「ウオロロロロ!!強い奴がいると思って来てみたら久しぶりだなランテ!!そして死ね!"
カイドウの奴、悪魔の実でも食ったのかな。なーんてね原作を読んでいる私からしたらあれがリンリンからゴッドバレー事件の後に貰ったウオウオの実幻獣種モデル"青龍"ってことは知っているんだよね。あの時はビックリしたよ。急にSBSでモデルが青龍のことを明かすからホントに驚いたよ。ってこんなこと考えている場合じゃなかったね。でも熱息をどうやって防ごうかな……これでいっか
「――"闘牛"!!」
カイドウの口から放った超広範囲の熱風をランテは牛若丸を縦に振るうことによって起こる飛ぶ斬撃によって真っ二つにされた。
「ウォロロロ!!やっぱりお前はこうでなくちゃ楽しめねえ!!
「その技は私の真似かな!!もしそうなら本家が偽物に負けるわけないでしょ!!"辻風・乱"!!!」
カイドウの咆哮によるかまいたちとランテの団扇によって発生した風の刃がぶつかりあった。そして残ったのはランテが作り出した風の刃だった。その風の刃は龍の姿をしたカイドウの首まで飛んでいき小さな傷をいくつも付けたのだった。
『本家が偽物に負けるわけない』なんて言ったけど真似した偽物は私なんだけどね。テヘペロ
両者の船の上空に浮かび強力な技の張り合いをしているカイドウとランテは下に仲間がいるなどすっかり忘れていたのだった。
「おいおい、おれらが居ること忘れてんじゃねえのか!?」その通りです。
「ランテさんが私達のこと忘れているわけないじゃないですか」いやガッツリ忘れている
二人がなんとなく分かっていながらもランテを信じようとしていた頃、ランテとカイドウより低空の所からカルブ・アリィ号目掛けて何かが飛んできていた。
「おれらはどうするケイフィー?」
「少し援護でもしましょうか?」
「カイドウさんの邪魔はさせねえぞ!!」
赤みがかった服を着ている巨大な鳥?が二人がいるカルブ・アリィ号の甲板目掛けて飛んできていた。その鳥?の腰には大きめの日本刀が携えられていた。
「アイツの邪魔をするなって、お前は誰なんだ!!」
ルガトリーは腰にある刀を抜いて巨大な鳥?の
「ほう……いい刀じゃねえか」
「お前に無駄口叩く暇があるのか?」
「おれは喋りながらやるのが癖みたいなもんでねえ。でも本気で戦わないと負けそうなんで、ちょっと本気を出させてもらうぞ"血流加速"」
「お前は能力者だったのか。まあ関係はないがな」
「行くぞ!!"
「刀の使い方は上手いな。だが頭が弱いのか?飛んでいる相手に空中戦を挑むなど愚の骨頂だな」
ルガトリーは地面を蹴り空にいるキングの首に向かって炎を纏った刀を横に振り払ったがキングの刀に防がれてしまった。
「いつおれが空中を自由に動けないと言った?」
そう言ったルガトリーは地面ではなく何もない空間を何度も蹴ることで空中を自由に動き回っていた。
ルガトリーは賞金稼ぎをしていた頃に何度か海軍と飲みに行ったことがあり、その時に六式を教わり今では六式全て使いこなしていた。
「六式か……面倒な」
「だが月歩とお前の刀術は相性が悪いんじゃないか?」
月歩は何もない空間を蹴り続けなければならないため地面を踏み込みを必要とする不知火を始めとするルガトリーの技は相性が悪いのであった。
だがしかし巨体の鳥人間?相手に空中戦を挑まなければならない理由がルガトリーにはあった。
「相性が悪くてもやらなきゃいけない理由があってねぇ」
「それはあの船にいるもう一人か?」
「あらら……やっぱり見聞色で気づいてたよね」
「そいつが気になるなら気にしなくていい。
「っ!?もう一人いたのかよ」
「気づかないのは仕方ない。初めてカイドウさんを見た奴はおれやアイツに気は向かんからな」
「そうかい!」
ルガトリーは巨体の鳥人間?が話している途中にいきなり斬りかかったが、キングは冷静に自分の刀でルガトリーの刀を受け止めた。
「やはりさっきの攻撃より遥かに軽いぞ」
「そりゃあ悪かったね!!」
ルガトリーは自分の攻撃が巨体の鳥人間?に通じないと感じたら、量で勝負しようと巨体の鳥人間?へラッシュをかけた。
「軽い攻撃をいくらやろうと、決定打など喰らうわけないだろ」
――カルブ・アリィ号、甲板
ランテさんもルガトリーも強いなぁ。いつもはルガトリーに高圧的な態度で自分が上って見せたがっちゃうけどこういう時の私全くと言って良いほど役に立ってないなぁ。本当に私が副船長でいいのかなぁ?やっぱりルガトリーの方が私より強いし頼りになるからなぁ
「おいおい、おれの相手はこのガキかよ!キングのクソ野郎は楽しめそうな奴を選びやがって」
「だ、誰!!」
「オレ様が誰かって!!?」
「やせちまったらモテすぎるから♬あえてやせないタイプの♬」
『"
「丸く見えるが筋肉だから♪歌って踊れるタイプの♬」
『"
「待たせたなゴミクズ共ォーーーー!!!」
『キャー!!素敵!!』
「結局誰ェ!!!!」
「おれかァ!?お前らオレの名前を言ってみろォーー!!」
『クイーン様!!』
部下を連れてカルブ・アリィ号に乗り込んできたクイーンは部下達とコールを始めたのでそれに驚いたケイフィーは動けずにいた。
「クイーン……誰だろ?」
「聞こえてるぞ!!オレは1億2,000万の賞金首だぞ!!!」
「自分の強さを掛けられた賞金で自慢するなんて雑魚がすることだよ」
クイーンの雰囲気と掛けられた賞金を聞いて、クイーンが自分より下だと感じたケイフィーはいつもの様に相手を正論で潰そうとする余裕が戻っていた。
「オレが雑魚だと?ガキが舐めんなよ」
「別に舐めてないよ。事実を言ってるだけ」
「調子に乗るんじゃねえよ。おれ達から生きて帰れると本気で思っているのか?」
「思ってるよ。だってカイドウはランテさん相手に1勝もしたことないんだから」
「カイドウさんが一度も勝ってないだと!!バカ言うんじゃねえよ。カイドウさんは最強だぞ」
「カイドウが最強ねぇ……っ!?」
ケイフィーはクイーンがカイドウのことを最強と呼んでいるのに疑問を持っていると見聞色にて巨体が降ってくるのを見たので後ろに下がった。
「あァ?」
クイーンはケイフィーが下がったことに疑問を持つと、彼女が上を向いたので、釣られて上を見ると……
「えェーー!!!?カイドウさん!!?」
ドン!!
クイーンの目の前に勢いよくカイドウが降ってきてカルブ・アリィ号の甲板にぶつかった。しかしカルブ・アリィ号は"宝樹"アダムで出来ているので全く持って傷がつかなかった。
「うーん、まだまだカイドウには負けないよ」
その上からランテが大きな翼を羽ばたかせながらゆっくりと降りてきた。その姿は両手足が鳥の爪みたく鋭くなっていて顔と目は赤くなり、口は黒い嘴になっていた。その姿は俗に言う
「うちの仲間を傷付けて欲しくないんだよね。だからさここはカイドウを連れて帰ってくれない?そしたら別に追撃とかはしないからさ」
「ボスがやられて"ハイそうですか"って帰れるわけねえだろ!!」
そう言ったクイーンは段々と首が伸びていき、やがて橙色の首が長めな恐竜へと変化していった。その姿はまるですでに絶滅したはずの"ブラキオサウルス"のようだった。
「ヘェ~わたし相手に能力開放するなら死ぬ覚悟はあるんだよね」
「おれは海賊だぞ!!死ぬ覚悟などあるに決まってるだろ!
クイーンは空中へと跳びそのまま全体重を掛けてランテの頭目掛けて頭突きをしようとした。
「そんなに隙だらけだと簡単に避けられちゃうぞ♡でも私は優しいから避けないであげるよ」
ランテは見聞色でクイーンがどんな攻撃を繰り出すのかを分かっていたが、わざと攻撃を受けるという選択肢を選んでいた。ランテはカイドウの部下の実力を肌で感じたかったためこういう選択を選んだのだった。
ただ、ランテも何も防御もせず攻撃を受けるのは危険と思ったのか、頭に武装色をやり更に羽を神通力で動かし頭をヘルメットの様に守った。
「あー、痛ったぁい!」
『全く効いてねえーーー!!!ムリムリムリこんなバケモン相手におれの攻撃じゃあダメージを与えられねえよ!!!』
「でも私に攻撃したんだからお返ししてあげるよ!私優しいから」
『何が優しいんだよ!!!急に声色が怖くなりやがって!!おれの足ががくついちまってるじゃねえか!!』
「あれ?足震えてる?もしかして私みたいな可愛い子供相手にビビっちゃってる?酷いよ私みたいなか弱い娘相手に足震わすぐらいビビるなんて!!そんな酷い人にはお仕置きだよ!」
『あー、死んだなおれ』
ランテはどんどん声を低くしていき、やがて"お仕置き"と言った時には声だけでクイーンが死んだと思うほどの恐怖を与えていた。
しかしランテの攻撃がクイーンへと放たれることはなかった。なぜなら二人の間になにかが空から降ってきたのだった。
「すまねえ船長」
「ルガトリー大丈夫?死んでない?」
「ああ、死んではねえよ」
ランテの前に降ってきたのは手負いのルガトリーだった。肩にはキングのものかと思われる刀にが刺さっており、体は刀傷でボロボロだった。しかし致命傷になりうる傷は一つもなかったため意識はあったのだった。
その後翼を使いながらキングが空から降りてきた。しかしキングもルガトリーから受けた傷が目立っており、ルガトリーは空中機動力の差で負けたとランテは感じていた。
「うーんどうしよ………二人まとめてやればいっか」
ランテは神通力にて羽を抜いて操り武装色を纏わせキングとクイーン目掛けて飛ばそうとした。
「おいキングどうすんだ!!」
「見ろおれは傷だらけだ。お前がなんとかしろ」
「え〜〜〜!!?おれだけに任せるなよ!!?」
しかしランテがクイーン達に攻撃を放つことはなかった。
ドン!!
カルブ・アリィ号は海軍からの砲撃を受けたのだった。しかもその船には海軍大将が乗っていたため、感知したランテはキング達から海軍大将へと注意を変えた。それを好機と思った二人はカイドウを連れて自分の船へと戻り逃げていった。
「初めて見る海賊旗かと思えばお前だったとはな、ランテ!!」
「久しぶりだね。私も強くなったから今度こそ負けないよ」
まだルーキーであるカイドウはまだ弱いですね(ランテもゴリゴリのルーキーだけど)
そして最後に出てきた海軍大将とは!!
次回VS海軍大将
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