ようこそ実力至上主義の教室へ〜間違った青春はとある教室で始まる〜 作:らふ
生徒会室の喧騒年々この時期になると増していくようで、ガヤガヤとした音は鳴り止まず、背後や目の前から次次と声が飛び交う
時は6月2日ジュンブライドはまだ去っておらず、ただただ蒸し暑い。
蝉はないていないものの、じくじくと照らす太陽は同じくらいの厭わしさだった。
あれから1ヶ月経ったのだと思うと、未だあのことが頭から離れない
一之瀬があの時何故キスしたのかその答えがわからずにいる
そして頬に残るこの赤らみも
いまだ分からずにいる
堀北 陽乃
八幡
一之瀬
と言う席順なのだが、、、
「ずばり!恋でしょ?八幡くん恋してるんだー?」
「はぁ?」
絶賛仕事中の陽乃さんは俺の頬をツンツン続きながら言う。う、鬱陶しい。
「だれー?」
「いやいや、俺が恋なん…」
「私でしょー?」
言い終えてないんですけど。人の話ちゃんと聞こうねー
「違います」
さも残念かと言うように仰向けになる。おい、生徒会長。
「ぶぅー、つまんないのー」
「はいはい。仕事してください」
生徒会長だから仕事溜まってんだろ。全く。と思いながらうつ伏せになった陽乃の頭を撫でる。
「むぅー」
一之瀬が不満気味な視線を向けてくる。あ、これ前もあったわ。確かこういう時は……
同じように頭を撫でてやる
「えへへー」
一之瀬は花を咲かせたように微笑む。畜生、可愛いなぁ。
多分俺は今至極だらしない顔をしていることだろう。
だが、そんなこと構うことなく一之瀬の頭を撫で続ける。
和むわぁー。
「ねぇねぇ」
「?」
陽乃がとんとんと肩を叩いてくる。
「一之瀬ちゃんでしょ?」
「???」
なに言ってんのこいつ。一之瀬に恋してるだと?なめんな。一之瀬は愛でるものだ。恋なんてしてはいけない。戸塚と同じだ!あれ?俺戸塚に恋してたような……
「あれまー、自覚なしかー。まだ………」
「おい。陽乃仕事しろ」
「そーんなおいのび太みたいに言われてもさ〜」
陽乃はまたもうつ伏せになり仕事なんて嫌々いやー!と言う。
いや、俺も仕事嫌いだけどさ。生徒会長様はちゃんとしないと。あ、やべ、俺副会長だった、これ以上の仕事はご勘弁です。
「駄々をこねるな。ほら、お前が副会長にした比企谷だって一之瀬の頭を撫でながらキーボードを叩いているではないか。だから陽乃も寝ながらでも良いからキーボードを叩け」
「ほ、堀北くんってたまに頭がいいのか悪いのか分からないこと言うよね」
「あ?」
「ひゃー、堀北くんかっくいー、よー、いけてるぅー」
「はぁ。」
堀北さんは溜息をつきどうしたものかと考える仕草をする。
堀北さんも苦労が絶えないな。分かるぜその気持ち。言ってもどうにもならんときあるもんな。
陽乃に限って言えば一生だろう。がんば!堀北さん。俺は一切知らないので。後のことはよろしくです。
「よしっ!終わった。俺帰りますね。頑張ってくださーい」
素早く椅子から立ち。此処にはもう用はないとばかりに足早に立ち去る。
ふっ、あばよ陽乃さん。そして堀北さんはご愁傷様です。一之瀬はまた明日な。
だが、陽乃は異議があるようで、うつ伏せていた手をこちらに向ける。ゾンビみたく。
「えぇー!まってよーハチエモーン!」
それ、材木座とキャラ被ってるからな。そんなこと言っても帰らせていただくとしよう。ぼっちが呼んでいるんだ。
さて、さ「八幡くん!また明日〜」
まだいよ……いや、帰る。ぼっちを待たせたとあっては俺のぼっちのなが廃るからな。よし!
「さ、仕事だ。休まず働けよ陽乃」
「ひえぇーー」
「むー」
彼女は二人の会話を聞かず黙々と仕事を続ける。
「あれ?」
「おう、八幡」
あれ?清は?どこいった?
「金魚の糞ならいねぇぜ。ちょっと用事があるから帰るっていってたが、なぁ、八幡」
「な、なんだよ。おいおい、睨んでくんなこえぇよ。何?」
翔はギラギラとしためでこちらを睨んでくる。その瞳はさながら蛇のようでかっこいいのだが、睨まれる側としては怖いだけだ。
「………お前なんで金魚の糞に八って呼ばれてんだ?いつから仲良くなった」
「あ、それならぼっち委員会に清を入れてからだな。それがどうした?」
「あぁ、八幡が作ったあの変な委員会な。」
「そんなに変じゃないけどな」
言うほど変じゃないだろう。あの委員会の活動内容としては風紀委員とにかよる点がある以外まともな委員会だ。
ネーミング以外全く変じゃない。
「くくっ。決めたぜ。俺もその委員会に入る。だから……」
「おう。これで四人………か」
「なぁ。委員会に入ればお前のこと八って呼んでいいんだよな?」
「あ?勿論だが……てか、そう呼ばないといけないけど?」
「く、くくっ」
何がおかしいのか忍笑いのような笑いをたえながら拳を掲げる。
翔は合わせろと目で言ってくるため、その拳を俺の拳と合わせる。
ごんっ
と、音が響き、拳が合わさる。
俺と翔はぼっちであれど親友だ。
「「これからもよろしく。八(翔)」」
「あ、今度Dクラスに仕掛けるがお前には危害を加えねぇからな」
てか、翔の名前どうしよう
誰かとカップリングさせたいと思っているのですが誰がいいですか?
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櫛田桔梗
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一ノ瀬帆波
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坂柳有栖
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椎名ひより
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龍園翔