呪術師・碇シンジはエヴァパイロットである   作:けし

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鬱病らしいです(唐突)。

お待たせした理由にしては下の下ですが、何卒ご理解くださいませ。なお、投稿を止めたりはしません。間隔はお察し。

いろんなアイデアや意見を頂きましたが、なんやかんやでこうなった。折角ナナミンとか乙骨先輩出したんだから、何もさせないでは勿体なさすぎるし、新劇の早い段階でマリとか出したんだから出さなきゃ勿体ないヨネ!!
シンジも動揺すれば揺れます。だって子供だもの。まだ彼は、決して大人ではないのだ。
ちなみに綾波は零号機が謎のメンテナンスをしており間に合いませんでした(ということにした)。ごめん綾波。

終わらせたかったけど長くなりそうなので諦めた。中途半端ですみません。


弐拾陸. 呪い×福音×黒閃

「エヴァ3号機……、アスカが乗ってるやつだろうが!!?」

 

 激情と共にシンジが声を上げた。ミサトの言っていたことが確かならば、それは紛れもない事実。アスカを喰らった使徒だ。

 努めて呪力のコントロールを手放さないようにするシンジ。しかし、操縦桿を握るその手は震えていた。

 初号機から漏れ出る呪力が揺れる。使徒の烙印を押された福音が、紫色の福音の前で吠えた。

 

『それはすでに使徒だ。何度も言わせるな、初号機パイロット』

「っ、ふざけるなって、いってんだよ!」

 

 地を踏み潰して、使徒が駆ける。初号機が構え、それを受ける。取っ組み合いの形だ。

 

「アスカ! 返事をしろ!!」

 

 無言のまま、無機質な声が耳を叩く。何も込められていない、痛いだけの叫びだった。

 

「アスカァ!!」

 

 悲痛さすら感じる慟哭が、二度響く。しかし、焼き増しされたかのような光景に、シンジは言葉を失った。

 同僚が死ぬのは、不思議ではない。呪術師である以上、死は隣人である。あるいは、シンジ自身が死にかけることもあった。

 ──それでも、()()を喪うことをシンジは知らなかった。

 

「……なん、で」

 

 シンジが絶望に囚われると、力の抜けた初号機を使徒が押し倒した。大地が揺れ、木々にとまっていた鳥が喚いて飛び立つ。

 腕を押さえつけられた初号機は、なんの反抗もしない。3号機の姿をした使徒は、突如肩口からもう一組の不気味な腕を生やし、初号機の首を絞めた。シンクロしているシンジも、想像以上の力に息ができず、藻搔いていた。

 

「ァ……ガッ」

 

 いくら鍛えていようとも、シンジは人間。たとえ呪術師であろうとも、人間でしかない。酸素を奪われ、呪力を練ることも覚束なくなっていく。そして、シンジは簡単に意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

「初号機パイロット、意識途絶!」

「そんな!?」

 

 司令室に動揺が走る。オペレーターが目の当たりにした今のシンジの状況は、今までからは考えられないほどに追い詰められていた。

 仕方がないのだろう。シンジは苦戦することこそあれど、負けるような場面はなかった。冗談を言えるような余裕すら持ちながら使徒に相対し、そして勝ちを拾ってきた。意識が落ちるようなことなど、有り得なかった。

 状況が状況である。目の前の使徒は元3号機であり、友人が搭乗していた機体なのだ。子供離れした精神性のシンジですらも、揺らいでしまうのは是非もないことなのだ。

 

「碇……」

「フッ、シンジも掛け替えの無い人間を失うのは耐えられなかったらしいな」

 

 酷く嬉しそうに、碇ゲンドウが笑った。それが分かっていたかのように、薄ら寒い笑みを浮かべていた。自らの焼き直しのような現実を直視して、それを易々と受け入れられるものか。少なくとも碇ゲンドウは()()だった。

 

「このままでは初号機が破壊されてしまうぞ」

「分かっている」

 

 両肘を机について手を組む──いつもの姿のまま、極めて平坦な口ぶりで指示を出そうとする。

 

「初号機に侵食が進行しています! このままではパイロットが危険です!」

 

 伊吹が焦りを隠さずに報告する。侵食タイプの使徒が触れた箇所から、初号機への侵食が始まっていた。3号機とアスカの二の舞となるのも、このままでは時間の問題だった。

 初号機とのリンクが意図せずに切れてゆく。

 

「初号機とパイロットのリンクを解除。ダミーシステムを起動しろ」

「ダミーシステム!? しかしあれは……!」

 

 不安定で、危険を孕むシステムだ。その様を知るオペレーターは危険だと言うも、碇ゲンドウにそれを聞く耳はなかった。そしてオペレーターも、総司令官の命令を拒否することができなかった。

 ダミーシステムが起動し、すべての管制がパイロットからシステムへと移譲される。フィードバックも切られ、すでに無機質のパイロットが操縦する兵器と化した。

 

「システム解放。攻撃開始」

 

 小さな音を立てて、システムが起動する。初号機の口部装甲が破壊される。

 

「ダミーシステム解放! 正常に作動しています!」

「初号機の侵食が停止しました!」

 

 侵食自体は使徒本体が手を離せば止まるのだろう。そのこと自体は推察出来るし、今注目することでもない。ゲンドウ達はそう考えた。

 

「初号機の動きがありません!」

「なんだと!?」

 

 碇ゲンドウはいつもの体勢のまま、代わりにというように冬月が声を上げた。

 そして突然の乱入者と、不自然に吹き飛んだ使徒の姿がモニターに表れる。

 シンジと同年代の、刀を構えた黒髪の少年。ブロンドをオールバック気味に撫でつけた七三(シチサン)が目につく、何かの武器を携えたスーツ姿の男。考えるまでもなく、あちら側の人間なのだろう。スケールの差は明らかだと言うのに、それでもそこに立つことに彼らの理解が追いつかなかった。

 碇ゲンドウはそれらから目を切り、未だ動かない初号機に目を向けた。

 

「ユイ……」

 

 ボソリと、碇ゲンドウは誰にも聞こえない声で、そう呟いた。

 その時、司令室内にまたもアラートが鳴り響いた。

 

「今度は何だ」

「弐号機です! 誰かが弐号機に解凍処理を施して出撃しました! 搭乗者は」

「わかっている」

 

 碇ゲンドウは一つため息をこぼした。隣の冬月は先ほどまでの険しい顔つきから一転、どこか懐かしげなものを見た表情になっていた。

 

「彼女もまた、随分と無茶をするな」

 

 慌ただしくコンソールを叩き続けるオペレーターを見下ろす。守るだの、彼らのような使命は初めからもたないというのに。自分がここにいる理由はなんなのだろうか。

 再びモニター越しに、初号機越しに自身の息子を見る。計画にないイレギュラー(呪術師)要素を取り込んだ、もはや持て余しかけた駒だ。

 

「ダミーシステムのリンクが一部切断されました!」

「構わん、そのままだ」

 

 母の内にあるシンジを思ってか、それとも自身の計画が進まない苛立ちか。無意識のなかで、歯ぎしりの音が聞こえた気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ダミーシステムが起動する数秒前。シンジが意識を取り戻した。気絶したのはわずか十数秒ほどだった。

 

「っ、アスカ……」

 

 子供ながらに現実を知るゆえに、迷ってしまった。動揺していたゆえに、迷ってしまった。

 その時、一瞬だけ感じた。

 

「これは……、間違いない……!!」

 

 毎日のようにやり続けた鍛錬の成果。たとえ朦朧としていても無意識で練り続けろと言った。枯渇しない限り練り続ければ、普段から無意識で制御できるようになるからと。

 

「アスカ、まだ……!」

 

 しかし次の瞬間、電源が切れたように光が途絶え、すぐに異常だと分かるほどの赤に染まった。操縦桿から手を離すことができないように固定された。視界を塞ぐように何かが降りてきて、読めもしない文字が浮かび上がった。

 

「なん……だよ、コレ」

 

 操縦桿が動かせない。初号機との繋がりもなく、()()をされたとすぐに分かった。思い当たる節はない。ただ、この場面で操縦者を切り離すというのなら、操縦者に代わる何かがあるのだろう。そう考えて、シンジは気づいた。

 

 ──まさか、使徒を、アスカを殺す気か……!! 

 

 シンジに初号機を止める手段はない。呪力と術式で無理矢理に操縦桿から手を引き剥がした。多少破損しようとも、シンジの知ったことではない。

 リンクをカットしているが、戦ううちに形成された呪力のパスだけは例外だ。呪力の増大などはできないが、放出は出来る。

 シンジはニュートラルの無下限を展開した。特段名前が付いているわけでもない、言うなれば無下限の基本形だ。普通ならばこれですらも六眼がなければまともには使えない代物だが、シンジの神業じみた呪力制御により、辛うじて縛りなしで使えるものとなった。

 

「ぐぅ……っ」

 

 シンジ自身の呪力量は乙骨などとは比べようもなく少ない。並よりは多いものの、全開で赫や蒼を使えばすぐ様枯渇するような程度でしかない。ニュートラルでならば維持できるが、それもいつまで持つか。

 侵食が途切れ、呪力に晒された侵食部にあった使徒の一部が消えていく。押さえつけられた部分から圧力が消える。無下限の基本を知らぬ使徒は何が起きているかも分からず、とにかく力でもって潰さんと強めるも、無下限に阻まれ続ける堂々巡り。

 しかしやはり、シンジの呪力切れが早い。すでにほぼ自由な身である初号機は腕を押さえつけていた白腕を払い除けようとしていた。

 

「これ、は……?」

「──シンジ君!!」

 

 遠くから投げかけられた声は、小さいものだったが。ゆえにシンジには届かないものの。近づいてくる呪力が誰のものか、シンジには分かった。

 

「いきます七海さん! あの四つ腕に向かって投げろ! リカちゃん!!」

 

 僅かに肩で息をしていた乙骨ユウタが、背後にいるリカにそう言った。リカはもはや岩ではなく岩盤と形容すべきものを、形容しがたい声とともに全力で投げた。

 それは使徒に向かう──ではなく、使徒の直上に落下するような放物線を描いて投げられていた。

 

「やれやれ、すでに時間外労働ですが。はぁ──、手早く済ませましょう」

 

 その岩盤の上には、すでにネクタイを緩め、それを手に巻きつけて拳を構える七海ケントの姿。

 使徒は突然現れた小さき存在に脅威を見出せず、しかし呆然とその光景を眺めていた。

 

「十劃呪法──『瓦落瓦落』!!」

 

 縛りにより高まった呪力を存分にふるい、拡張術式を起動。たった拳の一撃で破壊された岩盤の、分厚い瓦礫。その一つ一つに呪力が纏わりついていく。

 生物としての本能か、初号機を押さえつけようとしていた全ての腕を頭上に翳し、使徒は巨大な瓦礫から身を守る選択をした。下敷きになっていたシンジは無下限により無傷であった。

 

「リカちゃん!!」

 

 瓦礫の雨が収まるやいなや、あの五条サトルをも上回る莫大な呪力により使徒の半分ほどの大きさに肥大化したリカが、鳥肌の立つ叫び声とともにその歪な拳を使徒の腹部に捩じ込み、後方へと吹っ飛ばした。

 さすがの使徒もその衝撃に俯いて沈黙した。シンジは呪力の動きから察せられる少々訳の分からない光景に内心で呆然としながらも、無下限を解く。

 しかし、シンジの顔から険はとれない。ダミーシステムが未だ初号機の操縦権を握るなかで、シンジは初号機との間の呪力パスを介してなけなしの呪力を注ぎ込み、初号機の動きを妨害していた。

 

 ──これ、明らかにおかしいよね……? 何か別の……いや、そんなことを考えてる暇はない……!! 

 

 何となくひっかかる違和感を飲み込みながら、呪力をギリギリまで削ってゆく。

 一方で使徒はというと、沈黙から立ち上がり、再び初号機を見据えていた。

 

 ──ああくそ、僕はどうすれば……っ!? アスカが使徒に呑まれた以上、本当にあのグラサンの言う通りにするしか──! 

 

 揺れた。初号機というより、地響きのような揺れだ。使徒の呪力(仮)の方角とは反対から、何かが来る。

 

『ヤッホー! シンジ君!!』

 

 拡声器を通して辺りにばら撒かれるのは、マリの陽気な声だ。リンクをカットされた初号機の中のシンジは、しかし突然リンクが回復した視界と音声に、その揺れの正体を知った。

 

『んー聞こえないのかにゃ? まだ電源ついてるよね? ケーブル繋がってるし。……あ、なるほど』

『なんで、弐号機が……?』

『ありゃ、そこのリンクが復活したのかにゃ』

 

 理解の速さは天才と呼ぶに相応しいもの。ある程度のエヴァの情報などを人知れず有する彼女は、何が起きたのかを即座に理解した。

 

『なんで動けないのかは分からないけど、とりあえず無事で良かったにゃん』

『どうやら、マリはこれについて知ってそう、だね』

 

 シンジの息が荒くなる。呪力を練るというより、絞り出すという状態に近い。そのくらいには底をつきかけていた。

 

『んー、多分今なら、何もしなくても動かないと思うよん。見えてて聞こえてるだけなら、もしかするとかなりのリンクが切れてると思う』

『……ほんとだ。いや、それはそれとして、なんでマリが弐号機に? 凍結とかそんなことされてるんじゃ』

『凍結処理って、ぶっちゃけエントリープラグの代わりに封印用のプラグ刺してあれこれしてあるだけだから、解凍は難しくないってわけ』

 

 アスカではない弐号機に感じる違和感をとりあえずは放り捨てて、開けた視界に使徒を映す。乙骨の呪霊と思しき巨大な呪霊が、何本もの腕を持つ使徒と取っ組み合う姿は、エヴァの戦いよりも非現実に見えた。そしてマリも、同じようなことを感じていた。

 

「目が覚めましたか、碇君」

『七海さん……』

 

 乙骨の戦闘にはスケール的に参戦できないと察した七海が、使徒の白い腕を術式で数本叩き折ってから初号機の方へ来た。

 

「これが終わったら説教です。戦場で足を止め、戦いを躊躇うなどとは」

『うっ……』

 

 思った以上にガチトーンの説教に縮こまるも、当然のことだとシンジは思った。

 

「……何を躊躇いましたか?」

『…………あれには、アスカが乗っています。使徒に呑まれて、でも生きているんです。友達を殺すなんて、僕には』

 

 はぁぁ、と大きなため息を吐く声がして、ガァン! と大きな音が響いた。七海が初号機を、その鉈で叩きつけた音だ。シンジはいつのまにか弐号機が3号機を押さえつけようと戦っていて、元の大きさに戻ったリカを背に、乙骨が大きな指向性メガホンを手にしているのを見た。

 

「私たちが、あれにその子が乗っていることに気づいていないとでも思いましたか?」

 

 呆れたように七海が言うと、シンジは何も言い返せなかった。

 

「あの赤いのも、乙骨君も、殺そうなどとは考えていません。とくに前者は本調子ではないようですし、乙骨君も決め手に欠けています」

 

 七海は怒るでもなく、諭すような口調で話を続けた。

 

「あとは君次第です。碇君」

 

 そう言って、七海はその場を離れた。

 

『んんんにゃぁぁぁああ!!!』

「離れて真希波さん!! リカちゃん、行くよ!! ──『吹っ飛べぇ!!』」

 

 弐号機が体勢を崩した直後、シンジが見たことのある意匠が刻まれたメガホンを通して、乙骨が叫ぶ。

 

「狗巻家の術式……、そういえばクラスメイトでしたね」

 

 呪言術。さる家系の相伝である高等術式であるそれを、乙骨は見事に模倣してみせた。七海が呟いた通り、乙骨は身近で幾度も見たためにここまでできている。

 それをダイレクトに受けた使徒は再び空へと吹き飛ばされ、訳もわからぬままに地面に激突した。

 シンジは皆がそうして戦う中、息も絶え絶えな身体で、拳を握った。

 

『僕は、何を迷ってたんでしょうね』

「そんなものは知りません。……しかし、覚悟は決まりましたか?」

 

 コクリと、シンジが頷いたその瞬間、ダミーシステムのリンクが切断され、全ての操縦権がシンジに戻ってきた。

 

 ──【Dirty Deeds Done Dirt Cheap】ってのは、まさしくこういうことか。初号機がくれた奇跡も、あの男がやらかしたことも、僕がやることも。……ほんっとに、馬鹿だなぁ、僕は。

 

『どんな理不尽もどんな不条理も、僕が望むものの邪魔になるならば消しとばすって、僕はそう決めてたのに。だから、僕はもう迷いません』

 

 開けた視界に使徒と、アスカを捉えて、操縦桿を握った。呪力が巡り、枯渇した呪力でもできる気がした。

 

『僕はここで、アスカを助けます』

 

 ガバリと、跳ねるように起き上がった初号機を駆けて、距離を取って見合っていた使徒と弐号機の間に割り込んだ。

 

『シンジ君……』

『ありがとうマリ。本調子じゃないんでしょ? あとは任せてよ。ここからは、僕がやる』

「シンジ君!」

『乙骨先輩、助けてくれてありがとうございます。あとは休んでてください』

 

 どこか吹っ切れたようなシンジに、乙骨は笑った。

 

『男の子だねぇ』

 

 マリは慈しむ眼差しで、微笑んでいた。

 

「七海さん、シンジ君は」

「彼ならもう心配ないでしょう。私たちの役割は終わりました。あとは、碇君に任せましょう」

 

 2人は顔を見合わせて頷くと、その場から後退し、そこからシンジの戦いを眺めることにした。

 

『ふぅぅ…………』

 

 見据える先に、使徒がいる。救うと決めた、友がいる。呪力が纏わり、流れていく。淀みのない流れに、七海と乙骨は予感した。

 

『行くぞ』

 

 数歩走って、最後の一歩で地を割って踏み込んだ。

 肩部から生えた何本もの腕が、初号機の身体を掴み、押さえ込もうとする。しかしそれは無下限に阻まれる。ニュートラルの無下限が触れることすらも許さない。

 懐に初号機が潜り込んだ。使徒はもはや棒立ちであり、初号機の右拳の呪力が膨れて。

 声無き声を、シンジが肚の奥からあげた。

 

──────(黒閃)っ!!』

 

 空間が歪み、呪力が黒く染まり、爆ぜた。

 本来あり得ないほどの呪力出力で為されたそれは、七海も見たことがないほどの暴威を生んだ。

 

『歯を食いしばれよアスカ。無理矢理にでも、君を引き摺り出す!』

 

 覚悟を叫び、シンジはその手で、新たな印を結んだ。

 

 

 

 




──子が親の愛を知らずとも、親は愛を送り続ける。例えそれを否定されようとも、それに気付かれずとも。それは己の、愛しいもののために。



リカちゃんは底無しの呪力の塊なのですし、大きさ変えたりもできるよね!てか0巻でそんなことしてなかったかな!?
呪言術!乙骨先輩の術式が明らかになればなぁ……。
あとナナミンはやっぱりインテリゴリラです。

途中の英語は某奇妙な作品の方の訳を当ててください。

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