ようこそ実力至上主義の教室へ〜間違った青春はとある教室で始まる〜   作:らふ

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第47話混み帰る過去の流れ

「はぁ?DクラスとCクラスが?」

 

「いやー、なんでも須藤くんcクラスの生徒に殴りかかったって。面倒くさいから八幡くんと堀北君が見てきてよ」

 

確か、月初のポイントは入っていなかった。その理由は喧嘩だと聞いていたが、dとcだったのか。

 

陽乃さんは心底興味ないと言った風に机にうつ伏せになっている。見慣れた光景だけど見慣れちゃまずい奴だよな。

 

見てきてよとはおそらく審議のことだろう。いやいや、あれは生徒会長だけg

 

「陽乃、今回ばかりは参加を見送ることはできない。」

 

「なんでーー!」

 

机の上でばたばたばたばたと駄々をこねるように暴れる。

 

子供か。。。この人仮にも生徒会長で俺の一つ上だったよな?やべぇ、後輩にしか見えないんだが。

 

「はぁ。お前はそうやって前も審議を他の人に代行させたじゃないか。」

 

「やだやだやだー!」

 

陽乃さん………貴方今おいくつ?とは、聞かない。口が裂けても言えない。

 

それにしても、"須藤"か。確か、清の友達だったような気が……

 

「俺が行きます」

 

「はぁ?いや、無理しなくていいんだぞ比企谷。こいつは俺が引っ張ってでも連れていくからな」

 

「だから、行かないってばー!」

 

「確かめないといけないことがあるので、行かせてください!堀北さんも面白いものが観れるかもしれませんよ?」

 

「ほう?お前が面白いと言うからには相当面白いのだろうな。」

 

「あ、いや、そう言われると面白くないかもしれないです」

 

俺は一歩引いて答える

 

面白いよな!みたいに考えを固定されると逆に面白くなく思えてきてしまうからついこう言ってしまう。

 

「なら、俺も行こう。書記と副会長二人の"三人で"な」

 

会長はニヤリと笑って陽乃に呟く。

 

堀北さん……あんたすげぇや。もっとだ!もっと言ってやれ!

 

やーいわーいと思考するうちに、堀北さんと俺は自分の席から立つ。

 

あ、これガチで行くやつだ。ということで陽乃はそっとしておいてやろう。

 

「むぅ。二人して置いていく気なんだー?」

 

もうすでに会議室へ行こうとしている俺たちはまだ何か言おうとしている陽乃を見る。

 

「ん?誰のことだろうな。俺は"堀北さんと"行くっつったんだけもなぁ。」

 

「そうやって意地悪するんだ?いいよ。私八幡くんの仕事増やしておくから」

 

びくっ。と、俺の身体が身震いしたような気がしたが気のせいだろう。び、ビビってないし。仕事が増えてもいいぜ。俺は程々にで抜くからな。覚悟しろ!俺。

 

「行きましょう堀北さん俺達は亡骸に用はない筈です。」

「それもそうだな。では、陽乃執務室は任せたぞ」

 

「いやいや、堀北さん、お留守番任せたぞでしょ」

 

陽乃に刺激するように言う。

 

その瞬間、陽乃さんの額に青筋が走る。

 

く、くくっ。効いたようだな。あまりこう言った表現は使いたくないのだが。。

 

陽乃はカタカタと肩を震わせ憤りを感じたように周囲の温度を下げる。

 

「行く。私も行く」

 

「いいのか?無理しなくてもいいんだぞ?」

 

 

「そうだぞー、お昼寝の時間はどうしたー?」

 

「比企谷。昼はもう過ぎたぞ?」

 

「あ、そうでしたっけ」

 

「…………っ。早く行くよ!」

 

いつのまにか俺の前にいる陽乃は早く早くと急いてくる。

 

誰が行きたくないって言ったんだよ。全く。さっきまで怒ってたのはどうしたんだよ。あれか?毎秒で感情が更新されんのか?

 

斯ゆう俺も少し足の速さが上がっているのだが、まぁ多分気のせいだろう。

 

堀北さんが何か言う。

 

「ふっ。お前等が来てから一層騒がしくなったな」

 

位置的に俺は聞こえなかったが、陽乃には聞こえたようで

 

「ばーか」

 

心底楽しそうに彼女は呟いた。

 

やはり俺は彼女には勝てない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「八幡くん!………あれ?」

 

がらがらっと執務室の扉を開ける誰もいないためかしんと静まっているる。ただ、一つの机に大量の紙束が積もっているのが見えた。それが不自然に見えたので、彼女は呟く。

 

「おかしいなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遅くなりました」

 

「まだ予定時刻ではありません。気になさらず」

 

cクラスの生徒は既に来ていて、坂上先生も席についている。

 

これでは印象の差としてはcクラスが遥かに優位に見える。

 

清が来ているためどうなるかはまだわからないから、これからだな楽しみは。

 

俺は半ば演技を視聴するように彼等を見る。

 

……陽乃は資料を見ながらだらけていたり、堀北(妹)は堀北さんを見ていたり、そうするうちに清達は席についた。

 

「ではこれより先日に起こった暴力事件について生徒会及び事件の関係者担任の先生を交え審議をとり行いたいと思います。進行は生徒会書記橘が務めます」

 

橘さんはそう言って軽く会釈する。

 

「まさかこの規模の揉め事に生徒会長が足を運ぶとは。珍しいこともあるものだな。いつもは橘だけの時が多いだろうに」

 

「わ・た・しは来るつもりなんて「陽乃」……こほん。こちらが出向く必要のないものに立ち会うことはありません」

 

「そ……そうか」

 

陽乃は見るからに不機嫌だ。あまりきたくなかったのだろう。だが、顔は少し微笑んでるように見える。

 

なんだこの矛盾した表情は………

 

橘書記はすらすらと概要のみを話していく。

 

ほうほう。

 

つまり、双方の言い分が食い違っていて、

 

Dクラスは呼び出されて喧嘩になった。

 

Cクラスは呼び出されて一方的な喧嘩になった。

 

ということで、どちらかが真実でどちらかが嘘であると……

 

あれれーおかしいよーめちゃくちゃどうでもいいんだけど……

 

「ふざけんなよ小宮!テメェが俺を呼び出したんだろうがっ」

 

「身に覚えがありません」

 

はぁ、俺がきたの間違いだったかなぁ。清は全く動かないし…………

 

俺まで面倒になってきたので目をつぶって時が流れるのを待つ。こうやって試験中に寝てたわ。

 

だんっと強い音が響いたり、叫び声が響いたりしたが、あまり気にしない。

 

ふと隣を見ると陽乃はぐでーといつものような姿勢になっている。おい。

 

「ちょ、な、や、やめっ!?」

 

ほうほう。あれはあれだな。好きな子をいじめたいとi………違うな。意識を覚醒させるためだな。多分堀北は堀北さんと兄弟間での喧嘩?みたいなものがあ流のかも知れんり知らんけど。

 

「しっかりしろ堀北。お前が戦わなきゃこのまま敗北だ」

 

「っ……」

 

あぁー、清も頑張ってそうなことが窺えるな。堀北涙目になってるけど大丈夫か?

 

「……失礼しました。私から質問させていただきます」

 

「おっけー」

 

間の抜けた返事が聞こえるが堀北さんはそれに溜息をつく。

 

「先程、あなた達は須藤くんに呼び出されたとおっしゃいましたが、須藤くんは一体誰を、どのような理由で呼び出したんですか?」

 

正攻法だなー。ぼやけている部分や曖昧な部分を問いただしてボロを出させる。

 

だが………

 

「俺と近藤を呼び出した理由は知りません。部活が終わって着替えてる最中に今から顔を貸せって言われて………俺たちが気に入らないだとか、そんな理由じゃないでしょうか。それがなんだって言うんですか」

 

 

「ではどうして特別棟には石崎くんがいたのですか?彼はバスケット部員ではありませんし、無関係な筈です。」

 

「それは用心のためです。須藤くんが暴力的なのは噂でしたから。」

 

「暴力を振るわれるかも知れない。そう感じていたと?」

 

「そうです」

 

このやり方では終わりが見えない。理とする部分を用意してきた言葉でやり躱す。やはりお前か……翔。

 

俺はこの前翔に投げかけられた言葉を思い出す。Dクラスに仕掛ける。この前言っていたのはそう言うことだったのかと今更気づく。

 

「あー!Dの主張は終わり?」

 

堀北の議論を聞いていた陽乃は面倒そうに一言言う。

 

「須藤くんが相手を殴りつけたことは事実です。しかし先に喧嘩を仕掛けてきたのはCクラスです。その証拠に一部始終目撃していた生徒もいます」

 

「では、Dクラスからの報告のあった目撃者を入室させてください」

 

ここのところ清自身が際立った行動をすることは、表ではありえないだろうし、証人が出てきたところで怪我をさせたのは明白だから妥協案を探して終わるだろう。

 

ねぇ、陽乃連れて帰っていいかな?と、視線で堀北さんに向けるが冷たい目で返される。

 

一緒になって来なければよかったー!!

 

と、

 

「1ーD 佐倉愛里さんです」

 

 

は?いや……………………

 

え?

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬彼女と目があった気がした

 

誰かとカップリングさせたいと思っているのですが誰がいいですか?

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