第二層ボス部屋で材木座はここに来た経緯をハチに話した。
「という訳である。伝言も確かに伝えた」
「……センパイ…みんな待ってるって……」
イロハは涙ながらにハチへ笑顔を向けた
しかしハチの顔に笑顔はなかった
「……ロウ……」
「え?」
「馬鹿野郎!なんで来たんだ!」
ハチは材木座(ショウグン)に掴みかかる
「ちょ!センパイ!」
「ハチ!なにしてんだ!」
「ハチくん!?」
慌ててハチとショウグンの間に入りハチを抑えるイロハ、キリト、アスナの三人
「なんで……なんでなんだよ……」
そう言ってハチは地面に下を向いて力無く座り込む
「なんでとは?相棒を助けに来るのは当たり前であろう」
そう言ってショウグンはハチに歩いて近づく
「……ふざけるな!臆病で勇気もないお前がここで…このデスゲームの中で生き残れるわけないだろ!なんで他の奴らみたいに現実世界に居なかった!小説は!お前の夢はどうすんだよ!」
ハチは止まらない
「……救われたと言っていたがそんなの命をかけるほどのことでもなかっただろ!」
ショウグンはボス部屋の天井を見上げる
「……無かったのだよ」
「は?」
ショウグンはハチの目を真っ直ぐ見て苦笑いしながら口を開いた
「我には貴様の言う通り勇気が無い。唯一無二の友を相棒を見捨てるような勇気が我に無かった。だから来た」
ハチはショウグンを呆けた顔で見たあと苦笑いする
「……馬鹿野郎、怒る気が失せたわ……それで?今度はどこのパクリなんだ?」
「舐めるな、我の本音よ。さぁ立てるな相棒、残り98層だ。貴様と我が組めばあっという間よ」
そい言ってショウグンはハチに手を差し伸べた
「精々足を引っ張るなよ?」
「ハッハッハ先程我に救われたのはどこのボッチだ?」
そう言ってハチは差し出された手を掴み立ち上がる
「相棒なんだろ?だったら俺はボッチじゃない」
そう言って2人は強く手を握り合わせた
「あの〜いい雰囲気?の中申し訳ないんですけど……」
ハチとショウグンはハッとして声のする方を向いた
するとそこにはなんとも言えないような顔をしたイロハと攻略組の面々がこちらを向いて苦笑いしていた
「センパイ、中二センパイ気は済みましたか?」
「お、おう」
「う、うむ」
するとイロハの目から若干光が消えた
「ねぇセンパイ?私のこと無視して中二センパイにばかり気を取られるなんてあんまりじゃありませんか?まぁ確かにいきなり現れて驚きはしましたがだからと言って私のこと無視するなんて。ハッもしかして無視して気を引いてここぞとばかりに意識してもらうって言う押してダメなら引いてみろ作戦ですか?すみません私もうセンパイの事これ以上ないくらい意識してるんでそう言うのは個室で2人きりの時にしてください。ごめんなさい!」
「お、おうなんでこの場でいきなり振られるのか分からないが……なんかすまん」
「ハチ……」
「ハチくん……」
「相棒……コロス」
可哀想な顔をするキリトとアスナ、射殺さんとばかりに睨みつけるショウグンの姿がそこにあった
ここからは加速度的に物語が素早く進むのかな?と思います。
だってこのペース(1層につき約30話)でやったらクリアするまでに数千話行きそうなので……てか終わる気がしないので
かなり階層飛ぶかな〜どうしようかな〜とおもってます!