全てが見えるはずの世界で   作:アルセナ

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米屋陽介と太刀川慶

「いや、マジで加古さんの行動力半端ないわ」

入隊指導(オリエンテーション)中に部隊へ勧誘とか聞いたことねえよ」

「それに唖然としてる木虎とC級達の顔な」

 

 出水と米屋そして綾斗は、黒江としばらく話をしたいと言った加古と別れランク戦ブースへと向かっていた。

 米屋が「オレも綾斗と()りてえんだけど」と言い出したからだ。

 

 その移動の間の話題はもっぱら先程の戦闘訓練でのことだった。

 

「それにしても黒江ちゃんだっけ?まさか綾斗の幼馴染みだなんてな」

「いや、俺もびっくりしたよ。まさか双葉が入隊してくるなんて思わなかった」

 

 黒江は綾斗にとって幼馴染みであると同時に妹同然の存在でもあり、綾斗がボーダーに入隊することを決めたことを伝えたときも、一言だけだったが「がんばってください」と綾斗を応援してくれていた。

 

 それゆえに、黒江が自分に何も伝えることなくボーダーへの入隊を決めたということは、綾斗にとって意外な出来事だった。

 

「しかもめちゃくちゃ強えし、あの身のこなしは攻撃手向きだな」

「早く正隊員にならねえかな、ランク戦しがいがありそうだわ」

「お前はそれしか考えられねえのか、槍バカ」

 

 米屋は常日頃からランク戦ブースに入り浸っており、一部ではその常に戦闘のことを考えているような性格と特徴的な槍型弧月が相合わさって「槍バカ」と呼ばれている。

 要は槍を得物とする戦闘狂の意だ。

 

 決して、槍を持った馬鹿の意ではない。

 多分。

 

「だってさあ、黒江ちゃんといい木虎といい緑川といい、最近の中学生優秀過ぎんだろー」

「「……緑川?」」

 

 米屋が列挙した名前の一つにに出水と綾斗が首をひねる。

 そういえば加古さんにしか言ってなかったな、と米屋は話を続けた。

 

「あぁ、なんか最近スカウトされたやつらしいんだけどな、戦闘訓練(さっきのやつ)4秒らしい。そいつもA級の草壁隊に入ることが決まってるって話だぜ」

「そんなやつもいんのかよ、おれ達もうかうかしてられないなー。てか草壁ちゃんも手回し早え」

「……もしかして」

 

 A級部隊の隊員に年下が増えていくことに若干の驚きを感じている出水。

 そしてその横で、何か思い当たることがあるように綾斗が呟く。

 

「ん?」

「多分、その緑川って子も幼馴染みだと思う」

「「はぁ!?」」

 

 予想外の綾斗の言葉に出水と米屋の驚きの声が重なる。

 

「なんなの?綾斗ん家の周りトリオン湧いてんの?」

「温泉じゃあるまいし、湧いてても意味ないでしょ」

「それじゃあまさか戦闘民族?」

「サ○ヤ人でも夜○でもないから」

 

 出水と米屋の大袈裟かつ雑なリアクションに苦笑いを返しながら、綾斗は気を取り直して話を続ける。

 

「最近会ってなかったから何とも言えないけど、俺の知ってる緑川、駿ならその記録も納得できるよ」

「そんなにすげえの?」

「とにかく身軽でボディバランスが半端じゃない。あの身体感覚にトリオン体の運動能力が合わさると尋常じゃない機動力になるはず」

「へぇ、綾斗がそんなに言うってことは相当だな。これは楽しみが増えたぜ」

 

 米屋が心なしかウキウキとした表情を見せる。

 

 そうこうしているうちに、三人はランク戦ブースの前までやってきた。入隊式があったからか普段より少しばかり人が多い。新人の顔を見て自分も負けてられないと思った隊員も少なくないのだろう。ボーダーには向上心や負けん気に満ちた人物も多い。

 

 

 

「────お、そいつが出水の言ってたやつか?」

 

 

 

 ランク戦ブースへ入るところで、三人の背後から声がした。

 そこにいたのは、出水と同じ黒いロングコートを身に纏った男。

 特徴的な顎髭を撫でながら三人の方へと近付いてくる。

 

「ああ太刀川さん、おつかれさまです」

 

 最初に返事をしたのは出水だった。

 慣れた様子で挨拶をすると綾斗の方を一度チラリと見る。

 

「そうっすね、コイツが一色です」

「ほぉ、目が細いな。堤の親戚か?」

「いや、堤さんは多分関係ないっす」

「嘘だろ?さっきまで堤と一緒にいたが、目元なんかそっくりだぞ?」

「太刀川さん、目の細い人全員親戚だと思ってます?」

 

 隊長とその部下によって繰り広げられる取り留めのない話。

 それだけでも二人の良好な関係が伺える会話に、綾斗が横から割って入る。

 

「太刀川さんって、あの個人総合1位のですか?」

「なんだ、俺のこと知ってるのか」

「そりゃもちろん、有名人ですから」

 

 個人総合1位太刀川(たちかわ)(けい)の名はボーダー隊員であれば誰もが聞いたことがあるほど著名なものだ。二刀流の弧月を駆り黒いロングコートをはためかせながら先陣を切るその姿に憧れる者も少なくない。

 綾斗も何度か他の隊員達から太刀川の話を聞いたことがあった。

 

「意外と気さくな人なんですね。個人1位ってくらいだから勝手に接しにくい人かと思ってました」

「おい出水、俺って後輩からそんなイメージなのか?」

「いや、そんなことはないんじゃないっすか」

「綾斗、太刀川さんは後輩掴まえてはしょっちゅうランク戦してるくらい優しい人だぞ」

「それで喜ぶのはお前くらいだろ、槍バカ」

「それ絶対ボコボコにされるやつでしょ」

「まー、オレのポイントは大抵太刀川さんに持っていかれてるな」

 

 ははは、と笑う米屋の横で何か思い付いたように太刀川が口を開く。

 

「よし、じゃあ一色、試しにちょっと戦ってみるか?」

「え?」

 

 驚きの声を上げたのは今から綾斗と対戦する予定だった米屋だ。

 太刀川さんこういうとこあるよな、と思いつつ、どうにか自分が先に戦う方法はないものかと考え始める。

 

「良いんですか?」

「は?」

 

 綾斗の発言に驚いたのは出水だ。

 総合1位による、B級に上がったばかりの隊員へのランク戦の誘い。謂わば初心者狩りとすら思えるような提案を嬉々として受け入れようとする人間は、出水の記憶している中では一人しかいなかった。綾斗は二人目ということになるが、思っていた以上に変わり者かもしれないと出水は感じ始めていた。

 ちなみに一人目は当然、米屋だ。

 

「俺は骨がありそうなヤツなら誰でも大歓迎だ」

「1位の人と戦えるなんて光栄ですよ」

「じゃあ行くか、弧月で一番高いポイントのやつな」

 

 とんとん拍子で話が決まり、綾斗と太刀川はランク戦室の人混みの中を歩き始める。

 その場にいたC級隊員の多くが二人の、特に太刀川の姿を見てざわめき始めた。

 その反応でも、太刀川の知名度がボーダー内でも屈指のものであることが窺える。

 

「意外と綾斗も乗り気なんだな」

 

 ブースへ向かう二人の背中を眺めながら、出水が米屋に言う。

 

「さっき弾バカとの勝負見てて思ったけど割と好戦的っつーか楽しんでる感じだったし、案外そういう性分なんじゃねーの?」

 

 近界民と戦う以上、ボーダーの正隊員の活動には戦闘行為が必須だ。いくらトリオン量が優れていたとしても、性格が戦闘向きでない者はオペレーターやエンジニアに転属することになる。

 

 しかし、綾斗は見た目の穏やかさとは裏腹に戦闘を楽しむことが出来る性格をしているようであり、それは戦闘好きの米屋や出水としては歓迎すべきことでもある。

 気を良くした米屋は急いで二人を追っていった。

 

「ま、太刀川さんと戦うのはまだ早いと思いますよ。まずはオレが綾斗とやらせてもらいます」

 

 二人に追い付いたところで米屋は綾斗の肩に手を置き、太刀川に告げる。

 オレが先に戦いたいという米屋の、先輩へのささやかな抵抗。

 いくら太刀川と言えどもどさくさに紛れて割り込ませるわけにはいかない、そういう思いが込められた一言。

 

「でも米屋が()ろうとしてるってことは、まあそれなりではあるんだろ?」

 

 その抵抗は、太刀川の言葉で見事に両断される。

 

「あー、まあ、そうすっね……」

 

 自分の実力を認めてもらった上での言葉に、米屋はただただ従うことしか出来なかった。

 うなだれる米屋を横目に、出水が何かに気付いたように太刀川に問いかける。

 

「あれ、そういえば太刀川さん今日用事あるとか言ってませんでした?昨日の麻雀もそれで断ってたし」

「あ、ああ、それが早めに終わったからランク戦でもやるかと思ってな」

「ふーん、おれはなんでもいいですけどね」

「急にどうしたんだ出水?」

 

 

 

「──おい、太刀川」

 

 

 

 太刀川の背後で威厳のある声が響く。

 どこか怒気を含んでいるような声に心当たりがあるのか、太刀川は声のした方向へ恐る恐る振り返った。

 

「げっ、二宮」

「来間と堤を自分の課題に手伝わせておいていい御身分だな」

 

 そこに立っていたのは、ビシッと決めた黒スーツ姿で両手をポケットに入れた長身の男。

 

 ────二宮(にのみや)匡貴(まさたか)、辻や犬飼の所属している二宮隊の隊長であり、個人ポイントは射手1位総合2位とボーダー内屈指の実力者でもある。

 

 プライドの高い人物としても知られており、近付き難い雰囲気を常に纏っているように思えるが、意外とそんなことないよー、というのは隊員である犬飼の談だ。

 信憑性に欠ける。

 

「やっぱりですか。ウチの隊長がいつもすみません、二宮さん」

「出水、お前が謝る必要はない。全てはこの馬鹿のせいだからな」

 

 二宮がこうして太刀川を呼び戻すのは初めてではない。

 というよりもむしろ、この状況は二ヶ月に一度ほどは見られる恒例の光景である。

 

 大学での課題を溜め込んでいる太刀川は、提出期限が迫ると毎回のように友人である来間や堤を頼る。人の良い二人はそれを断ることもなく太刀川のレポートを手伝うのだが、その人の良さにつけ込むように太刀川は度々二人を残して自分だけ逃げ出していた。

 

 そうなると二人から同い年である二宮の元に連絡が回ってくる。

 二宮自身は太刀川の課題を手伝う気はさらさら無いのだが、来間や堤の頼みを無下にするわけにもいかず、こうして太刀川を連れ戻すことにだけ協力していた。

 

「どうかお見逃しください、二宮さん」

 

 太刀川は二宮を見るや否やC級隊員達の視線を気にすることもなく、土下座を敢行する。

 それを見た二宮は、はぁ、と一息吐いてから地面を向いたままの太刀川を見下した。

 

「風間さんと本部長を選ぶ権利くらいはくれてやる」

「ひっ、それだけは、それだけは勘弁してくれ!」

 

 二宮の足に縋りつく太刀川の顔が見る見るうちに青ざめていく。

 トリオン体なので実際には何も変わっていないはずだが、そう見えるほどに太刀川は怯えている様子だ。

 

「なら早く行け」

「すまん、一色。また今度な」

 

 挨拶もほどほどに、太刀川はどこかへ駆け去っていく。

 周囲のC級隊員の、信じられないものを見たような顔がしっかりと綾斗の目に映っていた。

 

「馬鹿が迷惑をかけたな」

 

 ポケットに手を入れたまま、二宮はなんとも言えない表情の三人に告げる。

 そしてそのまま当然のように言葉を続けた。

 

「一色、ブースに入れ、10本でいいな?」

 

「「「え?」」」

 

 三人の驚いた声が重なった。

 しかし、二宮はそんな三人の反応を意に介すこともなく話を続ける。

 

「個人ランク戦だ。太刀川の代わりが俺では不服か?」

 

 何を勘違いしたのか、二宮は太刀川の代わりに綾斗とランク戦をするつもりらしい。

 それを聞いた綾斗は僅かに間を空けてから、にやりと口角を上げた。

 

「いえ、むしろ射手1位の弾幕を見れるなんて最高ですよ」

 

 笑う綾斗を見て、やっぱコイツやべーやつか?と改めて思う出水。

 でもそういえば、と出水が口を開く前に綾斗が足を止める。

 

「あ、すみません、ちょっとトリガーセット変えてきます」

 

 綾斗のトリガーセットは出水と戦ったとき使っていた、4種類の弾トリガー詰め合わせのままである。

 それで二宮と戦っても勝ち目は無く、ふざけていると思われる可能性すらあった。

 

「……チッ」

 

 不機嫌な舌打ちの音が響く。

 出水と米屋は思わず、ごくりと息を呑んだ。

 

「15分後に通常弾のポイントが一番高い部屋を選べ」

「分かりました。それでは一旦失礼します、二宮さん」

 

 待ってくれるんだ……

 ホッと息を吐いた出水と米屋は、しばし呆然としてから思い出したように、二宮の前を立ち去った綾斗を追いかけていった。

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 

 綾斗、出水、米屋の三人は太刀川隊の隊室に向かっていた。

 太刀川隊のオペレーターである国近にトリガーセットの調整を頼むためだ。

 

「二宮さんって出水くんより強いの?」

「そんなことねーって言いたいとこだがタイマンだと二宮さんの方が強いな。おれが一人で戦うタイプじゃないってのもあるが」

「へぇ、それは楽しみだな」

 

 出水の言葉を聞いて、綾斗はいつにも増して愉快そうな笑みを浮かべる。

 

 そんな会話をしているうちに、三人は太刀川隊の隊室前に到着していた。

 

「おつかれさまでーす。柚宇さーん」

 

 隊室のドアが開くと同時に出水が国近に呼びかける。

 しかし、その声に対しての反応は無い。

 

「あれ?居ねえな。もしかして」

 

 出水が何やら思い当たったように隊室の奥へと入っていく。

 

「あー、悪りぃ綾斗。柚宇さんぐっすりだったわ」

 

 隊室の奥は国近専用の仮眠室らしく、綾斗は国近が昨晩遅くまでゲームをしていたと言っていたことを思い出した。A級1位のオペレーターがそんな風でいいのかとも思ったが、本来ならば太刀川隊は今日は非番らしく本部に来ているだけでも褒めてほしいとのことだった。

 隊室がゲーム部屋と化していることには触れる気にならない。

 

「じゃあちょっと隣行ってくるよ、国近先輩起こすのも悪いし」

 

 綾斗はそう言って隣の隊室へと向かうことにした。

 

「りょうかーい」

「オレはちょっと弾バカとバトってるわー」

「はぁ!?今からやんのかよ」

「5本くらいならいけるだろ」

「まあいいけど」

「二宮さんとの約束もあるし、すぐ戻ってくるよ」

「迷うなよー」

「米屋くんじゃないんだから大丈夫大丈夫」

「さすがにオレでもボーダー内で迷わねーわー」

 

 そうして、出水と米屋は隊室の中にあるトレーニングルームに入っていく。

 

「────は?」

 

 その瞬間、出水の動きが止まった。

 

「あ?どうしたよ弾バカ」

「おい、アイツ今どこ行くっつった?」

「え、隣の隊室だろ?」

「よく考えろ槍バカ、ここは太刀川隊の隊室だぞ」

「隣って冬島のおっさんのとこだろ?なんか問題あんの?」

 

 太刀川隊は現在A級1位の部隊だ。

 そして、ボーダーの隊室は基本的に順位通りに並んでいる。

 つまり隣は自然とA級2位である冬島隊の隊室となるわけだ。

 

「お前、トリガーセット変えるとき誰に頼む?」

「え、そりゃもちろん蓮さんに……あっ」

 

 ボーダー戦闘員が携行しているトリガーは、基本的に8つのチップとそれを覆うホルダーで構成されている。ホルダーは専用の工具さえあれば簡単に開けることができるものの、工具を常に持ち歩くわけにもいかないため、チップの取り外しはエンジニアかオペレーターに頼むことがほとんどだ。

 

「そういうことだ、冬島隊のオペレーターはあの真木だぞ」

 

 ────真木理佐(まきりさ)、それは齢16にして冬島隊の実権を握る女。

 一回り年の離れたエンジニアを研究室から引っ張り出して部隊を結成させ、年上の凄腕狙撃手を「働け」の一言で部隊に引き摺り込んだ辣腕の持ち主である。

 

「あのトリガーのチップ構成を真木に見られたら、おれはおろか柚宇さんまで叱られかねねぇ」

「え?真木にそんな雑用頼めんの?」

 

 国近は「うんうん、ロマンだねぇ」なんて言いながら気軽に調整してくれたものの、真木が相手ではそう上手くはいかないだろう。

 今日は非番だと言い訳しても、何を言われるか分かったものではない。

 

「おれは絶対無理だ、だが綾斗ならやりかねない。付き合いは短いがそんな気がする」

「あー、確かにな。でも、冬島のおっさんも元エンジニアだしそっちに頼む可能性もあるぜ?」

「冬島さんは昨日の徹夜麻雀のせいで使い物になんねえはずだ。真木がやらせるパターンもあるがどっちにしろバレる。こうしちゃいられねぇ」

 

 出水と米屋は急いで隊室を飛び出した。

 冬島隊の隊室は目と鼻の先だ。

 

 だが、廊下に綾斗の姿はない。

 そのことを確認した出水は頭を抱える。

 

「おいおいおい」

「死ぬわ綾斗(アイツ)、おれもだけど」

「一応、六穎館の同級生だしなんとかなんじゃねーの?」

「いや、同級生でも無理だろ。辻が話してるとこ見たことねぇもん」

「それは辻だからだろ」

 

 気が気でない出水は、そわそわした様子で隊室の前で綾斗を待つ。

 

 そのとき、ドアが開く音と同時に綾斗が姿を見せた。

 待っていた出水と米屋に気が付いたのか、なにやら楽しそうに綾斗は二人の方へと向かってくる。

 

「おまたせー、なんか中にいた当真さんにすごい顔で見られたんだけど」

「そりゃそうだろうな」

「それはオレも見たかった」

 

 驚いた当真の顔を出水と米屋は思い浮かべる。

 常に飄々とした雰囲気の先輩狙撃手の唖然とした顔はボーダー内でもかなりの貴重映像だろう。

 

「よし、二宮さんのとこ行くかな」

「そういえば綾斗、真木に何か言われなかったか?」

 

 出水のその問いに、あ、と綾斗は声を洩らす。

 

「真木さんが出水くんに後で話があるって」

 

 やっぱりか、とため息を吐き出水はがっくりと肩を落とした。

 

 





遅くなってしまいすみません。
ウマを育てたりサッカーばかり見てたわけじゃないです。

すいませんウソです。
次はもう少し早く書きます。
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