ようこそ実力至上主義の教室へ〜間違った青春はとある教室で始まる〜   作:らふ

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第六話才能

どんな学校であれど入学式はお堅いものが多い。

理事からありがたいお言葉をもらい、新入生挨拶があって、入学式は終わる。

そして昼前、先生たちから敷地内の一通りの説明を聞き、解散となる。

俺はこの学校を探索するつもりだが、他の生徒は寮に入ったり、クラス内での話し合いがあるだとかで集団になっている。

 

そして、喧騒はさって行く。

人と共に去って行く。

やはり学校が違うだけで中学と何らかわんねえな。

 

廃りそうな気持ちを抑えながらも、俺は学校を探索する。

あっ、あそこにも監視カメラが。

恐らく、この監視カメラには意味がある。防犯上の意味もあるんだろうが、生徒全員の監視という意味合いもあるのだろう。

 

ポイント制度というのも胡散臭い。先生の言葉では毎月10万ポイントもらえるとは言ってなかったしな。

 

品行素行が悪い生徒を戒律する為のルールが、多分ある。

 

そしてそれはポイントの増減にも関係するということだ。

 

こういうことを言うと小町的にポイントが高そうなものなんだが、今は小町なんていないからな。そう思うと少し悲しくなて行くのを感じるのだが、3年後帰ったら、目一杯愛でてやろう。

 

ともかく、ポイントの増減は存在すると思う。

 

根拠はもしあると仮定して考えた場合の合点が良い点が多いからだ。

 

まずは、国が本当に月10万なんて額を出すのか。

もし本当に月10万円なんて額を出してしまったら

生徒40x3x4x100000

その答えを見たら明確だろう

俺は数学が苦手なので、暗算はできないのだがな。

一年間での計算だとおっそろしことになると思うのでありえない話ではないもだろう。

 

核心には至ってないけれど。

 

 

そんなことを考えていると、コンビニが見えてくる。コンビニなんてあったんだな。

 

ちょっと寄ってくか。

 

中に入る途中、叱責が聞こえてくるので思わず振り返る

 

「一年だからってなめんじゃねえ、あぁ!?」

 

なにこれ?犬の遠吠えか?

 

「2年の俺たちに対して、随分と………」

 

どうでもいいので、早く店の中に入り、店の物を物色する。

 

はぁ、不良もいるのかよこの学校は。ほんっっと一筋縄じゃ行かなそうだな

 

あれ?あいつなにやってんだ?ま、ま、まさか万引き?!

 

うん。見なかったことにしよう。そうしよう。早めに店を出て早急にここを離れなければ、そうし………

 

「貴方は本当に万引きすると思いますか?」

 

「っ!!?」

 

いきなり、俺の横からひょっこり小さな少女が現れる。

 

ここがポケモンの世界ならどうする?

 

形振り構わず逃げの一手だ。

 

こいつは俺の危険信号がビクビク言ってる。

 

ほら、その証拠にアホ毛がピコーンピコーンってなってるだろ?俺のアホ毛便利だなぁ。確か陽乃さんもあった時ビクビクしてたな。

一年にの時にあったっきりだけど。あれ?確か高校…………

 

いや、これ以上考えることはやめよう。怖い怖い。もしこの学校にあの人がいるかもしれないなんて事を考えるのは考えるだけでも身震いしそうだ。現に今ブルブル震えてる。その時は葉山に押し付けよう。いや、葉山はここにいないか。くそ。

 

取り敢えず。逃げますか。こんな奴に関わってたら学校生活が崩壊する。絶対断固拒否で無理だ。

 

「じゃっ、俺は用事があるから。お前に用はないんだ。分かったらバイバイ」

 

ひゅーと駆け出そうとしたが、あれ?進めない。

 

見ると、首根っこを掴まれていた。

 

「貴方、なにを逃げ出そうとしているんですか。貴方に喋りかけているんですよ。話はまだ終わってません」ググッ

 

ぐいぐい引っ張ってくる。うわー下っ端みたいだなぁ。こいつより上に位置することなんて、人生三回繰り返しても無理そうだけどな。

 

こいつは先天性の天才だ。

 

「い、いやー俺の危険信号がびーびーなってるので早くここから立ち去りたいなぁと。というか、ここから立ち去らないと俺が死にそうだなぁーと」

 

「?何を言ってるんです?あなたが死ぬなんてありえ無いですよ正気になってください」

 

「いーやーだー。俺は帰る。お前なんかと話しているとある人を思い出すんだよ」

 

「うるさいですね。泣きますよ?いいんですか?ここで私が泣けば、あなたのことは定員に伝わり、このコンビニに入るたびに女の子を泣かせた腐った眼の男という肩書がついて回るのですよ?」

 

「おいおい、俺を潰すつもりかよ。わかった。分かったから泣かないでくれ。この学園入った以来そんな根も葉もない噂がながれたら俺が行きにくくなるだろうが。」

 

ほんとにやめてくれ、俺の腐った目と合間って余計に悪く見えちゃいそうだろうが!

 

「貴方に少し興味が湧きました。その疲れ切ったサラリーマンのような眼差し、どうやったらそんな目になるのか気になります」

 

「いやいや、お前それ失礼だって気付いてないの?今俺すっごい傷ついたよ?ねぇ、トラウマレベルだよ?」

 

「知りませんよそんなこと。私は貴方の目に興味があるんです。どんな人生を送ったらそんな目になってしまうのか」

 

「う、うん。お前ほんと失礼なやつだな。もう分かったよ。見るよ。見てやるよ、万引き現場を。」

 

「分かっているのならいいのですよ」

 

「俺はわかりたくもないけどな」

 

「そんなこと言わないでください。泣いちゃうかもしれませんよ」

 

「あぁーーーーー!面倒だな。黙ってみてろ」

 

「しょうがないですね」

 

そう言うとやっと黙り込む。おせぇよ。早く黙りこめ。もっと言うなら、俺と会った時から黙り込んでろ。そしたら俺は速攻無視して帰るから。

 

 

見てると、万引きをしようとしている少女は何らや躊躇っているようで、するか否かを悩んでいるようだった。

 

はぁ、心底どうでもいいし帰りたい。

 

そうして、目の前の少女が万引きするのを見守るのだった。

 

誰かとカップリングさせたいと思っているのですが誰がいいですか?

  • 櫛田桔梗
  • 一ノ瀬帆波
  • 坂柳有栖
  • 椎名ひより
  • 龍園翔
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