「リンクスタート!」
するとベータテスト時にもあったカラフルなエフェクトを抜け八幡は再びアイン・クラッドへと降り立った。
(久々のこの感覚・・・戻ってきたんだ!ソードアート・オンラインの世界に!)
そしておもむろに自身のステータスを確認した。
(やっぱりベータテストのステータスは引き継いでないのか・・・ちょっと残念な気もするな。名前は・・・やっぱりあの時のままでハチってなってる。ってことはアバターもそのままか。)
「まぁいいか。どうせ息抜き程度しかやらないしそもそもの話小町と交代しなきゃいけないしな。」
そしてハチは装備をある程度整えるために商業区の裏道に足を進めた。
(ここには確かちょっと珍しい装備を売っている店があったはずなんだよな・・・)
入り組んだ路地に入ろうとしたその時不意にハチの後ろから声がかかった。
「せんぱいですよね?」
「にょえい!?」
急に声をかけられたハチは驚いて変な声が出てしまった。
「え、なんですか今の声キモすぎるんですけど・・・」
そこに居たのは明らかに男ウケしそうなとても可憐な美少女だった。
(誰だこいつ?それに俺の事をせんぱいと呼びやがった・・・)
「なに呆けた顔してるんですか?まさか私の可愛さに驚いて声も出なくなっちゃいましたか?すみません私ちゃんと声に出して言って欲しいので、いくら私でも無言アピールは分かりませんごめんなさい。」
「何言ってんだお前?ってその言い方まさか一色か?」
「そうですよ!なんですか!本当にわからなかったんですか!それにここで本名出すのはマナー違反ですよ!」
そうそこに居たのはハチの後輩であり生徒会長でもある一色いろはだった。
「いやまぁそれは悪かったが・・・ってなんでお前は俺のことがわかったんだ?リアルとアバターは見た目かなり違うだろ。」
「確かに見た目は違いますけど・・・1箇所だけ同じところありますよ?」
(どういうことだ?アバターはリアルとは全く違う・・・目の前にいる一色が証拠になっている)
「俺のどこがリアルと同じなんだ?あとこの世界では俺の事をハチって呼んでくれ。いくらせんぱいだけだとしても危険な可能性はあるからな。」
「え、なんですか?まさかせんぱいあだ名みたいに呼ばせて距離を縮め用途してるんですか?私からして先輩との距離感は既にゼロなのでそんな事しなくても心配ありませんよ!」
「なに言ってんだお前は・・・はぁ・・・いいから俺のどこがリアルと同じなんだ?」
「まぁいいです。せんぱいの鈍感さを甘く見た私のせいですからね。それなら私のことはイロハって呼んでください。あと同じところですよね?せんぱいがリアルと同じところは・・・・・・その濁った目ですよ。」
早めに2話が投稿出来ました!
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