むずいよなぁ…
虹と同級生として出すか誰かの師匠として出すか…
悩みどころではあるなぁ
「ここが…本土…」
先っぽを白く染めたポニーテールを揺らし、船から降りた一人の少女…高咲侑が空港を見て目を輝かせた。
侑は8年前に親と生き別れてからずっと師と共に日本から離れた孤島で二人で暮らしてきた。
しかし師にプロリーグからの復帰命令が出てそれで侑も一緒についてきたのだ。
「侑!迷子になるなよ?」
「分かってるよ。師匠」
「ならいいんだが…」
物珍しさにキョロキョロしている侑をみて裏から見ていた師匠は不安になる。
本土の勉強もきちんとさせたのだが、それも身に付いてるのかどうか怪しいところではある。
侑は小さいころから日本から離れていたから、ここの設備が珍しいのはわかるが。
「師匠!あれは?」
はしゃいでいた侑が見つけたのは13人の選手とマネージャー二人が映った集合写真だった。
「懐かしいな…」
「師匠?知ってるの?」
「あれはアースイレブンの集合写真だ」
「アースイレブン?」
「かつて地球を救ったサッカー選手たちだ」
「あ、この人うちに来たことある人だよね。確か名前は…剣城選手」
「ああ。この中のほとんどは一緒にプレイしたことのある選手だ。」
「へぇ…私も一緒にサッカーしたいなぁ…ってあ!師匠!時間!」
「おっと。じゃあ案内は呼んであるからじゃあな」
そうやって師匠は先に走っていった。
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師匠が走っていったあと私はロビーへと来ていた。
私は師匠とは別れて、
本土の「虹ヶ咲学園」に通うことになっている。
師匠が言うにはここに案内してくれる人がいるはずなんだけど…
「高咲さん…ですか?」
キョロキョロしていると淡いピンク色の髪の女の子に話しかけられた。
「そうですけど…もしかしてあなたが?」
「はい。上原歩夢って言います。」
「知ってると思うけど私は高咲侑。ため口でいいよ。同じ中学生同士みたいだし」
「じゃあ…侑ちゃん。よろしくね」
「うん。こちらこそよろしく。歩夢」
「さっそくだけど歩夢。ここらへんでサッカーできる場所はない」
「サッカー?確か近くにグラウンドがあるよ?手続しないとダメだったと思うけど…」
「ありがとう。じゃあ早速行こうか!」
「え?学校の案内は…「そんなのあとあと!グラウンドに行くよ!」え?ええーーーーーー!!!」
私は歩夢の手を引っ張ってグラウンドの場所へ走っていった。
…少女移動…
「あー。グラウンドは今、使ってるんだよ~」
「そうなんですか…」
急いできたものの、グラウンドは使用中とのことで使えなかった。
何でも『かすみちゃん』と名乗る少女が特訓に使用しているらしい。
遠くからあのいじわるせいとかいちょー!って聞こえてくる気がする。
特訓というより憂さ晴らしじゃないかな…?
「かすみちゃんに聞いてみる~?一緒に使わせてくれると思うよ~」
受付のお姉さんは枕に頭をつけながら緩い声でそう言う。
一応仕事中だよね…?寝ちゃっていいのかな…?
「受付のお姉さん寝ちゃったけど…そのかすみちゃん?って子に会いに行ってみる?侑ちゃん。」
「うーん。そうだね…。行ってみようか。」
グラウンドにいってみるとそこでは女の子が一人、シュート練習を繰り返していた。
おそらくあれがかすみちゃんかな?
他に練習してる子は見当たらないし。
「あなたがかすみちゃん?」
「はい!私がかすみんこと中須かすみです!」
「私は高咲侑。こっちは上原歩夢。」
「よろしくね。かすみちゃん。」
「よろしくお願いします。侑先輩、歩夢先輩
…それでお二人はかすみんに何の用なんですか~?
まさかサインとか?」
「私達、グラウンドを使いたくてかすみちゃんと一緒に練習したいんだけど…ダメかな?」
「私…たち?ええ!?私も?私、サッカーなんてやったことないんだけど…」
「大丈夫だよ!簡単だから!かすみちゃん!ボール貸して!」
「え?は、はい。どうぞ…」
「ありがとう。行くよ!【ドラゴンブラスター】」
そう言って私は高くボールを蹴り上げると白いドラゴンのオーラと共にボールをゴールに叩きつけた。
この【ドラゴンブラスター】という技は師匠から教わった技でイナズマレジェンドジャパンという伝説のチームと戦うために編み出した技らしい。
師匠みたいに化身アームドは出来ないから少し威力は落ちちゃうけど。
ちなみに化身っていうのは自分の心の形が具現化したもののこと。
化身アームドっていうのはそれを纏う技術のこと。
昔は出せる選手は結構いたらしいけど。
今は一部のプロリーグの選手が使うくらいだって師匠は言ってた。
「す、すごい…」
「あれは確か5年前の日米親善試合で剣城京介選手が使った技…!?」
歩夢はすごい驚いた顔をしていてかすみちゃんはぶつぶつと呟いている。
内容は聞こえるんだけどね。
剣城さん、この技使えるんだ…。
流石師匠の親友兼ライバル。
「侑先輩、歩夢先輩にサッカーに慣れてもらうならミニゲームはどうですか?
かすみんと歩夢先輩、それと侑先輩のチームに別れるんです。
侑先輩からボールを取れたら勝ちって感じで」
色々と考えているとかすみちゃんがミニゲームの提案をしてきた。
確かにミニゲームなら歩夢も慣れやすいかもしれない。
「なるほど。それはいいね!やろうか。歩夢も!」
「わ、私に出来るかな…?」
「大丈夫ですよ!歩夢先輩!一緒に頑張りましょう!」
「かすみちゃん…!うん!」
こうしてかすみちゃんと歩夢対私のミニゲームが始まった。
かすみちゃんが真っ先にボールを持った私に突っ込んでくる。
「侑先輩!ボール貰います!」
「そう簡単には渡さない…よ!」
そう言いながら私はボールを上にあげる。
空中に上げたボールをすばやく足で挟み、着地する。
「あんな高いところに上げたボールを軽々と…」
「次は歩夢かな?さぁカモン!」
「う、うん!いくよ!」
そう言って歩夢もボールを取りに来る。
「初心者にしては…センスあるかもね。でもまだまだ!」
私はするりと歩夢を突破する。
「ぐぬぬ…!歩夢先輩!二人で行きましょう!」
「う、うん!一緒に行こう!」
今度は二人で連携してボールを奪いに来る。
といっても今日あったばかりの二人だからあんまり息はあってないけど…。
「ほいっと」
「ぐぬぬ…。悔しいですが今のかすみんでは侑先輩に勝てません…」
「はぁ…はぁ…侑ちゃん…凄いね…全然取れる気がしなかったよ…」
「歩夢も初めてにしてはうまかったよ。」
「かすみんはどうでしたか!?」
「かすみちゃんもすごかったよ!部活入ってるの?」
「かすみんは虹ヶ咲学園のサッカー部に入ってたんです…」
「入ってた?」
「潰れたんですよ。虹ヶ咲のサッカー部は。一人のエースストライカーの離脱よって…」
そしてかすみちゃんは話始めた。
虹ヶ咲サッカー部がつぶれるに至るまでを…。
いきなり侑ちゃんが必殺技披露ですね。
ちょっと強引すぎたかもしれませんが。
必殺技とか交友関係とか聞けば師匠の正体がわかるかな?
眠たそうな受付のお姉さんも次回は名前が出てきます。
そして離脱したストライカーとはだれなのか…。
μ's、Aqours どうやって出す?
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大人の姿で
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子供の姿で
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出さなくていい