やはり俺のSAOは間違っている…のか?   作:Krito

67 / 67
第66話 勇気と本音

第二層ボス部屋で材木座はここに来た経緯をハチに話した。

 

「という訳である。伝言も確かに伝えた」

 

「……センパイ…みんな待ってるって……」

 

イロハは涙ながらにハチへ笑顔を向けた

 

しかしハチの顔に笑顔はなかった

 

「……ロウ……」

 

「え?」

 

「馬鹿野郎!なんで来たんだ!」

 

ハチは材木座(ショウグン)に掴みかかる

 

「ちょ!センパイ!」

 

「ハチ!なにしてんだ!」

 

「ハチくん!?」

 

慌ててハチとショウグンの間に入りハチを抑えるイロハ、キリト、アスナの三人

 

「なんで……なんでなんだよ……」

 

そう言ってハチは地面に下を向いて力無く座り込む

 

「なんでとは?相棒を助けに来るのは当たり前であろう」

 

そう言ってショウグンはハチに歩いて近づく

 

「……ふざけるな!臆病で勇気もないお前がここで…このデスゲームの中で生き残れるわけないだろ!なんで他の奴らみたいに現実世界に居なかった!小説は!お前の夢はどうすんだよ!」

 

ハチは止まらない

 

「……救われたと言っていたがそんなの命をかけるほどのことでもなかっただろ!」

 

ショウグンはボス部屋の天井を見上げる

 

「……無かったのだよ」

 

「は?」

 

ショウグンはハチの目を真っ直ぐ見て苦笑いしながら口を開いた

 

「我には貴様の言う通り勇気が無い。唯一無二の友を相棒を見捨てるような勇気が我に無かった。だから来た」

 

ハチはショウグンを呆けた顔で見たあと苦笑いする

 

「……馬鹿野郎、怒る気が失せたわ……それで?今度はどこのパクリなんだ?」

 

「舐めるな、我の本音よ。さぁ立てるな相棒、残り98層だ。貴様と我が組めばあっという間よ」

 

そい言ってショウグンはハチに手を差し伸べた

 

「精々足を引っ張るなよ?」

 

「ハッハッハ先程我に救われたのはどこのボッチだ?」

 

そう言ってハチは差し出された手を掴み立ち上がる

 

「相棒なんだろ?だったら俺はボッチじゃない」

 

そう言って2人は強く手を握り合わせた

 

 

 

 

 

「あの〜いい雰囲気?の中申し訳ないんですけど……」

 

ハチとショウグンはハッとして声のする方を向いた

するとそこにはなんとも言えないような顔をしたイロハと攻略組の面々がこちらを向いて苦笑いしていた

 

「センパイ、中二センパイ気は済みましたか?」

 

「お、おう」

 

「う、うむ」

 

するとイロハの目から若干光が消えた

 

「ねぇセンパイ?私のこと無視して中二センパイにばかり気を取られるなんてあんまりじゃありませんか?まぁ確かにいきなり現れて驚きはしましたがだからと言って私のこと無視するなんて。ハッもしかして無視して気を引いてここぞとばかりに意識してもらうって言う押してダメなら引いてみろ作戦ですか?すみません私もうセンパイの事これ以上ないくらい意識してるんでそう言うのは個室で2人きりの時にしてください。ごめんなさい!」

 

「お、おうなんでこの場でいきなり振られるのか分からないが……なんかすまん」

 

「ハチ……」

 

「ハチくん……」

 

「相棒……コロス」

 

可哀想な顔をするキリトとアスナ、射殺さんとばかりに睨みつけるショウグンの姿がそこにあった




ここからは加速度的に物語が素早く進むのかな?と思います。
だってこのペース(1層につき約30話)でやったらクリアするまでに数千話行きそうなので……てか終わる気がしないので

かなり階層飛ぶかな〜どうしようかな〜とおもってます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

争いは他所でやってくれ!最後は平穏無事に過ごしたい(作者:大気圏突破)(原作:ハイスクールD×D)

 サービス残業・休日出勤・パワハラで疲弊していたサラリーマンはデスクワーク勤務中に心臓の鼓動が止まり亡くなってしまった。憐れんだ神は第2の人生として彼を『リリカルなのは』の世界に送るつもりだったが書類の手違いで『ハイスクールD×D』の世界に送ってしまった▼ 神は送る直前に間違いに気付き彼に与えた力の他に原作主人公の能力を奪って付与させた。赤龍帝になってしまっ…


総合評価:1802/評価:6.22/連載:74話/更新日時:2026年07月19日(日) 20:51 小説情報

心配性の実力者は今日も鍛え続ける(作者:大気圏突破)(原作:魔法少女リリカルなのは)

 青信号で横断歩道を渡っている時に上級国民が運転する暴走車に轢かれてしまい彼は命を落とした。本来ならもう67年ほど生きる予定だったが天国に来てしまった。定員オーバーなので神は二次創作特有のアニメ作品内に彼を転生させる▼ 部屋で目を覚ました彼は9歳の姿になっていた。そして机の上置かれていた手紙に▼「その世界は実力が無いと死んじゃうから頑張って鍛えてね♡ byゴ…


総合評価:3471/評価:7.15/完結:63話/更新日時:2026年05月02日(土) 20:55 小説情報

魔法って言うならもっとこう……あるだろう!?(作者:南亭骨帯)(原作:僕のヒーローアカデミア)

▼ この世の中の超常現象の九割以上が『誰かしらの個性だろ』で片付けられてしまう今日この頃。▼ ヒーローを目指す少年、森岸詠士(もりがんえいじ)が発現した個性の名は【魔法】──現代社会に喧嘩を売るような代物だった。▼「炎を操ったり風を吹かせたりもできねぇのに魔法使いなんざ名乗ってたまるかァ!?」▼ ……尚、攻撃魔法は一つもない模様。▼ ※注意!▼ 本作は他作品…


総合評価:14996/評価:8.29/連載:120話/更新日時:2026年07月20日(月) 12:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>