「その濁った目ですよ」
「なん・・・・・・だと・・・・・・」
それを聞いて慌てて噴水に向かい自分の顔を水面に写しみた。
するとどうだろうか顔の形はリアルとは全く違うのにも関わらず目だけがリアルの八幡のものであった。
「何故だ・・・アバター作る時にこんな目の項目なんてなかったはずだ・・・そもそもどうやったらナーヴギアでこの目が再現できるだよ・・・」
「あの〜・・・せんぱい?辛いのは分かりますが・・・その目のおかげでせんぱいのこと見つけることが出来たので・・・私的には良かったと思っているのですが・・・」
「まぁ・・・・・・そうだな・・・まぁしょうがないか、とりあえず俺は武器屋に行くから」
そう言ってイロハを置いていこうとするハチ
「って何この状況で一人で行こうとしているんですか!そこは普通案内するものですよね!」
「え・・・なんで?」
「なんでって・・・私完全なビギナーですし・・・不安じゃないですか・・・」
そう言って俯くイロハ
「はぁ・・・わかったよ、一緒に行ってやるから・・・・・・」
「置いていくならおこめちゃんにせんぱいに放置された〜っていいつけますから」
「なにそれほんとやめて!わかったよ一緒に行けばいいんだろ?ほら行くぞ」
そう言い残し再び路地裏に入ろうとするハチ
「ちょっと待ってください!なんで武器屋に行くのにそんなところ通ろうとするんですか!
はっ!まさかせんぱい、くらいところに連れ込んでいやらしいことする気なんじゃ!
ごめんなさい私初めてはもっとロマンチックな所がいいので、その辺ちゃんと考えてからもう一度誘って貰ってもいいですか!」
「なんで俺はいちいち告白もしてないのに振られなきゃならないんだよ。
この道通るのは、この先にちょっと穴場の武器屋があるからだよ」
「なーんだ、そうなんですね。
でもなんでそんなこと知ってるんですか?」
不思議に思うのも無理はないイロハはハチが元ベータテスターであることを知らないのだ。
「そういや、言ってなかったか?
俺元ベータテスターなんだよ。だからある程度のことは覚えてるんだ。」
「へ〜初めて知りました!
ということはソードスキル?っていうのも知ってるんですね!」
「そりゃ当たり前だろ。スキルが使えなかったら戦闘なんてできたもんじゃない。」
ソードスキルとは武器スキルを習得したプレイヤーが所定の準備動作を行うことによって発動し、発動したあとは体が勝手に動いて攻撃動作を行う。
その速度および威力は、ふつうに武器を振るったときのものを上回る。
つまりソードスキルを使えた方が戦いをより有利にそして戦闘時間を大幅に減らすことができるのだ。
「そうなんですね・・・・・・ねぇせんぱい・・・せっかくこの世界来たんですし・・・私初めてなんでせんぱいに教えて欲しいな〜なんて思ってるんですけど・・・」
「教えるって何を?」
「そんなのもちろん!ソードスキルについてですよ!」
武器屋に行くだけなのになかなかたどり着かない・・・
これからはのんびり進めていこうと思います!
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