☆月=日 てんき はれ
家に来たタマザラシの名前を決めるようにお母さんから宿題がでた。
まだ誰のボールにも入っていないけど一応タマザラシはぼくがおやになるんだって。だから自分がタマザラシを愛せるように名前を付けなさいって。
ハスボーはハスボーじゃんって言ったら、
「何言ってるの。うちの子はハスの坊ちゃんでハス坊よ」って言われた。
いまあかされるしょうげきのじじつ。
あと、タマザラシは女の子なんだからかわいい名前を付け上げなさいって。
え、お前女の子だったのってごろごろしてたタマザラシを見ると、ソファーから(´_ゝ`)←みたいな顔でこっち見てた。お前ほんとに女の子か?
テレビでペットとして紹介されてたタマザラシってもっとかわいらしい印象だったんだけど。このタマザラシのこの、なんというか・・・いや、うーん。
家に来てからタマザラシはすぐにソファーの真ん中を自分の席みたいな感じで使ってて、きて数日なのにもう何年も一緒にいるみたいな風格すらある。なんならお父さんよりも・・・。
んで、寝るベッドも用意してるんだけどそこで朝まで寝たことなくって、夜にはそのベッドで寝てるのを見るんだけど朝になるとぼくの顔をふさぐようにして寝てる。それでなんどか息ができなくって大変な思いをして止めてって言ったら今度はぼくの足に嚙みつきながら寝るようになった。
ぼくのことをポチエナでいう骨みたいなものだと勘違いしてるんじゃないか。出るとこ出てやるぞこのタマザラシって毎回怒るんだけどそのたびに(*´з`)←こんな顔してくるんだ。普通女の子だなんて思わないよ。。。
ハス坊・・・いやハスボーでいいや。ハスボーの顔を見たら知ってたみたいで逆に僕に呆れたような顔とため息をはかれた。えっ、僕が悪いのこれ。
女の子らしいタマザラシを顔を見合わせるように抱きかかえるとまた手でほっぺをペチッて挟んでくる。
なんだか癖というかルーティーンなのかぼくが抱きかかえると毎回ほっぺを両の手で挟んでくるのだ。背中を抱えて、僕と同じ方向を向かせていてもにじにじ体を捩ってぼくの正面に向いてほっぺを挟んでくる。なんタマ(なんだこのタマザラシ)
はっ!いまピキーンと頭に閃いた!
「なんだこのタマザラシ」→「なんだタマ」→「なんタマ」→「ナータマ」
唐突にてんけーが!タケこに名前を付けた時もそうだったけど自分のネーミングセンスのよさがすばらしくすばらしい!
タマザラシをソファーに下して指をビシッ!と
「お前の名前は【ナータマ】だっ!」がぷっ
手首までイかれた。
☆月¥日 てんき はーれ
タマザラシもといナータマはあんまり外に出るのが好きじゃないみたいで、よくうちの中から庭で遊ぶぼくたちを眺めていることが多い。
今日もいい天気で外でハスボーたちと遊んでたら家の中からこっちをボーっと見ていたから一緒に遊ばないかって声をかけたんだけど片手をあげてパタパタ振るだけ。
遊んでる僕たちを眺めているだけで楽しーみたい。なんだけどずっと無視して遊んでると時折口から吐いたこなゆきをかけてくる。たまに構ってあげないといけないみたい、だけど構いすぎるとまたほっぺをペチペチされて手を嚙まれる。構いすぎはダメみたい。なんてじぶんかってなやつなんだ。
その点タケこはぼくにとっても優しい
ぼくがおやつ差し出したら食べてくれるし、そのあと撫でてくれるし。両手をあげてたかいたかいをお願いしたらしてくれるし。
あ、あと最近覚えた挨拶をみんなにしてて、テレビで見たんだけど家族とか仲良しの人には挨拶でほっぺにチューするんだって。だからそれをタケこにしたらぼくを抱き上げてほっぺにチューってし返してくれるの。
たまーに間違えてぼくのほっぺを挟んで口にしてこようとするんだけど口にするのは「恋人とか夫婦でするスキンシップ」だからダメっていうんだけど結構な頻度でしようとしてくる。
ポケモンだと口にするキスって人とは意味が違ったりするのかな?
お母さんに聞いたら「あらあら、そんなことを考えるなんておませさんね」ってわらわれた。あと、大きくなったらわかるってお母さんには逃げられちゃった。
今度みんなに聞いてみよう
☆月¥日 てんき くもーり
ちょうどジムがお休みだっていうからおうちに突撃したら笑顔で迎え入れてくれた。
前にダイゴくんにジム戦の動画見せてもらったって事とかっこよかったって感想を言ったら二人とも喜んでくれた。
最近はジムリーダーとしていろんなトレーナーの相手をしていて、コンビネーションにどんどん磨きがかかっているんだって。
今でもぼくの目の前でお菓子の取り合いしてるけど。
そんな感じの話をしてからこの前思ったことを聞いてみることにしたんだけど
「ランちゃんとフウくんってチューしたことある?」
って聞いたら二人とも顔真っ赤にして「「ないよ!そんなことっ!」」すっごい勢いで肩を揺さぶってきた。それと、
「きみはしたことあるの!?」って。
最近みんなとしてるのー。外国には挨拶でしてるところもあるんだって。って言ったらなんか口を顔真っ赤にしてパクパクしてた。
ソルロックとルナトーンにもしてあげてないのかな。せっかくだしぼくがしてあげよー!って思ってふわふわ浮いてたから捕まえてほっぺにチューしてあげた。したら二匹ともすっごい喜んでくれて空中をくるくる回った後、二匹でぼくを挟むようにして抱きしめてくれた。痛かったけど。
「なーんだ」「ほっぺにチュー位なら…」って二人もチューしたことあるみたい。じゃぁポケモンと口と口のチューってどう思う?って聞いたら困った顔して「人によるとおもうけど…」「流石に好きな人同士じゃない?」って。
タケこの事は好きだからありなの?
その好きとはまた違うんじゃない?
じゃぁどういう好きなの?
いや、それは…ずっと一緒にいたい…とか?
ぼくみんなとずっと一緒にいたいよ?
あー、やっぱり愛してるとか?
愛ってなに?
それは…そうね…
って色々聞いたんだけど結局よく分かんなかった。でも好きとか一緒にいたいとかだけとはまた違うみたい。愛って難しいね。
「そういえばほっぺにチューは挨拶なんでしょ?ぼくにはしてくれないの?」
ってフウくんが言って思い出した。ぼく二人に挨拶してなかった。
急いでちゃぶ台を回ってフウくんの側で膝立ちでチューした。したらフウくんもありがとってチュー仕返してくれた。
そのあいだランちゃんがなんだかすっごい顔してた( Д ) ゚ ゚←絵で書くとこんな顔してた。
なななっ、なにしてんの!?ってすっごいフウくんの肩を揺らしながらランちゃんが騒ぎ出した。フウくんもフウくんで揺さぶられながら、挨拶でそんなに騒がないでよって。
一通りフウくんに怒った後ちょっとお茶入れてくる!ってランちゃんが怒ったままどっか行っちゃった。
揺さぶられているところを見てたらフウくんがチョイチョイって手招きして耳に口を寄せて「ランにも挨拶してあげて」って。ルナトーンもソルロックもウンウンって頷いてて、ランちゃんはぼくが挨拶しなかったから怒ってるのかな。
キッチンでお茶入れてたランちゃんのところにパタパタいって、ちょっと背伸びしてほっぺにチューした。したらそのまま動かなくなっちゃった。
結局そのまましゃべんなくなっちゃったからフウくんにバイバイしてそのまま帰っちゃった。なんだったんだろう。
結局家に帰ってお母さんにその話したら「家族以外にすると相手が驚いちゃうからあんまりしないようにね」だって。
☆月¥日 てんき くもーり
ダイゴくんがココドラを連れて帰ってきた!
久しぶりに会ったココドラはぼくを見つけると直ぐに飛んできて足に抱き着いてきた。ぼくもうれしくなっちゃって膝の上まで頑張って登ってきたココドラをギュッてした。
そんなに長い期間いなかったわけじゃないのにこの冷たくてずっしりする重さがすっごい懐かしく感じちゃった。でも前よりちょっと重くなった?
思わず口に出しちゃったらココドラにお腹に体当たりされちゃった。そのまま頭をグリグリしてくるココドラをなでなでした。
帰ってきたダイゴくんはいつも通りだったんだけどごろごろ転がってたナータマに興味津々みたい。「この子なら・・・」「いずれは・・・」とかぶつぶつ言いながらナータマを観察してた。タマザラシは人気だしダイゴくんも好きなのかな?でもそのタマザラシ・・・ナータマだよ?
ダイゴくんを目の前にしても全く動じる気配ないしむしろ、誰だこいつみたいな目で見てるし一応きみよりはダイゴくんのほうが居なれてるはずなんだけど・・・ナータマはナータマだったよ。
んで、ダイゴくんが「ココドラはもう十分。これからはきみの元においてあげてくれ」ってぼくにモンスターボールを渡してきた。
急だからちょっと戸惑ったんだけど、ココドラが家の子になるみたい。今までもずっと一緒にいたからなんだか今更って気がする。けど、ココドラからしたら親が変わっちゃうんだよね?ココドラはそれでいいの?って聞いたらココドラがなんだかキリっとした顔で胸をポンって。なんだか任せろって言ってるみたいだった。あんなに甘えん坊だったのになんだか頼もしいなぁ。
それとココドラの首になんか石のネックレスをかけてた。ダイゴくんに聞いたらこれは「かわらずのいし」ってやつらしい。おしゃれかなんかなの?
あとお土産に「みずのいし」をもらった。水色でなかにちょっとアワアワがあって見ているとなんだか水の中にいるみたいな気分になるキレイな石。
なんでもポケモンを進化させることができる石みたい。ポケモンって石で進化って不思議だよね。
でも何が進化するのかは教えてくれなかった。自分で考えていろいろ試してみることも大切なんだって。
とりあえずクッションに寝そべっていたうちのハスボーの頭の上にのせてみたんだけど反応なし。頭に石を乗せたままキョトンって顔してた。