魔王と始めるスローライフ!   作:猫家桜

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第2話

「!?!?」

 

ここは!?!?

魔王はどこだ!?!?

 

「あ、ラルフ起きた」

 

目の前には友人のイリアがいた。

 

「魔王は!?!?」

「ラルフが倒してた。ほら、魔石。でも、百夜を使い過ぎ。あと50年くらいしか寿命残ってない」

「ちょっと魔王の魔石貸して?」

「?はい」

「ありがと」

 

受け取った魔石を口に入れ、喰った。

 

「!?!?」

「俺な、魔石喰ったら寿命伸びるらしいんだわ」

 

おぉ。大体感覚で5000年から6000年ってところかな。

すげぇな魔王。

…………墓、作りに行こうかな。

 

「なんだ、ラルフもか」

「も?」

「私は他の生命体から血を吸うことで寿命を伸ばしてる。私の使う武器も『呪いの武器カース・ウェポン』だから寿命がねぇ」

「俺の血、吸うか?」

「んーん。今はいい。さっき吸った」

 

?さっき………?

 

「ってか今更だけど、ここどこ?」

「私の家」

「ほんとだ。………………なんで一緒のベッド?」

「え………?寒かったからの決まってるじゃん」

 

違う、そういうことじゃないんだよ!!イリアみたいな美女と男が一緒の布団に入ってみろ!危ないだろ!!

お父さんはそれが心配なんだよ!

 

「お父さんじゃないでしょ?それに、ラルフは童貞でしょ?私も処女だけど」

「うるせぇしそうじゃねぇよ!!!!」

____________________________________

 

久し振りに家に帰ってきた気がする。2日前だけど。

 

「ただいまー」

 

誰もいないけど帰ってきたら癖で言ってしまう。

 

「おかえりー!」

 

家が喋った!?!?!?

と、思ったら、ひょこっと………。

 

「ってなんでリリス居るんだよ!?!?」

「はわぁぁぁあああああ!?!?!?!?」

 

マジでなんで!?

 

「えへへー、実はねー、ラルフがカッコ良くて一回死んでたんだけど、死んだままでいれるかってね、生き返ってきたの!」

「さすが魔王!俺の苦労は水の泡だぜ!!」

「え、何言ってんの?前の四分の一くらいに弱体化してるよ?」

 

でも、あれの4分の1でも十分化け物だぞ!?

 

「それに、寿命も減ったしー。残り1000年くらいしかないんだけどー!魔石ちょーだーい!!」

「え、もしかして魔石喰ったら寿命延びるの?」

「そだよー?まぁ、魔族だけだけどね」

「ごめんそれ俺にもできる」

「………ま?」

「まじ」

「それ特異体質」

「ほかにも、友達には血を吸ったら寿命が伸びるのも居る」

「わぁ。吸血鬼の体質だー!私吸われたことないから吸われてみたーい」

 

お気楽か。

 

「でも、ラルフは純血だしなー」

「ん?どういうこと?」

「純血はその種族の能力しか受け継げれないはずなんだけどねぇ。ラルフは純血の人間だし」

「??あーっとつまり?」

「Aランクって馬鹿なの?」

「うるせぇ、追い出すぞ」

「わぁぁああああああああああ!!!!ごめん、それは勘弁してー!!」

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