お待たせしました!
ショウグンがSAOに来て第2層が攻略されてからおおよそ3ヶ月程の時間が流れた。
あれから攻略は勢いを増してどんどん階層を攻略していった。
現在はハチ達が居る第25層が最前線となっている。
そしてハチ本人は第25層の喫茶店のような場所である男と向かいあわせに座っていた。
「それで?いきなり呼び出したりして一体何の用だ?キバオウ」
ハチは目の前にいるモヤッとボール風な髪型をした男に話し掛けた。
「あぁ…ちとあんさんに聞いてもらいたいことがあんねん」
「唐突だな。」
「実は、うちのギルドのモンがこの階層のボスを弱体化させることの出来るアイテムちゅうもんをゲットしたらしいんや」
「………マジか?」
「そいつが言うんやったらマジらしい」
「破格のアイテムだな…だがそれがどうした?」
「……ワシは半信半疑なんや。そないなアイテムがあるんやったらこれまで発見されてないのはおかしいんとちゃうか?そないなアイテムがあるんやったらあの時ディアベルはんは死なへんかったんちゃうか?って」
「…確かにな…そのゲットしたやつはなんて言ってるんだ?」
「このアイテムがあれば解放隊だけでも攻略できる。他のギルドを出し抜こう。そう言っとった。」
「………少し考えさせてくれ」
(確かに本当にそんなアイテムがあるなら攻略を有利に進めることができる。25層と言う言わばクォーターポイントもし俺が開発側ならキリのいいところでボスの強さを上げる。それに出し抜こうとする気持ちも分からないでもない……だがなんだ?違和感?……まてよ?)
「なぁキバオウ。お前はそのアイテムを実際に見て確認したのか?」
「……いやみてへん。ボス部屋でなければ使うこともストレージから出すことも出来んゆうてな」
「おかしな話だな。ストレージからアイテムの説明を見るだけなら出来るはずだろ?だってそれさえもできないんだったらそいつがそのアイテムについて知ることなんてできるわけが無い。ボスに使うことができるなんて知りえないはずなんだ」
「確かに言われてみればおかしな話やな……つまりなんや?アイツはワシらのことをだまくらかしとるちゅうことか?」
「その可能性は高い。なぜそんなことをしたのかは……正直はっきりとは分からない。解放隊に痛手を負わせる為なのか、攻略組に不和をもたらす為なのか…」
「確かに分からへんな攻略して早くこの世界から脱出する。それが攻略組全員の目標のはずやのに……せやけどわかった事ならある。そのアイテムの真偽をハッキリさせる事と解放隊のみでの討伐はしないことやな」
「だな。後はそのアイテムをゲットしたと言ってる奴が嘘をついている場合追放するなりなんなりしなきゃならんがその辺の事は任せる」
「任せとき!やっぱりハチに聞いて良かったわ。ワシだけやったらそのアイテムと情報に踊らされて解放隊だけで突っ込んでたかもしれへん」
「そうならなくて良かったよ。今お前らに居なくなられたら攻略もままならなくなるからな」
そういうとハチは席を立ち喫茶店から退出した
「Shit!また作戦失敗か…アイツには逃げ出すように言わなきゃな………だが次はこうはいかないぜ?」
遅くなりまして申し訳ありません!
関西弁?が変なのはお見逃し下さい(´;ω;`)