅぅぅ!?」
静夏「み、宮藤さん!?」
サーニャ「エイラ!」
そんな激しい回転に貼り付けにされている2人は酷い目に遭っていた。
回転が止まると2人は目を回してグッタリしていた。
音炉「ヨシカ!大丈夫!?」
バルクホルン「くそ、2人を助けるにはどうすれば!」
状況にミーナは必死に頭を回転させる。
ミーナ「(どうする?まずは二人の救助が最優先だけど、あの幽霊船の砲撃もそうだし、蜘蛛型ネウロイの糸も厄介過ぎる。かと言って……美緒の様に斬撃を使える子は……)」
そう考えてからミーナはハッとなって慌ててインカムでミセスSに通信を取る。
ミーナ「ミセスS!あなたに聞きたい事があります!」
ミセスS『む?なんじゃ?』
光弾が放たれる中でミーナは確認したい事を聞くと出来ると返された後にすぐさまある事をお願いをする。
ミーナ「……と言う事でお願いします!」
ミセスS『うむ、分かった。すぐさま準備しよう』
その言葉と共に通話を終えた後にミーナはメンバーに言う。
ミーナ「皆、時間を稼ぎながら基地に近づかせない様にするのよ!」
エーリカ「時間稼ぎ!?」
バルクホルン「……何か策があるんだなミーナ!」
ええと返したミーナに分かったと返してバルクホルンは幽霊船の周りを飛び回る。
あたしもとシャーリーも周りを飛ぶ。
シャーリー「バルクホルン。ついでにあの蜘蛛型ネウロイを退治しちまおうぜ」
バルクホルン「策があるのか?」
威嚇する様にしながらこちらを見ている蜘蛛型ネウロイをみつえながらバルクホルンは問う。
シャーリー「ああ。あいつを船から引きずり出してやる方法があるから出てきたあいつを倒すのを」
バルクホルン「私がすればいいんだな。了解した」
じゃあ行くぞ!とシャーリーは蜘蛛型ネウロイへと突撃する。
蜘蛛型ネウロイ「!」
シャーリー「食らいな!」
銃弾を放つシャーリーに蜘蛛型ネウロイは糸を飛ばす。
それはシャーリーの体に巻き付いて蜘蛛型ネウロイは引っ張ろうとする。
シャーリー「よし、かかった!」
ニヤリと笑って自身も魔法を使って勢い良く距離を取る。
蜘蛛型ネウロイ「!?」
シャーリー「おっと。負けるかぁ!」
それに蜘蛛型ネウロイは引っ張られてしまうと慌てて踏ん張ってシャーリーを引っ張ろうとしてシャーリーも負けじと速度を上げる。
ルッキーニ「頑張れシャーリー!」
静夏「そうか!イェーガー大尉の速さにネウロイの糸を出す速さが追い付けなくなって、引っ張られるから!」
リーネ「蜘蛛型ネウロイはやがて……」
応援するルッキーニの隣で静夏とリーネはシャーリーがやろうとしてる意図に気づく。
その後に踏ん張りが出来ずに耐え切れなくなった蜘蛛型ネウロイはシャーリーに引っ張られる形で幽霊船から引きずり降ろされ……
シャーリー「今だ!」
バルクホルン「食らえ!」
下に回り込んでいたバルクホルンが蜘蛛型ネウロイの無防備なお腹へと銃弾を叩き込んで行く。
体全体に銃弾を撃ち込まれた蜘蛛型ネウロイはコアを撃ち抜かれたのか、そのまま四散して行く。
その直後、歌が周囲に響き渡る。
その歌に芳佳を除いて誰もが聞き覚えがあった後……
α式 百輪廻
大量の丸鋸が飛んで来て幽霊船を切り刻む。
その際の数枚が芳佳とエイラを縛る蜘蛛の糸を切り刻んで2人を開放し、バルクホルンが2人を回収する。
エーリカ「なに今の!?」
ペリーヌ「あ、あれを!」
驚くエーリカの後にペリーヌが飛んで来た方を見て叫ぶ。
そこにいたのはルッキーニと同じ制服を身に纏い、ツインテールを包む様に伸びた機械が付いたヘッドギアを装着し、ストライカーを履いた調の姿があった。
ルッキーニ「えー!?わたしと同じ服ー!?」
シャーリー「なんだあの姿?」
驚いているとお待たせデース!と言う声と共にシャーリーは風が通ったと思った後に自分に張り付いていた蜘蛛糸が切れる。
顔を向けるとエーリカと同じ制服を纏った切歌がいた。
エーリカ「切歌は私と同じ服だ!」
サーニャ「これって一体……?」
驚いているエーリカ達にミセスSの笑い声が響く。
ミセスS『ほっほっほっ、今お主ら目にしたのは見せたギアのもう1つの特徴。心に強いイメージをする事でそれに見合った変化を起こす心象変化じゃ。今の2人のは言うなればウィッチ型ギアじゃな』
ルッキーニ「ウィッチ型ギア……すごーい!」
シャーリー「そんなこともできるのか」
ミセスSの説明を聞いて目を輝かせるルッキーニと感嘆するシャーリーのに2人は照れる。
ミーナ「皆油断しないで!」
そこにミーナの警告が入って誰もが幽霊船を見ると表面を切り裂かれた幽霊船からドンドン木の板が落ちて行く。
そして……
ハイデマリー「本体を現しましたね」
音炉「……アレ?」
現れた黒い金属製の外装にハイデマリーが呟く中で音炉は首を傾げる。
静夏「どうかしたんですか音炉さん?」
音炉「いや、ナンカ思ってたのと違ウからおかしいなと思って」
そうなんですか?と首を傾げる静かに切歌と調も同意する。
切歌「モデルになっているうやつならアレが出来ていた筈デス」
調「どうやってしまっていたのかわからないアレがね」
バルクホルン「モデルだと?あれも何かの元があるのか?」
告げられた事にバルクホルンは聞く。
調「はい。私達が知っている物語に出てきた兵器です」
切歌「しかも1回は戦った事もあるんデスが、あんなのじゃなかったのデス」
戦った事あるんだとエーリカが呟いた後に幽霊船は攻撃再開とばかりに骸骨兵と共に砲撃を始める。
ペリーヌ「また来ましたわね。ですが蜘蛛型ネウロイのがない分、先ほどよりは……」
音炉「……!」
避けながら呟いたペリーヌの隣で音炉は何かに気づいて言おうとした瞬間……
ビシャーーン!!!
幽霊船のマストから全方位に雷撃が放たれる。
リーネ「きゃっ!?」
シャーリー「うおっ!?」
放たれたのに誰もが慌てて避ける。
ペリーヌ「まさかこれって……先ほど吸収したわたくしのトネール!?」
音炉「おそらくサッキ吸収したのを中で増幅サセテ使ってル!」
そんなとまさか自分の魔法を利用されると言うのにペリーヌはショックを受ける。
ペリーヌ「(わたくしの……クロステルマン家の固有魔法を悪用されるなんて!)」
自身の誇りを利用された事にペリーヌの動きが鈍り、避けようとして飛んで来た光弾を防ごうとして受け止めきれずに衝撃で吹き飛び、そこを別の光弾が迫る。
ペリーヌ「(しまっ!?)」
音炉「ベリーヌ!」
思わず目を瞑ったペリーヌは音炉の声がした後に呻き声が耳に入る。
音炉「ッ……!」
ペリーヌ「!空初さん!」
眼を開けてみると顔を顰めた音炉の顔が目に入る。
リーネ達からは音炉がペリーヌを庇い、背中に傷を受けたのが目に入った。
ペリーヌ「あなた……なんで!?」
音炉「へへ無事で良かッタ」
良くありませんわ!!とペリーヌは叫ぶ。
ペリーヌ「なんで自分の身を犠牲にするような真似をするんですの!?確かにあなたは私達と体の構造が違いますけども!自分の体を犠牲にする事をあなたが慕う宮藤さんが良しとするとでも思うのですか!!」
音炉「?違うノ?」
心底分からない感じに首を傾げる音炉にペリーヌは苛立つ。
ペリーヌ「宮藤さんが優しい人物なのは御分かりなのでしょう!あなたに戦い方を教えた人達は自分の体を犠牲にしてまで誰かを守る事を教えたんですの!?」
音炉「えーット……教えてモラッテはナイ。でも割としてたカナ?」
してたと言う言葉にペリーヌは愕然とする。
ペリーヌ「(その方々はどうしてそんな無茶な事をするんですの!?そんな事をしていれば死んでしまうかもしれないのに!?)」
戸惑うペリーヌに音炉は首を傾げる。
音炉「守りたいものに命かけるノハ普通じゃないノ?」
ペリーヌ「!それは……」
その言葉にペリーヌは口籠る。
確かに、守る為に命を懸けると言うのは分かる。
だが、その賭け方を履き違えれば死に至る。
ペリーヌ「はあ……良いですか空初さん。確かに守る為に命を懸ける。それは合ってますけど間違ってますわ」
音炉「?」
首を傾げる音炉にペリーヌは続ける。
ペリーヌ「命を賭けると言うのは確かに命を捨てる覚悟で物事に立ち向かう事ですが……ホントにかけてしまったら、再び宮藤さんは悲しむ事をお考えですか?」
音炉「ア……」
そう言われて音炉はハッとなる。
ペリーヌ「逆も然りです。宮藤さんがあなたの為に命を懸けて死んでしまったら……悲しいでしょ?」
音炉「ヤダ!絶対イヤ!」」
顔を振る音炉にそういう事ですとペリーヌは頷く。
ペリーヌ「だからもうそんな自分の体を顧みない行動は慎んでください。宮藤さんの笑顔をみたいならね」
音炉「ウン、分かった!」
頷いたのを見て良い子ですわと言った後に幽霊船ネウロイを見る。
ペリーヌ「さて、私の魔法を悪用してくれた罪、万死に値しますわ!」
音炉「ヨシカを捕まえタのもユルサない!」
そう言って2人は飛び出す。
音炉「ペリーヌ!アタシ、マスト壊す!」
ペリーヌ「了解ですわ!」
向かって来る電気をペリーヌが受け止め、その間に音炉は髪を伸ばしてハンマーに変える。
音炉「とりゃぁアアアア!!」
バキッ!!
勢い良く振るったハンマーは雷を放って皆を襲っていたマストをぶっ壊す。
音炉「今ダ!」
ペリーヌ「ええ!トネールッ!!」
先程までのお返しとばかりにペリーヌは電撃を浴びせる。
電撃を浴びた骸骨兵は次々と消滅して行き、海賊船を壊して行く。
ルッキーニ「うっわー、凄い威力」
リーネ「!あ、アレ!」
今まで以上に感じる電撃にルッキーニが呟く中でリーネは壊れた中にコアがあるのを発見する。
バルクホルン「よし、集中攻撃で破壊する…」
ミーナ「待って!ネウロイの様子が変よ!?」
2人に続こうとするバルクホルンをミーナは止める。
彼女の言う通り、幽霊船の様子がおかしい。
壊れて行くのが異常に早い感じがするのだ。
エーリカ「そんなにペリーヌのトネールの威力強かったのかな?」
切歌「あーこれはもしかして……」
調「……皆さん、ここからが本番だと思います」
首を傾げるエーリカの隣に来た切歌は何かに気づき、調はそう言う。
シャーリー「?どういう事だ?」
調「おそらく最終形態に変形しようとしているんです」
サーニャ「さ、最終形態?」
出てきた言葉に目を丸くするサーニャの後に静夏がハッとなる。
静夏「まさかさっきお2人が言ってた思った奴になると言う事ですか?」
切歌「多分そうだと思うデス」
調「どうやら來るっぽい」
その言葉に誰もが身構え、エイラと芳佳も意識を取り戻すと壊れたパーツが再集結して幽霊船は変形して真の姿を現す、
前に戦ったもぐりんのに似た姿のネウロイで背中にマストの様なのを備えている。
切歌「飛行船もぐりんデス!」
エーリカ「うわー」
ルッキーニ「またダサい」
前の奴が嫌な事をして来たので嫌な顔をするエーリカの隣でルッキーニはそう述べる。
ペリーヌ「!来ますわよ!」
音炉「来る!」
その言葉と共に側面に付いたレーザー砲からレーザーが放たれる。
エイラ「よっと」
エーリカ「うわっ!?」
放たれるレーザーをメンバーは基地の方に当たらない様に避けて行く。
バルクホルン「こいつ!」
シャーリー「食らいやがれ!」
銃撃するバルクホルンとシャーリーだが銃弾は装甲に当たるとキンキンキンと弾かれた音を出す。
バルクホルン「くっ、硬いな!」
シャーリー「うおっ!?」
呻いた後に襲い掛かるレーザーを潜り抜ける。
ペリーヌ「レーザーが届かないマストの影に…!」
音炉「あ、それ駄目!風にやらレル」
隠れようとしたペリーヌを音炉が止める。
ミーナ「3人とも、あれの元になったのを知ってるなら攻略法は!?」
切歌「アイツの武装を破壊して、最後のドリルをアイツにぶつける。ただそれだけデス!」
調「後はマストを雁字搦めにして動かなくするとか」
エイラ「そうと決まれば!」
ならばとエイラが飛び出し、レーザー砲のを避けて行くとその間を通り抜け、レーザー砲は追いかけていた事で同時に自分を破壊する結果となる。
エイラ「まずは一個!」
ルッキーニ「よーし!アタシも!」
そう言って同じ様に向かおうとしたルッキーニにネウロイの口からミサイルが放たれる。
ヤバッと慌てて避けるルッキーニだがミサイルはルッキーニを追跡する。
ルッキーニ「おっかけてくるー!」
ミーナ「追尾してくるの!?」
静夏「ルッキーニ少尉!っ!?」
驚いた後に自分にも向かって来るのに気づき、静夏も避けて逃げる。
助けようとした切歌も自分も誘導ミサイルに狙われて避ける。
切歌「来るなデース!」
静夏「くっ!」
ルッキーニ「このーっ!」
ミーナ「!3人とも、ギリギリまで引き寄せてお互いのをぶつけ合うのよ!」
必死に逃げる3人へミーナが叫ぶ。
切歌「あ、確かに原作でもそうしてたデス!」
静夏「りょ、了解!」
ルッキーニ「了解!」
すぐさま3人はお互いを確認しながら飛んで……
静夏「ここです!」
ルッキーニ「うん!」
切歌「はいデス!」
合図と共にそれぞれ方向転換してギリギリ避けると共にギリギリまで引き寄せられた誘導弾は同時にぶつかって爆発する。
バルクホルン「おい空初!縄を作れるか!それも太くて頑丈な奴を!」
音炉「ワカッタ!」
何回か撃ってから埒が明かないと判断してバルクホルンが音炉にそう確認し、音炉は言われた通りに太くて頑丈な長い縄を作り上げる。
それをバルクホルンは受け取ると輪っかを作ってから近づいてから勢いを付けて輪っかにした方を投げ飛ばしてマストに巻き付ける。
バルクホルン「リベリアン!!」
シャーリー「おう!」
呼びかけにすぐさま察したシャーリーはバルクホルンから縄を受け取ると自分の能力で加速して縄をマスト全体に巻き付けて行き、マストを動かない様に固定する。
シャーリー「よしっ!ひっぱれバルクホルン!」
バルクホルン「おう!」
傍に戻ったシャーリーから返された縄を掴んでバルクホルンは力の限り引っ張り上げる。
ギギギギギバキン!!
それによりマストは飛行船もぐりんネウロイから抜き壊されて四散する。
飛行船もぐりんネウロイ「ギィィィィィィ!!!!?」
エーリカ「トゥルーデたちばっかり見ていると今の様に痛い目に遭うよ!!」
サーニャ「発射!」
吠える飛行船もぐりんネウロイに接近していたエーリカがそう言って上から銃撃して丸のこを破壊し、もう片方もサーニャのロケット弾で破壊される。
ミーナ「これで残りはドリルだけ!」
呟いた後にミーナはどう出るかと思っていると飛行船もぐりんネウロイは鼻ドリルを飛ばす。
音炉「ドリル来た!」
切歌「ようし!……そう言えば調、あたし達でどうやって受け止めるか考えてなかったデスね」
調「あ」
気合を入れた後に確認する切歌に調も声を漏らす。
シャーリー「うおい!?あんたらが受け止めたとかなかったのか!?」
切歌「いやー、受け止めたのは違う方だったので…」
調「ど、どうしよ……」
まさかの言葉に驚くシャーリーに切歌と調は焦る。
ルッキーニ「ドリルが来るよ!!」
エーリカ「その時の再現的なの出来ないの!?」
切歌「ん~ちょっと難しいデスね。あれは凄いパワー持った人が三人と超頑丈なリボンでやっと止められたのですし」
音炉「あれは凄カッタ!」
シミジミと言う音炉にいやシミジミ言ってる場合はねえよ!?とシャーリーがツッコミを入れる。
エーリカ「ホントどうするのこれ!?」
ペリーヌ「……あの、普通にあのコアを破壊すればいいのではないですか?」
わたわたするエーリカの後にペリーヌが指さしながら言う。
確かに鼻ドリルを飛ばした事で見える穴にコアがハッキリと見えていた。
ミーナ「リーネさん!!」
リーネ「は、はい!」
すぐさま指示するミーナにリーネも頷いて返して狙いを定め……
リーネ「…そこっ!」
照準が定まると共に発砲。
放たれた弾丸はコアの真ん中を撃ち貫く。
パキーーン!!
それによりコアは四散し、飛行船もぐりんネウロイは消滅して行き、迫っていたドリルも消滅する。
ペリーヌ「やりましたわね」
音炉「ヤッター!」
切歌「……ネウロイって前提をすっかり忘れてたデース;」
エーリカ「まぁ、コアを丸出しにしてたらお間抜けだよね」
消えて行った飛行船もぐりんネウロイがいた所を見ながらうーむと唸る切歌にエーリカはそう言う。
芳佳「やっとフラフラが取れた……うわっ!?」
ぼやいた後に芳佳は落ちかけそうになってペリーヌに支えられる。
ペリーヌ「大丈夫ですの?宮藤さん」
芳佳「あ、ペリーヌさん。ありがとうございます」
全くとぼやきながらとにかく戻った方が良いですわねと呟いて戻っていくペリーヌと付いて行く音炉とリーネと静夏を見た後にミーナは切歌と調を見る。
ミーナ「2人とも、協力感謝するわ」
切歌「いえいえ。大丈夫デスよ」
調「困った時はお互い様と言いますし」
礼を述べるミーナに切歌と調はそう返す。
ミーナ「美緒の警護以外で今回の様な事態になったら頼むかもしれない可能性があると思うのでその時もお願いしてもいいかしら?」
調「はい。わかりました」
切歌「頑張るデス!」
ありがとうと言った後に帰投命令を出して全員基地へと帰還する。
終わったのを報告できいた坂本はふーと息を吐く。
坂本「しかしシンフォギア、改めて凄い技術だ」
ミセスS「この世界の時代より100年ぐらい先の技術じゃだからのう……」
未来の技術か……と坂本は呟く。
坂本「その技術がなければ倒せない存在がいるのだな、彼女達の世界は……」
ミセスS「……まあそうじゃな」
感慨深く呟いた坂本のにミセスSは肯定する。
実際倒せない存在がいるとの言うのは合っている。
ミセスS「(流石にアレのデータは奪われてはないから大丈夫じゃと思うが、出て来られるとその時点で詰みになりかねんからな……)」
ううむとミセスSが唸る中、坂本はシンフォギアである事を考えていた。
坂本「(シンフォギア……ウィッチではない者でも戦える力……もし私にも使えるのなら……)」
自分の手を見る坂本にミセスSは気づく。
ミセスS「(美緒ちゃん……もしやシンフォギアを……じゃが…)」
ううむとミセスSは唸る。
如何せん、シンフォギアにも相性や適合率がある。
坂本に合うのを見つけて加工し、ホントに使えるか確かめる必要もあるのだ。
ミセスS「(……む?そう言えば美緒ちゃんには確か……)」
考えていて思い出す。
彼女には、彼女自身が自分の全身全霊を込めて作り上げた刀、烈風丸があると言うのを……
切歌達の世界の聖遺物は現代の技術では製造不可能の古の時代の
烈風丸も、広い範囲で見れば坂本美緒自身の魔力や技術でしか製造できない聖遺物とも言える。
誰かが自分の魔力を使って烈風丸と似た刀を作り上げたとしても、それは烈風丸を模した刀であって
ミセスS「(もしかすると……適応するのかもしれんのう)」
物は試しと言うのもあるとミセスSは坂本へ提案する。
ミセスS「美緒ちゃんや、もしも戦える力をまた取れると聞いたら、お主はどうする?」