あの後無事にスキルを取り終えたハチとイロハは街に戻った後少し休息を得ようと第1層に向かっていた。
第1層への転移門へ向かおうと歩き出したハチの視界に人が密集しているところを見つけた。
どうやら武器強化を依頼しているであろうプレイヤーと鍛冶をしているプレイヤー、2人の姿が映った。
「なぁ、イロハあれってもしかしたら」
そう言ってハチはイロハに声をかけた
「なんですか?
あ〜あれって最近噂になってる生産系のプレイヤーの方ですかね?」
「だよな?ちょっと見ていこうぜ?
俺達もそろそろ武器の強化しないと辛いところあるからな」
「まぁ構いませんけど…」
(せっかく今日はせんぱいとのデートだと思ったのに…)
「どうした?」
「いーえ!なんにも」
そしてハチとイロハは目立たないようにベンチに腰を下ろし、2人ははその様子を見学する事にした。
そして次の瞬間、澄んだ金属音と共に武器が砕け散った。
「せんぱい…武器の強化って失敗すると壊れましたっけ?」
「いや…そんな事は無かった…少なくともベータ版ではそんな事は無かったと思うが…」
「ですよね…」
「イロハ、お前はアルゴに連絡して聞いてみてくれ、俺はキリトに聞いてみる」
「わかりました!」
そう言ってイロハはすぐさまアルゴに連絡した。
その後2人は当初の予定通り第1層に戻り休息日とした。
その時のイロハはたいそう喜んだという。
イロハとの休息日を終えハチは自分の借りている宿屋のベッドの上で考え事をしていた。
(武器の強化ってだけで壊れるものなのか?
悔しいがこのゲームは平等だ…使っている武器が壊れたらソイツは前線からかなり遅れをとるはずだ…)
するとキリトから連絡が来た。
内容はやはりキリトも武器が壊れてしまうという現象は今まで1度もなかったとの事だ。
キリトからの連絡を読み終えたところでイロハが部屋に入ってきた
ガチャ
「せんぱ〜い、今アルゴさんから連絡が来てですね
どうやら最近そういった相談?依頼?が多いみたいなんですって!
ですからアルゴさんも詳しく調べ直してくれるらしいです!」
「そうか…わかった
所でイロハ…俺って部屋に鍵かけて無かったっけ?」
「え?かけてありますよ?」
「じゃあなんで入ってこれたんだよ…」
「それは…まぁ女の秘密ってやつですよ」
「えぇ…女の秘密って怖いな」
その後ハチは疲れていたため深く追求せずにそのまま眠りについた
次の日ハチとイロハは、体術スキル取得のため中々行けなかった武器強化用の素材を取りに来ていた。
「せんぱ〜い…飽きました〜」
「しょーがねーだろ?コイツら倒さないと強化用の素材集まらないんだから…」
そんなこんなで何とか素材が集まった2人は街に戻ってきた
「はぁ〜やっと終わりましたね〜」
「つってもお前後半はほとんど休んでたじゃねーかよ」
「あはは〜」
そんなことを話していると2人の目の前に1人の大柄な男が近づいてきた。
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