ようこそ実力至上主義の教室へ〜間違った青春はとある教室で始まる〜   作:らふ

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ここから話が狂い狂いおかしくなっていきますので見てくださる方も酔わないようにお気をつけください。


第42話甘い風に吹かれて

ぼっち最高。

 

 

クラスで委員長委員長とか騒ぎ立てる奴らにバレないようこそっと抜け出す俺。ぼっちは視線を気にする。周囲の悪意にも機敏で人からの視線でどう思われているか分かってしまう。

 

入学ぼっちとかwwあの人かわいそうだなー,目が腐ってるwwおいそこ。俺めっちゃ気にしてんだぞ?自重しろ。

 

というわけで、ぼっち確定演出プラスオプション悪口までついてちょーお得。もう死にたいくらい。

 

ふと時計を見ると針は昼過ぎを指しており時間的には昼食の頃合いだった。

 

そろそろいい時間だな。入学式の日って何してたっけ?先生にウインクされて…あ、一之瀬に追いかけられたんだっけ?でも、誰もついてきてないような……

 

 

がばっと後ろを振り返るが誰もいないどころかシーンと静まっている。

 

え?まさか……元の世界線と全く違うってこと?は?俺に死ねとでも言うのか?

 

と言うことはぼっちの生活に戻って、まだぼっちになるってことだろ?あれ?戻るって言わなくね?ぼっちがぼっちになるなら、変わらん!

 

全然問題なかったわ。

 

つまるところぼっちはどんな状況下に置いてもぼっちになれる。そういうことだ。

 

とまあ、前置きという名の愚痴はどうでも良くて、、、どうしよう。。。

 

俺これまでの人生史上初のタイムスリップ?いや、タイムバック?巻き戻し?逆再生?逆再生は違うな。

 

くっ、あれだな朝起きたら昔にタイムスリップしてましたって方がよかったな。問題は一之瀬が、戻したのか、一之瀬は第三者で全く関係がなく他の誰かが関係しているのか、若しくは、、俺がその中心にあるのかだ。

 

第三の可能性はこの際無視して、、、俺としては俺に接触のない人間が中心に立っていることが理想なのだが、というか一之瀬や俺が関係しているなんて考えたくないのもあるが。。

 

あ、一之瀬。。。。じゃない。陽乃さんだ。

 

「はろろーん。比企谷くん。久しぶりだねぇ。」

 

「陽乃さんですか」

 

彼女はきょとんと首を傾げ、それから数秒経ち何かを理解したかのように徐々に目を見開いていく

 

「え……………えぇ………は、陽乃って///」

 

疑問符を浮かべているのに何故か顔が赤い。ほのかに赤らむ顔はすぐに下を向き、彼女の人差し指と人差し指をちょんちょんとしだす。

 

え?こっちが疑問符を浮かべたいところなんだが……えっ?

 

「ね、ねぇ、……その……私も八幡って呼んでもいいかな?///」

 

「ひぇっ?……………こほん。あぁ。そういうことか」

 

俺としたことが見落としてた。陽乃さんと俺はここに来てから名前で呼び合うようになったんだったっけ。

 

「ん??」

 

「いや、なんでも無いよ、雪ノ下さん」

 

「……っ!?い、いや」ギュッ

 

「ててて……どうしたんです?」

 

いきなり服を掴んでくるから体勢が崩れ、倒れそうになる

 

えええ、何か間違えたか?陽乃さんは……いや、雪ノ下さんはこの世界では久々に会う………腐れ縁?のはずだ。だから、ここで馴れ馴れしくされるのは嫌なはずだ。

 

俺だって知らんやつにいきなり話しかけられて馴れ馴れしくされるのは嫌だしな。

 

あれ?俺この人と無関係?俺が旧知だと思っているだけでこの人にとって無関係である可能性もあるわけだよな。

 

俺がそう思っているだけで、相手がどう思っているかなんてわからない。

 

「ふふ。やーっぱ比企谷君だねぇ。物事を一歩引いたところから見て考える。それは他の人から見たら客観的だと捉えられるかもしれないけど自分を引いた結果なだけ。

 

 

お姉さんそういうところ好きだよ」

 

 

「は?え、えと……ちょっ!?」

 

さっきまで少し離れたところから話し合っていたはずなのに何故か俺の目の前、いや、俺の顔の前にいる。

 

ちょっ、おかしいだろ、初対面でないにせよ、普通こんな距離になるか?

 

雪ノ下さんは俺のガチの目の前に現れ、体と体が密接し、俺はそろそろと後ろに下がる

 

雪ノ下さんもそれを分かってか、一歩下がれば一歩近づき、一歩下がれば一歩近づきと無限ループが生まれた。

 

だが、後ろには当然建物があるため無限ループにはならず、十歩くらい下がったところで背中が壁に当たる。

 

「なんなんですか一体。いきなり近ずかないでくださいよ。勘違いしっ!?」

 

身長差はあまりないので、雪ノ下さんと俺の顔はほとんど同じくらいの高さにある。

 

すると、ドン!と鈍い音が響き、雪ノ下さんの手が壁を叩いたのだと認識する。

 

そんなことしてたら店の人に迷惑だろ。とか考えてる余裕もなくこの空気にただただ当惑するばかりだった。

 

なぜ?どうして?と頭の中でくるくるくるくると周り、目の前の現実に思考が追いつかない。頭で考え、そうする内に、心臓がバクバク脈打つ

 

言うまでもなく緊張していた。バクバクいっている心臓は脈打つことをやめず次第に息が荒くなっていく。

 

あれ?俺の理性どこ行った?とふざけてもいられない。

 

 

「勘違いじゃないよ。私は八幡君だからこうしてるんだよ。」

 

「い、い、いや、や、やめて、離れてくださいよ雪ノ下さん」

 

言うが離れない。寧ろ先程より密着している気がする。あ、あれ?この人俺のこと押しつぶそうとしてる?なんの恨みがあんのこの人………

 

心臓は気づくと治まってきているが

 

「いやだっ。陽乃って呼んで。この八幡君が八幡君だったから嬉しくて………だから………もっと…」

 

「うっ………!?」

 

近づいていた顔はさらに近づき、肌と肌が密着する。体は既に身動きが取れるはずもなく、俺の目が見開いていくのを秒で感じた。

 

唇が少し湿り、小さな音が鳴り響く。

 

「ん……………んちゅっ………」

 

「ん!?ん〜///」

 

その瞬間何をされているのか気付き、思考が漸くまとまっていく。陽乃さんに迫られてキスされている。

 

「ん……………っはぁはぁ………んっ……くちゅ……」

 

「ん〜!!!?ちょっ……はな……ちゅっ……ん〜!?」

 

何度も何度も繰り返されるキスに必死に抗おうとするが、効くはずもなく、なすすべもなく、されるがままになる。

 

そうしていく内に……

 

「んちゅっ……………っ………はぁはぁ……はぁ」

 

「………………」

 

キスをされ続け、俺の頭は何も考えられなくなった。陽乃さんにキスされたとか、この後どうしようとか、そんなことも、考えられず、冷静になった頭はまたも困惑する。

 

いや、困惑しているわけじゃない、陽乃さんの雰囲気につられ、それに溺れていっているだけだ。

 

陽乃さんの雰囲気とその行動に………

 

浸かって出られなくなる……

 

体は正直なのか陽乃さんの体を抱く形になって………

 

「え?は、八幡君?!」

 

反対側の壁に押しつけ今度は陽乃が困惑する顔を見せる。甘く溶けるような艶美な彼女から俺はどう見えただろう。

 

この後は覚えてない。ただ、これからどうすればいいかだけはここで分かった気がする。

 

俺は後悔しないために進まなければならない

誰かとカップリングさせたいと思っているのですが誰がいいですか?

  • 櫛田桔梗
  • 一ノ瀬帆波
  • 坂柳有栖
  • 椎名ひより
  • 龍園翔
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