ようこそ実力至上主義の教室へ〜間違った青春はとある教室で始まる〜   作:らふ

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はい。こっちはあまり描くつもりはなかったんですが、君の膵臓を食べたいを見て描きたくなりました。
早めに進めるつもりなので、よろしくお願いします

ではーすたーと


第三話それは彼女の始まり

 

某月某日曜日    日記

 

 

私は周囲に真剣に真摯にそして真面目に向き合ってきた

どんなことだって真面目に、クラスの揉め事だって友達を優先して守るのではなく、中立の立場を持ってやり過ごす。

ある日された友達からの相談だって、真剣に話を聞いて、解決に促した。

友達から聞くいつもの愚痴だってなにが原因なのかきっちり聞いて、本質を掴む。

最初は揉めたりしたけれど、それはまだ私が未熟だったのか今ではすっかりなくなった。徐々になくなるにつれクラスは団結していき、今では愚痴すらも聞かなくなった。

私は何事も真剣に真摯にそして真面目に向き合うことは大事でそれがいかに大切かを学んできた

なら、、、ならば、、、、

この気持ちにもちゃんと向き合えるだろうか

それに私は答えられない何も誰にも

応えられない

でも、いつかきっと応える

 

自分が何もかもすべてさらけ出せ得る日を望みここに記します。

 

 

 

                       一ノ瀬帆波

 

 

それはいつの日記だったとだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私、一ノ瀬穂波は高校生活からリスタートする。そう決意して高度育成高等学校の門を潜る。

 

桜の花が辺り一面に咲き誇り乱れ散り、今の季節を思わせた

 

私は桜の花が好きだ。自分の髪色に似ていることもあるけど、何より明るく散っていく花弁を見るだけでも時が過ぎていく、その時間が好きなんだ。

 

門を潜るとたくさんの生徒が見えてきて、この人達と学校生活を送るんだーと思うと楽しいという感情とともに緊張も感じた。

 

ある場所に人が集まっているのを見ると、其処にクラス表が載っていることに気づく。

 

私も其処に行き、自分のクラスがどこなのかを見る。

 

えとえと…………

 

一年Bクラス

一ノ瀬帆波

 

 

あった。私のクラスはBクラス。

私の再出発はBクラス!!

 

よーし、がんばるぞ!

 

私は一層気合を入れ、教室へと向かう。見ると、ある男女が教室に近づくと離れていった。

 

カップル?

 

入学初日にカップルなんて早すぎない?と思いながらも、男の方に目がいく。

 

これでもかというほどに猫背で、つむじの部分にちょこんと立つなんだか可愛く感じるアホ毛。

 

その背中が、妙に頭から離れなくなったのは多分気のせいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隣の人同士などで簡単に自己紹介を済ませている姿が多く見られ、仲良くしようという気迫が感じられた。

 

「えーと、私は白波千尋。貴方は?」

 

隣の席に座る、ショートヘアの頭に花飾りをつけた少女が話しかけてくる。

 

「あっ、私は一ノ瀬帆波だよ!よろしくね」

 

「うん。よろしく一ノ瀬さん!」

 

私も隣の席の人が話しかけてきたので自己紹介し返す。

 

白波の第一印象はおどおどしてて可愛いがしっかりしていそうな子だ。

 

まずはこの子から友達になろうかな。

 

始業を告げるチャイムがなる。少し遅れて、私服?を着た教師が入ってくる。

 

見た目からの印象はちょっとだらしなさそうだけど、協調性はありそうな、ひょっとしたら20代で通じるくらい若そうな茶髪のロングでポワポワした雰囲気の教師?が教卓に立つ。

 

 

「は〜い、私がこのクラスの担当となった一年Bクラス担当の星乃宮知恵で〜す。皆〜よろしくねー。普段は〜保険医を担当していまーす。

 

卒業までの三年間はー私が担任として君達と学ぶことになると思いまーす。

 

今から1時間後に入学式が体育館であると思うんけど、その前にこと学校の特殊なルールについて書かれた資料を配らせてもらうね〜これは入学案内の時に配ったものでもあるよー」

 

 

気の抜けた自己紹介と、説明にポカンとしている生徒が数名いるが、皆ちゃんと聞いている。

 

 

ふと、窓際に座る生徒が目に入る。

普通こんなにキョロキョロしないのだが、今日は少し緊張しているのか気が収まらない。

 

彼はさっき見た猫背の生徒で、こんな目してるんだーってくらい腐った目をギンギンに光らせながら教師を睨んでいる。

 

あっ、先生が彼に向かってウインクした。

 

それに反応したのか否か、彼はビクッとして目を逸らす。

 

なんだかあせあせして可愛いなぁ。

 

 

おっといけない。よそ見はいけないなと思い、教師に向き直る。

 

「今から配る学生証カードはーそれを使って敷地内のすべての施設の利用、売店等で商品の購入をすることができるようになってるの。

 

でもーポイントを消費することになるから要注意ね〜

 

学校内においてこのポイントで買えないものはないから安心してね。学校の敷地内にあるものならなんでも購入可能だから」

 

ふーん。随分と便利な作りになってるんだなぁ。

 

つまり、この学校に置いてこの学生証と一体化したポイントカードは現金と同じってことだ。

 

これは、買うものに気をつけないとかな。

 

 

「施設では、機械に学生証を通すか、提示することで使用可能でーす。使い方はシンプルだよねぇ〜

それからそれから、ポイントは毎月1日に自動で振り込まれることになっているから〜

君達全員には平等に10万ポイントが振り込まれているはずなので確認してね〜

一ポイントには1円の価値があるので忘れないように」

 

最後はちゃんとしようとしたのか、気を引き締めるような仕草をする。

 

教室内でこそこそと話し声が聞こえるが、おそらく支給額の多さについてだろう。

 

 

驚くよねー。私もそうだもん。十万円も毎月支給してくれるってところは少し怪しい気がしなくもないけど、国からそんな額を支給してくれることに驚く。

 

「ありゃ、あんまり驚かないんだね〜入学を果たしただけでも君達にはそれほどの価値と可能性があるってことだよ〜

 

このポイントは卒業後に学校が全て回収することになってて現金化はできないからためてもあまり得はないよー

 

振り込まれた後は君たちの自由。好きに使ってね〜

 

ポイントがいらないって人は誰かに譲渡することも可能だよー。

 

だけどー無理やりカツアゲするような、そんな真似はダメだよ?学校はいじめに敏感なんだから」

 

すでに静かになっていた教室内で、星乃宮先生はぐっと背伸びをして、やっと終わりと言わんばかりに

 

「それじゃー説明は終わりだよ。良い青春をね⭐︎」

 

きらんとまたウインクを彼にして、立ち去る。彼はまたビクッとして、うつ伏せた。

 

じわじわ汗かいてるけど大丈夫かな?

 

なんだか不安もあるけど、でもでも、楽しみ!!

 

よーし、Bクラスがんばるぞーー!

 

 

 

 

 

 




はい。一ノ瀬回です。
pixivでアンケートとっていますので、これから先一ノ瀬視点か八幡視点かを決めます。
どちらでかいていても、物語上の設定は変えるつもりはありませんので、よろしくです。

一ノ瀬帆波の始まりどうでしたか?

ではではー

誰かとカップリングさせたいと思っているのですが誰がいいですか?

  • 櫛田桔梗
  • 一ノ瀬帆波
  • 坂柳有栖
  • 椎名ひより
  • 龍園翔
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