機動戦士ガンダムSEEDASTRAY X INFINITY 作:ichika
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地球連合構成国家、ユーラシア連邦所属の宇宙要塞アルテミスの指令室に、将校服を身に纏っている中年の男性が、気色満悦でモニターの向こうと通信していた。
「お喜びください!我が部隊は遂に・・・!遂に核エンジン搭載のMSを入手致しました!!」
中年の男性、アルテミス指令であるガルシアは、画面の向こう側にいる自身の上官に、部下が捕えてきたMSの事を報告していた。
その指令を受けたわけではないが、これはユーラシアの利益にらると予想したため、彼は独断で特務隊Xに支持を出し、捕獲させてきたと言う訳だったのだ。
「言うまでもありませんが、この機体にはNジャマーキャンセラーが搭載されているものと思われます!いやぁ~、苦労しました、ですが、我々特務隊Xなればこそ達成できた任務でした。」
まるで自分の手柄の様に語る彼だが、実際問題として、彼は情報を与えたのみで、それ以上の事は何もしていないのだ。
『・・・、ガルシア君・・・、君という男は・・・。』
だが、そんな彼とは対照的に、画面の向こう側に鎮座する将校は、何をやっているのだといわんばかりに首を横に振り、何処か呆れの色すら窺える表情すら見せていた。
『誰がそんな物を手に入れろと命令したかね?』
「い、いえ、しかしこの技術は・・・!」
痛い所を突かれたのだろう、ガルシアは途端に態度を崩し、急に言い訳まがいの事を始めた。
命令違反と言われてしまえばそれまでだ、彼の立場も危うくなるのだから。
『ユーラシア連邦司令部の決定を伝える、特務隊Xは本日をもって解散とする!!』
「なっ・・・!?」
自分の弁明を聞き入れないどころか、指揮する部隊の解散まで言い渡されたのだ、ガルシアの表情は驚愕に凍り付いていた。
『アルテミスの今後の任務については追って連絡する、以上だ。』
「何故です!?このMSの技術があれば、我々はザフトはおろか、大西洋連邦の奴等も倒せるのですよ!?」
折角手にした切り札を、興味が無いとばかりに一蹴した上官に、彼は理由を問い質す様に食い付いた。
だが、彼に返されたのは、鼻で笑う様に告げられる事実のみだった。
『何を言っているのかね、大西洋連邦は我々の同盟国、友人だよ、先日、我々ユーラシアは彼等と新たな軍事技術に対し、全面協力をする事となった、今後は我が軍にも大西洋連邦にも彼らが開発したダガーシリーズが配備される事になったのだよ。』
告げられる内容に愕然としているのだろうか、ガルシアは反論する事すら出来ずにただただ固まっている事しかできなかった。
それもそうだ、ついこの前まで敵と見定めていた国家が、急に友人だ等と言われても受け入れられる筈がない、彼の反応は当然と言うべき物なのだろう。
『CAT-Xシリーズは開発凍結だ、パルス特務兵は研究施設に戻ってもらう。』
「あ・・・、しかし・・・。」
Nジャマーキャンセラーを使えば、大西洋連邦との立場を逆転出来るとでも言いたいのだろうか、自失から立ち直ったガルシアは、再び意見しようと口を開こうとしていたが、それを見抜いたのだろうか、将校の口から驚くべき言葉が発せられた。
『核は・・・、Nジャマーキャンセラーは既に大西洋連邦の手の内にあるのだよ。』
「なんですとっ・・・!?」
思いもしなかった言葉に、彼は椅子に腰から崩れ落ちてしまう。
『プラント攻略の為の兵器も準備中との事だ、勝ち馬に乗る、当然の事だ、君は全てにおいて遅すぎたのだよ、ガルシア君。』
自分の失態を詰る様な言葉も、通信がそれっきり切れている事も、最早彼にとってはどうでも良かった。
今は、彼に恥をかかせた者の顔が、彼の頭の中を占めていたのだ。
「こうなったのも、あの不良品のコーディネィターのせいだ・・・!!あいつがモタモタしていたせいで・・・!!」
完全な八つ当たり、それも責任転嫁としか言い様が無い言葉を吐きながらも、彼は手荒くキーボードを操作し、何処かに通信を繋げていた。
「保安部!!あの出来損ないを・・・!パルス特務兵を拘束しろ!!」
『は、はっ・・・!!了解しました!!』
彼のあまりにも唐突な指示に驚いたのだろう、対応した保安兵はおっかなびっくりに返答しながらも、指示通りに実行すべく、素早く動き出していた。
それを見た彼は立ち上がり、忌々しいコーディネィターの顔でも殴るつもりなのだろうか、指令室から飛び出していった・・・。
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その頃、オルテュギアの作戦室では、カナード主導の下、ドレッドノートのパイロットであるプレアに対しての尋問が行われていた。
調書を書き記すメリオル以外に兵はおらず、ほぼ密会に近い形で進行している様なものだった。
「・・・、何故だ?」
不意に、カナードがプレアに小さく尋ねていた。
それの意味が分からなかったのだろうか、プレアは怪訝そうな表情で彼を見ていた。
「何故投降してきたのかと聞いている、答えるつもりはないのか?」
そんな彼の様子に苛立ったのだろうか、カナードは僅かに語調を強め、プレアに詰め寄っていた。
そこで質問の意味を理解したのだろう、プレアは彼をまっすぐ見据えながらも言葉を紡いでゆく。
「戦いは憎しみの炎を大きくするだけです、最初に僕が戦ったから、貴方はより強い憎しみの炎をもって襲ってきた・・・、もし、もう一度戦ってもそれで終わりと言う訳ではないんでしょう?だから、僕は投降してきたんです。」
自分はもうお前とは戦わない、そう言うようなプレアの言葉に、カナードは一瞬だけ呆れる様な表情を見せたが、すぐさまその表情に狂気の笑みを張り付けた。
「ふっ、終わるさ・・・、俺がお前を殺すか、お前が俺を殺すかすれば、戦いは終わるのさ。」
戦いは終わらないといプレアに対し、カナードはどちらかが死ねば戦いは終わるとだけ言い放った。
彼らの意見は双方正しい、だが、それ故に相容れない理論であった事も確かである。
そんな彼等を少し離れた所から見ていたメリオルは、何処か不安げな表情を浮かべていた。
カナードの事を心配しているのか、それとも彼の前に腰掛けるプレアの事を心配しているのかまでは、彼女以外に分かる筈もなかった・・・。
そんな時だった、彼女の手元にあった端末に通信が入った。
「はい、こちらオルテュギア作戦室です。」
メリオルが応答すると同時に、彼女は表情を強張らせた。
告げられた内容が、予想だにしなかったものだったからだ。
「カナード!!貴方に拘束命令が出ています・・・!!」
「なんだとっ・・・!?」
悲鳴の様な彼女の声に振り向いたカナードの表情は驚愕に染まっており、有り得ないものを見るようなものでもあった。
「もうすぐ保安兵が乗り込んできます!!出所は恐らく・・・!」
報告すると同時に、これを指示した人物に思い当たる節があったのだろう、メリオルは焦りを滲ませながらも彼に駆け寄った。
「ガルシアめ・・・!!血迷ったか!!」
カナードも思い当たったのだろう、忌々しげに吐き捨て、作戦室から飛び出そうと動いた。
その行動から見てとるに、ガルシアに接触するつもりなのだろうが、今の状況では無謀だとしか言いようがなかった。
「待ってくださいカナード!!貴方が出て行ってはいけません!!」
カナードが何をしようとしているのか察したのだろう、メリオルは彼を止めようと追いすがった。
「止めるなメリオル!!俺は・・・!!」
文句の一つ、いや、殴打の一つほど食らわせなければ気が済まないのだろう、彼は彼女の制止を振り切って出て行こうとする。
「ダメです!!いくら貴方でも多勢に無勢です!私に考えが有ります、艦橋へ急いでください!」
だが、メリオルの方が対応が早かった。
彼に行くべき場所を指示しながらも端末の音声回線を開き、オルテュギア艦内全てに放送を入れる。
「オルテュギア全乗組員に告げます!特務隊Ⅹはこれより、ユーラシアの指揮下を離れ、スーパーコーディネィター確保のための独自行動に移行、艦をアルテミスより緊急発艦させます、速やかに準備してください!!」
「なにを・・・!?」
彼女の対応にプレアとカナードは眼を丸くするばかりだった。
まさか、彼女が自分を逃がすためにオルテュギア全体を巻き込んでの脱走を企てるとは思っても見なかったのだろう。
「何をしてるんですか!二人とも急いでください!!」
「あ、あぁ・・・!」
「は、はいっ・・・!」
彼女の剣幕に驚きながらも、彼等は慌てて艦橋への廊下を直走った。
覚悟を決めた女は強い、そう感じながらも・・・。
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「何をしとるか!パルス特務兵の身柄は押さえたのか!?」
アルテミスのコントロールルームに入ったガルシアは、コンソールに張り付いていた通信兵に状況を怒鳴る様に尋ねていた。
彼がカナードの捕縛を命じてから既に二十分近い時間が経っているが、捕獲されたと言う報せは一向に彼には届かなかった。
それにより、痺れを切らした彼は、情報が一番集まるであろうコントロールルームに出向き、状況を確認しようとしていたのだ。
「そ、それがまだ・・・!オルテュギアに連絡を取っていますが、通信が途絶しておりまして・・・!」
一人の通信兵が状況を説明するが、成果が思わしくないらしく、その表情は苦い物だった。
「えぇい・・・!忌々しい・・・!保安部隊を突入させろ!!抵抗する奴等も命令違反で捕えろ!!」
「は、はい・・・!!」
苛立つ彼の怒気に脅えながらも、通信兵達は情報を探し当てんと奔走していた。
だが、それすら苛立たしいのだろう、彼は拳を握り締め、モニターを睨み付けていた。
正にその時、コントロールルームにけたたましい警報が鳴り響いた。
「なんだ!?何が起きている!?」
彼が確認する様に叫ぶと、手近にいた一人の通信兵が振り向き、悲鳴の様な声で報告した。
「た、大変です!オルテュギアが無断発進しようとしています!!」
「なんだとっ!?まさか、あの不良品め・・・、艦ごと脱走するつもりか・・・!?」
その報告に、ガルシアは眩暈がすると同時に、その可能性を考慮せずに指揮を執っていた自分の失態を悔やんだ。
だが、いくら悔やめどもう遅い、オルテュギアは今にも発進しようとエンジンを起動しているのだ、外部から止める事など出来まい。
「オルテュギア、直ちに停船せよ!!このままの出港は脱走とみなすぞ!!」
「ドッグの守備隊は何をしているんだ!!」
「ダメです!発進ゲートが閉じません!!」
一人の通信兵が停船を呼びかけるも、オルテュギアからのリアクションは無く、それどころか、ドッグ内のクレーンや固定用アームを薙ぎ倒しながらも発進、ゲートから飛び出して行ってしまった。
「くそっ・・・!どいつもこいつも・・・!!何をやっとる!傘を開いて阻止せんか!!」
「ダメです!既に有効範囲外まで離脱されました!」
悪態をつきながらも、彼はアルテミスの傘を展開するよう怒鳴るが、それも不可能だという報告があった。
彼の近くでは、別の通信兵がオルテュギアに停船勧告を続けているが、彼等がもう戻る気が無い事は明白であるために効果は皆無だった。
「まったく!能無し共めが!!」
苛立ちをぶつける様に、彼はコンソールを殴りつけていた。
「こうなったらバルサムに追撃させろ・・・!!」
「はっ・・・?しかし、よろしいのですか・・・?」
怒りに震えた声で発せられた彼の言葉に、周囲の兵達は戸惑った。
バルサムとは、アルテミスが有する三機のハイぺリオンの内の一機、ハイぺリオン二号機のメインパイロットである。
彼を発進させるという事は、ハイぺリオン二号機でオルテュギアを追撃、撃破しろと言っている様なものだ、いくら脱走中とはいえ、友軍相手にそんな事はしたくもないのだろう。
「そのために訓練させているのだろうが・・・!ハイぺリオン二号機、発進だ!!」
「りょ、了解しました!!」
「ハイぺリオン二号機、発進準備!これは演習ではない!!」
彼の指示に弾かれる様にコントロールルームは戦闘時の様な慌ただしさに包まれた。
いや、実際戦闘準備と言って過言ではないだろう、何せ、彼等は脱走兵という名の反逆者と戦う事になるのだから・・・。
それからほどなくして、アルテミスの出撃ゲートから一機のMSが漆黒の闇へと飛び出していった・・・。
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「いいのか・・・?」
アルテミスを離脱したオルテュギアの艦橋で、カナードはこの脱走劇を企てた、自身の副官であるメリオルに尋ねていた。
その理由は聞くまでもない、彼を逃がすために、オルテュギア全体を巻き込んだ脱走を図ったのだ、彼女は良くとも、他の者達がどう思っているのか、少し気になったのだろう。
「我々特務隊Xは今だ任務を終えていません、任務終了後、解散の指令にも応じるつもりです、ガルシア指令の下ではいつ本部から切り捨てられてもおかしくありませんので。
」
気にする事はないとばかりに、彼女は追撃が来ないかとレーダーを確認しながらも答えていた。
彼女から言わせてみれば、ガルシアは自分の地位のみに固執しているだけでなく、作戦指揮官や要塞司令としては無能だとしか思えなかったのだろう。
だからこそ、このまま切り捨てられるのを待つよりも、特務隊Xとして独自に活動するために、彼の捕獲命令に乗じて脱走したのだ。
「それよりも、Nジャマーキャンセラーでは遅れを取りましたが、スーパーコーディネィターの捕獲なら、まだ我々にも挽回の可能性があります、それに、我々はまだその任務の停止命令を受けていませんので。」
「好きにしろ・・・。」
彼女の説明を聞き、カナードは彼女が自分に気を使ってくれている事に気付きながらも、あえて表には出さない事にしたようだ。
ここで表に出せば、彼女と、それに巻き込まれる形となった乗員の覚悟を無駄にしてしまうと思ったのだろう。
彼がそう思った時だった、メリオルが張り付いていたコンソールがけたたましい警告音を放っていた。
これは恐らく・・・。
「アルテミスより追撃来ました!数はMSが一機、ハイぺリオン二号機か三号機です!」
「来たか!ハイぺリオンで出るぞ!」
彼女の報告を受けたカナードは、自分が迎撃に出る事を告げ、格納庫へ足を向けようとしていた。
「まだ修理が終わっていません・・・!パーツが足りていなくて・・・!」
「起動すればそれでいい、ついでにパーツも取ってきてやる。」
彼を止めようと、メリオルは修理が終わっていないと告げるが、彼は止まろうとはしなかった。
それどころか、敵機を鹵獲してやるとまで言い出したのだ、彼の隣にいたプレアの表情は驚愕に彩られていた。
「戦ってはダメです・・・!今は逃げましょう!!」
このまま出れば彼が死んでしまうとでも思ったのだろう、プレアはカナードの腕にしがみ付き、行かせまいと必死だった。
だが、そんな彼を煩わしいとでも言う様に、カナードは彼を振り払いながらも睨み付けていた。
「戦わねばお前も死ぬだけだ!死にたくなければ黙ってみていろ!!」
戦わないという信念は良い、だが、戦うべき時に戦わなければ生き残れない、その言葉はそう語っている様にも思えた。
プレアが再度止めようとする前に、カナードは艦橋から飛び出していった。
自分を狙う敵を討つために、そして、生き残るために・・・。
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「カナード・パルス、ハイぺリオン、出すぞ!!」
完全に修復されていないハイぺリオンでオルテキュギアより発艦した彼は、艦後方から追撃してくるダークグレーの機体を視認した。
「二号機・・・、バルサムか・・・。」
『よぉカナード、墜ちたモノだなぁ?』
追撃してくるハイぺリオン二号機のパイロットの名を呟くと同時に、コックピット内のモニターにその人物の顔が映し出された。
如何にも自信家ですと言わんばかりに自信に満ちた表情は、彼とエースの座を争っていたパイロットの一人である、バルサム・アーレンド少尉だった。
『お前が脱走するとはなぁ?友軍相手に初陣とは気が進まないが、機体にシュミレーション以外の撃墜数を刻めるチャンスなんだ、投降なんてしないでくれよぉ?』
言いたい事だけ言って、バルサムは通信を切り、直後にアルミューレ・リュミエールを完全展開していた。
「ふん、誰が投降などするモノか。」
それを見た彼は、キーボードを自身の目の前に持ってきつつ、機体の調整を開始していた。
「こちらに残っているのは左腕と左背面のみ・・・、どうせ守って勝てる相手じゃない、ビームの収束率を、一点に集中させれば・・・!」
ビームナイフを左腕の格納スペースから抜き取りつつ、彼はハイぺリオン二号機へと突っ込んでゆく。
当然、バルサムも黙ってはいまい、目の前に半壊している敵機がいるのだ、撃墜の好機とばかりにビームサブマシンガンを撃ち掛けてきた。
だが、それも狙いは甘く、半壊したハイぺリオン一号機の推力でも十分避け切れる物だったが、長引けば五体満足な二号機に分があるため、彼は短期決戦とばかりに攻撃を開始した。
撃ち掛けられた銃弾を回避しつつ、左腕と左背のアルミューレ・リュミエールを展開、スピードを上げながらも二号機へと突撃してゆく。
傍からみれば、彼のその行為は特攻以外の何物にも見えないのだろう、現にバルサムは機体を回避しようともせず、ビームマシンガンを乱射しているだけだった。
「バカめ、消えろ!」
距離が縮まって行く中、カナードは左背のアルミューレ・リュミエールの収束率を変更、シールドではなく、ランスの様な形へと変更させた。
そう、アルミューレ・リュミエールは収束率を変更する事で攻撃にも転用できるが、それと同時に、一点に大火力を集中されると、突破を許すと言った弱点が存在していた。
バルサムはこれを知らなかった様だが、カナードは違った。
本物のエースとして数多の戦場を駆け、多くの敵と渡り合ってきたのだ、己の機体の事を熟知しておかなければ到底生き残れないのだ。
彼の目論見通り、光の槍は光の盾を突貫、そのままの勢いで二号機の頭部を破壊した。
それと同時に、一瞬システムがダウンしたのだろう、二号機を覆っていたアルミューレ・リュミエールが解除された。
そして、その隙を見逃すほど、カナードは愚鈍ではない。
すぐさま左手に保持していたビームナイフで二号機のコックピットを刺し貫き、パイロットごと機体を沈黙させた。
「ハイぺリオンは俺の一機だけ在ればいい。」
これで自分の機体を直せると言わんばかりに、彼の表情は愉悦に歪んでいた。
それと同時に、彼は接近していたオルテュギアの方を向き、口元を釣り上げた。
「見ていたかプレア!これが俺の戦いだ、俺は生きる為に戦うんだよ!ハーッハッハッハッ!!」
この戦闘を見ていたであろう少年に宣言しながらも、彼は何かに憑り付かれたかの様に笑っていた。
それは、これから来る、破壊の未来を喜ぶ笑いなのかは、彼にのみ知る所だった・・・・。
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次回予告
エターナルに招かれたロウとシャルロットは、バルトフェルドと劾からドレッドノートに纏わる話を聞かされる・・・。
次回機動戦士ガンダムSEEDASTRAY X INFINITY
隠されし秘密
お楽しみに~。