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「けぷこん。良かろう。アレはお主がこのゲームに閉じ込められたと知った後の話である。」
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テレビにはソードアート・オンラインに関するニュースが流れていた。
「な、なんだこのニュースは……ソードアート・オンライン?閉じ込められた?死亡?…………はっ!」
材木座は慌てて八幡に電話した。
プルルル、プルルル、プルルル
「頼む……出てくれ……」
ガチャ
「は、八幡か!お主無事だったか!」
「……お兄ちゃんは……」
ほっとしたのもつかの間。電話に出たのは八幡の妹である比企谷小町だった。
小町に話を聞いた。八幡はナーヴギアをかぶったまま目を覚ましていないと。それはつまりソードアート・オンラインに囚われているということ。
八幡の身体は雪ノ下家が病院を手配し、無事に運ばれたことを聞いた。
「そんな……あやつが……すまぬ辛いことを聞いいてしまった……」
電話を切った後、手に持っていたスマホが手から滑り落ち床に落ちた。
材木座も膝から崩れ落ち目からは涙がとめどなく溢れて来た。
「なぜだ!なぜあやつばかりがこのような目にあわねばならんのだ!我は……我はまだ……何も返せていない……」
材木座は泣きながら気絶するように眠りについた。
次の日、目を覚ました材木座は小町から聞いた八幡が運ばれたという病院へ足を運んだ。
するとそこには雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣、そして雪ノ下雪乃の姉である雪ノ下陽乃が居た。
3人はかなり憔悴しているように見えた。
「…あら?確か……財津君…だったかしら。貴方もお見舞いに?」
「ちゅーにも……来たんだ」
「う、うむ。」
八幡の顔を覗いてみると、本当に只々眠っているだけで次の瞬間には目を覚ましそうに見えた。
しかしそんなことはありえない。
「すまぬ……少々八幡と2人きりにしてはもらえんか?」
そう言うと3人は席を立ち病室から出てくれた。
「財津君……10分ほどでいいかしら」
雪乃が病室を出る時にそう聞いてきた為材木座は何も言わず静かにコクリと頷いた。
八幡と材木座以外誰も居なくなった病室で静かに口を開く。
「八幡よ……貴様はいつの間にハーレムなんぞ築きおったのだ?この裏切り者め」
「」
「八幡よ、もうすぐ新作が出来る。読んでくれるか?」
「」
「今度戸塚殿と共に遊びにゆこう!ゲーセンやアキバなんかに行くのも良いな!メイド喫茶の体験で戸塚殿にメイド服を着てもらうのもありかもしれん!」
「」
「戸塚殿は嫌がるかもしれんが、お主が頼めばあるいは……」
「」
「いくらなんでも無視は酷くないか……返事くらいしてもよかろう」
「」
「なぜ……なぜ……黙っているのだ…いつもの様に軽口を叩け……」
「」
「……」
「」
「お主はには助けられてばかりだ…友のいなかった我に繋がりを持ってくれた。お主のおかげで戸塚殿と知り合えた。お主が感想をくれるから小説を書き続けていられる。お主のおかげで学校生活が楽しくなった…………我は……お主に貰ってばかりで……何も返せてない……」
静かに涙を流す材木座。すると10分経ったのか病室のドアがノックされた。
コンコンコン
材木座は急いで目元を拭い返事を返した
「はい」
「大丈夫かしら?」
雪乃が病室に入ってきた。後の2人は何故か姿が見えない。
「気にするでない。むしろ2人で話す時間をくれた事、感謝する。」
「そう……どういたしまして…と言うべきなのかしら。……あぁ由比ヶ浜さんと姉さんは売店に行ってるわ」
「そうか…」
すると材木座は意を決したように雪乃の前に立ち、しっかりと目を合わせた後、頭を床に打ち付けるような勢いで土下座した。
「頼む!雪ノ下嬢!ナーヴギアとソードアート・オンラインのカセットを手に入れてくれ!」
久々にこんな続けて投稿してます。
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お気に入り登録550突破ありがとうございます!
期間がだいぶ空いたのにまだ待っていてくれてありがとうございます!これからも頑張って書いていきます!
もしかしたらまた期間空くかもですが……(ボソッ)