竹がふってきた   作:jro

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旅が始まるまでどのぐらいかかるのだろうか。。。


4話

 

+月>日 てんき くもり

 

 

 

今日は一日中タケこと空を眺めていました。なんだかちょっと悲しい気分で。

 

曇っていてあんまりいい天気じゃなかったけどタケこにもたれかかって。

 

 

 

昨日の夜、テレビでやっていた「ポチエナと私の10の約束」っていう映画を見たからかも。

 

 

 

別れっていうのはなんにでも存在して、それはのがれようがないことで。おかあさんとおとうさんもいつかいなくなってしまって。それはポケモンのタケこたちも一緒で

 

 

 

ココドラがダイゴくんのところにいってしまったこともあってなんだかちょっと寂しくなったというかなんというか。

 

 

 

何かで遊ぶわけでもなくタケこもたれかかって、時折タケこが頭をなでてくれて、お母さんが持ってきてくれたおやつをタケこと分け合って、お昼寝して。ただそんな感じの一日でした。

 

 

 

丸一日タケこと一緒にいたのは久しぶりかも。今日ずっと機嫌がよさそうに「よふーよふー」って。

 

タケこが成長しきったらどうなるんだろう。ここからいなくなってしまうのかな。それともここに居続けるのかな。わかんないけどずっと、一緒にいたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

+月>日 てんき くもり

 

 

 

今日はダイゴくんお勉強を教えてくれた。

 

 

 

ポケモンの技の種類だって。ぶつりわざととくしゅわざとへんかわざの3つあってポケモンによって出来るが違うみたい。

 

ココドラはぶつりわざが得意でとくしゅわざはあんまり得意じゃないみたい。そういったことをきちんと知ることが一流のポケモントレーナーになるためには必要なんだって。

 

 

 

あとへんかわざはバトルを有利に進めるためにつかうみたいで、こうげきりょくを下げたりぼうぎょりょくを上げたりすっごいいっぱい種類があって覚えるのが大変。

 

 

 

ジムリーダーにもなるといっぱいあるわざを組み合わせて戦うんだって、フウくんとランちゃんもジムリーダーだからそんな難しいことしてるの?ってダイゴくんに聞いたらジムバトルのビデオを見せてくれた。

 

 

 

いつも遊んでくれるルナトーンとソルロックもコスモパワーとかじこさいせいとかサポートして、がんせきふうじで足場を封じたりにほんばれしてソーラービームうったり。二人ともすっごいかっこよかった!

 

 

 

タケこにも見せてあげたかったんだけどテレビは庭に持っていけないから、手と体で頑張って伝えようとジタバタしてたら高い高いされた。そうして欲しかったわけじゃないのにー。

 

 

 

違うー!って言ったら首をキョトンって。仕方ないから木の棒で指示を出すぼくと技を出すタケこの絵を描いて説明してあげたら今度こそ分かってくれたみたいで、ぼくが庭の木に向かって「タケこ、はかいこーせんだ!」っていったら「ふー!」って後ろから息を吐きかけてきてすっごいぞわぞわして大きな声出しちゃった。

 

 

 

ぼくが急に大きな声に反応してハスボーが家から出てきたから「ハスボー!みずてっぽーだ!」ってタケこに指さして言ったらなんでかぼくにかけてきた。許すまじハスボー!

 

 

 

やりやがったなこのやろう!とずぶぬれにされたぼくはハスボーにぼくのくすぐる攻撃だ!ってとびかかったらタケこに庭に干されてたタオルで捕獲された。

 

すっごいわしわしされた。

 

 

 

ぼくは目の前が真っ白になった。

 

 

 

タケこはうれしそうでハスボーも楽しそうだった。かんぜんはいぼくである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

+月>日 てんき くもり

 

 

 

ポケモンセンターからお電話があった!

 

この前助けたタマザラシが元気になったみたい。ぼくとお母さんで会いに行くことにした。

 

 

 

ポケモンセンターに行くとタマザラシはベッドの上でごろごろしてくつろいでいて瀕死になってたことなんてまるで気にしてないみたいだった。

 

 

 

ジョーイさんの話だとこのまま自然に返すかうちで引き取るかはぼくが決めることになるみたい。

 

でもトレーナーじゃないから簡単に引き取るとか言えないし。かといってここで逃がしてまた襲われたら可哀そうだし。でもタマザラシも自分の家に帰りたいかもしれないし。どうしようってお母さんに聞いたら「あの子がどうしたいのかも聞いてから決めなさい」って。

 

 

 

そんな感じで話してた時に急に背中にドーンってタマザラシにたいあたりされた。びっくりして顔から倒れちゃって起き上がろうとしたら今度は背中にのしかかられた。

 

 

 

なんだこのタマザラシ

 

 

 

どかそうと手を伸ばしても手でペチペチはじかれて全然つかまってくれなくって結局ジョーイさんに抱き上げられるまでぼくの上からどいてくれなかった。

 

 

 

お母さんに起こしてもらって抱きかかえられたタマザラシを見たら、ぼくにあんなことをしておいて何も考えてないみたいな気の抜けたボーっとした顔で手をぺちぺちしてた。

 

 

 

なんだこのタマザラシ

 

 

 

「ぼく君にすぐ飛びつくだなんてもしかして助けてくれたことをおぼえてるのかもね。そうだ、このポロックあげてみたら」

 

ってジョーイさんがきいろのポロックをくれたから手のひらに載せてタマザラシの顔に近づけた。そしたら手ごとガブッていかれた。

 

 

 

なんだこのタマザラシ

 

 

 

結局ぼくの手に食いついたまま全然離れなくってそのまま家まで帰ることになった。

 

 

 

家に帰ってソファーに座ってようやく離してくれて、我が物顔でゴロンゴロン寛ぎだした。床で寝ていたハスボーも急にやってきた知らないタマザラシが自分の家みたいにゴロンゴロンしだすもんだからなんだこいつみたいな顔で見てた。

 

 

 

タケこに新しい家族だよって抱きかかえて見せに行ったら、顔をゆらゆらさせて上から覗き込んだ後に手でぼくのおでこをペシッてされた。急にタケこにペシッてされて意味わかんなくてタケこを見上げたら今度はめっちゃニコニコしながらよしよしされた。ついでにタマザラシにはほっぺをぺちぺちされた。

 

 

 

な・ん・だ・こ・の・タ・ケ・ノ・コ

 

 

 

後で聞いたら、タマザラシにあってから( •᷄ὤ•᷅)←ずっとこんな顔してたんだって

 

 

 




この3日ぐらいで急にお気に入りが増えまして驚愕しておりました。
感想もいただいてましてとてもうれしいです!是非暇つぶし程度に楽しんでいただければ!

誤字報告も げんまいちゃーはん様 メイトリクス様 お兄summer様 団栗504号様  -シオン-様 こはや様 とても助かります!ありがとうございます!
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