やはり俺のSAOは間違っている…のか?   作:Krito

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第33話 ○○エモン

〘 ステルスヒッキー〙

 

ハチはそう言い残し3人の前から消えた

 

「なっ!どうなってんだ!?」

 

「あ、ありえなイ!」

 

「やっぱりお2人には見えてないんですね〜…」

 

どうやら3人の前から消えた様に見えたがイロハにだけはハチの姿が見えているらしい

 

「……アルゴ…あり得ると思うか?」

 

「いいヤ…普通ならありえなイ

普通の隠蔽スキルなラ、オレッチ達が見ている前で隠れるなんて事は不可能ダ」

 

「イロハは、見えているのか?」

 

そう言うとイロハはハッキリとした声で

 

「はい!私にはせんぱいの事しっかりと見えてますよ?」

 

「うーむ、コレは間違いなくエクストラスキル…いやもしかしたらハー坊にしか使えないユニークスキルかもしれないナ」

 

キリトとアルゴが悩んでいる中ハチは唐突に姿を現した

 

「で?結局2人には見えてなかったのか?」

 

「あぁ…まるっきり見えなかった」

 

「オイラの索敵にも全く引っかからなかったゾ」

 

「でもコレがスキルじゃないってのは本当なのか?」

 

するとハチはスキルウィンドウを視覚化して2人に見せた

 

「確かに…それっぽいスキルはないな…」

 

「確かに…全て普通のスキルだナ…」

 

「やっぱりせんぱいのはエクストラスキルってやつじゃないんですか?」

 

不思議そうに首を傾げるイロハ

 

「可能性は無くはないが…」

 

「まぁ…わからんならわからんでいいさ

それに俺のステルスヒッキーはリアルでも使えたものだしここで使えても不思議じゃねーだろ」

 

「オレッチはそのセリフを吐ける事が不思議だヨ

一体どんな人生送ったらこんなスキルをリアルでも使えるようになるんだヨ」

 

「まぁ気にすんな

それで?アルゴの方のエクストラスキルってなんだ?」

 

思い出したかのようにそう言うとアルゴは顔をしかめながら

 

「知ってもオイラのこと恨むなよ?」

 

「別に恨まねーよ」

 

「キー坊にイーちゃんもいいナ?」

 

「分かってる」

 

「なんか分かりませんがりょーかいです!」

 

するとアルゴは意を決したように

 

「体術スキルだヨ」

 

「体術スキル?」

 

「あァ、スキルの内容はおそらく、武器を使わずに発動できる物だとオイラはふんでる」

 

ハチはそれを聞いて不思議に思った

それだけなら恨むどころか寧ろ武器が無くなった時や壊れてしまった時に使えるような優れたものだと思ったからだ。

 

「そのスキルを知りたいってなら、教えてくれる所に案内するゾ」

 

「じゃあ頼む」

 

「後悔するなヨ」

 

そう言って3人はアルゴの案内のもと体術スキルを教えてくれるという、クエストNPCの元へと向かった。

 

道中は決して楽というものではなかった。普通に敵も出てくるし道のりは険しい

 

山をいくつか超えたところでとある山小屋を見つけた。

 

「ここがそのスキルを教えてくれるNPCだヨ」

 

「早速受けてみよう」

 

キリトにそう言われハチとイロハそしてキリトはクエストNPCの前に立った

 

クエストNPCは坐禅をしているオッサンだった。

 

ボロボロの道着を着たオッサンは3人を見ると言った。

 

「入門希望者か?」

 

「…そうだ」

 

「修行の道は長く厳しいぞ?」

 

「え…ならやめ…」

 

ハチが断るよりも早く

 

「望むところだ!」

 

キリトが言ってしまった

 

するとオッサンの頭上の「!」マークが「?」へと変化し、視界にクエスト受領ログが流れた。

 

「キリト…お前…」

 

「あ〜…なんかすまん」

 

「まぁまぁ、いいじゃないですか!頑張りましょ?」

 

するとオッサンは小屋の外に出て庭にある大岩を叩きながら言った。

 

「汝らにはこの岩を両の手のみで破壊してもらう」

 

それを聞いた3人は無理だと思い断ろうとするしかし

 

「汝らには修行を終えるまでこの山を降りることは許さん

よって誓いをたててもらう」

 

そう言ってオッサンは近くにあった壺と筆を手に取り3人の顔に何かを塗った。

 

「おいなんだこれ!」

 

「なんだ!?」

 

「きゃっ!」

 

そして3人はお互いに顔を見合せながら固まった

 

「よかったなキー坊!体術スキルだけじゃなくてオイラのヒゲの秘密まで知ることが出来たゾ!」

 

「なぁ…アルゴ俺達の顔どうなってる?」

 

キリトが尋ねる…するとアルゴは若干笑いながら

 

「そうだナ…ハチエモンにイロエモン、そしてキリエモンって感じだナ!」

 

そう…3人の顔にはそれは見事な三本のヒゲが書かれていた。




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