ようこそ実力至上主義の教室へ〜間違った青春はとある教室で始まる〜 作:らふ
「はぁ、それで、何故突撃してきたのか、何故ここにいるのか、何故少し時間おいたのか、何故雪ノ下さんが混じってるのかとか聞きたいことはいくつもあるんだが、まず聞きたい。何故ここにいる?」
「むぅー、比企谷くんひーどーい。比企谷くんいるところに私ありっ!だよ?」
「どんなキャラだよ。それ単なるストーカーじゃねぇのか?」
「姉さんに追われる比企谷くんも不憫ね。大丈夫よ姉さんにちょっかいかけられる気持ちはわかるわ。」
「いや、そこに共感求めてないんだけど、てか質問に答えろよ。なんでいるんだよ」
「ヒッキー久しぶりなのにひどい!」
相変わらず面倒な面子だな。どこに視線を置けば良いかわからず、チラッと櫛田に視線を送る
「あははー、八幡くんって人気者なんだね」
視線を向けると櫛田は我関せずといった感じで、気まずそうに苦笑いしている。
あぁ、わかるぞー知らんやつ奴らに囲まれてると自分が何話せば良いかわからなくなるよな。
あと、グループの中心のやつが抜けた時の会話の続け方がいまだにわからん。あっ、俺友達いないから一生分からなくても良いやつだこれ。
「あっ、ねぇねぇ由比ヶ浜さん、そのネイルいいね。どうやってつけたの?」
「あっ、これねこれねー自分でやったわけじゃなくてーーーー」
櫛田に気づいたか気づいてないかわからないが、アイコンタクトを送って、それに気づいたのか由比ヶ浜と話し始める。
ナイスだ。女子トークって結構ジャンルの幅が広いから話のネタに困らないよな。
俺がナイスとばかりにサムズアップするが、それに気づきぱちんっとウインクする。
可愛いなこいつ。洗練されたアイドルって感じだ。ふっ、こうやって男どもを落としてきたんだろうな。俺には効かんけど。俺の防御防壁は健全だ。そう簡単に破れねぇよ。
「…………由比ヶ浜さんは放って置いて話を戻しましょうか。姉さんはいつまでもへこたれてないで話に入ってきて」
あれ?由比ヶ浜に対する扱いが前よりも雑になってる。あの距離の近さに慣れたってことか。雪ノ下のファイヤオールも随分と厚くなったな。
「ぶぅー、雪乃ちゃん前よりも冷めてない〜?ひどいなぁもう」
「姉さんはもうちょっと身の振り方を考えた方がいいと思うわ。
それで、私達がここにきた理由だけど、そんなに難しいことじゃないの」
「あぁ、雪ノ下はなんとなく想像がつかんでもないが、それじゃ由比ヶ浜はどうなんだって話になるしな」
「えぇそうよ。貴方が考えてることはわかるわ。でもそうじゃないの。私達がここにきた理由はーーーーー」
「私達がここに来た理由はヒッキーを追いかけてきたからだよっ!」
どんと、テーブルを叩かんばかりに力強く告げる。
お、おう、こいつらもしかしていい奴?
「ってのは建前で、あのまま総武高に進学するのは華がないと思ったからなんだけどね」
っておい。感動を返せ。俺を追いかけてきたって言われてぽろっといきそうだったけど今ので全部台無しだよ。なんだよ華って、高校に求めるもんじゃねぇよ。
「はははー、ゆきのん素直じゃないんだから〜私は勿論ヒッキーを追いかけてきたよ」
そう言われて、なんと返せばいいかわからない。こういう言葉をもらうことが少ないからかな、それともいないから?絶対後者だな。
「八幡くんがここにきたからっていうのはわかるけど、どうして八幡くんが入学する予定の高校がわかったの?」
そうだ。それも気になるな。大体想像がつくが。
「そんなの決まってるよ。平塚先生が教えてくれたんだ。ヒッキーの受ける高校を」
「平塚先生って?」
「それはねーーーーーーー」
「………櫛田さんと由比ヶ浜さんって結構相性がいいのかしら…………」
雪ノ下がぽーっとした様子で見ている。なんだなんだ?もしかしてこいつ………
「妬いてるのか?」
「そ、そんなわけないじゃない。由比ヶ浜さんが誰と親しくしようと由比ケ浜さん次第だわ。私そうもこうもどうして貴方はそんなことばかり言うのかしら。貴方だって櫛田さんと随分と仲良く、それも旧知の仲の様に振る舞っていたじゃない。それもあるのにどうしてそんな発言に至るのかしら。やはり貴方の脳は変なところで活発になるのね。そもそも…………」
「長い、長いよ。そもそも、俺は櫛田と旧知の仲だからな。それ以上でもそれ以下でもない。だから話を戻すぞ」
「ねぇねぇ、気になったんだけど、比企谷くんと雪乃ちゃんってどういう関係?」
「「は?」」
「いやだってー、君達の方が旧知の仲の様に見えるよ?もしかして付き合ってる?」
「ば、ば、ば、馬鹿言わないで姉さん。どうしてこんな男と恋人にならないといけないの?そんなの地球がひっくり返って海水が全部蒸発するくらいにありえないことだわ。こんな目が腐ってて、捻くれてて、それなのに誰にでも優しくて、チャームポイントのアホ毛が揺れるところが少し可愛くて、そんな人と付き合うなんてあ、ありえないわ」
「雪乃ちゃん、火をみるよりも明らかだよ?誰がどう見たって十中八九ひk「ね、姉さん余計なこと言わないで」もがもが」
これ以上は言わさんとばかりに口を塞ぐ。雪ノ下さんがもがもが言ってる。ふぷっ、可愛い。魔王みたいな雰囲気纏ってるから怖いと言った感情しか湧くことがなかったけど、可愛い。いいぞーもっとやれ。見てると面白いから
それにしても、何故こうなった?
俺の休日をかえせ!!!
そんな思いを胸にため、雪ノ下に訊こうと思っていたことを訊く。
「で、雪ノ下はクラスどこなんだ?」
「私はDクラスよ。由比ヶ浜さんもD。それがどうかしたのかしら」モガモガ
「んー、俺の考え違いだったかな。」
「何が?」
「いや何、クラスごとに振り分けられた生徒の実力が違うのかなって」
「へぇー」
漸く解放されたのか雪ノ下さんが興味深そうにこちらを見つめてくる。
こ、これが蛇に睨まれる蛙って奴か?あっ、かえるって認めちゃったよ。俺はカエルじゃないからね。小学校の頃言われて少し傷ついたんだから。
「どうして、そう思ったのかしら」
「そんな大きなことじゃねぇよ、ただ、クラスごとに人物の能力が似通っているから多いからそう思っただけだ」
「貴方、まだそんなこと考えて過ごしてたの?はぁ、やっぱり変わらないわね」
「そう?雪乃ちゃん今の話聞いて面白そうだなーって思わなかった?」
「今の話のどこに面白い要素があるのかしら。それが本当だったら私は面白くないわ」
「どうしてそう思うの?」
「それだったら私がDクラスに振り分けられる意味がわからないわ。比企谷くんがBクラスに振り分けられる意味もね」
「そう?雪乃ちゃんならわかるんじゃない?」
「勝手なことを………」
「わっ、ゆきのんどうしたの?」
雪ノ下が立ち上がって起こるが、ここカフェだからな?あんま大きな声出すなっての由比ヶ浜も反応しただろうが。櫛田もほらビクッとしたし。
「雪ノ下は少し落ち着け。雪ノ下さん、俺は仮定で話してるんです。事実であるかのように話さないでください」
「てへ。比企谷くんが面白いこと言うからだよ。でも、比企谷くんが本気でそう思ったなら、生徒会に入れた甲斐があったかな」
「はぁ?」
そんな驚くことか?雪ノ下さんなら俺を絶対入れると思ったけどな。こきつかいとして。ここの学校って俺をこきつかいたがる奴多くね?俺が知ってるだけでも2人、いやもしかしたらあいつも入れて3人か。
「でねでねー、私このモデルさんが好きでーいつもこの人が来ているような服着てるんだよー」
「へぇー、あ私もこの人知ってるよー」
櫛田と由比ヶ浜は仲良いことで。ほらほら楽しく話してんだからそんなめんどっちい話を振るな。俺と櫛田らは全く別の話してるけどな。
そして、雪ノ下櫛田を睨まないであげて!!
はぁ、俺ゲーセン行こうと思ってたんだけど……………
誰かとカップリングさせたいと思っているのですが誰がいいですか?
-
櫛田桔梗
-
一ノ瀬帆波
-
坂柳有栖
-
椎名ひより
-
龍園翔