ストライクウィッチーズ Nと行くROAD to BERLIN!   作:Dr.クロ

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音炉「ネウロックと戦う後編、スタートダゾ!」


第3話~集結と再会・後編~

 

ミーナの号令開始と共に攻撃を開始する面々。

 

芳佳も攻撃に加わろうと向かおうとし……

 

芳佳「わとと……」

 

音炉「ヨシカ、大丈夫カ?」

 

ストライカーの羽の回転が止まりかけた事で芳佳はよろけかけて音炉が支える。

 

芳佳「なんか調子悪いなぁ……」

 

ミーナ「大丈夫宮藤さん」

 

様子がおかしいと見てミーナが話しかける。

 

芳佳「あ、はい。なんとか…」

 

ミーナ「そう。あまり無茶しないようにね。それで空初音炉さん。あなたの事はあとでしっかり話を聞かせてもらいます」

 

芳佳から音炉へと顔を向けてミーナはそう言って攻撃を仕掛けているメンバーに加わる。

 

音炉「ヨシカ、調子悪い。その分、アタシ頑張る!」

 

芳佳「ありがとう音炉ちゃん」

 

気合を入れる音炉に芳佳は礼を述べる。

 

音炉「でもアイツ相手だと能力使わナイとちょっとヤバい」

 

ピピピピピピピ!

 

ううむと唸っていると音が響き渡り、何と芳佳が思っていると音炉が自分の付けているインカムに触れる。

 

音炉「モシモシ?」

 

???『音炉。聞こえるか?ワシじゃよ』

 

そう言った音炉に物体から声が響き渡る。

 

芳佳「女の人の声……(もしかして音炉ちゃんが言ってたサイエンスって人?)」

 

???『連合軍との交渉は成功じゃ。()()()()()()()使()()()()()()()。じゃからそれで敵を倒し、被害を少なくするのじゃ。お主ならできるじゃろ?』

 

音炉「おお、丁度良かったゾ」

 

ニッと笑って音炉はネウロックをみつえる。

 

音炉「ヨシカ、銃持っテテ!」

 

うえ!?と投げ渡された銃を慌てて持ち直す中で音炉は手を翳す。

 

音炉「さあ、行くゾ!」

 

その言葉と共に、芳佳は驚く。

 

なんと音炉の両腕が見た事もない銃砲が沢山付いた銃の様なのに変化し、銃口から赤いエネルギー弾が放たれて小型ネウロイを次々と落としていく。

 

シャーリー「なんだあれ!?」

 

エーリカ「すごーい。次々とネウロイを撃ち落としてる…」

 

それに気づいたミーナ達が驚く中で音炉は小型ネウロイを撃ち落としつつネウロックへと接近する。

 

音炉「喰ラエ!」

 

放たれたエネルギー弾にネウロックは盾で防ごうとするがそのまま撃ち抜かれて行き、元々のX-10のコアに撃ち抜いたのか盾はバリーンと割れて消滅する。

 

やられてばかりじゃないとネウロックが左腕の銃からビームを放つ。

 

音炉「ウオッと!」

 

飛んで来たビームを音炉は避ける。

 

そんな音炉をもう一度狙おうとしたネウロックの銃に何かが炸裂して銃が消滅する。

 

サーニャ「そう何度も攻撃はさせない」

 

エイラ「ナイスだサーニャ!」

 

サーニャが撃ったロケット弾だった様でネウロックは苛立つような感じに拳をぶつけた後にドージェを見ると向かって行く。

 

バルクホルン「なっ!アイツ、戦艦を狙ってるぞ!」

 

音炉「!」

 

士官「艦長!こちらに向かってきます!」

 

カルロ「迎撃しろ!」

 

それに慌ててドージェが砲撃するがネウロックは避けながら近づいて行く。

 

芳佳達も助けに向かおうとして小型ネウロイに邪魔されて進むのを阻まれる。

 

芳佳「これじゃあ近づけない…!このままじゃドージェが!」」

 

音炉「ドージェ…アルテアのお父さん!」

 

芳佳の言葉を聞いて音炉は小型ネウロイの合間を縫ってドージェへと向かう。

 

バルクホルン「あ、おい!」

 

それにバルクホルンも続いて音炉の通った道を抜けて行く。

 

ドージェへと向かっていたネウロックは翼となっていたX-1を分離するとX-1は強く光りながらドージェに飛んで行く。

 

ミーナ「!まさかミサイルとしてぶつける気!?」

 

そんなネウロックの意図に気づいたミーナが叫ぶ中でミサイルとなったX-1はドージェへと迫り……

 

ガキィィイン!

 

間一髪回り込んだ音炉がシールドで防ぐ。

 

音炉「ぐぅぅぅぅ……ッ!!」

 

なんとか耐えようとするがX-1がさらに力を入れたのか押され始める。

 

芳佳「音炉ちゃん!!」

 

そこに芳佳が加わって、一緒に力を入れる事で止める事に成功する。

 

踏ん張りながら音炉は髪の毛を変化させて拳の様にする。

 

ルッキーニ「髪の毛が腕になっちゃった!?」

 

シャーリー「何するつもりだ!?」

 

髪の変化に驚くルッキーニの後のシャーリーの疑問は次の行動で分かった。

 

音炉「ドラぁっ!」

 

シールドを維持したままX-1の両翼を力強く殴って向きを上空に向けさせて進行方向を変えさせる。

 

ペリーヌ「力づくで方向を変えた!?」

 

ミーナ「なんて出鱈目な…!けど、これでドージェは助かったわ」

 

まさかの力技にネウロックは今度は小型ネウロイを向かわせようとしてるのかを手を上げようとし……

 

バルクホルン「隙だらけだ!!」

 

音炉と芳佳に注意を向けていた事で懐に潜り込んだバルクホルンに固有魔法によるパンチで殴り飛ばされる。

 

殴り飛ばされたネウロックはそのまま軌道を変えられたX-1と衝突し……

 

ドカァァァァン!!

 

ミサイルとなっていたX-1は爆発し、爆発をもろに受けたネウロックは氷山上にぶつかり、展開されていた魔法陣は激突の影響で消滅する。

 

その際、ネウロックは破損し、壊れた胸の中央部分に紫色に光るコアが露出する。

 

ペリーヌ「コアが見えましたわ!」

 

ミーナ「みんな、コアを狙って!」

 

ミーナの号令で集中攻撃を仕掛けるが小型ネウロイたちがネウロックの周りに集まり、バリアの様に固まってネウロックへの攻撃を防ぐ。

 

バルクホルン「くっ、これでは攻撃が届かない…!このままでは再生されてしまうぞ!」

 

音炉「ナラちっちゃいの吹き飛バス!」

 

そう言って音炉は再び腕と今度は髪も含めて様々な銃に変化させて一斉放射し、小型ネウロイを撃ち抜いて穴をあけていく。

 

芳佳「リーネちゃん!」

 

リーネ「芳佳ちゃん!」

 

自分の下に向かう芳佳にリーネは彼女が何をしたいかを察して高度を下げる。

 

そのまま芳佳がリーネを肩車する様に合体するとリーネは自分のボーイズMk.I対装甲ライフルを構える。

 

リーネ「…見えた!」

 

コアを捉えた瞬間にリーネはトリガーを引く。

 

放たれた銃弾は逸れずにネウロックのコアを貫く。

 

ネウロック「!!!!?」

 

コアを貫かれたネウロックは体を震わせ、足から光りになって行く。

 

ミーナ「やったわ!ネウロックを撃墜よ!」

 

音炉「見て、小型のもキエテいく!」

 

喜ぶミーナの後に音炉の言った事に誰もが見ると確かにネウロックと共に四散して行く小型ネウロイの姿があった。

 

エーリカ「これで残ってるのは氷山だけか」

 

ハイデマリー「早く止めないと港に激突します。今も進み続けてます!」

 

急がねばと誰もが止めに入ろうした時……

 

ネウロック「これは………始まりに……過ぎない……」

 

501一同+音炉「!?」

 

突如ネウロックから流れた機械音声に誰もが驚く。

 

静夏「ネウロイが……喋った!?」

 

ルッキーニ「嘘!?」

 

ネウロック「貴様ら……全員を……皆殺しにし……我がリベンジを……成功させる……」

 

驚いている間にネウロックは目を強く光らせてハイデマリーと静夏、音炉を除いた芳佳達を見渡して言う。

 

ネウロック「このワタシ、ウォーロックⅡが……!」

 

シャーリー「ウォーロックⅡ!?」

 

バルクホルン「どういうことだ!?Ⅱだと!?」

 

出てきた言葉、特にⅡと言う所に誰もが驚く中でネウロックの消滅は顔まで来て……

 

ネウロック「ベルリンで……待って……る……ぞ…………」

 

バリィィィィン!

 

その言葉を最後にネウロックは四散する。

 

ミーナ「ベルリン……ですって……!?」

 

芳佳「ベルリンって確か……」

 

音炉「……ヨシカ。話すのはアト。先に氷山。トメナイと…」

 

驚くミーナの後に芳佳は思い出そうとして音炉の言葉にそうだ!と氷山を見る。

 

港にぶつかる前に止めないと……と芳佳は動こうとした時……

 

プスン!

 

芳佳「え!?あぁあああ!?」

 

静夏「宮藤さん!」

 

突然自分が履いていたストライカーが止まってしまい自由落下して行く芳佳を静夏が間一髪抱きかかえる。

 

芳佳「ありがとう静夏ちゃん」

 

静夏「いえ、ストライカーが故障してたんですか宮藤さん?」

 

音炉「ヨシカのストライカー、さっき攻撃かすって壊れタ。応急処置シタけど、限界カナ?」

 

確認する静夏に音炉が代わりに答える。

 

その間にミーナ達が銃で氷山を削りにかかるが大きさもあって少しずつしか削れていない。

 

静夏「全然壊れない…!」

 

芳佳「このままじゃ…!」

 

音炉「……ねぇ、ヨシカ。シールドで押して止めタラ?」

 

その言葉にそうか!と気づいた芳佳はメンバーへと叫ぶ。

 

芳佳「皆さん!シールドを使って氷山を押して止めてください!!」

 

バルクホルン「シールドでか…ナイスアイデアだ宮藤!」

 

エーリカ「ってか冷静に考えたら壊すよりそっちの方が成功率高いよねー」

 

うぐとミーナが呻くのをスルーしてエイラ以外がシールドを張って押し始める。

 

エイラはシールドを張るのが苦手(サーニャを護る時は普通に張れる)なのでサーニャのシールドを一緒に押す。

 

芳佳「音炉ちゃんもお願い!」

 

音炉「ワカッタ!」

 

お願いする芳佳に音炉は頷いて氷山へと向かって行く。

 

音炉「…ア、そうだ!こうすれば…!」

 

途中、そう言って音炉は氷山をみつえる。

 

バルクホルン「おい、何をしている!」

 

エーリカ「早く手つだ…えっ?」

 

んぎぎと押していたエーリカは目に入った光景に目を丸くする。

 

いや、他のメンバーもそれぞれ驚きの表情を出していた。

 

彼女は両手を上に翳した。

 

音炉「えーい!」

 

その後に白い光の欠片の様なのが放出され、それらは氷山から離れた場所で集まって巨大な形になって行く。

 

それによって作り出されたのは全体が赤く輝く海賊船で、赤い海賊船は鎖を射出して氷山に巻き付けると港とは反対方向に引っ張る。

 

ルッキーニ「すっごーい!空飛ぶ海賊船を作っちゃった!?」

 

ハイデマリー「え、あれって…」

 

サーニャ「ハイデマリーさん。シー」

 

目を輝かせるルッキーニの隣で何かに気づいたハイデマリーをサーニャは止める。

 

顔を向けたハイデマリーにサーニャは首を横に振って小声で言う。

 

サーニャ「話はあとで聞こう。今はこれを止めるのが先

 

ハイデマリー「……そうですね

 

確かに今は氷山を港から離すのが大事だとハイデマリーは押す事に集中する。

 

カルロ「おお、流石は第501統合戦闘航空団、ストライクウィッチーズ!!」

 

その光景にカルロ含め、ドージェの船員達は見とれる。

 

音炉「少しズツ止まってキタ!あともうチョイ!」

 

その言葉と共に押してる全員が力を入れる。

 

芳佳「止まって…ッ!」

 

静夏「止まってください!」

 

見てる2人が見守る中で氷山は動きが遅くなっていき、そして……氷山は動きを止まり、港への衝突は免れた。

 

音炉「…止まっタ…」

 

ふうと息を吐いた音炉のを皮切りに歓声が沸き上がる。

 

リーネ「ギリギリだったね」

 

芳佳「止まってくれてよかった……ホントに良かった」

 

近くに来て安堵の息を吐くリーネに芳佳が同意すると音炉がヨシカ~♪と前から抱き着く。

 

音炉「氷山、止マッタ!港、助カッタ!」

 

うん!と芳佳も微笑む中でエイラとハイデマリーは音炉を少し警戒する様に見ていた。

 

 

 

 

しばらくして坂本と共に港に来たアルテアは父と無事に再会が出来たのに芳佳は501の面々と共に嬉しそうに見守る。

 

その後にあれ?と音炉の姿がない事に気づいて周りを見渡すと離れた場所で音炉が隠れていた。

 

芳佳「どうしたの音炉ちゃん」

 

音炉「いや、ソノ……」

 

すすっと隠れようとする音炉に芳佳は首を傾げるがエイラとハイデマリーはアルテアと話してるカルロやドージェの船員達を見てる事から腕や髪の変化ので何か言われるのを恐れているのではないかと気づく。

 

その後にアルテアがカルロと共に芳佳達の方へと近づく。

 

カルロ「すいませんが、宮藤少尉に良く似た彼女は?」

 

芳佳「それでしたらあちらですけど」

 

聞かれて芳佳は正直に言うとカルロは頭を下げてから音炉に近づき、見られてる本人は顔を出す。

 

音炉「えっと、何?」

 

アルテア「お父さんを助けてくれてありがとう!」

 

カルロ「お陰で私や船の船員達も助かった。娘と同じ様に礼を言わせて欲しい。ありがとう」

 

顔を少し出して聞く音炉にアルテアとカルロはお礼を述べる。

 

後ろで船員達も感謝の敬礼をしている。

 

見ていたかもしれないのに得体の知れない自分に感謝の言葉をかけてくれたカルロ達に音炉はテレくさそうに頬を赤らめる。

 

では……と船員達とドージェの状況を確認する為か歩いて行くカルロにアルテアも付いて行く。

 

見送ってから芳佳は思い出した様に音炉に顔を向ける。

 

芳佳「そう言えば、どうして音炉ちゃんは私を手伝ってくれたの?」

 

音炉「…アルテアのお父さん傷ついタラ、アルテア悲しむ。アルテア悲シンだら芳佳も悲シムと思ッタから…」

 

その言葉に芳佳はありがとうと言い、音炉は嬉しそうに笑う。

 

坂本「しかし、反攻作戦前に、ウォーロックの名をまた聞く事になるとはな……」

 

ミーナ「しかもウォーロックはベルリンで待ってるって言っていたわ。一体ベルリンで何が起こってるのかしら…」

 

不安そうに呟くミーナや坂本の言った事に芳佳は気になった。

 

芳佳「反攻作戦?」

 

ええと頷いてミーナは続ける。

 

ミーナ「私達人類のネウロイへの反攻作戦がついに開始されるのよ。その目標が……ベルリン」

 

芳佳「ベルリンってさっきネウロックの……それに確かカールスランドの……」

 

リーネ「うん、首都だよ」

 

場所を聞いて確認する芳佳にリーネは頷く。

 

バルクホルン「ついに来たか……!」

 

エーリカ「気合入ってんねぇ」

 

気合を入れるバルクホルンにエーリカは気だるげに言う。

 

バルクホルン「当然だ。わたし達の国を取り戻す時が来たんだ!」

 

ミーナ「ベルリン上空には強力なネウロイの巣が確認されています。戦いは今まで以上に……」

 

音炉「…そのネウロイの巣、乗っ取ラレタ。ウォーロックⅡに」

 

気合を入れたバルクホルンの後に言おうとしたミーナの言葉を遮って音炉がそう言う。

 

誰もが遮った音炉に顔を向ける。

 

坂本「……空初。お前、ウォーロックⅡの事を知っているのか…?」

 

音炉「知っテル。と言うかアイツからヨシカ達護るタメに来た。アイツを蘇らせてしまったセキニンがアル」

 

最後の言葉に誰もが驚く。

 

坂本「蘇らせただと!?」

 

ミーナ「どういうこと!?一体あなたは……」

 

サーニャ「……あなたは人じゃないんだよね?」

 

ぽつりとサーニャは呟く。

 

その呟きに誰もがえ?となる中でハイデマリーも続く。

 

ハイデマリー「あなたが作り出したあのオプション……あれからネウロイの反応を感じました」

 

バルクホルン「あれがネウロイだと……!?」

 

先ほどの船を想像し、驚くバルクホルンの後にサーニャは続ける。

 

サーニャ「ネウロイを作り出せるウィッチなんて聞いたこともない。それが出来るとしたらそれはネウロイ。おそらくアレは子機のようなものでしょ?」

 

音炉「……」

 

問われても無言な音炉にサーニャはもう1つの確信を言う。

 

サーニャ「そしてあなたの名前。平仮名にして最初のそらって字を取り除いて残った四文字を並び替えたら……()()()()って文字になる」

 

芳佳「あっ…!」

 

言われて芳佳も気づく。

 

確かにサーニャの言った通りにするとネウロイと言う言葉が出来上がるのだ。

 

サーニャ「ただ空って字がなぜあるのか分からなかったけどこれって偶然にしては…」

 

音炉「…空ッテ字はあの時、ヨシカと一緒ニ飛んだアノ空が思い出に残ッテるから名前に入れてモラッタ」

 

分からなかったと言う空の部分に黙っていた音炉が口を開いて理由を言う。

 

「!」

 

坂本「宮藤と一緒に飛んだ…やはりお前は…!」

 

芳佳「音炉ちゃんの正体って…もしかして……!」

 

その言葉に静香とハイデマリーを除いた501の面々が驚く中で坂本は自分のが当たっていた事で、芳佳はまさかと言う思いで聞く。

 

そんな2人のを頷いて肯定して音炉は言う。

 

音炉「ウン。アタシはかつてヨシカと出会った人型のネウロイ……ネウロイX-11ダヨ」

 

その言葉に芳佳は涙を浮かばせながら割れ物を扱う様に音炉の頬を撫でる。

 

芳佳「本当に…あの子なの…?」

 

音炉「ウン、そうダヨ。ヨシカ」

 

生きていた、それだけで芳佳は良かったと涙を流して抱き締める。

 

音炉もじっくりと芳佳を感じようと抱き返す。

 

坂本「(ブリタニアに出現した人型のネウロイ……やつのことは宮藤の中で心残りになっていたからな……)」

 

その光景に坂本が思う中でミーナがインカムを抑える。

 

どうやら通信が入った様だ。

 

ミーナ「はい、こちら501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズ、ミーナ……!パットン将軍とガランド中将!?」

 

驚いた顔で慌ててメンバーから離れる。

 

その間、静夏とハイデマリーを除いたメンバーは音炉を見ていた。

 

バルクホルン「(くっ……どうすれば……宮藤の邪魔はしたくない。だが相手はネウロイ!ネウロイは敵だから倒さねば……だがそしたら宮藤が悲しむ……)」

 

エーリカ「(トゥルーデ、複雑な顔してるなー)」

 

リーネ「(芳佳ちゃん……あの時からずっと悩んでたもんね……)」

 

ペリーヌ「(まさかあの人型ネウロイが人の姿で宮藤さんの前に来るとは……後、あの時より胸が大きいですわね)」

 

サーニャ「(……でもおかしいな。なんであの子自身をネウロイと感知できなかったんだろ……)」

 

エイラ「(それにしても宮藤と顔変わんないな……おっぱい魔人2号にならないヨナ)」

 

ルッキーニ「(ねえ、シャーリー。あのネウロイって確か……)」

 

シャーリー「(……ああ、分かってる。あの時確かにアイツは……)」

 

それぞれ思う中で静夏はむむむと敵意を出している。

 

敬愛する芳佳に抱き着いてるのもそうだし、見て貰えてるのが羨ましいのだ。

 

ミーナ「……わかりました。ではそのように……」

 

すると話終えたミーナが堅い顔でメンバーを見渡して口を開く。

 

ミーナ「皆、聞いて。彼女、空初音炉さんは『()()()()()()()()』と言う外部協力者として501に参加することになったわ」

 

告げられた事に誰もが驚く中でミーナは続けて言う。

 

ミーナ「新たに扶桑海軍からウィッチが一人…服部さんが501に加わります」

 

静夏「は、はい!」

 

言われた事で音炉を睨んでいた静夏は慌てて直立して敬礼をする。

 

ミーナ「また坂本少佐が正式に部隊を抜けるのが決まっていましたが上層部の判断で少し保留となりました」

 

坂本「何!?」

 

どういう事だ!?と驚く坂本の後ろで芳佳達も戸惑う。

 

ミーナ「詳しいことは基地で空初さんの保護者って人が説明してくれるらしいわ。とりあえず此処に501統合戦闘航空団、ストライクウィッチーズを正式に再結成します!」

 

戸惑うメンバーへとミーナは再結成を宣言する。

 

芳佳「(この子と再会できたのは嬉しいけどウォーロックⅡにベルリン…一体何が起こってるの?)」

 

再び集まり、新たな仲間が加わった501。

 

だが、今の彼女達には喜びではなく、現れた人型ネウロイだった少女、音炉に対する疑問とウォーロックに対する不安が渦巻いていた。




???「次回!『ネウロイウォッチとネウロイの真実』デース!あたしが誰かは次回で分かるデス!」
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