ようこそ実力至上主義の教室へ〜間違った青春はとある教室で始まる〜   作:らふ

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第三十一話捻くれぼっちは人気少女の夢を見ない

あれから1週間がたった。

なんにやかんや言って陽乃さんは俺に無理やりレンタル彼女をさせたり、清の方はうまく行って彼女の方が懐いていたみたいだし、チッなんだよ清隆君って。リア充は爆発しろ!

 

と言うことで、清は何度か桜沢すみという女の子を呼び出しデートをするうちにデート以外でも会うようになったとか。

 

ちっリア充は爆発しろっての。

 

俺はと言うと生徒会はこの時期物凄い忙しい様で、ざわざわとする騒音がなる生徒会室の中一人カタカタとパソコンを弄っていた。

 

生徒会予算、年中行事の書類整理、新入生のデータベース管理。

 

などなど、仕事が山積みでパソコンから目が離せない。

 

くそ、清は今この瞬間あの子と遊んでるってのに、なんだよあいつぼっちじゃなかったのかよ!!

 

ちらりと見えるその顔には一筋の涙が溢れる。

 

く、悔しくなんかないもんね!!

 

と言いながらもめっちゃ悔しい。あいつは先に彼女作っちゃう人間なんだろうな。友達に『あ、俺彼女できたからわり、遊びいけねぇわ』みたいなこと言う奴なんだろう。そして皆は心の中でリア充は爆発しろと絶叫する。

 

くっ、もう解任しちゃおうかな。

 

ま、そんなことより仕事仕事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、そういえばー、今日は小テストありましたよねー。陽乃さん」

 

「えー?あー、あったねー」

 

なんだこの噛み切れないかんじ。絶対なんか隠してるぞ陽乃。こう言う時の陽乃さんの慌てようは異常。すぐバレるから前のような凛とした感じがいいと思うぞ。あれはあれできついか。

 

小テスト。毎年行われるらしいが………毎年行われると言う以外は何も怪しいところなんてないんだよな。

 

あれ?毎年行われるなら、過去問とか同じ問題なんじゃね?ほら、学校側がいちいち考えて作るのめんどくさいし、実力を図ると言う点で気づく生徒がいるかどうか試す機会としては絶好だろ。やっべー俺冴えてるー。

 

「ふふふ、陽乃さん。今期のテスト売ってくださいよ」

 

「ははー、やっぱやるねぇー八幡は」

 

「へへ、陽乃さんほどじゃないですよ」

 

「で、何ポイントで売って欲しい?」

 

「3万ポイント出します」

 

「いいよー。明日まで待っててね」

 

「ね、ねぇ、比企谷くん。テストなんか買ってどうするの?」

 

一之瀬がぽかんとした顔で聞いてくる。

 

あぁ、こいつ今何も考えてねぇな。口開けてぽかんとしてるとかアニメ以外で初めて見たわ。ほら、目を丸にしてるぞ。

 

「まず仮説を立てます。毎年度のテストは同じものである。ここまではいいか?」

 

「え?そうなの?」

 

「お前最近由比ヶ浜に似てきたな」

 

「に、似てないし!!」

 

「ほらそう言うところとかさ。で、仮説を立てた時、一つの理論が邪魔をするそれを理論Aとする。」

 

 

「りろんえー?それでそれで?」

 

「お前とりあえず、由比ヶ浜と付き合うのやめたらどうだ?もうそこまで行ったら由比ヶ浜となんら変わらんぞ?」

 

「むむぅー、由比ヶ浜さんは馬鹿だけど私もあんなんじゃないもん。馬鹿にしないで」

 

「いや、その発言がもう由比ヶ浜を馬鹿にしてるんだが。はぁ、それで、その理論Aに当てはまるものは?」

 

「当てはまるー。うぅーん。あっ、過去問は今年とは全く違う内容であるとか?」

 

「そうだな。まぁ、これは連続体基礎論といって、その条件に当てはまるもののまぁ平面上にある情報を収束して、一つの線にする。その中ではある意味矛盾も含むが、そこに決定性があれば後付けできるってことだよ。だから、この場合、情報量が勝っていて、信頼性があるのはテスト内容が同じだと言うことだ。」

 

「れんぞくせい?うぅーん。頭痛いなぁ」

 

「…………今度雪ノ下に徹底授業してもらうか。陽乃はわかりましたか?」

 

「うん。つまりは当たって砕けろだよね!因みに、私に当たってくれてもいいんだよ?今なら砕けません!」

 

「いや、そう言うのいいんで。やっぱわかるんだな」

 

「まぁー、私も八幡君の時もわかってたから、クラスの全員に配ったしね」

 

 

「さすが陽乃さんです。じゃっ、これ3万ポイントです」

 

「はい確かに。でも八幡も男らしいね〜」

 

「ふっ、当たり前ですよ。なぁ一之瀬」

 

「えっ。な、なんのことかなぁ。」

 

「おいおい。なぁ陽乃さん」

 

耳打ちで話す。マジでやばいぞこの一之瀬は可愛いけど、Bクラスの委員長?としては頼りない。ほらDクラスのリーダーを由比ヶ浜にしてみろ。クラス崩壊は…………しそうにないと言うか、成立しそうなのが怖いんだが。やっはろーとかいいながらクラスが団結してそう。

 

「考えることを放棄しているっていうか、馬鹿になってますよね」

 

「そうね。由比ヶ浜さんと付き合っていたってのもあるんだろうけど、一つは八幡君の存在かもね」

 

「ふっ、まぁそんなところだとは思いましたよ。つまり、俺に頼りすぎていると」

 

「そう。最近はいつも比企谷君の隣にいるから私は何も考えなくてもいいって思ってるんじゃない?」

 

「と、いうよりかは由比ヶ浜見たくなっちゃってるんですけど………」

 

「そうなんだよねー。声が似ているからか、由比ヶ浜ちゃんにしか見えない。」

 

「そうなんだよな。はぁ、どうす………「えいっ」……っと、わわっ」

 

いきなり陽乃さんに押され、バランスを崩してしまう。っとととと、うわっ。

 

後ろにいた一之瀬を巻き込んで転げてしまう。

 

「うわーーー!!」

 

ガシャン

 

と、音がして椅子から転げ落ちた一之瀬は、俺の下に転がる。

 

あれ?俺の下?

 

恐る恐る下の方へ視線を向けると、一之瀬が下敷きになっている。あれ?これってもしかして、

 

ラッキースケベですか?

 

そう、俺は一之瀬の豊満な胸を鷲掴みにしていた。はっ!何してんだ俺よ!だから手を止めてくださいお願いします。

 

「い、いやっ、で、で、でも、ヒッキーなら……」

 

「いやいや、え?ヒッキー?」

 

「ひ、比企谷くんなら……」

 

「言い直しても同じだから。はぁ。で、何がしたかったんですか?陽乃さん」

 

「ふふーん。胸を鷲掴みにして謝りもしないんだー」

 

「ごめんなさい。一之瀬さん」

 

「あっ、う、うん。いいよ。」

 

一之瀬は目を逸らし顔を真っ赤にしている。はぁ、今日のことは悪いのは俺だし今度何か奢ってやらんとな。

 

「はぅー、陽乃わかっちゃったー!君!一之瀬さんじゃない!由比ヶ浜さんでしょ!!」

 

「は、はぁああああああああああ?何いってんの陽乃さん」

 

「えぇー?八幡ならわかると思ったのにー。さては一之瀬さんのことあまり見てない?本物の一之瀬さんにちくっちゃおうかなー」

 

「やめてください。見てます。見てますから」

 

「へぇー、あの豊満な胸を?いやらしいねー。私ので我慢してよもう。」

 

「なんなんだこの謝り損な感じ」

 

「ということで!由比ヶ浜さん!一之瀬さんのところに行くよ!」

 

当の一之瀬IN由比ヶ浜はぽけーとしている。な、なんかその体でやっても似合うのか、も、もしかして一之瀬も実は馬鹿なのか?いや、それはないな。多分。

 

「な、なんで私のこと分かったんですか?」

 

不思議とばかりに聞いてくるが、陽乃さんがわからないことなんてないでしょ。頼れるお姉さんだぞ?

 

「ふふん。まぁそれはいいから。いくよ!一之瀬さんが大変なことになってるかもしれない」

 

「はぁ。わかりました。」

 

「わ、わわっい、いこうか。」

 

なんで俺の周りには事件しか転げ落ちてないのだろうか。

誰かとカップリングさせたいと思っているのですが誰がいいですか?

  • 櫛田桔梗
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