虹色イレブン~白色のストライカー~   作:メルネコ

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今回はエマ先輩と果林さんが登場!

あの学校の話題も出ます。

そしてせつ菜ちゃんがサッカー部をやめた理由が明らかに!




サッカー部を復活せよ①

「かすみんたち虹ヶ咲サッカー部は元は11人のチームだったです」

 

「でも試合には勝ったことがありませんでした。…一回も」

 

「だんだんみんなの心がばらけていったんです。」

 

「そして決定打はエースストライカー“優木せつ菜”先輩の離脱です」

 

「それがさっき言ってたエースストライカーの子だね」

 

「はい。せつ菜先輩は虹ヶ咲の中でもずば抜けてうまかったんです」

 

「でもそんなせつ菜先輩でも勝てなかった相手がいました。」

 

「それがUTX学園3年…綺羅ツバサ先輩。あっちのエースストライカーです」

 

本土に住んでいない私でも聞いたことがある。

 

なんでも相手校を10対0で下したことのある「彗星のストライカー」と呼ばれる少女。

 

圧倒的実力差で相手の心を砕く。

 

そんなプレイングをする選手だと。

 

しかしそこがいいとファンの間では好評なのだとか。

 

「ツバサ先輩に大敗した後せつ菜先輩は責任を取ってサッカー部を辞めると言い出したんです。」

 

「当然、私達は止めました。せつ菜先輩がいなくなったら試合が出来なくなってしまうから…と」

 

「しかしせつ菜先輩はこれからサッカーが得意な編入生が来るからその人を誘ってくださいって言ってそのまま姿を見せなくなりました。」

 

「それからどんどん人が抜けていきました。

 

一人は演劇部が忙しいからと

 

一人はバイトが忙しくなったから…と

 

もう一人は…分かりません。

 

気づいたらいなくなっていました。」

 

「それで生徒会長に『部員が一人になった部活は廃部にします』って」

 

「それでかすみんなにもできなくて…」

 

かすみちゃんは拳を握りしめて悔しそうにそう言う。

 

「だからかすみんがサッカー部を復活させて、UTX学園にリベンジするんです!」

 

「かすみちゃん…」

 

「わたしたちも協力するよ!かすみちゃん!」

 

「ほんとですか!?歩夢先輩、侑先輩!」

 

「うん。私、明日から虹ヶ咲学園に編入するんだ。」

 

どっちにしろ私はサッカー部に入るつもりだったし。

 

「歩夢は?どうする?」

 

「ここまで聞いて断るなんてできないよ!私も協力するね!」

 

「よーし。そうと決まったら特訓だー!」

 

「ええ!?今から!?」

 

「でも特訓って言ってもなにするんですか?侑先輩。」

 

「それはね…二人には仲間集めの合間に必殺技の特訓をしてもらうよ。」

 

「必殺技って侑ちゃんの【ドラゴンブラスター】みたいな?」

 

「そうそう。って言ってもあれは師匠の技で私のオリジナル技は別にあるんだけどね」

 

私の場合は一番最初に師匠に言われたのは『俺の技を全て覚えてみろ』だったなぁ。

 

当時の私は7歳になんてこと言ってくれるんだって気持ちでいっぱいだったけど。

 

そんなことは置いといて。

 

「かすみんは一つありますよ。技。…といってもプロリーグの選手の人の真似っこですけど。見ててください。」

 

そう言ってボールに近づく。

 

「行きますよI【ソニックショット】」

 

かすみちゃんは超高速でボールを蹴る。

 

それは青いエネルギーを纏ってゴールに突き刺さった。

 

「すごいよ!かすみちゃん!」

 

「でも…だめだったんです。UTX学園のGK…優木あんじゅ先輩には敵わなかった」

 

「優木あんじゅさん。連続無失点記録保持者のあの…」

 

「そんなにすごい人なの?」

 

「はい。プロの選手のシュートも必殺技なしで止めるって噂です。」

 

師匠も危険視していた選手の一人だ。

 

プロになったらもっと化けるだろうって。

 

あの伝説のゴールキーパー…『円堂守』さんにも匹敵するかもしれないらしい。

 

あんなキーパーをとめるにはもっと強い必殺技じゃないとダメ…ってことか。

 

「私のドラゴンブラスターも簡単に止められるだろうね…」

 

そんな話をしていると向こうから足跡が近づいてきた。

 

施設の人が騒ぎ過ぎだって注意しに来たのかな…と

 

思っていたがその予想は大きく外れていた、

 

「面白そうな話してるじゃない?」

 

「私達も混ぜて♪」

 

そう言って現れたのはショートカットの青い髪の女の人と赤い髪で三つ編みのおさげの女の人だった。

 

「エマ先輩!…と部外者のお姉さん!」

 

そうかすみちゃんが声を上げる、

 

どうやらかすみちゃんの知り合いらしい。

 

もう一人の方は…人気モデルの朝香果林果林さん!?

 

師匠が持ち帰ってきた雑誌で一回見ただけだけど…

 

本物は輝きが違うなぁ…。

 

「聞いたよ。サッカー部廃部になっちゃったんだね。」

 

「はい…。でもかすみんは諦めません!」

 

「そちらは新しい子だね。初めまして。エマ・ヴェルデです。

 

ポジションはキーパーだよ。」

 

「私は朝香果林よ。ポジションはあんまり気にしてないけどしいて言うならFWかしら」

 

「私は上原歩夢です。初心者です。」

 

「私は高咲侑。ポジションはFWです。」

 

それぞれの自己紹介が終わった後、果林さんにからかわれる歩夢とかすみちゃんを見ながら

 

私とエマさんは話をしていた。

 

歩夢は完全に巻き添え食らった感じだけど。

 

「じゃあ侑ちゃんはもともとサッカー部に入るつもりだったんだね」

 

「はい。中学でもサッカーは続けたかったんです。サッカー部はかすみちゃん一人になってたって聞いたんですけどエマさんは残らなかったんですか?」

 

「?私は退部届出してないよ?スイスに帰ってたんだ~。あ、これお土産。侑ちゃんにも上げるね」

 

「ありがとうございます。

 

じゃあエマさんはサッカー部を辞めたわけではない…と」

 

「…?そうだよ?」

 

「ええ!!エマ先輩やめたから来なくなったんじゃなかったんですか?」

 

果林さんから逃げてきたかすみちゃんが驚いた声を上げる。

 

もしかしてさっき言ってた級にいなくなった部員さんてエマさんのことなのかな。

 

「うん。手紙も置いていったけど…」

 

「…あー。あれ、エマ先輩の置手紙だったんですね。てっきり怪文書かと」

 

「かすみちゃん…」

 

かすみちゃん…もしかしなくてもアホの子なのかな?

 

「と、とにかく!これで部員は五人集まりました!同好会として再申請できます!」

 

「やったね!」

 

「でも5人じゃミニゲームしかできないわ」

 

「確かに…」

 

「あとは…しず子と彼方先輩とせつ菜先輩…ですか…」

 

「…せつ菜ちゃんは後回しにした方が良さそうかな?どこにいるのかわからないし」

 

「じゃあ先に彼方先輩じゃないですか?すぐそこですし」

 

「すぐそこ?」

 

私がそう聞くとかすみちゃんは受付の方を指さす。

 

「彼方先輩このお台場サッカーガーデンでバイトしてるんですよ。

 

受付で見ませんでした?眠そうにしてる女の人」

 

「あ、みたかも…寝てた人…」

 

「じゃあ彼方さんって人をさっそくスカウトに行きましょう!」

 

「おーー!!!!」

 

みんなで勢いよく返事をしたものの…

 

「彼方ちゃん、サッカー部には戻れないよ~。」

 

仲間集めは前途多難なようです。

 




次は彼方先輩としずくちゃんが登場します。

あとあの人も。

μ's、Aqours どうやって出す?

  • 大人の姿で
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  • 出さなくていい
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