――――――そして、砂丘を越えた。
「――これが、十三世紀の中東……?」
車体と共に突き抜けた風が、挫けたようにかき消えた。熱風。タイヤが渇いた摩擦音を重ねる。
まず感じたのは暑さ。砂漠の熱とは違う、暑さ。太陽ではない熱。少女たちは目をまんまるくして、周りを見渡した。
眼前に、恵みを奪われた大地が広がっている。渇きに耐えられなかった地面がひび割れて、降り立った足元はざらついた。
雨が降らなくなった土地みたいだ。立香は記憶の教科書から写真を引っ張り出した。ここには水も緑もない。
気温48度、焼け跡が燻る。とても、人間の生きられる世界ではなかった。
「砂漠の砂嵐もひどかったけれど、こっちも同じくらいに酷い。……私の予想通りになってしまったな」
「どういう事……?」
思いのほか小さな声が出て、立香は自分で自分に驚いた。
動揺、しているのかな。胸元に手を当てて、心音を整えようと意識した。
「これが魔術王の仕事、という事だよ。魔術王は人理定礎を乱すことで特異点を生み出した」
立香の影に潜むアヴェンジャーが、忌々しそうに顔をゆがめる。
「その結果人類史は不安定になり、魔術王は過去に至るまでの一切を燃やす、という偉業を行った。逆に言えば特異点だけには人理焼却の波はこない、という事だったんだが……」
ここまで人理定礎が乱れると、特異点であれ例外はないのだろう。
足元からかすかに立ち上がる熱気が、踏みつぶされた大地の嘆きのようで。
「結論から言うと、この大地はじき燃え去る。オジマンディアス王が聖杯を使わない理由もそれだ」
ダ・ヴィンチちゃんの星の杖が、場違いに青光を携えている。
空が薄暗いのは、夜明けだからだけではないのだろう。
「だってそうだろう?聖杯を使うまでもなく、この大地は滅び去るんだから」
「そんな……この時代に何が……。……!」
「囲まれた……!誰……?」
ざ、ざ。
ずり、ずり。
じゃり、じゃり。
遠くから遠くからじわじわと距離を詰める影たちは、襤褸をまとった人型。ゆらゆらと幽鬼のごとく。されどげらげらと嗤っている。ここに生者がいることが、嬉しくてたまらぬように!
「食べ物……食べ物だ……」
「水もあるぞ……うまそうな女もいるぞ……」
「ヒヒ……太陽王の人食い獣どもから逃げて来たんだろうな……ヒヒ、ヒヒヒヒ!」
目が濁っている。どろどろと。
「ありがてぇ……ありがてぇ……。オレのために生き延びてくれてありがてぇ……!」
「殺せ、殺せ……!肉だ、肉だ、肉だ――――!」
心を滅茶苦茶にされた人間は、こういう瞳に変じてしまうことを。アヴェンジャーもリンク達もよく知っていた。
では少女たちは?知らぬ間に視線を集めていたデミ・サーヴァントが、震える唇から言葉を落とした。
「そんな……この人たち、人間です!サーヴァントでも、幻像でもありません……!」
「……マシュ、立香。峰打ちをしてもいいけど、それは可能な範囲でだ」
諭す口調の才人が難しい顔をしていることには、まだ二人は気づいていない。
「……彼らは半ば
生きているのに、死んだような。
死ねないまま、生きているような。哀れな魂だった。
……リンクなら、こういう時、どうするだろう。
立香の背中が、じわりと汗をかいて。
「憎み、妬み、傷つけることでしか生きられない。生きてたってそう長くはない。ココはそういう時代になってしまっている。そして私たちは、そういう時代を拒絶するために来た」
ダ・ヴィンチちゃんのいう事は正しい。
きっとアヴェンジャーも同じことを言うだろう。
「であれば剣を取りなさい、マスター。童貞は、ここで捨てる時だ」
そうだ、私がマスターなんだから。方針を決める権利がある。
「マシュ、ダ・ヴィンチちゃん。可能な限り峰打ちして。……私たちは」
ああ……。そうか。みんなも同じだったんだ。
迷った時、悩んだ時、立ち止まった時。いつもあの勇者が先にいる。誰も居ないと思っていたこの道の先にすら。貴方たちはすでにたどり着いている。
だから私たちは勇気を思い出せる。たとえ間違っていたとしても、悔いのない選択ができるんだ。
「殺すために、剣を取ったわけじゃない。まだ、諦めるには早いでしょ」
大地を焼く炎ではなく、人を見下ろす太陽ではなく。
日の出を告げるマジックアワーが、凛と瞳に輝いた。
〇フォースを信じろ(緑) タオル、回します
〇りっちゃん ペンラ、光ってます
〇騎士 ウウ ぐう……
〇バードマスター ごめんまたトラウマ出てる 敗戦系騎士なので
〇災厄ハンター 1回国が滅びた人は大変だな……
〇オルタ (お前が言うんだという顔)
100年眠ってたのは自分ではなく、並行世界の息吹の勇者なので、自分は敗戦系騎士ではないというのが本人の主張です。
「いてぇ……いてぇ……!ちくしょう、ちくしょう――」
「せっかく、上等な肉にありつけると思ったのによぉ……。クソが、クソどもが……」
「なんでおとなしく殺されねぇんだ、クソどもがぁ!」
「…………」
息を荒げて叫べるだけ、生にしがみつく気力があるだろう。
暗く淀んでいた瞳たちが、痛みでかすかに正気に戻る。地面に這いつくばっているとは思えない減らず口だ。立香はなんだか肩の力が抜けた。
「――戦闘、終了しました」
「痛みで逃げ出したものが大半、それでも襲ってきたものが一割、か」
マシュはほう、と息を吐きだして構えを解いた。ダ・ヴィンチちゃんは優雅に乱れた髪を整えている。
「考える頭を持ちながら、自分を止める方法が『死』以外になくなってしまうとこうなる。そんなのを相手にするならこっちも非情になってしまうものだが――――」
「恐れ入ったよ、立香ちゃん。結局、死傷者はひとりもなしだ」
「悶絶してるけどね」
「ははっ!いい薬になっただろう」
〇いーくん まあまあ 滅国一歩手前騎士もここにいるから
〇守銭奴(紫) 世界一いらない多様性
「でも、すぐに移動しないとね。他に仲間がいるとも限らないし」
「ところで、食料が少し余ってたよね」
「! だそうだ、どう思うマシュちゃん?私は反対だけど、キミは?」
「はい、賛成に一票です!2対1で先輩の勝ちですね、ダ・ヴィンチちゃん!」
太陽王の加護に入れず、山の民にも受け入れられず、聖都になど選ばれないはぐれ者たちにも。与えられる慈悲があるとするならば。
「いいだろう。ほんっとーに単なる気休めだが、たった一口の水が人生の光になる事もある!」
それは連綿と紡がれてきた、義の心。弱者である事を悪とせず、弱者が生まれてしまった世界を思う、戦士の施し。
「持っていきたまえ!心を失った諸君!明日には忘れるだろうが、なに、たった半日ばかりの
「ぁ……やったぁ!水だ、水だ――――!」
「どけ、オレのだ、それはオレのだ……!オレがいちばん働いたんだ!テメェらはその後だ!」
「よし撤収!今のうちにスピンクス号に乗り込みなさい!」
「フォーウ!」
その姿を見ていた、襤褸の隙間から光が差す。
それが概念的なものなのか、物理的なものなのか――なんて、無意味な議論だろう。
だってもうずっと前に空は、青さを失っているから。
急ぎ足で4つ足の乗り物に乗り込む少女たちを引き留める、男の声が一つ。
「………………………待ちな」
真っ先に振り返った立香が、穢れの薄れたヒトを見返す。
「アンタら、東にいくのか。……まさか、聖都に?」
「ああ、その
「……ああ、そうだ。聖都は唯一の街だ。何でもある夢の国だ」
ならばなぜ、彼らは
「世界を焼き尽くそうとした十字軍を皆殺しにした、偉大な獅子王がいる街だ……」
「(……やっぱり十字軍は全滅していたか……。でも、サラセン人たちも追い出されている……?)」
この3人の中ではもっとも正確に史実の出来事を把握しているダ・ヴィンチが、内心で首を傾げた。
「(しかもまた獅子王……てっきり太陽王の妄言だと思ったけど実在するらしい……)」
この時代、この地域で獅子王――獅子心王といえば、一番当てはまるのはリチャード1世のことであろう。
しかし十字軍側である彼が、なぜ味方を全滅させる?特異点をも破壊して?おまけにオジマンディアス王を召喚した?んんーなんか違う気がする。
「……気をつけな。綺麗なものほど恐ろしい……。……壁には近づくな。死にたくなかったら、砂漠に戻るんだな!」
「……はい!助言ありがとうございます!」
「フォウ、フォーウ!」
ダ・ヴィンチが考え込んでいる間に、別れの挨拶は済んでいた。
光を見た彼らがこれからどうなるのかは――それこそ、神のみぞ知る話だろう。
枯れはてた大地にも日はのぼり、沈んでいく。
火
『良かった、やっと繋がった!』
運転中にぴぴぴと通信。お腹を満たしていた立香の口は塞がっていたので、もぐもぐと食べることを優先する。
『大丈夫かみんな!?今回も何か、予想外のアクシデントがあったのかい!?』
「Dr.ロマン、私達は無事です。今は夕食を取りながら移動しています」
代わりにマシュが応答した。ぱたぱたと通信越しに聞こえる、管制室の慌ただしさ。
『マスターと繋がったって!?』
『マスター、ご無事で何よりです…!』
『はいはいジャンヌコンビはあっちいってて』
『マスター、怪我はないか?珍しい症例に出会ったりは?』
『サンソン!この医神を回収して!』
夜行性の鳥が起き出す時間でも、英霊たちは元気いっぱい!
無事を確認して何人かは食堂に向かっていった。お手伝いありがとう!
『立香ちゃんの反応は随時確認できたんだけど、こちらからの反応はまったく届かなくて』
『まる2日も支援ができなくてごめんなさい。そちらの状況を教えてくれる?』
「はい。それではこれまでの経緯を報告します。レイシフト後、わたしたちは――――」
〇奏者のお兄さん ごはんおいしい
〇ウルフ 先代が疲れから暴食に走っている
〇守銭奴(赤) 女王様起きた?
〇奏者のお兄さん ウン 嬉々としてアスレチックを監修してる
『……そうだったのか。十三世紀の中東に、紀元前のエジプト領が』
『道理で通信がうまくいかない訳だわ。再調整する時間もないし…、今後エジプトは鬼門ね』
回転イスに座ってくるり。オルガマリーがため息をついた。
『しっかしオジマンディアス王かぁ……。また面倒くさいのが現れたもんだ』
角砂糖をたくさん落としたコーヒーで喉を潤してから、ロマニが頭を掻いた。
『でも、今回はこちらには頼りになる味方がいる筈だ。オジマンディアスは獅子王って言ったんだろう?なら間違いなくそれはリチャード一世だ。獅子心王さえいれば太陽王も何とかなる』
後部座席の少女たちは顔を見合わせて、運転席のダ・ヴィンチちゃんは素知らぬ顔。
『キミたちは十字軍と合流して、うまくリチャード一世に――なんだい、その顔』
なんだかとっても可笑しくて、マシュと肩を震わせた。くすくす。乙女たちの柔らかな笑み。
『なんで笑いを堪えてるんですかー、立香ちゃんー?マシュー?ボク、おかしなコト言ってるかーい?』
「ははは。ではここからはダ・ヴィンチちゃんが」
眼鏡をかける必要もない講義に、ハンドルを握りなおしたダ・ヴィンチちゃんが一言。
「ロマン、予想外のアクシデントを聞きたがっていたね。ならば喜びたまえ。十字軍はとっくに敗退している!」
『なんだって――――!?』
『なんですって――――!?』
「所長も叫んでる」
「ひっくり返ってないといいのですが…」
「うんうん。そのリアクションが聞きたかった!」
ところでリチャード一世って?もうすこし詳しく解説しよう!
英国王リチャード一世。第三回十字軍で勇名を馳せた獅子心王だ。
その勇猛さから
『ああもう、とにかくカルデアのデータを送るからね!』
頭を抱えてしまった所長の肩を支える、ロマニは立派なカルデア職員である。
『百聞は一見にしかず、だ!この特異点の地図を見れば分かる!いいかい?その特異点には大きな都がある!間違いなく十字軍が占領した都だ!』
覗き込んだデータには確かに、聖都と言われてもおかしくない、大都市が映っていた。
『それがある以上、聖地は騎士たちの手で陥落しているはずなんだ!正しい歴史ではないけど今はそういうコトになっている!なのに十字軍は壊滅したっていうのかい!?』
『――警告!生体反応です!五百メートル先に強力なサーヴァント反応!』
「……!いかがします、マスター?」
「…いったん、隠れて様子を見よう」
スピンクス号はゆっくりと停止した。
いつの間にか、煤色の空。
「……ここまでか。これだけの同胞を連れて逃げ延びる事は不可能……」
呟く声が聞こえたから、夕飯中のリンク達も配信画面に視線を戻した。
「……不覚、そして無念なり。万事、ここに休した」
「……悲しい。私は悲しい、山の翁よ」
黒き衣に身を包む、アサシンのサーヴァント。拳を握りしめ歯噛みする。
赤き美髪をもつ、アーチャーのサーヴァント。その双眼は閉じられている。
「貴方一人であれば窮地を脱するは容易い。……しかし、貴方は運命を受け入れた」
アーチャーがアサシンに語りかける声には、憐れみが乗っていた。
「貴方の背後に怯える聖地の人々。彼ら難民を守るために、貴女は残り続けるのですね」
けれど――――、色を失ったカンバスのように空虚。
あらゆる熱意が存在しない、無気力の言の葉。
「価値なきものを守らんと、価値あるものが失われる……。私には、それが悲しい……」
〇オルタ 誰?
〇Silver bow トリスタンだ………………
〇オルタ ああ円卓の
「あれは……アサシンのサーヴァントと、アーチャーのサーヴァント、でしょうか……?」
両者は敵対しているようだ。アサシンの後ろには一般人が40人ほど。対してアーチャーは単騎、なのに。
「……その、マスター。わたし、あのアーチャーを見ていると、震えが止まらなくて……胸が、とても痛くて――――」
「……もう少し、下がる?」
「――――駄目だ。一歩も動いてはいけない。気づかれる」
ダ・ヴィンチちゃんの声があまりにも硬質だったので、立香は驚いて隣を向いた。
「気づかれたら、それで終わりだ。私たちではあのアーチャーに殺される」
「……そんな」
「……あれは、
その言葉の意味を問い返す前に、悲劇は駒を進めていく。
〇奏者のお兄さん いまちょっと疲れててよくわかんないんだけどあいつ敵だよね
〇ウルフ はい
〇海の男 よくわかんないけど敵ならボコすのだ
〇Silver bow あっこんなところにBBへの直通チャットが
そして反対側からナイトに乗って爆走してくる、駒があるのだ。
「……価値がある。彼らより、私の方が価値がある、といったな?」
「はい。私の弓をもってしても貴方を捉えるのは骨でしょう」
「…………………取引だ。貴様の騎士道とやらが誠のものであるのなら――――」
アサシンのサーヴァント――煙酔のハサンが覚悟を決める。悔いを飲み込んで、迷いもなく。
「わが命を、ここで差し出す。その代償として民たちを逃がしてほしい」
「なんと高潔な方か。……しかし、逃がすと言っても具体的には?私は撤退を許されていません。……申し訳ありませんが……」
申し訳ないなんて、本当は思っていない。
思える心は潰れてしまった。
この騎士もまた、憐れみを向けられるような存在ではあるのだけれど。
「貴方たちを捕らえるまで、この場から立ち去ることはできないのです……」
そんなことは誰も知らない。
山の翁も、カルデアのマスターも。
ただ見た事だけが事実。
「……では、右腕と足だ。我が首の代わりに、その右腕と足を貰う。これより一日、その足を動かさず、また右腕を封じられよ」
アーチャーのサーヴァント――――トリスタンの名を知るリンク達だけが、密やかにエンターキーを押した。
「情けない我が首だが、その代償としてなら釣り合おう」
「な……なんという。いけません、それでは、貴方は……」
「承諾と受け取った。――しからば、御免!」
頸動脈を切り裂く短刀。飛び散る鮮血。立香が両手で口を塞いで、驚愕を飲み込んだ。マシュの強張りは解けないまま。
「走れ、同胞たちよ……!東の呪腕であれば、そなたらを受け入れよう!」
「ああ……!ありがとうございます、ありがとうございます!」
もつれる足を懸命に動かして、難民たちが逃げていく。
「……自ら首を斬るとは……。これでは、私も約定を守るしかありません」
そちらに顔を向けてトリスタンは笑う。
もう笑うことしかできないから。
「お見事。お見事です。――ですが」
現実を知らしめるために放たれた刃は、難民に当たる前にかき消えた。
音の矢と、空気を切り裂く鉄の脚の衝突。鋭い破裂音。遠巻きに見ていた立香たちでさえ、響く衝撃に身を伏せた。
「(――――メルトリリス!?)」
塞いだままの唇が名を呼んだ。
途端入るSE、軽快なBGM。視界の端に繋がる不法通信!
「BB―――――、チャンネル―――――!」
何?????この状況で????
「おやおやおやぁ?お困りのようですねセ・ン・パ・イ♡」
はちみつキャラメルよりも甘い囁き。耳元で言われているような無駄な臨場感!
「でもでもご安心を!契約の範囲内です!ここはメルトリリスにお任せを!わるーい騎士さんは撃ち落としちゃいます♡」
ラスボス系後輩&ハイ・サーヴァント、ここぞという時に登場!
突然現れたサーヴァントに、トリスタンが動揺したのは一瞬だけ。
もう見えぬ瞳の向こうに立つ、気配をただ捕らえた。
「おや、新手ですか。山の翁に味方するということは、我らが獅子王の敵ということ。ご理解なさった上での行動でしょうか」
「――あら」
純白のプリマドンナが君臨して、フリルをふわりとさばいて笑む。
「なんて哀れで、惨めな赤い鳥。貴方が
「…………………」
「喜びなさい。私が代わりに、地に沈む貴方の、身も心も溶かしてあげる」
トリスタンは――――トリスタンは。
泡のように浮かんだ思考はすべて、ギフトにくべられて消えていく。
魂はもう灰になった。ここにいるのはただの残り香。
だから、こう答えるのも必然なのだ。
「スカイロフト?そんな場所、行きたいと思ったこともありませんが……」
勇者リンクに憧れていた騎士はもう、両目を潰したときに一緒に死んでしまったから。
――死んでしまったから?それがどうしたと勇者は言う!お前もお仕置きアスレチック行きでーす!
『(メルトリリスが勝手に飛び出していった!しかも勝手にリソースをごっそり持って行ってるぞう!わはは!もうこっちもしっちゃかめっちゃか!みんな!今のうちに逃げるんだ!)』
「えっ?あの??ドクター?あの、」
「よーし逃げるよ二人ともこっそりね」
「えっえっメルトはいいのえっ」
長夜のカタストロフィ、お呼びじゃないわ!
稲妻よりも鋭い、心臓マッサージをどうぞ!