真5の主人公君があまりにすけべでドキドキしました。すけべの用法は正しくないです。雪子かアレックスかと思いました。6.16
「今度の時はもうちょっと計画性のあるやつにして欲しいですね。」
「まだ言う...?」
只今現実時間およそ12時。行きと同じくセヲリの悪魔の背に揺られてアラカワの武器屋に向かって行く。
疲れてウトウトしたいところだが乗っているのが車ではなく悪魔(鞍や鐙なんて素敵なものはない)なのでそんなふざけた真似をすればいろんな意味で即落ちする。
セヲリは横乗りでブランブラン足を振る余裕だが。僕も早く慣れたい。
「次は乗れる悪魔探ししないとね。私抜きでも動いてほしいし。いると移動速度が
「そんな見つかるもので?」
「武器とか戦い方とかすり合わせて行かないといけないけど意外といるよォ~?井の頭とかに。」
悪魔の活動地域やなんやかんやを聞きながら歩いていくと前方から二人の人物が手を振りながら現れた。
「おーーい!セヲリーー!」
僕と同い年くらいの男女だった。
顔立ちが似ているのできょうだいかもしれない。
「よー!セヲリお疲れーそいつが新しい奴?俺と同い年くらいじゃんやったねー俺...。」
「早いわお前。」
矢継ぎ早な少年にセヲリは馬上(悪魔だが)から踵を落とす。
ゴン、と鈍い音がして少年は頭を抱えて蹲った。
「おお...。」
そんな少年を足で僕に示してセヲリは紹介する。
「このバカはジョバンニ。で、あっちは双子の妹のアリス。」
アリスは知らないがジョバンニの名前はゆうべチラッと聞いた気がする。
セヲリとは結構親しいんだろう。踵落とし食らっていたし。
「よろしくー。」
「よろしく...。」
手を振って自己紹介をする。
僕の顔引き攣ってないだろうか。
「ねね、もう仲魔はいる?武器屋でメンテとかして時間あったら一緒に行かない?」
「どこ行くつもり?」
「アラカワ遊園!」
「本当は昨日行くつもりだったけどごちゃごちゃしたからさ、俺たちいるし大丈夫だろ?」
「ふーんいいんじゃね?...どうする?この2人ならそこそこ強いし私いなくても行けるよ。バカだけど。」
バカだけど。
「ひっでー!」
「自分が短大行ってるからって人を小馬鹿にするー!暴言ハンターイ!」
「うるせーだったら化学反応式くらいちゃんと覚えて点数取ってこい30点コンビ。」
「英語は85点取ったもん!」
「部活は優勝したしー!50m9秒切れないくせにー!」
どいつもこいつもひどい。
が、僕としては同い年くらいの子と一緒に色々できるのは嬉しい。
行くと返事をしようとした時、ブロロロロロ...とエンジン音が遠くから聞こえてきた。
セヲリ、ジョバンニ、アリス3人の顔が揃って険しくなる。
「エンジン...!?」
「まさか、ガイア!?嘘でしょ!?こんなすぐにまた!?」
「また遊園地には行けなさそうだな。降りて。」
「え!?」
ぺっ、とセヲリは僕を落馬させる勢いで降ろすと背負っていた槍を持ち直し音の方向を探らんと首を伸ばした。
セヲリの悪魔...ジードは背になっていると2階に届かんばかりの高さになる。
暫く目を細めていたが、げっ、という音がセヲリの喉から出た。
「燃えてるし先頭のバイク。どう見ても悪魔だ。しかも2ケツ。合わせて5台。」
「悪魔ってバイク乗れるの?」
「馬や戦車乗ってる奴いるくらいだからバイクくらいあるってことでしょ。2人とも、私の弟子任せるから一緒に始末しておいて。」
「デビューその日に対人戦やらせるの?キツくない?」
既に自分の獲物らしき鈍器をブンブン振り回しながら眉間に皺を寄せるアリス。殺る気充分と言った感じだ。
「アンタらの悪魔じゃ2ケツは無理だしこのまま私のになってたら道路で粗挽きミンチよ?仕方ないでしょ。ほら来た!」
セヲリを乗せたジードは一瞬で僕らの前に飛び出たと思うとバイクからの攻撃を弾いた。
「チッ。」
舌打ちが聞こえる。
ガキンガキンと攻撃を弾かれながら駆け抜けていくバイクから4つの影が飛び降りた。
バイクの後ろに乗っていた連中らしい。ギラギラとした視線がメット越しにでも感じられる。
「早く追っかけろよ!」
えらく刃の厚い刀(カットラス?)をブンと風切音を立てて構えながら叫ぶジョバンニ。
「わかってるってーの!!」
負けじと叫び返したセヲリはワープと思えるほどの速さでバイクを追って行った。
メガテン5発売日決定めでたいですね。ダイレクト中叫んでました。
制服の刺繍って東京の私立校とかはああいうのあるんでしょうか。
ジョバンニ:特攻
主人公と同年代の少年。双子の妹にアリスがいる。
セヲリに続く次鋒役で彼女より火力が高い。
頭が回らないわけではないがあまり後先は考えていないので時々アクシデントや物理制裁で痛い目に遭っている。
『ジョバンニ』は名前ではなく苗字が由来らしい。
アリス:トゥイードル
主人公と同年代の少女。双子の兄にジョバンニがいる。
若干ズレた性格で自信と周囲の状況が一致していない時がままあるが兄と一緒にいると反比例してまともになる。
テンプレ兄弟。