「ギハハハ…次に俺らが行くのは四海だ!」
「ねぇ船長ぉなんで四海に行くの?」
「ちょっと待ってくれ船長…なんでそんなに船長と幹部になったばっかのハナッタレ小娘の距離が近いんだ!」
「知らねぇよ。こいつが近づいてくるだけだ」
「私はこいつじゃないですぅ!ランテって立派な名前があるんです!」
「ジハハハハ…こりゃあなんかあったなぁ。じゃなきゃ一夜でここまで変わらねえよ。なあ白ひげ」
「そうか、なんかあったのか船長」
「何もねぇよ、強いて言うならこいつが強さを求めるようになったぐらいだな。ギハハハハ」
そう言ったロックスは自分の部屋へと帰って行った。
「あっ!待って船長ぉー!」
去ったロックスを追いかけてランテもトテトテと走って行った。
「シキ!アイツは何があったんだ!?」
「知らねぇよ。ただ奴は強くなるぞ」
「それは俺も分かっとる。だがその理由を知りたいだけだ」
「それは本人に聞け、そうすればお前が欲しい家族も分かるかもしれねえぞ」
「ああそうだな…ってなぜそれを知ってる!」
「たまたまお前が呟いていたのを聞いてただけだ」
「おい!忘れろ!」
「忘れる訳ないだろ。大海賊の白ひげが家族を欲してるなんて言うおもろいネタを」
「金獅子!海に沈めてやる!」
「ジハハハハ!殺れるもんなら殺ってみろ」
「おい!俺も入れろ!」
白ひげはシキを倒そうとむら雲切を振るいそれをシキは桜十と木枯らしで受け流していた。そこにランテに負けて更に力を求めだしたカイドウも参戦して周りに被害が出始めた、そして船にいる一般海賊達は慌てだした。
「外は騒がしいねぇ船長」
「そうだな。で、なんでお前はここにいる?」
「お前じゃないし!いやだって四海にわざわざ行く理由まだ聞いてないし」
「そうだったな、その理由は四海にはそれぞれ良さがある。東の海は最弱の海と呼ばれているが、稀に産まれる強者は格段と強い者になる。西の海はいろいろと調達するのに便利なマフィアが多くいる。南の海は強者が医学が発達している。そして北の海は最強の悪魔の実オペオペの実が眠っていると言われているからな。それぞれめぐる価値がある。これが四海に行く理由だ」
「そっかぁー、私の仲間見つかるかなぁ?」
「それは分からねぇが、何かしらの出会いは見つかるはずだ」
「船長!
「シキに言って船を飛ばせ!」
「分かりました!」
船の舵をきっていた海賊がロックスの元へと報告に来た。
「で、用事は終わったか?」
「ううん、まだ終わってない」
「なんだ?」
「私に修行を付けて欲しいの!」
「それは無理だな。だが白ひげに攻撃をすればアイツは防いでくれるぞ」
「わかった!行ってくる」トテトテ
「東の海か、強い奴はいるのか楽しみだぜ」
ランテが居なくなった部屋でロックスは一人呟いた。
「喰らえぇ!」
「どういうつもりだ?」
「船長が白ひげなら攻撃したら防いでくれるぞって言ってたから私の修行に付き合って!」
ランテが羽根で出来た刀を白ひげ向かって振り下ろしていたが、いとも簡単にむら雲切で受け止めたいた。
「なんで付き合わなければならないんだ」
「それは、付き合ってくれないと私が白ひげの酒を盗み飲んじゃうから」
「はぁ、俺は攻撃を受け止めるだけだぞ」
「やったぁ!いっくよぉ!天狗礫」
「そんなのじゃあ、俺は殺れんぞ」
武装色を纏った石礫を白ひげへと飛ばしたが、それを白ひげはむら雲切を一振りするだけで全て壊していた。
「あらら…これじゃあ有効打にならないのかぁ。じゃあ辻風・乱」
ランテは刀を団扇に変化させて、それを勢いよく振ると白ひげ目掛けて風が発生しそれが小さな刃となり白ひげの体を少しずつ傷つけ始めた。
「これは少し効くなぁ……だがまだ弱い!」
この攻撃も白ひげがむら雲切を振るうだけで消えてしまった。
「うわぁぁ!もう強すぎ!」トテトテ
ランテは頭を掻きながら自分の部屋へと帰って行った。
「アイツは俺と―――になってくれるのか?」
白ひげは最後にそう呟いた。
「シェルズタウンの海軍基地を壊して帰るぞ!」
「うおぉぉぉぉ!」
「お、お前は!?ロッグハっ!」
「船長!向こうから海軍軍艦が3艇来ています!」
「知っている。アイツはガープか!?それにゼファーもいやがる。おいニューゲート津波を起こして1艇壊せ」
「分かった。海震」
白ひげによって起こされた津波はガープとゼファーは防いでいたが、残りの1艇には中将は乗っていたが実力は劣っていたため軍艦は壊れ海に投げ出されてしまった。
「ロックス!オレはお前をここで絶対に殺す!」ドン
ガープは覇王色の覇気は持っていないがそれに近い圧倒的な存在感を出していた。
「ギハハハ!面白えことを言うな!俺はこんな所で死ぬ訳ないだろ!逆にお前が死ぬんだよ!」ドン!!
ロックスは本物の覇王色の覇気を出したため自分の船に乗っている海賊も倒れ海軍もゼファーとガープ、他にも少将の上位の実力者のみ立っていた。
「おい、シキ、リンリン、白ひげ、ジョン、王直、銀斧、ランテ、カイドウはガープ以外の海兵を殲滅しろ。俺は奴とさしで殺る」
「ジハハハハ…ゼファー以外楽しめそうな奴はいなそうだな」
「ハ〜ハハハマママ…おれァ少将からソウルを貰うか。シュトロイゼン一緒に来い」
「分かってるよリンリン」
「おれはゼファーの相手をするか」
「うーん、私もゼファーのところへ行こぉっと」
「白ひげェ!なぜお前のような奴がロックスみたいな奴の下に付く!?」
「人には事情があるんだよ。船長に言われたからにはおれはお前の相手をしなければならない」
「白ひげェェェ!」
「おいっランテ!?なぜこっちに来るんだ!?」
「いやぁだって強い人と戦うのが、強くなることの一番の近道じゃん」
「誰だ?お前、ロックスの部下ならいくら子供でも捕らえさせてもらうぞ」
「いいよぉ!ねぇ白ひげ、私に戦わせてくれない?」
「別に構わんが、ゼファーは能力者ではないがあの大将とは比べ物にならないくらい強いぞ。」
「うーん、ならもっと戦いたくなったよ」
「お、おいお前なのか?エルクを殺ったのは?」
「エルク?あの大将がエルクならそうだよ」
「そうかそうかお前等はクズだったのか、奴はお前のようなガキに負けるわけない、それで複数で相手して勝って何が嬉しい!?」
「違うよぉ。私一人で勝ったよぉ!」
「お前のようなガキに負けるは「そいつが言ってることは本当だ」白ひげ…お前のような義理人情に厚い奴は知らねぇがやっぱり信じられねぇ。だから手合わせ願うぞ」
「いいよ!いっくよぉ!焔天狗」
ランテは口から鷲の形をした焔をゼファー目掛けて飛ばしたが、それをゼファーはいとも簡単に武装色を纏った右腕で受け止めていた。
「小娘がぁ正々堂々と来い!!」
「えぇー、嫌だよだって貴方黒腕のゼファーでしょ。近距離戦で勝てる訳ないじゃん」
「そっちから来るつもりがないなら、おれから行ってやるよ」
「あらら…どうしよ、なーんてね私は刀なら結構使えるんだよ。焔刀」
「
6式でランテの近くまで凄い速さで空中を歩き、武装色を纏った右腕で弾丸のような速さで殴ろうとした。
「速っ!?でもまあ船長の方が速いかな?」
ランテは弾丸のような速さゼファーの腕を避けたところで、「天狗金羽根」ランテが自分の羽根を神通力で抜き団扇を作り出した。そして横に振ると団扇が分解されゼファー目掛けて勢いよく飛んでいった。
「っ!?全部武装色纏っているのかよ。武装色の扱い方ならおれと同等、いやおれより上かもな。だが!そんなもんでおれは倒せんぞ!」
「知ってるよ。だってこの技はこれで終わりじゃないし」
ゼファーはランテの羽根を避けることは出来たが、あえて全て受け止めていた。
「外道!」
「くっ!?強えぇ技だな。だがおれを倒しきる事は出来なかったようだな。最後に名前を教えろ」
「私は美女を愛し、愛された女性!そう私こそはランテだぁ!」
「そうか、でももう終わりにしてやるよ。獣厳」
ランテを気絶させようとゼファーは武装色を纏った右腕で殴ろうとしたが、それがランテに当たる事はなかった。
「済まないが、こいつを今渡す訳にはいかないんだ」ドン!!ギギギギ
「何故だ?お前がこいつみたいなガキを守る?」
「それはおれにも分からん。だが今はまだその時じゃねぇと思ったからだ」
「チッ、今お前と戦ったら負けるのはおれだから引いてやる。だが次は捕まえるからな!」
ドン!!
「この覇気は!!くそっ……ガープ」
ゼファーは今までで一番大きな覇王色の覇気を感じてガープがロックスと戦っているところまで急いで去っていた。
「あぁーあ…負けちゃったなぁ」
「お前は強くなってるさ」
「白ひげより?」
「ハナッタレの小娘が何言ってるやがる。グララララ!!」
「ハハハ!」
二人の笑い声が海軍の軍艦から聞こえていた。
「獣厳!」
「おっと」
ゼファーが、ロックスのいるところ向かって弾丸のような速さで殴ろうとしたが、ロックスは簡単に避けてそのまま拳が地面に当たると軍艦の木の地面が凹んでいた。
「ギハハハ…アイツら逃してやがる。ゼファーが来たのは想定外だったなぁ」
「ロックス!お前をここで終わりにしてやる!」
「すまんがそろそろ俺等は帰らせて貰うぞ」ドン!!
「くっ!」
「逃げられたか。ガープ大丈夫か?」
「ゼファーか、奴には一切ダメージが入って無かった気がした。俺一人では倒すことは出来なそうだ」
「そうか、だが今回で収穫はあった。エルクの仇の名前が分かった。その名はランテだ」
「おい!ゼファー何故だ!?仇を放置してこっちに来た!おれよりそのランテを捕えるのを優先しなかった!?」
「奴は本当に実力者だった。きっと正々堂々一対一で戦ってエルクは負けたんだ。お前も知ってるだろアイツの性格を、アイツは仇討ちなど望んでねぇ。そういう奴だエルクは」
「そうか……ならおれは海軍としてそのランテを捕えてやる!!」
「おいおい…どうしてゼファーをその場で留めて置かなかった!?」ドン!!
「それはわた「おれが油断して逃したせいだ」」
「そうか…お前を殺そうと思えば殺せるが、お前を失うのは惜しい、だから次はやるなよ」
そう言ったロックスは自分の部屋へと帰って行った。
「どうして!あれは私のせいでしょ!」
「違うあれはおれが油断してただけだ」
「私は納得出来ない!」
「ジハハハハ!もういいじゃねぇかランテ、白ひげも自分がやったって言ってるんだ。それを自分のせいにすると白ひげの顔に泥を塗るぞ」
「それも、そうだね」
「そうだ、これはおれのせいだ」くしゃくしゃ
「頭を撫でるなぁ!」
「ほら飴やるから」くしゃくしゃ
「あっ!ありがとう」
「お前は死んでくれるなよ」くしゃくしゃ
ランテの頭を撫でながら白ひげはそう呟いた。
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