インフィニット・ストラトス ~一人の男と一つの王座~ 作:Bradford
我々がそれを使うときにだけ、善悪が宿る。
―ウィリアム・ギブスン―
(アメリカ合衆国、小説家、SF作家 1948年3月17日~)
なぜ自分は戦うのか、考えたことはあるか?
俺はある。
俺は
例え、どんな事をしてでも
だが、たった
いつの間にか
そして自分自身の
でも駄目だった。
俺は死に、こんな世界で生きている。
誰も俺を死なせてくれない。
誰も俺を認めてくれない。
誰も俺を褒めてくれない。
どうしてだ?
俺は努力しているのに。
皆が口を開けば一夏と俺を比べる。
何がいけない?
何が可笑しい?
俺は
何故?
どうして?
俺には理解出来ない。
何故?
なぜ?
――――――――――――――――――
ザァー。ザァー。
IS学園が有る島の海岸で一人の男が座っていた。
怜也「…。」
ただボーッと夕焼けに染まる赤い海を見つめている
怜也「タバコでも吸うか…」
そう言って怜也はタバコを取り出し、口にくわえ、火をつける。
スゥー。ハァー。
タバコの白い煙が空を舞う。
怜也「…。」
服の内側のポケットからスキットルを取り出す。
そしてそれを一口飲む。
怜也「…。」
怜也「…ハァ」
怜也「考えても無駄か?」
???「こんな所で何をしているんですか?」
怜也「ん?」
後ろを見るとそこには轡木がいた
怜也「なんだ、あんたか」
轡木「今までの礼儀正しい態度はどうしたんですか?」
怜也「どうでもいいだろ、そんなこと」
轡木「こんな所で何をしているかと思ったら、タバコなんか吸って…」
怜也「別にいいだろ、アンタには関係ない、ほっといてくれ」
轡木「ハァ、全く…早めに寮に戻ってくださいね?」
怜也「わかってるよ、そんなこと」
そう言って轡木はどこかへ消えていく。
怜也「"ISによる世界秩序"ねぇ…」
不意にテレビのある番組に出てきた言葉を思い出す。
怜也「下らない…」
怜也「"大厄災"でも起きちまえばいいのに…」
怜也「タバコの火も消えちまったし、部屋に戻るか」
怜也は寮まで歩いて行く。
――――――――――――――――――
IS学園、学生寮にて…
???「ぐすん、ううっ…、うっ…」
怜也(なんか泣いてる)
怜也「こんなところで何泣いてるんだよ」
???「うるさいわね…ほっといてよ」ぐすっ
怜也「当ててやろうか、約束覚えてるか一夏に聞いたら覚えてなかったりしたんだろ」
???「そうよ…だから泣いてんのよ」
怜也「めんどくせぇ…。取り敢えず、相談に乗ってやるから立て」
???「分かったわよ…」ぐすっ
――――――――――――――――――
怜也「で、あんたは『料理が上達したら、毎日アタシの酢豚を食べてくれる?』って約束したのに
鈴「そうよ…あのバカ…」
怜也「でもアイツがそんな約束の意味を覚えてると思うか?」
鈴「どういう意味よ?」
怜也「アイツと会ってそんなたってないがあいつ相当バカだぞ?それに鈍感だし」
鈴「じゃ、じゃあどうすればいいのよ!?」
怜也「直接言えばいいんじゃないか?」
鈴「直接!?む、無理!無理無理!絶対無理!」
ふと時計を見るといつの間にか9時半になっていた。
怜也「時間的にそろそろ帰った方がいいんじゃないか?」
鈴「えっ!?もうこんな時間!?急がなきゃ!」
怜也「まぁ精々頑張れよ」
鈴「う、うん。ありがと!」
怜也「んじゃ」
鈴「じゃあまた!」
ガチャ、パタン。
怜也「俺もそろそろ寝るか。」
怜也「あ、風呂入ってなかった…」
怜也「夜飯は…風呂あがった後でいいか」
というわけで鈴との相談会でした
それと雷零さん、評価ありがとうございます!
こんな感じでどんどん書いていくので一言でもいいので出来れば感想とか書いてくれると有り難いです。