インフィニット・ストラトス ~一人の男と一つの王座~ 作:Bradford
おはようございます。
怜也「朝から投稿とはな」
いいじゃないですか
怜也「お前がいいなら、いいが」
怜也「無茶はするなよ」
わかってます、あ、あと
セシリア党の人を敵に回すような発言があるので、見る際は十分注意してください。
1年1組 教室にて…
一夏「なぁ、上田怜也だよな」
怜也「ああ、で、何か用か?」
一夏「さっきの時間でも言ったと思うが、俺は織斑 一夏。よろしくな!」
怜也「ああ、それで?」
一夏「なんだよ、冷たいな」
怜也「お前がIS適正なんか持ってるせいで、こんなところに強制入学させられて
イライラしてるんだ」
一夏「そんなに酷く言わなくてもいいじゃないか」
怜也「お前のことなんてどうでもいい、速くどっかに行け」
「なによアイツ...」
「織斑君に対してひどくない?」
「おまけのくせに偉そうに」
周りから何か言われてるがどうでもいい。
???「ちょっといいか?」
一夏「ん?箒か、どうした?」
箒「少し話がある」
一夏「で、でも...」
箒「こいつを少し借りてくぞ」
怜也「勝手にしろ」
箒「分かった」
一夏「ま、待ってくれよ!」
箒「良いから行くぞ」
そう言って一夏と箒はどこかへ行ったようだ。
怜也「本は何処に置いたかな」
そう言って机の横に掛けたカバンの中に入れた本を探していると...
???「ねぇねぇ、お菓子持ってない~?」
怜也「お菓子?」
???「そう、お菓子~」
怜也「少し待ってくれ、確かカバンの中に...」
怜也「ほら、板チョコだ」
???「わーい、ホワイト味の板チョコだ~」
???「あ、名前は布仏本音だよ~、本音って読んでね~」
怜也「ああ」
そう話していると、突然本音が他の女子に掻っ攫われた。
怜也「...」
何となく理由は分かるがな。
「ちょっと本音!大丈夫だったの?」
「何が~?」
「あの男のことよ!何もされてないよね!」
「何も~?あ、でも板チョコくれたよ~」
「そう、なにもされて無くて良かった」
怜也「...」
スピア(えーと、マスター?大丈夫でs「そう見えるか?」ですよね...)
ちなみに、一夏と箒は授業に遅れ、二人揃って出席簿で叩かれた
山田「___という事で現時点ではISを使うには様々な規制がかかっており、基本的には国家の承認が必要不可欠なのです」
山田「えーと、織斑君、どこか分からない所はありますか?」
一夏「先生...」
山田「はい!」
一夏「全部分かりません!」
怜也(アホだろアイツ)
スピア(私もそう思います)
山田「ほ、本当ですか?他に解らない人はいますか?」
「「シーン」」
誰も手を上げない。
山田「えーっと、怜也君は...」
怜也「...」
山田「大丈夫みたいですね...ハハハ...」
千冬「織斑、入学前に渡していた教科書はどうした?」
一夏「あの分厚い本ですか?」
千冬「そうだ」
一夏「古い電話帳と間違えて捨てました」
パァン!
怜也(やっぱりアホだろ、あんな奴のどこがいいんだ?)
スピア(わかりません)
千冬「再発行するから、1週間で覚えてこい」
一夏「え、でも1週間であの量は「いいな?」はい、分かりました...」
一夏は参考書を捨てたせいで、怒られた。
教えてと頼んでくるだろうが、あんな奴に教える気なんて無い
???「ちょっと、よろしくて?」
怜也「何の用だ」
???「まあ! なんですの、そのお返事は。わたくしに話し掛けられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるんではないかしら?」
怜也「知らない人に言われてもな」
セシリア「わたくしを知らない? このセシリア・オルコットを? イギリスの代表候補生にして、入試首席のこのわたくしを!?」
名前はまだしも、聞いていないことも話してきた。
スピア(面倒な事になった...)CV・速水奨
怜也(やめろアホ)
怜也「で、その代表候補生が何の用だ?」
セシリア「まったく。男性のIS操縦者だと聞いてどんなものかと思えば、無礼にも
程がありますわ!」
セシリア「大体、あなたISについて何も知らないくせに、よくこの学園に入れましたわね。ISを操縦出来ると聞いていましたから、少しくらい知的さを感じさせるかと思っていましたけど、期待外れですわね」
怜也「こんな場所に望んできた訳じゃないんだがな」
セシリア「ISのことで分からないことがあれば、まあ……泣いて頼まれたら教えて差し上げてもよくってよ。何せわたくし、入試で唯一教官を倒したエリートですから」
因みに、IS学園で行われる入学試験には学科試験と実技試験が存在する。
学科試験はそのままの意味だ。
実技試験は、教官と模擬戦を行うことが試験内容だ。
だが、実技試験で大事なのは教官を倒す倒さない、操縦が上手い上手くないではない。
"ISを操縦出来るかどうか"だ
怜也「ああ、ISで戦うやつやつのことだろ?」
セシリア「それ以外に何がありますの?」
怜也「あれ、俺も倒したぞ」
セシリア「...はぁ?」
スピア(情けない声出ましたね)
セシリア「わ、わたくしだけと聞きましたが?」
怜也「女子は、じゃないのか?」
セシリア「つ、つまり、わたくしだけではないと……?」
怜也「そうだろうな」
他人事のように話す俺
セシリア「......」
怜也「少し落ち着いたらどうだ?」
セシリア「こ、これが落ち着いていられ──」
その言葉を遮るようにチャイムが鳴り響き、セシリアの怒りは無理矢理鎮火される。
セシリア「っ……! また後で来ますわ! 逃げないことね! よくって!?」
そういって彼女はズカズカと自分の席へ戻っていく。
スピア(典型的な女尊主義者の態度でしたね)
怜也(そうだな、まぁいいか)
────────────
千冬「それではこの時間は実践で使用する各種装備の特性について説明する」
一、二時限目と違い、三時限目は真耶に変わり千冬が教壇に立ち授業を行う──はずだったのだろうが、何かを思い出したのか話を変える。
千冬「ああ、その前に来月に行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけないな」
怜也("代表者"ねぇ...)
スピア(マスターその言葉嫌いなんですね)
怜也(当たり前だ、あとマスターって呼ぶな)
スピア(じゃあ、中尉で)
怜也(そうしてくれ)
スピア(分かりました、中尉)
千冬「クラス代表者とはそのままの意味だ。対抗戦だけでなく、生徒会の開く会議や委員会への出席……まあ、クラス長だな。ちなみにクラス対抗戦は、入学時点での各クラスの実力推移を測るものだ。今の時点で大した差は無いが、競争は向上心を生む。一度決まると変更はないからそのつもりで」
何となく想像はしていたが、教室内の女子が、ざわつき始める。
「はいっ、織斑君を推薦します!」
「私もそれが良いと思いますー」
怜也(ほら見ろ言わんこっちゃない...)
スピア(これはひどい...)
千冬「では候補者は織斑一夏……他にいないか? 自薦他薦は問わないぞ」
一夏「お、俺!?」
突然名指しされ、つい立ち上がってしまう一夏。
一夏「だ、だったら!俺は怜也を推薦する!」
怜也(チッ、クソが)
スピア(中尉、ステイステイ)
千冬「分かった、なら怜也と織斑のクラス投票になるがいいか?」
怜也(よくねぇよ)
スピア(中尉、落ち着いて!)
バン!
机を叩く音がした
セシリア「待ってください! 納得がいきませんわ!」
怜也(スピア?)
スピア(もう録音してますよ)
怜也(よくやった)
セシリア「そのような選出は認められません! 大体、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ! わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?」
セシリア「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります!わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」
セシリア「いいですか!? クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれはわたくしですわ!」
セシリア「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で──」
一夏「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」
怜也(うわぁ...)
スピア(これはひどい...)
セシリア「あっ、あっ、あなたねえ! わたくしの祖国を侮辱しますの!?」
怜也(先に人の国を侮辱したのは誰だ?)
スピア(アイツですね)
セシリア「決闘ですわ!」
突然の決闘宣言に困惑する一夏。だが、言われっぱなしで黙っていられなかったのかこれに同意する。
一夏「おう。いいぜ。四の五の言うより分かりやすい」
セシリア「言っておきますけど、わざと負けたりしたらわたくしの小間使い──いえ、奴隷にしますわよ」
一夏「侮るなよ。真剣勝負で手を抜くほど腐っちゃいない」
セシリア「そう? 何にせよちょうどいいですわ。イギリス代表候補生のこのわたくし、セシリア・オルコットの実力を示すまたとない機会ですわね!」
怜也(売り言葉に買い言葉。こんなやり取りを見るためにこんな事をしてるんじゃないんだがな)
スピア(人生そんなもんです)
怜也(にしても代表候補生が素人に決闘か...幾ら何でもタチが悪い...)
ただ単に自分の実力を示したいだけなのだろう。
怜也(というか、教師は何をしているんだ?何故止めない?)
スピア(さぁ?)
山田先生はおろおろし、千冬先生はただただ傍観しているだけ。
怜也(もしかして、戦わせるつもりなのか?)
スピア(そうみたいですね)
怜也(まともな人間の考え方だとは思えないな)
スピア(ええ、私もそう思います)
一夏「で、ハンデはどのくらいつける?」
セシリア「あら、早速お願いかしら」
セシリアは当然のことだと思った。
力の差は歴然なのだから。
だが──
一夏「いや、俺がどのくらいハンデをつけたらいいのかなーと」
怜也(このクソ野郎!)
スピア(だから中尉、落ち着いてください!)
「お、織斑くん、それ本気で言ってるの?」
「男が女より強かったのって、大昔の話だよ」
「織斑君と怜也君はISを使えるかもしれないけど、それは言い過ぎよ」
"一部"を除く生徒はその言葉に笑う。
一夏「……じゃあ、ハンデはいい」
セシリア「ええ、そうでしょうそうでしょう。むしろ、わたくしがハンデをつけなくていいのか迷うくらいですわ。ふふっ、男が女より強いだなんて、日本の男子はジョークセンスがあるのね」
生徒達に嘲笑われる一夏を見て気分が良くなるセシリア。
怜也(最低な女だな、セシリア)
スピア(私もそう思いm(いい加減黙れ)サーセン)
「ねー、織斑くん。今からでも遅くないよ? セシリアに言って、ハンデ付けてもらったら?」
一夏「男が一度言い出したことを覆せるか。ハンデはいい」
「えー? それは代表候補生を舐めすぎだよ。それとも知らないの?」
一夏「っ……」
近くの生徒から助言を貰うが、その顔は苦笑と失笑が混じったものだ。
セシリア「にしても、さっきからずっと黙って聞いてばかりな貴方、なんとも思わないんですの?」
怜也「ああ、なんとも思わないね」
その言葉にクラス全員が驚く。
セシリア「なっ...仮にも貴方と同じ男なのになんとも思わないんですの!?」
怜也「さっきからそう言ってるだろ」
怜也「俺は誰かを守る守護神でもなければ、国に忠を尽くす愛国者でもない、自分が生き残れれば、それでいい」
セシリア「最低ですわね!」
怜也「お前が言える言葉じゃ無いと思うがな」
千冬「はぁ...勝負は1週間後の月曜日。放課後の第三アリーナで行う。セシリア、一夏、怜也は準備をするように」
怜也「おい、俺はやらねえぞ?」
千冬「ダメだ」
怜也「チッ、分かったよ」
スピア(中尉...)
怜也(気にするな、スピア)
スピア(でも...)
怜也(命令だ)
スピア(分かりました...)
こうして、3人の勝負は幕を上げた。
( ´Д`)=3 フゥ 疲れた...。
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