アンリーズナブル(序)   作:犬犬尾

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1話 『始まりの夜』

——曰く、この惑星は地球とは似て非なる惑星である。

 

——曰く、この惑星は人間が世界を支配している。

 

——曰く、この世界には魔術が存在している。

 

 

 

 さぁ、この世界ではどのような物語が紡がれるのであろうか……

 先が楽しみで仕方がない。

 

 「いっそのこと星の未来を見てしまえば良いのではないですか?」

 

 横に居た者からそんな言葉をかけられる。

 いや、それは酔狂(すいきょう)というもの。先が見えないからこそ悦に浸れるのではないか。なにを馬鹿な事を。

 笑止。冗談にしても烏滸(おこ)がましい。この世界、この星、この宇宙を作った理由はただ一つだ。楽しむため。それ以上でもそれ以下でもない。

 故に傍観するのだ。傍観者に徹するのだ。そうでなければ意味がないのだ。

 

 全ての物語を見てみたい。全ての結末を見てみたい。人の感情。『悲しみ』『怒り』『喜び』『恐れ』『驚き』『嫌悪』そして『愛』どれも甘美な果実だ。

 『悲嘆』に『激憤』に『狂喜』に『憂愁』に『驚嘆』に『狂愛』どれも貴重なものだ。食してしまいたい。

 よし決めた、彼らにしよう。彼らの結末を熟視させてもらおうじゃないか。

 輪廻する彼女、それを救済せんが為に行動する彼。色んな感情が渦巻きそうだ。

 

 「僕を興じさせてくれよ、シュウ」

 

 

 

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 

 

 

「もう、時間はないみたい。私の魔力もそこを尽きそうさね」

 

 窓から吹き込める風で漆黒の髪を(なび)かせながら、楚々(そそ)とした女性が呟く。その瞳は嬉しさや悲しさといった万感が攪拌(かくはん)していた。

 しかし、女性はその万感を振り払うように嫣然(えんぜん)と笑った。

 

「この精神世界の存在価値はきっと、シュウ……貴方と会って力を託すためだと思っているさね。私のこの力を、魔術の力をシュウに預ける。きっとこの力が役立つ時が来るとおもうから、受け取って」

 

 そう言うと、女性は瞑目して目の前にいる男——シュウの手を取る。そっと触れる女性の手は、まるで母親が息子を案じているように見えた。いや、『まるで』ではない。女性とシュウは家族なのだ。

 それは、ごく普通の家族にある温もりで、慈愛に満ち満ちた絆、無数の愛だ。だが、それは他者が蔑ろにできるような代物ではない。家族同士であるからこそ、その価値や大切さが理解できる。

 

「——ま、待ってくれ母さん! 俺はまだ何も返せてない!! あの時だって俺のせいで母さんは!!」

「違うよ……シュウ、それは違う。私だって悪いさね。それに、私は今、こうやってシュウと話せるだけで幸せさね。だから、お礼はいいの——」

 

 青白い燐光が女性の手から放たれ、シュウの手を包む。直後、シュウの身体に倦怠感(けんたいかん)が訪れた。

 

「な、何が。あぁ、がぁ、かあ、さ、ん……」

 

 眩暈(めまい)と共にシュウの意識が遠退く。視界が歪み、空間が歪み、世界が歪んでいく。堕ち始める精神の中、シュウは女性が悲愴(ひそう)に顔を引きつらせていることに気が付く。『またなのか』と、悔悟(かいご)を抱きながらシュウは眠りに落ちた。

 

 

 

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 

 

 

「旦那、着きやしたぜ!」

 

 大声によって、シュウは覚醒。自分が寝ていたことに気づかされた。

 目を擦りながらシュウは背もたれから身体を退かし、太ももに手を置いて、

 

「今何時だ? アキヤマ」

 

 運転席にいる男——アキヤマに声を掛けた。

 車を止め、安全確認をとるとアキヤマは後部座席にいるシュウに顔を向ける。

 肩から足まで包み込むようなダウンコートを身に纏い、黒髪すだれヘアーから覗かせる透徹(とうてつ)とした双眸(そうぼう)は妙に艶めかしい。

 

「もう七時っすね。一時間程度寝てましたぜ」

「そうか、一時間も寝ていたのか。運転助かる」

「いえいえ!! お安いご用っすよ!! それよりも旦那——何か悪い夢でも見ました?」

 

 アキヤマの指摘にシュウは疑問符を浮かべ、『悪い夢』とは何であろうかと首を傾げる。シュウのその反応に彼は「ここですよ。ここ」と言って自身の瞳に指を差した。

 シュウはアキヤマのジェスチャーを頼りに自身の瞳に手を当て、

 

——自分が涙を流していたことに気づいた。

 

「まさか、変な寝言とか言ってなかったよな?」

「寝言? いや、寝言はとくに……」

 

 言外に寝言はなかったとアキヤマに知らされ、シュウは胸を撫でおろした。それよりも、悪い夢とはなんのことだろうか。覚醒時に現実との区別をつけるために、夢は脳によって忘却されると、何処かの本で読んだことをシュウは記憶の波から呼び起こす。

 しかし、涙を流すほど現実に影響を与える夢だ。全部でなくても、断片程度なら覚えていてもおかしくはない。

 とはいえ、

 

「覚えていないものは、しょうがない、か……」

「まぁ、夢ですし。てか、旦那が泣いているとこ、初めて見ましたよ。これは今日の酒の肴になりやすね!!」

「おい、待て! 今のセリフは聞き捨てならないな」

「いやぁ、ほんの冗談っすよ。じょ、う、だ、ん」

 

 『冗談』を四段階に分けるアキヤマに苛立ちを覚えつつ、シュウはドアに手をかけて下車する。

 生暖かい暖房が効いている車から一変、肌を突き刺すような寒さがシュウの全身を撫でまわす。急激な寒暖差に順応できないシュウの肌には鳥肌が立った。

 シュウは自分を掻き抱くように、右手を左腕、左手を右腕にとクロス状態で肌を擦る。

 

「うわぁ、昼はまだ大丈夫っすけど。やっぱ夜は冷えますね。白息もでますし、とうとう、冬って感じですね」

 

 シュウに続くように下車したアキヤマは、手を口に近づけて深く息を吐く。恐らく、誰もが体験したであろう『寒い日に息を強く吐く』というアレだ。

「そうだな」と相槌を打つと、シュウは雲のない空を見上げる。黒の空間に光る恒星達。外は暗闇を孕み、夜という事実をシュウに突きつけた。

 

「旦那、取り敢えず家に入りましょうぜ!! 外で寒さに耐える修行なんてしてないんですし、早く、早く!!」

「あのなぁ……一応、俺の家だぞ。家主はお前じゃない」

 

 シュウは中途で「簡素だが」と挟もうとしたが、またしてもアキヤマに酒の肴にされてしまうと勘ぐりを付けて口を噤む。

 そういった自己完結したやり取りを経たシュウの瞳には、自宅が映っていた。簡素な家で土地の広さは二十坪程度と少し狭めである。が、一人で住むには何一つ不自由のない家だ。

 

「明かりが点いてるな、エリサか」

「え、エリサさんっすか!!」

「え、あぁそうだと思う。俺の家の合鍵を持ってるしな。それ以外となると、空き巣とかか?」

 

 当然だが、今の発言はシュウがそれなりに頭を奔走させて思いついた冗談だ。当の本人はその冗談を、冗談に思えない仏頂面で発言していることに気づいていないのだが。

 

「あはは」と苦笑するアキヤマにすらも気づいていない。更に言うと、面白い冗談が言えたと思っているほどだ。

 

 因みに補足するなら、外にまで響いてくる炊事の音から空き巣の可能性はゼロ。

 

「仮に空き巣だったとして、暗殺者である旦那の家に入るなんざ、命知らずですよ」

「————」

 

 暗殺者。そうだ。シュウは暗殺者として、とある組織から雇われている。それもシュウ自身が望んで暗殺者になったのではない。適材適所。自分が生きていくためのやむを得ない選択だったのだ。

 

 終戦から約六年。敗戦した自国は滅びの一途を辿って行った。都市は崩壊し、住むべき土地を追われた人々は辺鄙(へんぴ)な田舎に移住することとなった。

 戦争に国庫金を使い果たした政府には、廃街となった街の建設物を解体するほどの費用もなく、ゴーストタウンになった街は少なくはない。

 現に、シュウの住んでいる土地も山に近隣している。悠々自適などとはかけ離れた暮らしだ。

 

「なんか、すいやせん……ちょっと考えなしでした」

 

 シュウの悄然(しょうぜん)とした表情を見たアキヤマは、自身の軽挙妄動を忸怩(じくじ)したように頭に手を当てがって、首を垂れる。

 

「あれれぇ~外で車が止まる音がしたと思ったら、やっぱり帰ってたのね……」

 

 ふいに、ドアの開く音が鳴り、抑揚(よくよう)のある声がシュウとアキヤマの耳に入る。

 ドアの前には一人の女性が立っていた。明るみの増した茶髪を顎あたりで切り揃えたショートヘア。膝近くまでを隠す白いセーターを身に纏っていて、脚には反対色の黒いニーソ。美しさと相反する幼さが混ざり合っていて、老若男女に好かれるような容貌だ。

 

「お帰りなさいシュウ。もうご飯出来てるから、上がって上がって!」

 

 彼女は壁に背中を預けながら、小さく微笑んでそう言った。

 

 

 

 

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 

 

 

 

「どうもエリサさん、今日はお世話になります!」

「うん、うん! 今日は久しぶりにシチューを作ったから、アキヤマ君もいっぱい食べていってね」

「シチュー……これは、神イベっす! 俺はこの時の為に生きてきたと言っても過言ではない!!」

 

 シュウと感極まっているアキヤマは、エリサに連れられるようにして玄関に入り、靴を脱ぐ。エリサは二人が家に入った事を確認すると、ドアを閉めてトコトコとシュウへと歩み寄り、鼻をスンスンと鳴らして匂いチェック。

 その行動を見たシュウは、自身から()えた臭いがしているのではないかと(おのの)いたが、

 

「ちょっと汗臭いかな? でも、いや? これぐらいがいいかも」

 

 エリサは恐怖に恐怖を上書きするようなことを呟いた。混迷するシュウを横目に、彼女はリビングへと向かって行く。それから、くるっと振り返り、

 

「上着は脱いで、早くご飯にしましょう! 冷めないうちに、ね」

 

 語尾のトーンを上げ、鷹揚(おうよう)に小首を傾げるとエリサはリビングに入っていった。

 

「旦那旦那、エリサさんのセーター姿、めちゃカワじゃないですか!!」

「アホ、そんなしょうもない事をいちいち報告せんでいい」

 

 耳元で(ささや)くアキヤマにシュウは嘆息(たんそく)

 

「何言っているんすか! しょうもなくないですよ!」

 

 シュウは相手の容姿に言及することを好ましく思わなかった。この考えに至ったのは、相手の内面部分を把握せず、外面部分のみで相手を判断する証左であるからだ。

 

 また、自分に害を為すものが現れた時。その者を見た目で判断したとなれば、自分や周りの仲間も危険にさらすことが危惧(きぐ)される。

 この考えの延長線で、シュウは初対面の相手に対して、男女問わず心を許すことができなくなってしまった。

 

「全く、お前の面食い度にはついていけん」

「普通の男は、あんなに美しい女性を目の当たりにしたら、居てもたっても居られなくなりますよ!」

「俺は男で、エリサを目の当たりにしても何もおきないんだが?」

「それは、旦那が普通の男じゃないからっす。それとも自覚ありませんでした?」

 

 シュウの嫌味をアキヤマは鋭い舌鋒(ぜっぽう)で跳ね返す。『売り言葉に買い言葉』を見事に再現してみせた二人の間には、必然的に沈黙が訪れた。彼の自分を見透かしているような、透徹とした瞳をシュウは見やる。

 

 付き合いがそれなりに長いシュウには、アキヤマがその瞳になる理由を感覚ではあるが理解していた。

 

 ——それは『何かを企んでいる』時の瞳だ。

 

「まぁ、まぁ、そんな顔しなさんな旦那。マジな顔されると対応に困るんすよ……特に、旦那はその中でもピカイチっす」

 

 アキヤマは表情を繕い、場を和ませようと破顔させる。道化と言えるその行動にシュウは一瞬、深慮(しんりょ)しようとしたが、

 

「そうだな。俺も、自分が偏屈なやつだ、という自覚はある。何より、飯が冷めちまう」

 

 シュウは藪蛇であると結論付けて、詮索することを止めた。「行くぞ」とぼやくシュウにアキヤマは「はいはい」と相槌を打つ。

 

 思考切り替えをしたシュウの後ろ。アキヤマがもう一度、その瞳を宿していたことに、シュウは気づかない。

 

 

 

 

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 

 

 

 

 

 

 人は寝静まる時間。或いは床に就いて瞑目している頃合い。時刻は深夜0時を迎えようとしていた。

 そんな時間に、目の前にはコップに入ったお酒をカラカラと左右に揺らしながら嗜む女性が一人いた。エリサだ。

 次にエリサの真正面に座っている男は酩酊(めいてい)状態。空になったコップが、机に突っ伏せた男の顔と隣り合わせに転がっている。アキヤマだ。

 最後に、エリサの真横の椅子にもたれかかる様にして熟睡している男。シュウだ。

 

「エリサさん酒強すぎっすよ」

 

 アキヤマは最後の一杯を飲み干したエリサを一瞥(いちべつ)して呟いた。

 

「どうだ、アキヤマ君。私は強いだろぉ。がははは!」

 

 アキヤマは忠言のつもりで言ったのだが、どうやらエリサはそれを誉め言葉として受け取ったらしく、誇示(こじ)するように胸を張った。

 おっさんの様な言葉遣いと仕草。このだらしのなさも、またエリサのチャームポイントと言えばそうである。

 アキヤマは嘔吐感を抑制させながら、

 

「もう無理っす、死にます。割とマジで」

「もーアキヤマ君までだらしないなー。シュウとかもう論外だよぉ」

 

 口から涎を垂らしながら、エリサは横で部屋干し状態のシュウに突っかかった。シュウの頬にスリスリと自身の頬と涎を擦りつけ、陶然(とうぜん)と顔を朱色に染め上げるエリサ。

 その様を見て、アキヤマは妬ましいと思ってしまった。この感情が酩酊感からくるものなのか、それとも普段からそうなのか、正直どっちでもよいが今はシュウと取って代わりたい気持ちでいっぱいだ。

 

「ずるいっす、じゃなくてエリサさん危ないっすよ。そのままこけちゃいますよ」

「気にすることはないぞぉ、アキヤマ君。シュウとは心から繋がっているから大丈夫なのだぁ……」

 

 げっぷとしゃっくりをお見舞いし、エリサは酔った勢いで支離滅裂な発言をした。何ともおめでたい事である。

 彼女に会った時からアキヤマは、その容姿に一目惚れであった。初対面である自分にも気兼ねなく接してくれたこと。何処か抜けていて、保護欲に掻き立てられるこの男心。家庭的で優しさに溢れかえったその笑顔。

 どれも、アキヤマにとって恋を募らせる要素ばかりであった。

 

「だめっすよエリサさん。旦那はもうご臨終なんで。寝てる間に悪戯したら怒られますよ」

「いいの! 寧ろ、それはそれで楽しそう……」

 

 しかし、アキヤマは彼女がシュウにゾッコンだという事を、彼女の行動を以って知らされたのだ。

 そんなアキヤマの胸中を知ってか、知らずか。アキヤマの指摘通り、椅子ごとシュウとエリサが床に転がり落ちた。

 

「言わんこっちゃない……」

 

 額に手を当て、アキヤマは唖然と首を左右に振る。クッション代わりにされたシュウが可哀そうではある。

 

「大丈夫っすか、ってもう寝てるし」

 

 眼鏡を掛けた小学五年生にも引けを取らない程の寝る速さは、まさに芸術と言える。

 文字通り、倒れ込むように寝ている二人を、

 

「こんなとこで寝たら風邪ひきますよ」

 

 アキヤマは抱き枕になっているシュウをエリサから引き離し、一回り大きい体躯(たいく)のシュウを背負う。そして、彼をソファの上に寝かせ、傍に置いてあった毛布を掛ける。同様に、エリサも背負ってもう一つのソファへと寝かせた。

 机の上のリモコンで電気を消し、

 

「さてと……」

 

 低い口調でアキヤマは呟いた。アキヤマはポケットの中をわしゃわしゃと漁ると、唐紅(からくれない)色の宝石のような物を掴み取り、それをシュウへと(かざ)した。すると、宝石は熱を帯び、希薄(きはく)ではあるが光り出した。

 

 ——魔石だ。

 

 魔石とは魔術師が魔術を行使する場合に於いて、媒介として使われるものだ。

 古来より、魔石は消耗品にも関わらず、魔術師の中では金銀財宝よりも価値があるものとして伝えられ、人智を越えた力を神からの賜物として崇めてきたと言われている。

 現在ではそれなりに普及し、知る人ぞ知る代物となった。現に魔術師の素養が皆無であるアキヤマでも、こうして手に入れることができるのだ。

 

「ビンゴ。旦那は魔術師としての素養があったんすね」

 

 シュウが車内で寝ている時。ふと、ポケットに入ってあった魔石が魔術師に反応を示したことをアキヤマは思い出した。誤作動とも考えたが、魔石に限ってその線は考え難い。それに、アキヤマにはとある人物から聞いた『予言』があった。

 リビングを後にして、アキヤマはそのまま外へと出る。

 

「ミオちゃん。君の予言通り、旦那は魔術師予備軍だったよ。本当に……全部が予言通りなら、この戦いは、俺たちの勝だよな。信じてるぜ……」

 

 敢然(かんぜん)とアキヤマは半信半疑の自身に自己暗示をする。信じようと決めた仲間の信じられない発言。現実味のない言葉を子供のように純粋無垢に受け入れられる程、人間の心は上手にできてもいなければ、純粋無垢でいようと強い心がある訳でもない。

 それをアキヤマは自覚している。

 

 ——自分を一番理解しているのは、自分なのだから。

 

 だが、

 

『自分が弱いのは自分のせいだ。仕方がないだとか、どうしようもなかったとか……そんなものは、自分の気持ちに保険を掛けてるだけの……逃げでしかない。強くなりたいなら、自分の弱さを認め、その反骨心で自己研鑽(けんさん)に励め』

 

 ——今も憧れている男の見ているものを見るために、アキヤマはその背中を追い続けるのであった。




どうも、初めまして犬犬尾です。
誤字脱字があればご指摘ください!

お気に召しましたら、評価等よろしくお願いします!
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