ギフト 後々紹介します
(あぁ暇だな。とにかく暇だな。なにかやることはないのかな
結局魔界の王になっても暇には代わりないしもっと刺激がほしいんだよなぁ)
「おい主よ、心の声が駄々漏れだ。
それにやることはたくさんあるぞ?例えば今まさに門の前まで押し寄せてきている悪魔の撃退とかだな」
「出来るだけめんどくさいことはしたくないんだよねぇ....
それはベルゼブブがどうにかしてよー」
「私がやっては意味がない...とまではいかんがこれはやはり王である主が片付ける仕事であろう?
下克上に付き合ってやるのも王の仕事のうちなのだからな」
そう言いながらベルゼブブと言われた女の子は無数の蠅に変わって消えた。
「はぁー、めんどくさいしさっさと終わらせてお昼寝でもしようかね
まあ、これも暇潰しの1つになってくれてるし無駄だと分かってて突っ込んでくる
馬鹿がまだ居てくれて僕的には助かるんだけどいかんせん相手が弱すぎるのが問題なんだよなぁ」
そんなことを言いながら歩くこと数分、城門にたどり着き門を開けた瞬間に銀河は多数の攻撃を受けた。
「おいおい、門を開けた瞬間に攻撃することはないだろう。危うく城もろとも吹き飛ばすところだったよ?ルシファー君」
「城を吹き飛ばされるのは困るから今度から気を付けるとしようか」
「そう言いながら毎回のように門開けた瞬間に攻撃を仕掛けてるじゃないか」
和気藹々とまではいかないが雑談をしている二人
そこでルシファーが銀河に
「この魔界から出ると言うのは本当なのか?」
と聞いていた。
「うん、だって僕が魔界の王になったのは暇潰しが主な目的だからね。
そろそろ別の世界に旅に出ることにするよ。
でも僕は魔界の王の席を開ける訳じゃないから呼ばれたりなにか問題が起きたらすぐに駆けつけるよ?」
「それなら良い、主が王の席を開けたらまた戦争が起こるからな。
別の世界にいっている間くらいは魔界を守るくらいは私がやりきって見せるさ、だから楽しんでくるがいい。」
「流石はルシファーだね、話がわかる!でも下克上してきたんだしお仕置きをしなきゃね!」
「あぁ、当分会うことも無くなるだろうし出発祝いくらいには盛り上げてやろう!」
そう言いながら二人は拳を交えて戦闘を始めた。
「はぁ......やはり主は強いな、私なんぞが勝てるわけはなかったが、これで出発祝いくらいにはなっただろう?」
「あぁルシファーは普通に強いと思うぜ。だがまあ、相手が悪いってのともうちょっと戦術を組むことをおすすめしておこうか。
まあ僕が戻ってくるまでに戦術を考えて鍛練を怠らなかったら更に強くなれるはずだから頑張ってみるといいよ」
「了解した。主が戻ってくるまでこの魔界は守りきり、更に強くなっておくとしようか。」
「頑張ってくれよ。ここも僕の帰ってこれる故郷の1つなんだからね。
でも、もしも何かあったら直ぐに僕を呼ぶんだ、じゃないと僕が帰ってきたときに魔界がどうなるか分かったもんじゃないからね」
「わかってるさ、じゃあ行ってきな。
あ、俺たち悪魔が呼べる世界なら時々呼んでくれると主がどんなことしてるのかわかるし助かるな」
「いってくるよ
お前たちが呼べる世界なら言われなくても呼ぶつもりだから安心していいよ
あ、それと僕の配下の悪魔達に僕が魔界からいなくなったけど別世界の侵略軍が来たときはベルゼブブの指揮下のもと、相手を一切遠慮なしに消し飛ばしてもいいよっていっておいてくれると助かるよ」
そう言い残した蒼鎌 銀河は魔界と言う世界から姿を消した。
「さて、魔界から出てきたけどここは何処なのかな。
見た感じ亜龍とか木っ端悪魔が多いけど雰囲気的にはお祭りだね」
そんな感じの事を言いながら歩いていると声をかけられた
「ねぇあなた、どこのコミュニティに属しているの?」
「おやこれは可愛いお嬢さんだな、ここで会ったのも何かの縁だね、この世界のことを教えてもらえると助かるよ」
「教えてあげてもいいけど条件があるわ。
あなた強そうだし私のコミュニティ【グリムグリモワール・ハーメルン】に入らないかしら?」
「まあ、色々とこの世界のことを教えてくれるなら君のコミュニティに加入しようじゃないか」
これがこの世界にやって来た魔界の王と黒死斑の魔王の初めての出会いであった。