ようこそ実力至上主義の教室へ〜間違った青春はとある教室で始まる〜   作:らふ

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第十一話3人の進む先

今日は休日。

最早というか、すでにバイトとして扱われている、先生の手伝い(下っ端、下請け、もしくはこき使い、などの雑務を示す。)が無い。

友人関係、知り合い、他人関係も何にもないため、これは詰まるところ、ゆっくりと休めるということだ。って最後のすでに無関係なんだが。ぼっち最高、全人類誰もがボッチになれば良いものを。そしたら戦争も諍いも無くなって平和になるのに。

 

俺という人間が今日という休日をどう過ごすか、そんなのはもう決まっている。

少し考えればわかることだ。

 

人間は厳しいブラックな職場でキチキチのスケジュールの日々を過ごしたらどうなってしまうのか。休みもほとんどなく、日々デスクに向き合い、その傍には常にred bullと書かれた缶が覗く。既に5徹以上っていやいや生めかしいからやめて!リアルすぎるでしょ。俺も考えていて嫌になってくるわ。

 

つまりそういうことだ。人は休日という存在をオアシスとしその日の過ごし方なんて既に決まっている様なものなのだ。

 

うん、寝る!

 

これ一択に尽きる。

 

俺は知らないのだが、こういう過ごし方をしている人間は多いんじゃ無いだろうか。最近は、休日の過ごし方と言ったら、取り置いておいたアニメの流し見、溜まっている本の積読、勉強、これくらいしかないか。

 

休日を寝て過ごすとなれば、話は早い、あんなクソビッ、、、、、、、ひっ

何でもないです。ただただ血迷っただけです。だからこんな遠くまで念力みたいなことしないで、お願いだから。

 

というか本当にあの先生はどうして俺に異常に構うのだろうか。俺みたいな人間に関わっても得する様なことはないだろうに。まっ先生だからか。そう考えると納得が行く。

 

何で休日まで先生のことを考えなければならないのか、そんな落ちる気持ちを抑えながら、しょうがないかあと思い着替え始める。休日くらい羽目を外して遊ぶか!だらだらしててもしょうがないしな!一応金はあることだし、確か20万だったかな。初日から、金をどう使おうかどう使おうかと悩み、変なところでストイックさがでたのか、全く使っていない。

 

まぁ、月の無料商品はもう買い尽くしたし、もう無料商品は買えないので金は時期に消費されていくのだが、今はこうしておこうと考えているのだ。

 

ふぅ、こんなに金があるなら、少し使うか。まぁ、我慢したのが無駄にならない様に地道に使っていくがな。

 

よーし、そうと決まったら出ますか。

 

もう既に着替えは終わっており、出る準備は整っているなだが、何故か嫌な予感がする。

 

何故だろう。

 

ここから出たら不幸な目に遭ってしまう様な。

 

 

疲れてるのかな。うん。疲れてるな。主に先生のせいでどっぷり疲れてたわ。

 

そのせいで今はマッカンよりもレッドブルが欲しくなってるだよな。

 

鞄を持ち外へ出る。

 

空は一面青く、ここから見える景色の先には海があり輝いていたが、日照りはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しかし、遊ぶって言ってもな」

 

今日は遊ぼうと意気込んでいるのだが、いかんせんすることがない。

 

ゲーセンでも行くか。

 

無駄遣いする金もあるわけだし。これから先無駄遣いすることもなさそうだしな。

 

と思ったのだが、

 

「ねぇ、八幡くん?だよね」

 

「…」

 

誰だよ比企谷くん。早く返事してやれよ。

 

さてと、俺は今日を無駄にしないためにも早くゲーセンに行くか。久しぶりに行くことになる。そう思うと少し楽しみに思うが、別にゲーセンですることがあるわけじゃない。言ってもmjか上海くらいしかすることないしな。クレーンゲームは別、あれは小町と行くときにすることだ。

 

そういえば小町どうしてるかな。元気にやってると良いが。俺といなくても小町はハイスペックだから心配ないと思っていたが、少し心配になってくる。

 

さてと、確か道はこっちだったよな

 

「ねぇってば。」

 

誰かが俺の肩をちょんちょんとついてくる。地味に痛いので、つい振り返ってしまう。

 

「こんにちは!八幡くん」

 

そこには、櫛田がいた。いや、正確には3人。櫛田と顔がまだ見えないのだが、もう2人いる。

 

2人で話し込んでいる様だ。

 

恐らく背丈と服を見ると女性?なんだが、用がないなら帰っても良いだろうか。というか帰りたい。今すぐに

 

「帰らないでね?八幡くん、呼んでも応じてくれないし、帰っちゃったら連絡できないから」

 

「ん?ってことは俺に何か用でもあるのか?」

 

「勿論。偶然なんだけどね。私は用はないんだけど」

 

「そ、そうか」

 

「あぁー、違うよ違うよ?私は用がないけど、八幡くんと会えたのは嬉しいから」

 

「あれ?なんか意味を取り違えてる様な気がしなくもないけど……

 

それより、そこの2人、用がないなら帰るぞ」

 

なんで帰る方向になっているのか。俺は確かゲーセンに行こうと思っていたはずなんだけどな。

 

こうなってしまったからにはしょうがない。帰って、寝るのもまたよしだ。

 

「まっ、待って!!ちょっと深呼吸させて。少しだけで良いから」

 

「ん?」

 

聞いたことがある様な声音だった。いや、これは聴きなれている声だ。このいかにも悩みないですよーと言った風な声音。

 

も、もしかして……………

 

 

「なぁ、櫛田。」

 

「なぁに八幡くん」

 

「俺やっぱ帰るわ。ごめん」

 

「え?ちょ、ちょっとーまっ…………」

 

そう言った刹那。ガシッと音がした。それこそ、びくともしないくらいにガッチリと。

 

な、何だ?う、動けないだと?

 

「ダメだよ〜比企谷くん。君はすーぐ逃げようとするんだから。」

 

雪ノ下さんだった。俺の肩を物凄い力で掴み、一歩も動けない。こ、この人ほんとに人なのか?人間辞めちゃってない?

 

「ゆ、雪ノ下さん。離してください。俺はここから逃げないといけないんです」

 

「だーめ。ちゃんと向き合うこと!!じゃないとお姉さん悲しいな〜」

 

「俺はあんたのお姉さんじゃない。離してくれ」

 

尚も足掻くが、全く歯が立たず、動けない。

 

そうしている間に向こうは話が整ったのか後ろでせーのと声が聞こえる

 

まじで今日はなんなんだ?厄日?それともなんか憑いてるのかな、今度お祓いでも行こうかな。

 

諦めかけた。

 

いや、既に諦めていた。

 

俺が不運なのは決まっている。

 

だが、俺が置いていき、諦めていたものが、また見つかるかもしれない。

 

そんな予感。

 

ただただ、呆然とした日々を送ると決まっていた歯車が少し動いた気がした。

 

 

のは、気のせいだった。

 

「う、うああああああああああああ」

 

「「きゃあああああああ」」

 

どかすか、と転げ落ちる。

 

おいおいこいつら何をしようとしてたんだ。いきなり俺に突撃してきて全員転ぶとか、殺しに来てるだろ。

 

「あはははははは、比企谷くん。顔をあげたら?」

 

雪ノ下さんにそう促され、顔を上げる。そこには、誰であっただろう、見間違えるはずもない……………

 

「雪ノ下……………それと由比ヶ浜も」

 

2人だった。

 

 

 

誰かとカップリングさせたいと思っているのですが誰がいいですか?

  • 櫛田桔梗
  • 一ノ瀬帆波
  • 坂柳有栖
  • 椎名ひより
  • 龍園翔
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