やはり俺のSAOは間違っている…のか?   作:Krito

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第19話 ハチの選択

ボスが消えた後、一瞬の静寂と共に全員の歓喜が爆発した。

皆手を取り合い、お互いの検討を称え合った。

その一時的なお祭り騒ぎが収まった後

皆ある程度の知り合い同士で適当に集まり、バラバラに休み始めていた。

 

ハチやイロハ、キリトにアスナも例に漏れず4人で固まってその場に腰を落としていた。

 

「最初の1歩だなハチ…お疲れ様」

 

「あぁ…本当に疲れた…」

 

「せんぱい、凄かったですもんね〜せんぱいのあんな大きな声聞いた事無いですよ」

 

「確かにいつものハチくんからしたら考えられないくらい大きな声だったね〜。

それに指揮も凄かったし!」

 

そんな話をしていたらキリトが急に神妙な面持ちになる。

 

「ハチ…このまま終わると思うか?」

 

「不可能だな、失ったものがデカすぎる。」

 

すると案の定キバオウ及び一部のプレイヤーと共に騒ぎ始めた。

 

「なんでディアベルはんを見殺しにしたんや!」

 

キバオウはまずその矛先を、キリトに向けた。

 

キリトが刀の事を知っていたのに隠していたのではないのかと。

そしてキリトがβテスターなのはもう間違いないと。

 

「見殺し?」

 

「そやろがァ!あんさんはボスが使っとる武器知っとったやないか!」

 

その姿を見てイロハとアスナはハチに近づく

 

「どうしましょう…せんぱい…このままだとキリトさんが…」

 

「キリトくんは何も悪くないのに…」

 

「手が無いわけでは無い…だが上手くいくかどうかわからん」

 

キバオウの話がまた会議の時のように、

やっぱりβテスターは汚い、という論調になった。

 

そしてその矛先がイロハやアスナそしてハチに向かいそうになったその瞬間

 

「はぁ…」

 

ハチの口から大きなため息が盛れた。

 

「なんや!なんか言い訳でもあるんか!」

 

そしてハチはイロハにこっそりと

 

「すまん」

 

と言うといつの間にか一緒にいたキリトとアスナの元へと向かう。

 

「イロハを頼む」

 

「え…ハチ、いったいどう言う…」

 

その言葉を遮るようにしてハチは大きな声でわざとらしく言葉を紡ぐ

 

「いやぁ?いつまでも終わったことでグチグチよく言えるなと思ってな!」

 

「終わったやと!?ディアベルはんは…ディアベルはんは…」

 

目に涙を浮かべるキバオウ

 

「終わっただろ?少なくともボス戦は

それにお前らなんなんだ?やれベータテスターが悪いだのそいつらのせいでディアベルが死んだだの

訳の分からんことをいつまでもよく言えるよな!」

 

ハチのその姿を見てその場にいるほぼ全員がハチに向かって憎しみの眼差しを見せる。

 

イロハは…どうして?と言いたふうにハチの事を見ていた。いや…見ていることしか出来なかった。

 

「いいか?よく考えろよ?

1、なぜディアベルは最後に1人でトドメをさそうとした?

2、なぜディアベルは攻撃を受けた後HPの回復を待たずに敵前に飛び出した?

3、ボスにはラストアタックボーナスと言われるものがある

それはボスに最後のトドメをさしたものだけが貰える激レアアイテムのことだ。

4、ラストアタックボーナスについてはネズミの攻略本にも載ってないものだ。」

 

そこまで説明するとキバオウはまた声を荒らげる。

 

「それがなんや!お前らベータ上がり共のせいでウチらみたいなもんが不幸になってる!それが現実やろが!」

 

「ここまで話してまだ分からないのか?

いいか?ディアベルは…」




今回はここまで!

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