「いったい誰が来るんだろうね」
第七班は門前で担当が来るの待っていた。
「分からないってばよ、でも兄ちゃんが来れないってことは、上忍は皆無理なんじゃね」
「そうよね、上忍以上は皆忙しそうだから中忍の人かしら」
「分からないけど、待ってれば分かるだろ」
。。。
。。。。
。。。。。
カァーカァー
「どんだけ来ないだってばさ!!」
「本当に!もう1時間よ!!」
「まぁまぁ二人とも落ち着いて」
待ち合わせから早くも1時間、冷静でいられない二人をミツキが宥めていた
「落ち着いていられるかってばよ!!時間を守るのは忍者の基本じゃねぇのかよ!」
「まぁまぁ」
「本当よ!こうしてる間にも火影になるために修行しなくちゃいけないのに!!」
「まぁまぁ」
「一体誰なんだってばよ!中忍にしてもこんなに遅刻してくるなんて!!」
「まぁまぁ」
「全く、しゃんなろーよ!!」
「まぁまぁ」
「実はくそ親父に騙されたとかじゃないだろうな」
「「まぁまぁ」」
「本当は時間間違えた。。。とか」
「まぁま…」]
「「「!!!!?」」」
いつの間にか、ミツキの後ろに一人立っていた。
「いや~ごめんね」
ぽりぽりと頭をかきながら悪びれる様子もないのは
「カカシのおっちゃん!」
「6代目!?」
「うわ」
6代目火影、はたけカカシだった。
「どういうことだってばよ」
「あははは、いや~中忍含めて今忙しくってさ。空いてるの、引退したおれだけだったんだよね。ははは」
「いやそっちじゃなくて、遅れてきた方!!」
「そうですよ、6代目が遅れてくるなんて、何かあったんですか?」
「え?あぁ、そっち?」
空を見上げ。。
「いや~道に迷っちゃって」
「真顔で嘘つくなってばさ!!」
「それで今回の任務は六代目が担当してくれるんですか?」
「そうそう、だからよろしくね」
「全くそれなのに遅刻してくるなってばよ」
「あははは」
砂隠れへと向かう道中、4人はのんびりと歩いていた。
賊徒はすでに捕縛されており、メンバーも忍崩れとはいえ、五大国の忍の相手になるような者もおらず、
残された武器の流通の解析がメインとなるため、急ぐ必要はないらしい。
「せっかくだから六代目の話を聞かせてくださいよ」
サラダが思いついたようにカカシを見上げる。
危険が低いので、割とリラックスしているようだった。
「え?俺の?」
「はい、だって書物を読んだりママから話は聞くけど、実際に六代目から六代目のこと聞いてみたいです」
「サクラか~、いったい何を言っているのやら」
春野サクラとうちはサスケはカカシの元部下であり、サラダの両親だ。
当然昔の話を聞く機会もあるのだろう。
「確かに!うちのクソ親父の話とかも聞いてみたいってばさ」
「六代目と七代目の話か。うん、確かに興味あるね」
他の二人も同意する。
「う~ん、どうしようかな~」
初めの出会い、演習試験、波の国、中忍試験、そしてサスケの里抜け、大蛇丸のアジトでの再会、五影会談の後の戦闘、マダラとの戦い、カグヤとの戦い、そして今まで。。。
話を聞く限りどうやらサラダはサスケの里抜けは知らないようだ。
まぁそこまでの話なら。とカカシが考えていると、
「写輪眼を実際に使える人ってパパしかいないから。。。」
うちはサラダは列記としたうちは一族。その系統として写輪眼を開眼したことは、
ナルトから聞いていた。
「あぁなるほどね。確かに写輪眼の使い方は木の葉丸に聞いても無理だな」
「そうなんです。だから昔の話も聞きつつ、使い方も修行できればな~と思って」
「あ、サラダ、ずりーぞ、自分ばっかり!」
「へへ~ん、アンタだって過去に行ったんだからおあいこよ!」
「くそ~俺も早く白眼に開眼できればなぁ~」
「ふふん、あんたには無理でしょ」
言い争う二人だが、それを笑顔で見ていたミツキが気づく。
「ん?六代目どうかしたんですか?」
「ん、いや、なんでもないよ。」
どうやらしょうもないことを、考え込んでいたらしい。
「ただこんなご時世だからね、写輪眼なんて開眼しなくても良かったらな。って思っただけ」
「え、写輪眼ならあった方が良いに決まってるってばさ」
「そうですよ!」
言い争っていた二人が勢いよく反論する。
「火影になるためには、もっと使いこなさなくてはいけないと思ってます!」
カカシはしばし、少女の真摯な瞳を見やった。
強くなるためには必要。
そう言った少年、昔のサスケがサラダに被る。
復讐するためには力がいる
そういってこちらを睨みつけている過去の部下に向かって静かに問いかける。
「大切な人を失ってもか?」
「「「え?」」」
サラダだけでなくボルトとミツキもその言葉に意表を衝かれ、目を瞬かせる。
写輪眼は強力な武器になる。それは自分の経験からもよく分かっている。
しかしその眼を強くするためには悲しみ、苦しみ、怒りが必要であり、
それは同時に仲間との決別を意味している。
かつてのカカシもサスケも、オビトやイタチ、マダラでさえもその結果として写輪眼の力を強めていった。
かつてのサスケはその意味を理解していなかった。
否、目を背けていた。
そして大切な兄の真実を知り、理解した。
そして理解したからこそ、両目の写輪眼は万華鏡写輪眼へとなった。
ならそんな力など、目覚めない方が良い。
忍とは矛盾した考えだが、本気でそう思っていた。
にこっ
「ま、この話は終わりだ。そういえばボルトは過去の木の葉に行ってきたんだろ」
「お、おぅ」
「そこでは誰に会った?」
「えぇっと、会ったのはくそ親父と自来也様と、母ちゃんとかネジ叔父さんとか、シカマルさんとかサクラさんとか」
「え?ママにもあったの?」
「会ったってばよ。」
サクラとあったことまでは聞いてなかったのだろう。サラダが勢いよく反応する。
話題がサクラの話になったおかげで、少しだけ場が明るくなった。
「ど、どうだった?昔のママは」
恐る恐る聞くと、
「確かにサラダと親子だな~って思ってばさ」
にやにや
「どういうことよ!!」
「そういうところだってばさ!」
「…あぁ、確かに」
昔のもう一人の部下が被る。
ただしこちらは微笑ましい被り方だった。
「ちょっと六代目も、なんですか、あぁって!!」
「いや、確かに似てるな。なんて。あはは」
「ふふふ」
「ちょっとミツキも笑ってないでよ!」
「あ、でもカカシのおっちゃんの写輪眼姿は見て見たかったってばよ」
思い出したようにボルトが言うと
「確かに!六代目はパパに写輪眼の使い方を教えた師匠だったってママが言ってた。」
「はは、いやー、照れるな~」
「だ・か・ら!!私にも写輪眼の使い方を伝授してください!!」
グイッ
「はは、まいったな…」
「ずりーぞ、俺にも修行付けてくれってばさ!!」
「二人がやるなら僕もお願いします」
「駄目よ!私が教わるんだから!」
ギャーギャー
また口喧嘩し始める部下を見て、
『ほら大切なものを失わなくて、過去を切らなくて良かったろう?』
未だに睨みつけていた残像に問いかける。
『ふっ』
残像は消えていった。
ひゅるる~
一羽の鷹が優雅に4人の上を飛んで行った。
まだ砂隠れの道中のことである
話し方とかで、キャラのイメージが違う!とかあれば教えてください。