やはり俺のSAOは間違っている…のか?   作:Krito

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第43話 可能性

キリトと別れた後二人はそのまま解散し、明日の事は明日決める事にした。

 

迷宮区に長くいたためか、さすがに二人とも早く休みたかったようだ。

 

「それじゃあお疲れ」

 

「はい!お疲れ様です!」

 

すると宿で休んでいたハチにアルゴから連絡が来た。

明日会って話がしたいのと、一つ頼みがあるらしい。

ハチは快諾し、そのまま眠りについた。

 

次の日の朝

ハチとアルゴそしてイロハは宿のハチの部屋に集合していた。

 

「で?どうしたんだ?」

 

ハチがアルゴに促すとアルゴはゆっくりと話し始めた。

 

「用件は二つ。まず、昨日の夜の話からだな。

ここまで関わった以上、二人に何も説明しないわけにもいかないと思ってナ」

 

ネズハはハチの事があった後も、他の町へ移動して依頼を受け続けていたらしい。

 

そしてその時にキリトに見つかりネズハが武器破壊をした後キリトは目の前で先程壊れたハズの武器を出現させ見事に現行犯として捕縛したとの事。

 

そしてなぜこのようなことをしたのか話を聞いた。

 

彼は最初は戦闘職だったが、ナーヴギアに視覚が完全にはマッチングせず、

遠近感が掴めなかったらしい。そのために出遅れ、仲間に迷惑をかけてしまったようだ。

 

仲間への負い目があったため、ある時出会ったポンチョを着た不思議なプレイヤーに

今回のやり方を教わり、話に乗ってしまった。

 

今はキリトのアドバイスに従い、新しい強さを身につけるべく

鍛治スキルを捨てて体術スキルを取りにいく事になり

今まさに、岩を殴っている最中のようだ。

 

「ポンチョの男…」

 

「オレっちの情報網でもそんな男は引っかからなかった…正直言ってなんにも分からなかったヨ」

 

そこでハチはふと不思議に思った

 

「遠近感が掴めないのに体術って、大丈夫なのか?」

 

「それがな彼、投擲スキルも上げてたみたいなんだヨ」

 

「確かに遠距離…投擲系の物なら遠近感が無くても問題無いとは思うが…まさかチャクラムか?」

 

「ハー坊は相変わらずいいカンしてるネ」

 

「まぁ俺がいらないからキリトに押し付けたからな…」

 

「なんか運命的な感じしますね!」

 

「そうだ、アルゴあの鍛冶屋の名前って本当にネズハなのか?

これまでの推理が正しければナタクって読むと思うんだが…」

 

「これは驚いたヨ、ハー坊は中々頭がいい」

 

「なるほど……あいつもやっぱり、英雄たろうとした男ではあったんだな」

 

「せんぱい、ナタク?ってどういうことですか?」

 

「中国だかの話に出てくる昔の英雄の名前なんだよ」

 

「そうなんですね〜」

 

「聞いときながら興味なさげだな…」

 

「まぁとりあえず!後は壊れた武器が戻ってくれば解決ですか!」

 

「正直それが一番どうしようもなく難しい問題なんだよナ」

 

「デスヨネー」

 

「謝ればいいって問題じゃないからナ」

 

「今回は事が犯罪行為だけに、いくら本人達が謝って誠意を見せたとしても、

こればっかりは許してもらえるかどうか俺にもなんとも言えん」

 

「まぁそこは本人達の自業自得って事ですよ!」

 

「ああ。もうそれしかないって感じだな。それでアルゴ、もう一つの用件って何だ?」

 

ハチは頷きつつ、アルゴにもう一つの用件について尋ねた。

 

「実は、今回はボスの情報が前回よりも比較的順調に出てきてるんだけど、

順調すぎて少し怖いんだ」

 

「どういうことだ?」

 

「なんというか…見逃してるものがあるような…」

 

「…なぁアルゴベータテストの時に無くて正式版になってから追加されたクエスト…又はベータ時に情報が無かったクエストはあるか?」

 

「そうだナ……追加されたクエストは無い…だがハー坊達が受けた体術スキルのクエストに関してはオレっちがクリアしてなかったから情報は推測のまま終わったナ」

 

「せんぱい、どうしてそんなこと聞くんですか?」

 

「……いや…だが…しかし、そんなこと有り得るのか?…」

 

「ハー坊?」

 

「せんぱい?」

 

「アルゴ、キリトの居場所は分かるか?」

 

「キー坊は、今ネズハを体術クエストの場所まで案内してる。

その後は、もしクエストで有用な情報があった場合の繋ぎの役をしてもらうために

攻略会議の方に行ってもらおうと思ってるんだよ。

オレっちの情報だと、もう間もなくボス部屋まで到達すると思うんだよナ」

 

「ギリギリか…」

 

「せんぱい!説明してください!」

 

「…あくまでも俺の推測だが…もしかしたら体術スキル取得クエストには続きがあったのかもしれない…」

 

「え!?」

 

「なんだっテ!?」

 

「イロハ!キリトに連絡!どこにいるのか教えてくれ!」

 

「はい!」

 

「アルゴは俺と体術クエストの所に行くぞ!」

 

「わかっタ!」

 

「イロハもキリトに連絡したら一緒に行くぞ!」

 

「はい!」

 

「急げ!間に合わなくなる!」

 

「任せてください!」

 

「了解だヨ!」

 

こうして3人は急いで体術クエストの小屋まで向かった。

 




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ですが完結するまではどれだけ掛かっても書き続けます!
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