ようこそ実力至上主義の教室へ〜間違った青春はとある教室で始まる〜   作:らふ

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第八話彼と教師

午後7時を回り、夕が沈み切った頃に、俺は寮に入る。

 

一回フロントに管理人から直に402と書かれたカードキー、寮のルールが書かれたマニュアルを受け取る。渡されたマニュアルにはゴミ出しの日の規定、騒音注意の呼びかけ、水道、ガス、電気の無駄な使用を控えること等基本的なことが記されている。つまり、生活に必要な費用はポイントで払わなくても良いということだ。

 

「そりゃあ、そうだよな。最低限のルールは守らないと。寮で生活するんだし。当たり前のことだよな。それよりも」

 

それよりも今日あったことが頭から離れない。忘れたいけど忘れられないなこれは。はぁ、なんであんなことになったんだろ。俺どこかで間違えましたか?

 

今日何があったか率直に伝えると

 

坂柳、雪ノ下さん意気投合

俺連行

会話進行中雪ノ下さん

思いついたように発言

「比企谷くん、生徒会入らない?あ、拒否不可能ね?強制的にだから。拒否ったらわかるよね?」

と言われ、拒否するまでもなく俺連行

坂柳、

「私も自分の力で入りますので待っていてください。時が来たら立場譲ってもらいますよ」

と発言。坂柳out

雪ノ下さんに俺連行

一緒に申請

俺疲労

帰宅

 

伝わりにくかったか?

 

坂柳が、会話する内に雪ノ下さんと意気投合して、知ってるカフェがあるからーと店に連行され話進めていくと、生徒会の話になって、雑務の席が空いているから〜と何故か俺に入れといわれ拒否しきれず、坂柳が挑発的なことを言って帰る。

 

雪ノ下さんと生徒会室に申請に行き、堀北副会長に会って、何故か『面白いやつだな』と言われ、少し話をした後に俺は疲れ切ってここに来たというわけだ。

 

くっ、あの人がこの学校にいるなんて、知ってたら俺は絶対に入学しなかったのに………

 

疲れ切った気持ちを抑え、エレベーターを使う。気持ち切り替えるか、何か別のことを考えよう。そう思いマニュアルを開く。

 

あっ、寮は男女共用になってるみたいだな。はぁ、高校生にそぐわない恋愛は禁止ってか。俺はそんな相手いねいから問題ないな。欲しくもないけど。

 

早く寝たい。

 

思いながら、やっとお手当ての階層につく。402号室はっと、ここか。

 

カードキーで部屋を開けて、入る。

 

今日は色々なことがあったな。それはもう忘れたいくらいに。沢山。

 

早く寝たいので、制服のまま、ベッドに転がる。

 

今は、部屋着を買い忘れたとか、部屋に必要なもの取り揃えないとなとか、そういう気持ちじゃなく、ただただ、寝たいという気持ちが勝ってた。

 

おやすみ俺。そしてさようなら平穏の日々。ぼっちライフよ!

 

腐るような気持ちを抱きながら徐々に意識を失っていく。微睡の中で本当は何を考えていたのかは誰にもわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流石に授業初日で普通の授業を始めることはないのか授業の大半は教育方針などの説明で終わった。

 

俺としては、先生たちは明るいが、先々まで考えているのか、不用意な発言はしなかった。流石万全の教育体制。先生までもちゃんとしてるとは恐れ入りました。恐れ入ったのは昔の先生と変わっていないということもあったことも含まれているのだが。

 

先生のポワポワした雰囲気に付け入って、眠りこけるやつとかもいそうなものだったが、皆真剣に聞いている。俺ならこの間に一睡入れようものだけど、皆真剣に聞いているのに俺1人だけ眠りこけるような精神ではない。ぼっちの名は伊達ではないのだ。

 

本当のところを言うと監視カメラで監視されている状態で寝たらどんなペナルティがあるか分からないから怖いってのもあるんだが。

 

あの先生さっきからずっとこっち見ながら話してくるんだよな。そ、そんな見ないでっ、背筋が凍るから。

 

ほら、なんかウインクしてくるし、何回目だよそれ。年弁えろ……………とは言えない。どう見ても20代前半にしか見えない。ごめんなさい。

 

そんなことを延々と考えて、時には冷や汗をかきながらもやっと終わったのか、徐々に生徒たちが弛緩した雰囲気を醸し出す。

 

中昼休みになった。生徒たちは席を立ち、つい先日顔見知りになったはずなのに緩んだ顔で塊になって食事へと向かう。

 

はぁ、俺はぼっちプレイスでも探すとしましょうか。出よ異空間!!これは材木座の特権でしたね。はい。喜んで譲ります。私にその時期は通り過ぎました。

 

どこかではちま〜んと聞こえたのは気のせいだろう。そう信じたい。

 

「ねぇ、八幡くん。」

 

耳元で囁かれて、ついビクッとなる。こ、このシチュエーションどこかで見覚えがあるぞ。

 

張り詰めた空気とどこかポワポワとした空気が混じって、奮い立たせるような冷気。

 

ばぁ、教師だろあんた。

 

星乃宮先生

 

「あはっ、久しぶりだね〜八幡くん。正確には4年ぶりかな?私のこと覚えててくれたかな?」

 

「はぁ、あんたみたいな教師を忘れるわけないでしょう?星乃宮先生」

 

「ちょっと〜それどう言う意味かなー?ことと次第によっちゃ怒るよ?」

 

「文字通り印象に残る先生だったって意味ですよ。それ以上の意味はありません」

 

「ならよろしい。私は誰にも忘れられないような教師を目指しているからね〜」

 

「それもう達成してますから。で、どうしますか?場所変えますか?」

 

「う〜ん。気が効くようになったね。もしかして、女でもできた?」

 

「聞き方がおっさんくさいですよ。俺に彼女なんてできると思ってるんですか?」

 

「あは、あはははは〜」

 

「笑ってごまかさないでください。」

 

「で、できるわけないと思うな〜。うん。八幡くんだもんね。ありえないか」

 

側から見たら中良さげに見えるかもしれないが、俺はこの教師と仲がいいわけではない。それこそ、何度も何度も喧嘩しあった仲ではあるけどな。

 

それにこの人は、雪ノ下さんみたいな強固なものじゃないけど、中々の物を持っている。いや、被っているのかな。その仮面を。

 

「じゃっ、場所を変えようか。私としても教師と生徒が変に接触してたら怪しまれるからね。」

 

「ルール見たいなものがあるんですよね」

 

有無を聞かずに歩き出す。ここするような話じゃないしな。場所を変えないと、星乃宮先生もそう思ったのか歩き出す。

 

「?な、なんのことかな〜」

 

「惚けても無駄ですよ。衆人環視、教師の放任、ポイント制度。これで気づけない人なんていないでしょ」

 

「え?それこそ場所を変えて話さなきゃ。話の腰を折って悪いけど、今はその話は謹んで。」

 

「了解です。俺としても、ペナルティを負うのはご勘弁ですからね」

 

「あはは〜。あそこ入ろっか」

 

笑いながら誤魔化す。やっぱりビンゴみたいだな。答え合わせと行きますか。と言っても合ってるかわからないけどな。なんせ授業初日な訳だし。

 

そして、見えてきたカフェに入る。

 

案内された席につき、コーヒーを頼む。俺も同じ物を頼むが、昨日買った練乳と砂糖を出す。

 

日々常備しているからな。コーヒーくらいは甘い方がいいに決まってる。これ俺自論。

 

コーヒーが運ばれてきて、それに持ってきた砂糖と練乳をぶっかけると、話を進める。

 

「ふぅ、それでどうなんです?」

 

「いや、それよりもまず、八幡くんが入れたカロリーの塊が気になるんだけど…」

 

は?何言ってんのこの人。コーヒーったら砂糖と練乳入れるに決まってるでしょ。馬鹿なの?

 

「何言ってるも馬鹿も八幡くんだと思うけど………そんな物体に入れちゃったら糖尿病かかっちゃうよ?」

 

心配したような、引いたような、微妙な様子だな。いや、あれは引いてる。ドン引きってやつだ。

 

そんなに驚くことでもないだろうに。マッカン愛用者にとってこれは常識だ。あれ?マッカン愛用者以外は常識じゃないか。

 

「それよりも話を進めましょう。俺の考えでは

 

 

まず衆人環視の観点から、あっ、衆人環視って言うのはカメラの向こう側で見ている人たちのことです。」

 

「………続けて」

 

なんだか空気が重苦しいんだけど、なんかあったのかな先生。まさか…………また彼氏に振られたとか?

 

「ふ、振られてないし!!私は振る側だよ〜?八幡くん」

 

一変してゾッとした冷ややかな空気が流れる。あれ?なんか間違ったか?取り敢えず、この話題には今後一切触れません。ご容赦を(T . T)

 

そして、より緊迫した雰囲気になり、話は進んでいく。それは先生を驚かすには足る話だったようで…………

 

誰かとカップリングさせたいと思っているのですが誰がいいですか?

  • 櫛田桔梗
  • 一ノ瀬帆波
  • 坂柳有栖
  • 椎名ひより
  • 龍園翔
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