理想的なムーブを走り続けるRTAはぁじまぁるよぉー!
前回小鈴ちゃんが死んだ目をしていたからなんでこんなに仕事を受けたのか話を聞こうとしていたんですよね。
オイッスー! まずうちさぁ……仕事……終わったんだけど、休憩しない? (やさしみ)
「あ、うん……そうだよね、休憩しないと……」
小鈴ちゃんがやっと手から木版を手放して椅子に溶けるようにもたれかかりましたね。目の下に隈もありますしここ最近はまともに寝てないんじゃ……?
「うん……断れない大型の依頼が二つも入っちゃって……」
人里内でそんな断れないような案件って発生するんですかね……しかも本関連で。稗田家関連ならありそうですがそんな二つも掛け持ちさせる無理をさせるとは思えないんですよね。
ということでキリキリ吐けおらぁん?
「…………写した本はそのまま持ってていいって言われたから……希少な本でこんな機会二度とないし、それが二つ同時に来て……」
「おいおい……それに私が巻き込まれたのか……」
「あは、は……」
はい、特に裏のない自業自得でしたね。
この本居小鈴ちゃんは好奇心が旺盛でそれが抑えられず時折……時折? トラブルを巻き起こすことがあります。妖魔本(ネクロノミコンなど)でも構わず読み内容を実践しようとするやべえ子です。SAN値どうなってんの?
そんな中でも本が特に好きで愛していると言っても過言ではない彼女はこういう本を手に入れることができる手段があれば躊躇なくやります。人に迷惑が掛かると分かっていても抑えきれない好奇心が噴出します。カワイイ面してしたたかな面もあるので騙されない様に気を付けてください。でもまぁ……(騙されても)かまへんか! なノンケ兄貴は根気よく付き合うと超絶カワイイ小鈴ちゃんが見れるので……走れ。
「だってだってぇ! この木版で今刷ってるやつとか地底の妖怪が書いたここだけにしかない希少な本だって言うんですよ!?」
「地底の妖怪が?」
はぇ~地底の妖怪でも本を書くんですねぇ。
ところでぇ……さっき役所の方から聞いたんですが地底って旧地獄の事ですよね? 旧地獄の妖怪って滅多に出てこないと思うんですけど……その妖怪が書いた本ってどんなのなんですかぁ?
「あっ! 本物か疑ってるんですか!?」
いやぁ……そんなこと無いっすよ(ホモは嘘つき)
本音で言えばかなり怪しんでますけどね。地底の妖怪というのは地上で生活できなくなった嫌われものの妖怪が集まる場所で文字通りこの幻想郷の地下にあります。一番有名なのは鬼ですかね。地下には数多くの鬼の妖怪が住み着いているんですが……闘争本能の塊である彼らが本を書きしたためるとか……(ありえ)ないです(辛辣)
「え? どんな人が持ってきたかって?」
どうせ怪しい行商人だろぉん?
「うーん、なんだか姿がぼんやりしててあんまり覚えてないんですけど……緑色の髪をした大きな帽子をつけた女の子だったような……」
緑色の髪をした……大きな帽子を被った女の子……?
……こいしちゃんかな? (震え声)
あのぉ……ちょっと作者の名前ぇ……見せてもらってもよろしいでしょうかぁ……? (震え声)
古明地さとり……ですねぇ。
なんやこの劇物……姉の創作物持ち出して木版印刷頼むとかこいしちゃんなに考えてんの!?
あっでもこれ地底の妖怪であるさとり様が書いてるので妖魔本ですねやったぁ……
はい説明します。
今出てきた二つの名前、
そうです、あの覚妖怪です。心が読めるやつです。
こいしちゃんの方は過去に覚妖怪故の苦悩から能力の核である第三の目を閉じてしまっており人の心の中を覗く事が出来なくなってしまっており能力ごと変化が起きるという一歩間違えると消滅の危機を乗り越えて能力も「無意識を操る程度の能力」へと変わっています。なお能力と一緒に自身の心も閉ざしてしまった模様で常に無意識でふらふらっと歩き回っています。居場所を特定出来ないしなんなら目の前にいても無意識に潜られていたら認識できないとかシスコンの
さとり様の方は言わずもがな天敵も天敵です。このビルドでは心のなかで毒吐きながら
しかも覚妖怪としての本能からか読んだ心をそのまま口に出して来るんですよねぇ。(SAN値が)イクイク~。
で、このさとり様なんっですが! なんと、本を書いてらっしゃいます。さとり様自身心を読めるという特質上自分ができない言葉だけのコミュニケーションが描かれ、本ゆえに心が読めず先が分からない展開が好きなのか本好き何ですよね。勿論ご自身が執筆した本は人目のつかないところに厳重に保管されている筈なんですが……なんでかここにあって今大量印刷の準備を整えられています。
自分が知らないところで人に見せるつもりも無かった本を預かり知らないところで人に渡り大量印刷されかけてるって……これって(死の)勲章ですよ?
こいしちゃんは本当に一体何を考えていたんですかね~
多分何も考えていない(確信)
「古明地さとりと言うと……地底の覚妖怪か心を読むという」
「多分そう、で慧音先生にやって貰っているのが本来のお仕事でとあるおじいちゃんから頼まれた写本」
ほんほん(劇ウマギャグ)……こっちは普通の本っぽいですね。
こっちまで何かあったら今回の周運が良すぎて明日死んでしまうんじゃないかと疑心暗鬼になるところでしたよ。
それにしても……あの妖魔本欲しいなぁ……(ねっとり)
最悪こいしちゃんが創作物を外に持ち出してさとり様が羞恥心マックスで回収しに来るパターンでも5日目には居なくなるので関係性が悪くなっても死にはしないでしょう。
じゃあ早速交渉を始めます。
お前の本が欲しかっ
今回はここまでです。ありがとうございました。
次→パゥワァが溜まったら
溜めるためにアマゾンの奥地に行くので失踪します。
※誤字報告あざます!