サクラ大戦3外伝 ~絶海より愛をこめて~ 作:ヤットキ 夕一
取扱説明書のようなものですので、別に読まずとも大丈夫ですが……「なんじゃこりゃ?」とならない努力をしていますので、できれば目を通していただければ、と思います。
・この『サクラ大戦3外伝 ~絶海より愛を込めて~』は『サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか?~』の二次創作外伝です。
・時間軸的には同作のエンディング後の話で、『サクラ大戦OVA ル・ヌーヴォー・巴里』の直後の時間軸となります。
・また、私自身のシリーズである『サクラ大戦外伝 ~ゆめまぼろしのごとくなり~』『サクラ大戦2外伝 ~ゆめまぼろしのごとくなり2~』の続編でもあります。
・そのためサクラ大戦の基本設定と、引き続きの独自設定がありますのでご注意ください。
・なお、独自設定をつかっているものに共通する、取り入れている・取り入れる予定の原作作品としては
・サクラ大戦(基本的に~熱き血潮に~ではなく第一作を採用)
・サクラ大戦2
・サクラ大戦3
・サクラ大戦 活動写真
・サクラ大戦4
・サクラ大戦Ⅴ
・サクラ大戦の各OVAシリーズ
・サクラ大戦TV(女性用夢組戦闘服のデザインのみ)
・新サクラ大戦
となっており、極力矛盾がでないように努力しています。
・それ以外の
・サクラ大戦の各舞台
・サクラ大戦GB 檄・花組入隊!
・サクラ大戦GB2 サンダーボルト作戦
・サクラ大戦物語 ~ミステリアス巴里~
・サクラ大戦~オールスターコレクション~
・ドラマチックダンジョン サクラ大戦 ~君あるがため~
・サクラ大戦~百花繚乱夢物語~
・サクラ大戦 奏組
に関しては未プレイ、未読、未視聴などの理由で原則的に参考にしておりません。
・そのためこれらの作品とは矛盾が発生することもございますが、それを気にする気もありませんので、なにとぞご注意とご理解をお願いします。
・以下は参考資料となりますので、見なくても大丈夫です。
・では、これより始まる物語を、よろしくお願いします。
【サクラ大戦の基本設定】
これを読まれる方はだいたいわかってることとは思いましたが、おさらいの意味を込めて、また少しマニアックな設定のみの部分もあるので、とりあえず入れました。
~帝国華撃団~
・日本の誇る、主に対降魔を想定とした大規模霊障への対策を主任務とした帝国陸軍所属の特殊部隊。
・司令である米田一基中将が組織して指揮を執り、それを副司令である藤枝あやめ(後に藤枝かえでに交代)が補佐する。
・主に5つの部隊があり
対降魔迎撃部隊・花組
空挺輸送部隊 ・風組
隠密行動部隊 ・月組
局地戦闘部隊 ・雪組
霊能支援部隊 ・夢組
に分かれており、主力である花組の霊子甲冑での戦闘を、他の四部隊が支援する形となる。
・秘密部隊であり、平時は隊員たちは本部のある大帝国劇場や、支部のある花やしきの従業員として働いており、特に花組隊員は舞台に立つスタァである。
・また、非正規の部隊として魔神器の護衛を主任務とした薔薇組や、専用の養成機関である乙女組というものがある。
~対降魔部隊~
・大正四年に突然出現した降魔との戦い(降魔戦争)の際に、降魔に対抗するために組織された帝国陸軍所属の部隊。帝国華撃団の前身。
・そのメンバーは米田 一基、真宮寺 一馬、山崎 真之介、藤枝あやめの四人。
・それぞれが二剣二刀という霊剣の継承者で組織されたもの。霊子甲冑がない時代であり、生身に刀で降魔と戦った。
・太正7年に降魔の封印に成功し、降魔戦争を終結させるも、その際に魔神器を使用した真宮寺 一馬が後遺症で体力を低下させた末に死亡する。
・戦闘中に山崎 真之介も行方不明となっており、降魔戦争の終結と共に役目を終えて解体される。
・このときの経験を元に結成されたのが帝国華撃団である。
~黒之巣会~
・蘆名天海を首領とし、青き刹那、白銀の羅刹、紅のミロク、黒き叉丹の黒之巣死天王を幹部とする。徳川の世の復活をたくらむ組織。
・太正12年に魔操機兵・脇侍を主力に政府転覆を目指して行動開始。
・帝国華撃団と対立し、刹那、羅刹、ミロクが倒されるも“六破星降魔陣”によって帝都に大きな破壊と混乱を引き起こす。
・その最中に、華撃団による起死回生の作戦で首領の天海を倒し、目論見は潰え、組織は崩壊した。
・──その後、太正13年正月に残りの死天王・黒き叉丹こと葵 叉丹によって降魔の封印が解かれ、上位降魔を率いる彼と帝国華撃団は戦う。
・鍵である魔神器を奪われ、降魔の拠点である失われた大地・『大和』の聖魔城が東京湾上空に出現。
・そこへ乗り込んでの戦いで、帝国華撃団・花組が叉丹を倒して平和を取り戻した。
~黒鬼会~
・陸軍大臣 京極 慶吾が秘密裏に結成した政府転覆を企む組織。
・鬼王を首魁、金剛、木喰、土蜘蛛、火車、水狐の五行衆を幹部に帝国華撃団と対して太正14年に戦闘を繰り広げる。
・同年11月、京極に付き従う若手陸軍将校『太正維新軍』の蜂起に共同戦線を張り、政府軍と帝国華撃団に対立するも鬼王、五行衆ともに敗北し、京極は拳銃自殺する。
・──が、それは影武者。太正15年正月に京極は再び行動を開始。生きていた鬼王や、五行衆の生き残りである金剛、土蜘蛛と共に秘密裏に製造した降魔兵器を使って戦闘を開始する。
・八鬼門封魔陣の発動で帝都上空に召還された『武蔵』を拠点にするも、帝国華撃団が空中戦艦ミカサで乗り込み、京極やその部下を討伐して平和を取り戻した。
~パリシィ事件~
・1926年(太正15年)にフランス巴里で起こった怪人騒動。
・滅ぼされたパリの民・パリシィの先祖の霊サリュによって組織された、カルマールを頭とするシゾー、ピトン、レオン、ナーデル、コルポーの怪人達が、蒸気獣を使って事件を巻き起こした。
・それを日本からやってきた大神一郎を隊長に迎え、巴里華撃団が解決する。
・そんな中でサリュがパリシィ達が信奉するオーク巨樹を呼び起こし、巴里市内に甚大な被害を出すも、巴里華撃団が鎮圧し、サリュの魂を慰める。
【オリジナル設定】
・私の外伝シリーズでのオリジナル設定です。
・公式設定も含んでいますが、ここでしか通じない設定が多いので、御容赦ください。
~帝国華撃団・夢組~
・帝国華撃団の誇る主力五部隊の一つで、霊能力によるサポートを行う部隊。
・その活動は主に
霊視等による調査
未来予知・過去認知による戦術サポート
結界による戦場形成と市民や建物の保護
除霊のような霊子甲冑を必要としない小規模霊障への対応
霊子技術を利用した装備の開発や整備の補助
護符や御守り等の発行・販売
過去に施された封印の点検及び再封印の実施
等のように多岐にわたる。
・霊子甲冑という巨大な機械で武器を使った戦闘を行うため、市街に損害を与えてしまう花組と比較し、除霊や御守り・御札の発行や結界による守護を行っているため、部隊としては花組よりも帝都市民に近く、そして喜ばれる部隊。
・その役目に応じて、調査班、予知・過去認知班、封印・結界班、除霊班、錬金術班に、さらには特殊な能力者を集めた隊長直属の特別班を合わせ、6つの班に分かれ、それぞれ頭がトップをつとめている。
・基本的に一般隊員達は、帝国華撃団の支部である花やしき支部勤務で、各班の副頭までの幹部の一部は本部である大帝国劇場に勤務し、平時は主に食堂を運営している。
・隊長は
・その部隊能力を生かし、予知した巴里での大規模霊障の予知を欧州防衛構想の中心地を決める会議で告げ、巴里に欧州最初の華撃団ができるきっかけをつくった。
【よもやま話】
ちなみにオリジナル設定の夢組の部分は、「その役目に応じて──」から下がオリジナル設定です。
花組よりも帝都市民には好評……というのは公式設定で「花組対戦コラムス」の攻略本に書かれていました。