ハチの話が終わったあと、少しの静寂が訪れた。
ハチの話は…ハチのことを理解していないとハチ自身が悪いと思う人もいるだろう。
しかしハチのことを理解している人物からしたらハチの話はとても残酷で…辛く…悲しく…そして苦しい
ハチ自身が犠牲となって物事を解決していた。
しかしそれではいくらなんでもハチ自身が辛すぎる。
キリトは…声を出すことが出来なかった。
そんな静寂を破った者は…ハチ自身だった
「まぁ…俺の話はこれで終わりだ…わかっただろ?」
何がわかったと言うのだろう…ハチが苦しんでいたこと?
「いかに俺が自分勝手なやつか…」
分からない
「…」
キリトは…泣いていた…
「おい、なんでお前がないてんだよ」
心配そうにキリトの顔を見つめるハチ
(あぁ、ハチはやっぱり優しすぎるんだ…本当に自分勝手で最低な奴なら泣いてるやつにそんな表情なんてしない)
「辛かったんだな…」
「……別に…辛いと思ったことは無い…最終的には元に戻ったんだからな…」
そう言ってハチは薄く笑う
「ハチは…本物が欲しいんだよな…ならどうしてハチはイロハの気持ちを受け取らないんだ?」
「……俺はこの世界が本物とは思えない…所詮はデジタルの世界だ…現実に戻ったらどうなるかなんて分からない。
それなら最初から希望なんていらない」
それを聞いてキリトは若干の苛立ちを覚える
確かにハチの今までのことを考えたらそう思ってしまうのも無理はない。
だがしかし…
「…ならハチは…俺やアスナの事も本物だとは思っていないのか?
…友達になろうって…それも…偽物なのか?
俺やアスナ、イロハの気持ちを偽物だと!まやかしだとでもいいたいのか!!」
キリトは堪らず大声を出してしまった。
「それは…」
黙って俯くハチ…
「ふざけるな!!!」
驚き目を見開くハチ
「ハチ、よく聞け!俺は俺だ!デジタルでも偽物でもない!ここにいる俺がキリト…桐ヶ谷和人、本人なんだよ!
俺が思ったこと、感じたこと全て本物なんだ!その気持ちは偽物なんかじゃない!本物だ!」
ハチは黙ってキリトの話を聞いている。
「ここがデジタルだろうがゲームの中だろうが関係ない!
俺がここにいる以上、俺の気持ちは本物の桐ヶ谷和人本人の気持ちだ!
ハチと友達に…相棒に、ライバルになりたい!その気持ちも全部本物なんだ!
俺の気持ちを否定するな!!!!!!」
その言葉を聴きハチは静かに涙を流す
「……本当に……信じていいのか?」
「あぁ」
「アスナの事も……イロハの事も…全部本物なのか?」
「あぁ!」
「俺はもう………1人じゃなくていいのか?」
キリトは叫ぶ
「あぁ、お前はひとりじゃない!俺達がいる!」
するとハチは涙を拭き立ち上がる
「信じるぞキリト、改めて俺と友達になって欲しい
いいか?」
キリトも立ち上がる
「あぁ、当たり前だろ?俺を信じろ」
そして2人は固い握手をした。
2人の絆は決して切れない、これから先どんな苦難が訪れようとも。
「所で作文の内容教えてくれね?」
「キリト…お前色々台無しだわ」
とゆう訳で!ハチとキリトは本当の意味で友達になりました!
いやぁ良かった良かった!
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