・邀撃、空挺部隊
戦艦:伊勢 日向 扶桑 山城 金剛 比叡 榛名 霧島 大和 武蔵 長門 陸奥 ビスマルク ティルピッツ フューラー ドイッチュラント 戦艦棲姫
重巡:古鷹 加古 青葉 衣笠 妙高 那智 足柄 羽黒 高雄 愛宕 摩耶 鳥海 利根 筑摩 最上 三隈 プリンツ・オイゲン 提督
軽巡:天龍 龍田 球磨 多摩 北上 大井 木曾 長良 五十鈴 名取 由良 鬼怒 阿武隈 川内 神通 那珂 夕張 阿賀野 能代 矢矧 酒匂 大淀
駆逐艦:吹雪以外の全艦艇 防空棲姫 駆逐棲姫
軽空母:鳳翔 龍驤 飛鷹 隼鷹 祥鳳 瑞鳳 千歳 千代田 龍鳳
正規空母:グラーフ・ツェッペリン 空母棲姫
潜水艦:全艦艇
・対シールド部隊
加賀 蒼龍 飛龍 瑞鶴 翔鶴 雲龍 天城 葛城 大鳳
・対ディグ部隊
鈴谷 熊野 吹雪 赤城 ヲ級改F レ級F ル級改F 北方棲姫
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もう俺ね、シリアスチックなやつ書くの疲れたの。もうネタに走るね…走れたら。
〜隊長side〜
「敵の防空能力は低いぞ!全機各分隊長の指示に従って攻撃開始!敵艦撃破ではなく生還を目標にしろ!」
俺はあらかじめ編成しておいた分隊によって攻撃する事にした。威力不足?それでいいんだよそれで。
「第一分隊、俺に続けぇ!」
「了解ィィィ!」
俺は荒っぽい動作で機体を急降下の体勢に持ち込んだ。
目標は…ありゃなんだ?見たことねぇ艤装だが、個体は泊地棲姫っぽいな。
「目標、正面の泊地棲姫!注意をこっちに向けるんだ!」
こちらのエンジン音を捉えたのか、泊地棲姫がこちらに視線を向けた。その瞳の色は今まで見たことのないほど深く、見つめていると吸い込まれそうな
「いいぞいいぞ、こっちを向け!撃ってこい!」
泊地棲姫が対空砲火を開始した。幾重もの火箭がこっちに向けて伸びてきた。
「我被弾!アチチチ…クッソ!」
2番機が被弾し、炎上。もはやこれまでと思ったのか2番機は全誘導弾と爆弾をその場で投下した。それらが2番機より離れた瞬間、左翼が爆発を起こし2番機は錐揉み状に海面目掛けて墜落して行った。
従来なら悲しき別れの時なのだが…
「隊長ー、また訓練お願いしまーす」
最後の無線が緊張感のかけらもねぇ…
俺は頭を抱えた。まぁ両手は操縦桿にあるので心の中でだが。
泊地棲姫は2番機より投下された爆弾類を手で払って起爆させて排除し、対空掃討を継続した。
「手は何ともねぇってのか…?よしお前ら、ギリギリまで接近してぶち込め!敵は相当な手練だぞ」
俺は迫り来る対空砲火を右に左に回避しながらグングンと敵との距離を詰めて行った。
投弾距離まであと少しだ。なかなか俺らが墜ちないことに苛立ちを覚えているのか、泊地棲姫は苦虫を噛み潰したような顔でより一層弾幕の密度を濃くしてきた。
「被d…」
何番機かも分からず、被弾の報告も半ばにして一機が墜ちた。
背後で爆発音。次いで誰かが墜ちたようだが、無線を入れる暇もないようだ。
「…くっ、流石にやばいぞ…防空系の姫を消してもなおこのザマか…!」
俺は必死になって迫り来る火箭の束を躱しながら接近した。
「これでも喰らえッ!」
俺は死に物狂いで爆弾を投下し、その流れで噴進弾を全弾発射した。
爆弾は先程のように払われることなく泊地棲姫へ飛んでいき、命中して爆炎をあげた。続く噴進弾も全て命中したようで次々と火柱があがっている。
「やった、やってやったぞ!これは耐えられ…」
歓びに打ち震え、得意げに無線を入れようとした時、轟々と噴き上がる黒煙の中から一度止んでいた弾幕が再び飛び出してきた。
「なっ…!」
あまりに突然のことで俺はなす術なくその火箭に捉えられた。
キーンホークが誇る後部エンジンが被弾し、損壊音とともに爆発した。
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~泊地棲姫side~
「ようやく墜ちたか…」
私は最後の一機を始末して一息ついた。
それにしても最後の一機は手強かった。普通なら避けられないような濃密な弾幕の中をまるで魔法のように避けて接近し、私にダメージを負わせたのだ。これまで相手にしてきた航空機で一番のやつだっただろう。
私は無線を手に取った。被害報告を取ろうと思っての事だった。
「被害報k…
「あら教官、その必要はありませんよ?被害は今からさらに増えるんですもの」
…ッ!?」
後からの声に驚き、私は瞬時に距離を取ろうとして振り向いた。そこには真面目な表情で主砲を構えている防空棲姫の姿があった。
「動かないでください。教官」
どうやら航空攻撃に気を取られている間に距離を詰められたらしい。
失念していた。私ともあろうものが、こんな手に引っかかるとは…!
「航空攻撃は…囮だったか…」
ひきつった笑いを浮かべる私の前に、敵の指揮官と思われる人物が歩み出た。…え?人間?ここは海の上だぞ?
「
敵指揮官は余裕そうな口ぶりで言った。
私は周りを見渡した。先ほどまでは黒煙で周辺状況がよくわかっていなかったが、晴れてから見てみると正面は先ほど交戦していた艦娘たち、側背面は先ほどのメンバーの一部とドイツ艦にに囲まれている状況であり、生き残っている部下は艤装を突き付けられ動けない状況だ。それに私自身も先ほどの航空攻撃で中破程度の傷を負ってしまっている。到底戦える状況じゃない。それに私も最近コロコロと変わる上層部に嫌気が差しかけて来ていた頃なのだ。初期のころの純粋な闘志に燃えていたあの上層部はもうない。そんな所のために命まで投げ出すことはないだろう。ここらが潮時か…
「分かった…投降する。煮るなり焼くなり好きにしてくれ」
私は吐き捨てるように言い、俯いた。
恐らくこの後鎮守府に曳航されて尋問か拷問が待っているのだろう。もう疲れた。洗いざらい組織の事を喋ってやろうか…
私の発言を聞いた瞬間、敵指揮官の表情が和らいだ。
「良かった…邀撃部隊、鎮守府までこいつらを頼めるか?」
敵指揮官は振り向いて後ろにいた…あれは伊勢か?艤装がやたらデカいが…に頼んだ。
「承知した。手筈通りやっておく」
伊勢が笑った。手筈通りってやつが怖いな…
防空棲姫が近づいて来て言った。
「教官、被害が増えないような選択をしてくださりありがとうございます。ではまた鎮守府で…」
「まて、防空」
私は防空棲姫を呼び止めた。
「何でしょうか」
「これを渡しておこう。次の戦いで役に立つはずだ」
そう言って私はとある装置を防空棲姫に渡した。いけ好かない陸軍の連中が命の次に大事にしていたやつを日頃の態度の腹いせにちょろまかしてやったんだ。
「何ですか?これ」
「私にもわからん。陸軍の野郎どもが大切にしてたやつだ」
そのやりとりの後すぐ、私たち生き残りは邀撃部隊と呼ばれた者たちに護衛されて鎮守府へと送られることとなったのであった。
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~提督side~
姉さんが教官から何かもらっていたようだった。
「何貰ったの?」
俺は教官が去った後、姉さんに近づいて聞いた。
「さぁ、陸軍がなんか大切にしていた装置を奪ってきたとかなんとか。次の戦いで役に立つらしいからとりあえず防ちゃんに預けとくわね」
そう言って姉さんは装置を俺に渡してきた。見た目は箱状の物でかなり重く、色々なスイッチやなんやらがついていた。
「恐らく、教官も上層部にいやなイメージを抱いていたんだと思うわ。それで腹いせでとってきた物だと思うの」
姉さんが言った。
「どうしてそう思うんだ?」
「あの人はそういう人だから」
「…なるほど?まぁ分かった。それで…俺らの今残っている戦力は…」
俺は一旦装置から意識を話し、周りを確認した。航空攻撃成功前の敵の砲撃によってかなりの味方が大破判定に追い込まれ、先ほど鎮守府へと帰投した。残存戦力はそこまで多くはない。
「もともとの空挺部隊と最上型の二隻、あとは私達金剛型くらいしかいないネー。軽空母部隊は艦載機切れで撤退したし…」
金剛が若干沈んだ声で言った。まぁ、目の前で味方が次々大破させられていくの見てたらそうなるわな。
「大丈夫だ、沈んだ奴はいない。対シールド部隊の支援に行こうじゃないか」
そう言って俺は少し疲弊した体に鞭打ち、前進を開始した。
〜???side〜
冷たく暗い無機質なコンクリートの床に革靴の硬い足音が響いている。
必要最低限の蛍光灯に照らされた廊下を進む影は、とある部屋の前で足を止めた。
その影は部屋のドアを軋ませながら押し開けて入った。
「守備はどうかね、集積地棲姫よ」
集積地棲姫と呼ばれたメガネをかけた深海棲艦は入ってきた男には目もくれずに返事をした。
「一進一退と言ったところだ。敵が予想以上に強い。つい先程泊地棲姫の発信機の反応が消えた。…惜しい人を亡くしたな」
男は半笑いでこう返した。
「なぁに、所詮は貴様と同じ旧式姫級の一個体に過ぎない。代わりはいくらでもいる。それより、例の計画はどうなっている?」
集積地棲姫はしばし沈黙し、そして答えた。
「…そっちはほぼ完成しつつある。時が来れば実行可能だ」
それを聞いた男は笑った。
「実に愉快な計画だ。お前らも愉しいだろう?仲間が増えるんだからな」
「…話は終わりか?なら1人にして欲しいのだが」
それを聞いた男は若干表情を強張らせたが、すぐに元の表情に戻って言った。
「あぁ、では失礼するよ。精々頑張ることだな。
男はそう言い残すと、軋むドアを引き、部屋を出て行った。
集積地棲姫はパソコンの画面から目を離し、虚空を見てつぶやいた。
「泊地棲姫…装置は渡してくれたか?それともそのまま沈んだか?…私ももう疲れ果てた。このまま消えてしまいたい。私はただ戦いたかっただけなのに」
集積地棲姫はパソコンの画面に向き直り、画面を切り替えてエンターキーを押した。
「
『Start the “ Weakening program”』
『Start the “Count down”』
集積地棲姫は画面に2行の文が映し出されたのを見届けると画面を元に戻し、また作業に戻った。
対姫級部隊、以上です。次回は対シールド部隊との決戦となります。
正直もっと書けた気がしますが、モチベの関係でこの短さとなりました。許してください。
今回貰った装置は多分次で役立つはず…それと、次は提督の艤装がひっさびさに変わる予定です。今までずっと伊吹だったもんな…
今回の話に名前すら登場しなかった姫級はどうしたのかって?いやいや、いくら敵がこっちを絶殺しに来たとしても基地の護衛に残すでしょ?…って言うのは建前で、多すぎて書けないから端折りました。無理ですってあんなに大勢は。
そして名簿上いるはずの潜水艦はどこに行ったって?
…どこかにいるよ
まぁ、深く考えずに楽しんで読んでいただければ幸いです。
▽今回の功労者:キーンホーク
【挿絵表示】